タルギ

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&bold(){Targi} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/181220-1138/games/targi/170521-1704/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=targi]] #contents *ゲーム画面 &ref(01:ゲーム画面.png) *目的と概要 部族カードを配置していき、相手プレイヤーよりも勝利点を稼ぐこと。-以下、フレーバーテキスト 砂粒がそうであるように砂漠の文化もすべてが同じわけではありません。遊牧民のトゥアレグ族がよい例です。 タルギ(トゥアレグ族の男性)は顔を覆い隠しますが、タルギア(トゥアレグ族の女性)は隠しません。 彼らタルギは家計を切り盛りし、家族の決定権を持っています。 幾つかの家族が集まって部族となり、Imascheren(または貴族:トゥアレグの貴族の呼び名)がその部族を率いています。 プレイヤー達はトゥアレグの部族の長として、お金やその他の利益を得るために特産品(ナツメヤシや塩など)を離れた場所の名産(胡椒など)と交換し、家族を繁栄させます。 各ラウンドには新しい商品カードが登場します。これらの商品カードは価値ある部族カードを手に入れる手段となります。 部族カードはゲーム中に様々な利益を提供し、ゲーム終了時には得点を与えます。 ゲーム終了時、最も得点を獲得していたプレイヤーが勝利します! *画面説明 &ref(02:画面説明.png) 1:メインボード(カードを25枚並べて縦5枚×横5枚のボード状にします) 2:部族カードの山札 3:商品カードの山札 4:各プレイヤーの場(カードを横4枚×縦に3段の最大12枚まで並べることができます) &bold(){<プレイヤー情報>} &ref(02:プレイヤー情報.png) 1:プレイヤーの現在の勝利点 2:手持ちの商品と金貨 3:キープ中の手札 4:スタートプレイヤーマーカー 5:タルギ駒と部族マーカー *このゲームで使うもの ・外周カード(16枚) 略奪イベントが4枚、特殊アクションのカードが6枚、商品カードが6枚の合計16枚です 特殊アクションの詳細については&u(){&link_anchor(外周カード){後述}}します ・部族カード(45枚) &ref(03:部族カード.png) ・商品カード(19枚) &ref(03:商品カード.png) ・金貨 &ref(03:金貨.png) ・タルギ駒(白3個、青3個ずつ) &ref(03:タルギ駒.png) ・部族マーカー(白2個、青2個ずつ) &ref(03:部族マーカー.png) ・盗賊駒 &ref(03:盗賊駒.png) ・商品タイル &ref(03:商品タイル.png) ・スタートプレイヤーマーカー &ref(03:スタートプレイヤーマーカー.png) ・勝利点トークン(銀十字) &ref(03:勝利点トークン.png) *セットアップ (BGAでは自動的にセットアップが行われます。読み飛ばしても構いません。) 1.外周カードを並べて外枠を形作ります。カードに書かれている1~16の番号順に配置します。 2.商品カードと部族カードをそれぞれの山に分けシャッフルした後に商品カード5枚、部族カード4枚を表向きで交互に外周の内側に並べます。 3.残りの部族カードは部族拡大スペースに置いて山札とし、残りの商品カードはその隣の隊商スペースに置いて山札とします。 4.盗賊駒を外周カード「1(貴族)」に置きます。 5.各プレイヤーにターギ駒3個と部族マーカー2個を配ります。 6.さらに各プレイヤーにナツメヤシ、塩、胡椒を2個ずつと金貨を1枚、そして勝利点4点を配ります。 7.最後にスタートプレイヤーがランダムに決定され、スタートプレイヤーマーカーを受け取ります。 *ゲームの流れ **盗賊の移動 各ラウンドの最初に、盗賊駒を時計まわりの方向に、外周カード上で1マス進めます。 第1ラウンドでは盗賊駒を外周カード「1(貴族)」の上に置きます。 盗賊駒が置かれているカードの上にはタルギ駒を置く事が出来ません。 盗賊駒が外周の角に到達すると、略奪が発生します。 略奪ではプレイヤー達が商品もしくは勝利点を失います(ゲームが進むと金貨も失います、&u(){&link_anchor(略奪){略奪}}の項を参照) **タルギ駒の配置 プレイヤーはスタートプレイヤーから交互にタルギ駒を1つずつ外周カードに3個全てを配置していきます。 お互いに、このラウンドで使用したい外周カードを3枚ずつ確保することになります。 ※以下のような場所には駒を置く事ができません ・盗賊駒の居るスペース ・「略奪(外周の角)」のスペース ・何れかのプレイヤーのタルギ駒が既に配置されているスペース ・(対角線上)向いのカードに相手のタルギ駒が置かれているスペース &ref(04:タルギ駒の配置A.png) 青プレイヤーが(1)に駒を置きます。 次に白プレイヤーが駒を置きますが、この画像の白い×のスペースには配置する事ができません。 相手の青プレイヤーのタルギ駒が既に配置されている外周カードの対角線上に位置するからです。 白プレイヤーは(1)にタルギ駒を配置することにしました。 &ref(04:タルギ駒の配置B.png) 次に青プレイヤーが2個目のタルギ駒を(2)に置きます。 彼は青い×のスペース(向かい側に白プレイヤーのタルギ駒がある)には駒を置く事ができません。 そして、白プレイヤーが盗賊駒の向かいに2個目のタルギ駒を置きます。 タルギ駒を盗賊駒の向かいに置く事は可能ですが、盗賊と同じスペースに置く事はできません。 &ref(04:タルギ駒の配置C.png) お互いのプレイヤーが3つのタルギ駒を配置し終えました。 **部族マーカーを交差点に置く 互いに3つ全てのタルギ駒を配置し終えたら各プレイヤーの部族マーカー2つが配置されます。 自分のタルギ駒から対角線上の向かいのカードに向かって引かれる線を想像して下さい。 