ディアムス

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&bold(){Diam's} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/180503-1605/