このラインが交差するカードの上に自分の部族駒が置かれます(ほとんどの場合、交差点が2つできるので部族マーカーは2つ配置されます) ※プレイヤーが&bold(){タルギ駒を対角線上に配置している場合、交差点は1つ}しか発生しません。 この場合、配置する部族マーカーは1つだけです。 &ref(04:部族マーカーを交差点に置く.png) 各プレイヤーの部族マーカーが配置されました。 **アクションの実行 スタートプレイヤーから順に自分のタルギ駒と部族マーカーを置いているカードのアクションを全て実行します。 盤上の自分のタルギ駒・部族マーカーをクリックするとアクションが実行されます。アクションを実行する順番は、どのカードからでもかまいません。 しかし、アクションは1つずつ完了していかなければなりません(全てのアクションを実行しなくてもかまいません) アクションを実行したら、実行したアクションのカードから駒を取り除きます。 アクションが実行されたのが外周カードだった場合はカードはそのまま残しておきます。 実行されたのが中央エリアのカードであった場合(中央9枚のいずれかのカードであった場合)は部族マーカーを取り除いた後に、そのカードを以下の様に置き換えます。 ・商品カードのアクションが実行された場合 そのカードを(対応する商品を獲得した後に)商品カードの捨て札置場に置き、部族カードを山札から1枚引き、該当カードがあったスペースに裏向きのまま補充します。 ・部族カードのアクションが実行された場合 部族カードをプレイヤーが獲得した(または捨て札にした)後に該当カードがあったスペースに山札から1枚引いた商品カードが裏向きのまま補充されます。 つまり、&bold(){商品カードの代わりには部族カードが補充され、部族カードの代わりには商品カードが補充される}ということです。 商品カードの山札が枯渇した場合は商品カードの捨て札置場をシャッフルして新たな山札を作成します。 &ref(05:アクションの実行.png) カードに1つもしくは2つのものが描かれていた場合は(例:胡椒2つ等)プレイヤーは両方を獲得します。 カードに3つのものが「/」で区切られて描かれていた場合は、どれか1つを選択し獲得します。 &ref(05:選択式商品.png) 獲得された部族カードは、カードに描かれたコストを支払う事によってプレイヤーの場(画面説明の項の4)に置かれます。 プレイヤーがコストを払えない・または払いたくない場合はそのカードを手札として保持(<プレイヤー情報>の項の3)しておくことができます。 ただし各プレイヤーが手札としてキープできる部族カードの上限は1枚ずつです。 既に手札を1枚キープしている状態で部族カードが獲得され、それを自分の場に配置しなかった場合は、そのカードは部族カードの捨て札置場に置きます。 (キープしているカードと捨てようとしたカードを交換することはできません) 手札の部族カードを場にプレイしたい・または捨てたい場合は、自分のタルギ駒を「貴族」の外周カードに配置しアクションを利用しなければなりません。 そうすることでそのカードのコストを支払い、そのカードをプレイすることができます。(例外として貴族アクションを活用しなくても手札からカードのプレイを可能にする部族カードもあります) 貴族アクションを実行する時に、「もっと良いカードを場にプレイしたい」という場合は手札のカードを場にプレイせずに捨て札置き場に捨てることもできます。 **補充カードのオープンとスタートプレイヤーの交代 お互いのプレイヤーがアクションを終えたらラウンドは終了し、中央に裏向きで補充されられている商品カードと部族カードを表向きにします。 そしてスタートプレイヤーマーカーが相手に渡り、スタートプレイヤーを交代します。 次のラウンドが「盗賊の移動」から再び始まります。これをゲーム終了条件が満たされるまで繰り返します。 &u(){&bold(){※ラウンド終了時の商品/金貨の所持上限について}} 次のラウンドに持ち越せる商品と金貨の数には制限があります。 プレイヤーは自分の全てのアクションを実行した後、3種類の合計で10個を越える分の商品と、3枚を越える分の金貨をストックに戻さなくてはなりません。 戻す商品の種類は自分で選択できます。ラウンドの間は(アクションを全て終えるまでは)上限を越えていてもかまいません。 ラウンド終了前に部族カードコストへの利用や、「商人」や「銀細工師」での交換にあてることができます。 **部族カード 部族カードを場にプレイするコストはカードの右上に記されています。 カードの中には、コストが「/」で記されているものがあります。その場合どちらのコストで支払うかを選択することができます。 カードの右下には銀の十字架の個数で勝利点が記されています。多くのカードはゲーム中、プレイヤーに恩恵をもたらします。 カードの効果には単発のものと、一度カードをプレイした後ずっと続くものがあります。効果の詳細は、カードのテキストに記されています。 部族カードが場にプレイされたらすぐにその効果を利用することができます。 例えば、もしもカードの効果で金貨を1枚追加で獲得できる場合、そのカードをプレイしたラウンドからその効果を利用することができます。 自分の場にカードをプレイしていく時に、プレイヤーはカードを4枚ずつ3列に並べる必要があります。 各列は左から右に向かってカードが配置されなければなりません。次の列を並べ始めるのに、他の列が完成している必要はありません。 &ref(05:場の配置.png) 各プレイヤーは、場の各列に並行してカードを配置することができます。一旦配置されたカードの場所を変更する事はできません。 (例外として、プレイした2枚のカードの位置を入れ替えることのできる部族カードがあります) 部族カードは描かれているシンボルによって5種類に分けられています(泉、ラクダ乗り、オアシス、タルギア、テント) &ref(05:部族カードシンボル.png) &aname(略奪){} **略奪 盗賊駒が「略奪」のスペースに到達したら、プレイヤー達はそのスペースに描かれたものを失います。 各プレイヤーは勝利点もしくは商品(もしくは最後の略奪の場合、金貨1枚)を失います。失ったものは、ストックに戻します。 (例外として、略奪で何も失わずにすむ部族カードがあります) 略奪の後、盗賊駒は直ちに次のマスへ移動します。(盗賊駒が外周の角に居る状態でラウンドが始まることは絶対にありません) 例:1度目の略奪(右上の外周カード・第3ラウンド終了直後)での支払い #region &ref(06:略奪01B.png) 任意の商品1個または勝利点1点を支払います。 商品で支払う場合は、-や+をクリックして任意の商品の数字を「1」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 勝利点で支払う場合は[1点を支払う]をクリックします。 #endregion 例:2度目の略奪(右下の外周カード・第6ラウンド終了直後)での支払い #region &ref(06:略奪02.png) 任意の商品2個または勝利点1点を支払います。 商品で支払う場合は、-や+をクリックして任意の商品の数字を増減し、3種類を合わせた合計値を「2」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 勝利点で支払う場合は[1点を支払う]をクリックします。 #endregion 例:3度目の略奪(左下の外周カード・第9ラウンド終了直後)での支払い #region &ref(06:略奪03.png) 任意の商品3個または勝利点2点を支払います。 商品で支払う場合は、-や+をクリックして任意の商品の数字を増減し、3種類を合わせた合計値を「3」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 勝利点で支払う場合は[2点を支払う]をクリックします。 #endregion 例:最後の略奪(左上の外周カード・第12ラウンド終了直後)での支払い #region &ref(06:略奪04.png) 金貨1枚または勝利点3点を支払います。 金貨で支払う場合は、-や+をクリックして金貨の数字を「1」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 勝利点で支払う場合は[3点を支払う]をクリックします。 #endregion **ゲーム終了 ゲームはどちらかのプレイヤーが12枚目の部族カードを自分の場にプレイしたラウンドの最後に終了します。 スタートプレイヤーがゲーム終了条件を満たしても、もう一方のプレイヤーはラウンドの最後までプレイすることができます。 または、盗賊駒が最後の略奪スペースに移動した場合にも(最後の略奪イベント終了後に)ゲームは終了します。 ゲームが終了したらプレイヤー達は自分の勝利点(勝利点トークンや部族カードを含む銀十字の数)を合計します。 いくつかの部族カードはテキストで記されている通り、追加の勝利点が発生します。その後、各プレイヤーの部族カードの列による追加勝利点を加算します。 ・横1列4枚のカードのシンボルが全て同じ場合:該当する列1つごとに4勝利点 ・横1列4枚のカードのシンボルが全て異なる場合:該当する列1つごとに2勝利点 ゲーム中に初期勝利点・商品カード・外周カード・盗賊の襲撃で増減した勝利点の合計値  +場に出している部族カードに描かれた勝利点の合計値  +部族カードの効果による追加点  +場に並べた部族カードの同種列・別種列ボーナスの追加点  =総合勝利点 総合勝利点をより多く獲得したプレイヤーが勝利します。 同点の場合は金貨を多く所持しているプレイヤーが勝利します。それでも同点の場合は商品を多く所持しているプレイヤーが勝利します。それでも同点の場合は引き分けです。 (BGAのタイブレークでもそうなのかは未確認です。要検証) &ref(07:列のボーナス.png) 左のプレイヤーは、 1列目にはオアシス・オアシス・オアシス・泉と並べているので特に追加勝利点は加算されません。 2列目には泉を4枚並べているので同種シンボルボーナスで追加勝利点が4点加算されます。 3列目にはタルギアを4枚並べているので同種シンボルボーナスで追加勝利点が4点加算されます。 右のプレイヤーは、 1列目にはラクダ乗りを4枚並べているので同種シンボルボーナスで追加勝利点が4点加算されます。 2列目にはテントを並べていますが3枚しか並べられず4枚に満たないので特に追加勝利点は加算されません。 3列目にはタルギア・オアシス・泉・ラクダ乗りと並べているので別種シンボルボーナスで追加勝利点が2点加算されます。 &aname(外周カード){} *外周カードの特殊アクションについて &ref(08:外周カード.png) 外周カードは1~16の番号が割り振られており、番号順に並べて外枠を形作ります。 4・8・12・16番のカードは「略奪」です。四隅に位置するように配置します。 2・3・6・7・11・15番のカードは商品カードです。描かれている商品1個を獲得できます。 残りの特殊アクションについて解説していきます。 &bold(){「1:貴族」} &ref(08:貴族カード.png) 手札にキープ中のカードのコストを支払って場にプレイすることが出来ます。 またはその手札を捨てることができます。キープ中の手札の処分は貴族アクションで行います(例外もあります) &bold(){「5:商人」} &ref(08:商人カード.png) 同じ商品3つと金貨1枚、または同じ商品2つと別の商品1つを何度でも交換できます。 #region &ref(08:アクション(商人).png) -や+をクリックして任意の商品の数字を増減し、 商品3つを金貨1枚に交換する場合は商品1種の数値を「3」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 商品2つを他の商品1つに交換する場合は商品1種の数値を「2」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 #endregion &bold(){「9:蜃気楼」} &ref(08:蜃気楼カード.png) 中央エリアの部族マーカーを他の確保されていない中央のカードに移動し、移動先のカードの効果を移動前のカードの効果の代わりに使用することができます。 #region &ref(08:アクション(蜃気楼)A.png) 白プレイヤーが蜃気楼の効果を発動し、タルギアの部族カードに置かれている部族マーカーを別の空いている中央エリアのカードに移動させます。 移動元の部族マーカーが置かれているタルギアのカードをクリックします。 &ref(08:アクション(蜃気楼)B.png) 中央エリア左下のテントのカードが空いているのでここに移動させることにしました。 &ref(08:アクション(蜃気楼)C.png) テントの部族カードをクリックすることでタルギアからテントへと部族マーカーが移動しました。 &bold(){※移動をやり直すことはできません。} #endregion &bold(){「10:銀細工師」} &ref(08:銀細工師カード.png) 同種の商品2つを1勝利点、または同種の商品4つを3勝利点、または金貨1枚を2勝利点、または金貨2枚を4勝利点に交換することができます。 銀細工師のアクションでは&bold(){1度の手番中に1回だけしか交換できません。} 商品を勝利点に交換したうえでさらに金貨も勝利点に交換するというようなことはできません。 #region &ref(08:アクション(銀細工師).png) -や+をクリックして任意の商品の数字を増減し、 商品2つを1勝利点に交換する場合は商品1種の数値を「2」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 商品4つを3勝利点に交換する場合は商品1種の数値を「4」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 金貨1枚を2勝利点に交換する場合は金貨の数値を「1」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 金貨2枚を4勝利点に交換する場合は金貨の数値を「2」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 #endregion &bold(){「13:隊商」} &ref(08:隊商カード.png) 商品カードの山札の一番上のカードを引き表向きにし、カードに描かれているものを得ます。 (商品1つまたは商品2つ、または金貨1枚、もしくは1勝利点) &bold(){「14:部族拡大」} &ref(08:部族拡大カード.png) 部族カードの山札の一番上のカードを引き表向きにし、コストを支払ってそのカードを場にプレイするか、手札にキープすることができます。 (手札上限を越えている場合は捨て札にします) *強力な部族カードの紹介 部族カードには様々な効果が付随されていますが、中でもとくに強力な効果のあるカードがありますので一部紹介します。 これらの部族カードが盤面にある場合は優先して獲得することでゲームを優位に進められるかもしれません。 &bold(){「全ての○○が商品1個分安くなる」} &ref(09:カード紹介(コスト割引).png) 各種シンボルに同様のカードが存在します。 このカードを自分の場に配置したプレイヤーは、これ以降は該当するシンボルの部族カードを獲得する時に支払うコストが常に安くなります。 「商品1個」というのは塩・胡椒・ナツメヤシのいずれかを1個分だけ割り引けるということです。 該当シンボルの部族カードをプレイする際に選択画面が表示されるので支払う商品や金貨の個数を-や+をクリックして決定します。 ※金貨は「商品」扱いではないのでコストに金貨が含まれる場合は金貨は支払わなければなりません。 &bold(){「略奪時に何も支払わなくてもよくなる」} &ref(09:カード紹介(略奪回避).png) ゲーム中に最大4回まで行われる盗賊駒による「略奪」イベント発生時に、何も失わずに済むようになります。 このカードを自分の場に配置したプレイヤーは、これ以降は略奪イベント発生時に支払い画面が表示されなくなります。 略奪の被害を一切気にせずに商品や金貨を活用できるのでかなりのアドバンテージを得ることができます。 &bold(){「次ラウンドで対戦相手はタルギ駒を2個しか置けない」} &ref(09:カード紹介(タルギ駒削減).png) このカードを場にプレイしたプレイヤーではないほうのプレイヤーは次ラウンドに配置できるタルギ駒が3つではなく2つになってしまいます。 相手はタルギ駒1つと、タルギ駒の延長線上の交差点に配置する部族マーカー1つが減った状態で次ラウンドを行わなければなりません。 つまり通常ならばタルギ駒3つを置いた外周カード3枚と部族マーカー2つを置いたカード2枚の合計5枚を獲得できるところを、次ラウンドはカード3枚しか得られないということです。 この効果は次ラウンドにのみ影響します。次ラウンドが終了したら相手の配置できるタルギ駒は3つに戻ります。 &bold(){「コストよりも1個多く商品を支払い、貴族なしで手札を場に出せる」} &ref(09:カード紹介(貴族不要).png) このカードを自分の場に配置したプレイヤーは、これ以降は自分の手札としてキープしているカードがある場合に「貴族」アクションを行わずとも場に出せるようになります。 ただし、手札を場に出すには通常のコストに加えて任意の商品1個分を追加で支払わなければなりません。 「貴族」にタルギ駒を配置しなければならない分のタルギ駒を別のアクションに割り振ることができるようになる便利なカードです。 &bold(){「盗賊のいるカードにタルギ駒を置けるようになる」} &ref(09:カード紹介(盗賊と同居).png) このカードを自分の場に配置したプレイヤーは、これ以降は盗賊駒がいる外周カードにも自分のタルギ駒を置くことができるようになります。 便利な外周カードに盗賊がいるラウンドでも外周カードの効果を活用できるのは結構なアドバンテージです。 &bold(){「終了時、全て違う種類の完成行2行までが、2点ではなく4点になる」} &ref(09:カード紹介(別種列ボーナス4点).png) 通常ならば横1列4枚全てが別種である列はボーナス2点を追加点として獲得しますが、このカードを自分の場に配置したプレイヤーは別種ボーナスで4点を獲得します。 この効果が適用されるのは2列までです。別種4枚を並べた列を横3列作ったとしてもボーナス4点扱いになるのは2列ぶんまでです。もう1列は通常通り2点で計算します。
&bold(){Targi} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/181220-1138/games/targi/170521-1704/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=targi]] #contents *ゲーム画面 &ref(01:ゲーム画面.png) *目的と概要 部族カードを配置していき、相手プレイヤーよりも勝利点を稼ぐこと。-以下、フレーバーテキスト 砂粒がそうであるように砂漠の文化もすべてが同じわけではありません。遊牧民のトゥアレグ族がよい例です。 タルギ(トゥアレグ族の男性)は顔を覆い隠しますが、タルギア(トゥアレグ族の女性)は隠しません。 彼らタルギは家計を切り盛りし、家族の決定権を持っています。 幾つかの家族が集まって部族となり、Imascheren(または貴族:トゥアレグの貴族の呼び名)がその部族を率いています。 プレイヤー達はトゥアレグの部族の長として、お金やその他の利益を得るために特産品(ナツメヤシや塩など)を離れた場所の名産(胡椒など)と交換し、家族を繁栄させます。 各ラウンドには新しい商品カードが登場します。これらの商品カードは価値ある部族カードを手に入れる手段となります。 部族カードはゲーム中に様々な利益を提供し、ゲーム終了時には得点を与えます。 ゲーム終了時、最も得点を獲得していたプレイヤーが勝利します! *画面説明 &ref(02:画面説明.png) 1:メインボード(カードを25枚並べて縦5枚×横5枚のボード状にします) 2:部族カードの山札 3:商品カードの山札 4:各プレイヤーの場(カードを横4枚×縦に3段の最大12枚まで並べることができます) &bold(){<プレイヤー情報>} &ref(02:プレイヤー情報.png) 1:プレイヤーの現在の勝利点 2:手持ちの商品と金貨 3:キープ中の手札 4:スタートプレイヤーマーカー 5:タルギ駒と部族マーカー *このゲームで使うもの ・外周カード(16枚) 略奪イベントが4枚、特殊アクションのカードが6枚、商品カードが6枚の合計16枚です 特殊アクションの詳細については&u(){&link_anchor(外周カード){後述}}します ・部族カード(45枚) &ref(03:部族カード.png) ・商品カード(19枚) &ref(03:商品カード.png) ・金貨 &ref(03:金貨.png) ・タルギ駒(白3個、青3個ずつ) &ref(03:タルギ駒.png) ・部族マーカー(白2個、青2個ずつ) &ref(03:部族マーカー.png) ・盗賊駒 &ref(03:盗賊駒.png) ・商品タイル &ref(03:商品タイル.png) ・スタートプレイヤーマーカー &ref(03:スタートプレイヤーマーカー.png) ・勝利点トークン(銀十字) &ref(03:勝利点トークン.png) *セットアップ (BGAでは自動的にセットアップが行われます。読み飛ばしても構いません。) 1.外周カードを並べて外枠を形作ります。カードに書かれている1~16の番号順に配置します。 2.商品カードと部族カードをそれぞれの山に分けシャッフルした後に商品カード5枚、部族カード4枚を表向きで交互に外周の内側に並べます。 3.残りの部族カードは部族拡大スペースに置いて山札とし、残りの商品カードはその隣の隊商スペースに置いて山札とします。 4.盗賊駒を外周カード「1(貴族)」に置きます。 5.各プレイヤーにターギ駒3個と部族マーカー2個を配ります。 6.さらに各プレイヤーにナツメヤシ、塩、胡椒を2個ずつと金貨を1枚、そして勝利点4点を配ります。 7.最後にスタートプレイヤーがランダムに決定され、スタートプレイヤーマーカーを受け取ります。 *ゲームの流れ **盗賊の移動 各ラウンドの最初に、盗賊駒を時計まわりの方向に、外周カード上で1マス進めます。 第1ラウンドでは盗賊駒を外周カード「1(貴族)」の上に置きます。 盗賊駒が置かれているカードの上にはタルギ駒を置く事が出来ません。 盗賊駒が外周の角に到達すると、略奪が発生します。 略奪ではプレイヤー達が商品もしくは勝利点を失います(ゲームが進むと金貨も失います、&u(){&link_anchor(略奪){略奪}}の項を参照) **タルギ駒の配置 プレイヤーはスタートプレイヤーから交互にタルギ駒を1つずつ外周カードに3個全てを配置していきます。 お互いに、このラウンドで使用したい外周カードを3枚ずつ確保することになります。 ※以下のような場所には駒を置く事ができません ・盗賊駒の居るスペース ・「略奪(外周の角)」のスペース ・何れかのプレイヤーのタルギ駒が既に配置されているスペース ・(対角線上)向いのカードに相手のタルギ駒が置かれているスペース &ref(04:タルギ駒の配置A.png) 青プレイヤーが(1)に駒を置きます。 次に白プレイヤーが駒を置きますが、この画像の白い×のスペースには配置する事ができません。 相手の青プレイヤーのタルギ駒が既に配置されている外周カードの対角線上に位置するからです。 白プレイヤーは(1)にタルギ駒を配置することにしました。 &ref(04:タルギ駒の配置B.png) 次に青プレイヤーが2個目のタルギ駒を(2)に置きます。 彼は青い×のスペース(向かい側に白プレイヤーのタルギ駒がある)には駒を置く事ができません。 そして、白プレイヤーが盗賊駒の向かいに2個目のタルギ駒を置きます。 タルギ駒を盗賊駒の向かいに置く事は可能ですが、盗賊と同じスペースに置く事はできません。 &ref(04:タルギ駒の配置C.png) お互いのプレイヤーが3つのタルギ駒を配置し終えました。 **部族マーカーを交差点に置く 互いに3つ全てのタルギ駒を配置し終えたら各プレイヤーの部族マーカー2つが配置されます。 自分のタルギ駒から対角線上の向かいのカードに向かって引かれる線を想像して下さい。 このラインが交差するカードの上に自分の部族駒が置かれます(ほとんどの場合、交差点が2つできるので部族マーカーは2つ配置されます) ※プレイヤーが&bold(){タルギ駒を対角線上に配置している場合、交差点は1つ}しか発生しません。 この場合、配置する部族マーカーは1つだけです。 &ref(04:部族マーカーを交差点に置く.png) 各プレイヤーの部族マーカーが配置されました。 **アクションの実行 スタートプレイヤーから順に自分のタルギ駒と部族マーカーを置いているカードのアクションを全て実行します。 盤上の自分のタルギ駒・部族マーカーをクリックするとアクションが実行されます。アクションを実行する順番は、どのカードからでもかまいません。 しかし、アクションは1つずつ完了していかなければなりません(全てのアクションを実行しなくてもかまいません) アクションを実行したら、実行したアクションのカードから駒を取り除きます。 アクションが実行されたのが外周カードだった場合はカードはそのまま残しておきます。 実行されたのが中央エリアのカードであった場合(中央9枚のいずれかのカードであった場合)は部族マーカーを取り除いた後に、そのカードを以下の様に置き換えます。 ・商品カードのアクションが実行された場合 そのカードを(対応する商品を獲得した後に)商品カードの捨て札置場に置き、部族カードを山札から1枚引き、該当カードがあったスペースに裏向きのまま補充します。 ・部族カードのアクションが実行された場合 部族カードをプレイヤーが獲得した(または捨て札にした)後に該当カードがあったスペースに山札から1枚引いた商品カードが裏向きのまま補充されます。 つまり、&bold(){商品カードの代わりには部族カードが補充され、部族カードの代わりには商品カードが補充される}ということです。 商品カードの山札が枯渇した場合は商品カードの捨て札置場をシャッフルして新たな山札を作成します。 &ref(05:アクションの実行.png) カードに1つもしくは2つのものが描かれていた場合は(例:胡椒2つ等)プレイヤーは両方を獲得します。 カードに3つのものが「/」で区切られて描かれていた場合は、どれか1つを選択し獲得します。 &ref(05:選択式商品.png) 獲得された部族カードは、カードに描かれたコストを支払う事によってプレイヤーの場(画面説明の項の4)に置かれます。 プレイヤーがコストを払えない・または払いたくない場合はそのカードを手札として保持(<プレイヤー情報>の項の3)しておくことができます。 ただし各プレイヤーが手札としてキープできる部族カードの上限は1枚ずつです。 既に手札を1枚キープしている状態で部族カードが獲得され、それを自分の場に配置しなかった場合は、そのカードは部族カードの捨て札置場に置きます。 (キープしているカードと捨てようとしたカードを交換することはできません) 手札の部族カードを場にプレイしたい・または捨てたい場合は、自分のタルギ駒を「貴族」の外周カードに配置しアクションを利用しなければなりません。 そうすることでそのカードのコストを支払い、そのカードをプレイすることができます。(例外として貴族アクションを活用しなくても手札からカードのプレイを可能にする部族カードもあります) 貴族アクションを実行する時に、「もっと良いカードを場にプレイしたい」という場合は手札のカードを場にプレイせずに捨て札置き場に捨てることもできます。 **補充カードのオープンとスタートプレイヤーの交代 お互いのプレイヤーがアクションを終えたらラウンドは終了し、中央に裏向きで補充されられている商品カードと部族カードを表向きにします。 そしてスタートプレイヤーマーカーが相手に渡り、スタートプレイヤーを交代します。 次のラウンドが「盗賊の移動」から再び始まります。これをゲーム終了条件が満たされるまで繰り返します。 &u(){&bold(){※ラウンド終了時の商品/金貨の所持上限について}} 次のラウンドに持ち越せる商品と金貨の数には制限があります。 プレイヤーは自分の全てのアクションを実行した後、3種類の合計で10個を越える分の商品と、3枚を越える分の金貨をストックに戻さなくてはなりません。 戻す商品の種類は自分で選択できます。ラウンドの間は(アクションを全て終えるまでは)上限を越えていてもかまいません。 ラウンド終了前に部族カードコストへの利用や、「商人」や「銀細工師」での交換にあてることができます。 **部族カード 部族カードを場にプレイするコストはカードの右上に記されています。 カードの中には、コストが「/」で記されているものがあります。その場合どちらのコストで支払うかを選択することができます。 カードの右下には銀の十字架の個数で勝利点が記されています。多くのカードはゲーム中、プレイヤーに恩恵をもたらします。 カードの効果には単発のものと、一度カードをプレイした後ずっと続くものがあります。効果の詳細は、カードのテキストに記されています。 部族カードが場にプレイされたらすぐにその効果を利用することができます。 例えば、もしもカードの効果で金貨を1枚追加で獲得できる場合、そのカードをプレイしたラウンドからその効果を利用することができます。 自分の場にカードをプレイしていく時に、プレイヤーはカードを4枚ずつ3列に並べる必要があります。 各列は左から右に向かってカードが配置されなければなりません。次の列を並べ始めるのに、他の列が完成している必要はありません。 &ref(05:場の配置.png) 各プレイヤーは、場の各列に並行してカードを配置することができます。一旦配置されたカードの場所を変更する事はできません。 (例外として、プレイした2枚のカードの位置を入れ替えることのできる部族カードがあります) 部族カードは描かれているシンボルによって5種類に分けられています(泉、ラクダ乗り、オアシス、タルギア、テント) &ref(05:部族カードシンボル.png) &aname(略奪){} **略奪 盗賊駒が「略奪」のスペースに到達したら、プレイヤー達はそのスペースに描かれたものを失います。 各プレイヤーは勝利点もしくは商品(もしくは最後の略奪の場合、金貨1枚)を失います。失ったものは、ストックに戻します。 (例外として、略奪で何も失わずにすむ部族カードがあります) 略奪の後、盗賊駒は直ちに次のマスへ移動します。(盗賊駒が外周の角に居る状態でラウンドが始まることは絶対にありません) 例:1度目の略奪(右上の外周カード・第3ラウンド終了直後)での支払い #region &ref(06:略奪01B.png) 任意の商品1個または勝利点1点を支払います。 商品で支払う場合は、-や+をクリックして任意の商品の数字を「1」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 勝利点で支払う場合は[1点を支払う]をクリックします。 #endregion 例:2度目の略奪(右下の外周カード・第6ラウンド終了直後)での支払い #region &ref(06:略奪02.png) 任意の商品2個または勝利点1点を支払います。 商品で支払う場合は、-や+をクリックして任意の商品の数字を増減し、3種類を合わせた合計値を「2」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 勝利点で支払う場合は[1点を支払う]をクリックします。 #endregion 例:3度目の略奪(左下の外周カード・第9ラウンド終了直後)での支払い #region &ref(06:略奪03.png) 任意の商品3個または勝利点2点を支払います。 商品で支払う場合は、-や+をクリックして任意の商品の数字を増減し、3種類を合わせた合計値を「3」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 勝利点で支払う場合は[2点を支払う]をクリックします。 #endregion 例:最後の略奪(左上の外周カード・第12ラウンド終了直後)での支払い #region &ref(06:略奪04.png) 金貨1枚または勝利点3点を支払います。 金貨で支払う場合は、-や+をクリックして金貨の数字を「1」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 勝利点で支払う場合は[3点を支払う]をクリックします。 #endregion **ゲーム終了 ゲームはどちらかのプレイヤーが12枚目の部族カードを自分の場にプレイしたラウンドの最後に終了します。 スタートプレイヤーがゲーム終了条件を満たしても、もう一方のプレイヤーはラウンドの最後までプレイすることができます。 または、盗賊駒が最後の略奪スペースに移動した場合にも(最後の略奪イベント終了後に)ゲームは終了します。 ゲームが終了したらプレイヤー達は自分の勝利点(勝利点トークンや部族カードを含む銀十字の数)を合計します。 いくつかの部族カードはテキストで記されている通り、追加の勝利点が発生します。その後、各プレイヤーの部族カードの列による追加勝利点を加算します。 ・横1列4枚のカードのシンボルが全て同じ場合:該当する列1つごとに4勝利点 ・横1列4枚のカードのシンボルが全て異なる場合:該当する列1つごとに2勝利点 ゲーム中に初期勝利点・商品カード・外周カード・盗賊の襲撃で増減した勝利点の合計値  +場に出している部族カードに描かれた勝利点の合計値  +部族カードの効果による追加点  +場に並べた部族カードの同種列・別種列ボーナスの追加点  =総合勝利点 総合勝利点をより多く獲得したプレイヤーが勝利します。 同点の場合は金貨を多く所持しているプレイヤーが勝利します。それでも同点の場合は商品を多く所持しているプレイヤーが勝利します。それでも同点の場合は引き分けです。 (BGAのタイブレークでもそうなのかは未確認です。要検証) &ref(07:列のボーナス.png) 左のプレイヤーは、 1列目にはオアシス・オアシス・オアシス・泉と並べているので特に追加勝利点は加算されません。 2列目には泉を4枚並べているので同種シンボルボーナスで追加勝利点が4点加算されます。 3列目にはタルギアを4枚並べているので同種シンボルボーナスで追加勝利点が4点加算されます。 右のプレイヤーは、 1列目にはラクダ乗りを4枚並べているので同種シンボルボーナスで追加勝利点が4点加算されます。 2列目にはテントを並べていますが3枚しか並べられず4枚に満たないので特に追加勝利点は加算されません。 3列目にはタルギア・オアシス・泉・ラクダ乗りと並べているので別種シンボルボーナスで追加勝利点が2点加算されます。 &aname(外周カード){} *外周カードの特殊アクションについて &ref(08:外周カード.png) 外周カードは1~16の番号が割り振られており、番号順に並べて外枠を形作ります。 4・8・12・16番のカードは「略奪」です。四隅に位置するように配置します。 2・3・6・7・11・15番のカードは商品カードです。描かれている商品1個を獲得できます。 残りの特殊アクションについて解説していきます。 &bold(){「1:貴族」} &ref(08:貴族カード.png) 手札にキープ中のカードのコストを支払って場にプレイすることが出来ます。 またはその手札を捨てることができます。キープ中の手札の処分は貴族アクションで行います(例外もあります) &bold(){「5:商人」} &ref(08:商人カード.png) 同じ商品3つと金貨1枚、または同じ商品2つと別の商品1つを何度でも交換できます。 #region &ref(08:アクション(商人).png) -や+をクリックして任意の商品の数字を増減し、 商品3つを金貨1枚に交換する場合は商品1種の数値を「3」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 商品2つを他の商品1つに交換する場合は商品1種の数値を「2」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 #endregion &bold(){「9:蜃気楼」} &ref(08:蜃気楼カード.png) 中央エリアの部族マーカーを他の確保されていない中央のカードに移動し、移動先のカードの効果を移動前のカードの効果の代わりに使用することができます。 #region &ref(08:アクション(蜃気楼)A.png) 白プレイヤーが蜃気楼の効果を発動し、タルギアの部族カードに置かれている部族マーカーを別の空いている中央エリアのカードに移動させます。 移動元の部族マーカーが置かれているタルギアのカードをクリックします。 &ref(08:アクション(蜃気楼)B.png) 中央エリア左下のテントのカードが空いているのでここに移動させることにしました。 &ref(08:アクション(蜃気楼)C.png) テントの部族カードをクリックすることでタルギアからテントへと部族マーカーが移動しました。 &bold(){※移動をやり直すことはできません。} #endregion &bold(){「10:銀細工師」} &ref(08:銀細工師カード.png) 同種の商品2つを1勝利点、または同種の商品4つを3勝利点、または金貨1枚を2勝利点、または金貨2枚を4勝利点に交換することができます。 銀細工師のアクションでは&bold(){1度の手番中に1回だけしか交換できません。} 商品を勝利点に交換したうえでさらに金貨も勝利点に交換するというようなことはできません。 #region &ref(08:アクション(銀細工師).png) -や+をクリックして任意の商品の数字を増減し、 商品2つを1勝利点に交換する場合は商品1種の数値を「2」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 商品4つを3勝利点に交換する場合は商品1種の数値を「4」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 金貨1枚を2勝利点に交換する場合は金貨の数値を「1」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 金貨2枚を4勝利点に交換する場合は金貨の数値を「2」にした状態で[選択した商品を払う]をクリックします。 #endregion &bold(){「13:隊商」} &ref(08:隊商カード.png) 商品カードの山札の一番上のカードを引き表向きにし、カードに描かれているものを得ます。 (商品1つまたは商品2つ、または金貨1枚、もしくは1勝利点) &bold(){「14:部族拡大」} &ref(08:部族拡大カード.png) 部族カードの山札の一番上のカードを引き表向きにし、コストを支払ってそのカードを場にプレイするか、手札にキープすることができます。 (手札上限を越えている場合は捨て札にします) *強力な部族カードの紹介 部族カードには様々な効果が付随されていますが、中でもとくに強力な効果のあるカードがありますので一部紹介します。 これらの部族カードが盤面にある場合は優先して獲得することでゲームを優位に進められるかもしれません。 &bold(){「全ての○○が商品1個分安くなる」} &ref(09:カード紹介(コスト割引).png) 各種シンボルに同様のカードが存在します。 このカードを自分の場に配置したプレイヤーは、これ以降は該当するシンボルの部族カードを獲得する時に支払うコストが常に安くなります。 「商品1個」というのは塩・胡椒・ナツメヤシのいずれかを1個分だけ割り引けるということです。 該当シンボルの部族カードをプレイする際に選択画面が表示されるので支払う商品や金貨の個数を-や+をクリックして決定します。 ※金貨は「商品」扱いではないのでコストに金貨が含まれる場合は金貨は支払わなければなりません。 &bold(){「略奪時に何も支払わなくてもよくなる」} &ref(09:カード紹介(略奪回避).png) ゲーム中に最大4回まで行われる盗賊駒による「略奪」イベント発生時に、何も失わずに済むようになります。 このカードを自分の場に配置したプレイヤーは、これ以降は略奪イベント発生時に支払い画面が表示されなくなります。 略奪の被害を一切気にせずに商品や金貨を活用できるのでかなりのアドバンテージを得ることができます。 &bold(){「次ラウンドで対戦相手はタルギ駒を2個しか置けない」} &ref(09:カード紹介(タルギ駒削減).png) このカードを場にプレイしたプレイヤーではないほうのプレイヤーは次ラウンドに配置できるタルギ駒が3つではなく2つになってしまいます。 相手はタルギ駒1つと、タルギ駒の延長線上の交差点に配置する部族マーカー1つが減った状態で次ラウンドを行わなければなりません。 つまり通常ならばタルギ駒3つを置いた外周カード3枚と部族マーカー2つを置いたカード2枚の合計5枚を獲得できるところを、次ラウンドはカード3枚しか得られないということです。 この効果は次ラウンドにのみ影響します。次ラウンドが終了したら相手の配置できるタルギ駒は3つに戻ります。 &bold(){「コストよりも1個多く商品を支払い、貴族なしで手札を場に出せる」} &ref(09:カード紹介(貴族不要).png) このカードを自分の場に配置したプレイヤーは、これ以降は自分の手札としてキープしているカードがある場合に「貴族」アクションを行わずとも場に出せるようになります。 ただし、手札を場に出すには通常のコストに加えて任意の商品1個分を追加で支払わなければなりません。 「貴族」にタルギ駒を配置しなければならない分のタルギ駒を別のアクションに割り振ることができるようになる便利なカードです。 &bold(){「盗賊のいるカードにタルギ駒を置けるようになる」} &ref(09:カード紹介(盗賊と同居).png) このカードを自分の場に配置したプレイヤーは、これ以降は盗賊駒がいる外周カードにも自分のタルギ駒を置くことができるようになります。 便利な外周カードに盗賊がいるラウンドでも外周カードの効果を活用できるのは結構なアドバンテージです。 &bold(){「終了時、全て違う種類の完成行2行までが、2点ではなく4点になる」} &ref(09:カード紹介(別種列ボーナス4点).png) 通常ならばゲーム終了時に横1列4枚全てが別種である列はボーナス2点を追加点として獲得しますが、このカードを自分の場に配置したプレイヤーはゲーム終了時に別種ボーナスで4点を獲得します。 この効果が適用されるのは2列までです。別種4枚を並べた列を横3列作ったとしてもボーナス4点扱いになるのは2列ぶんまでです。残りのもう1列は通常通り2点で計算します。

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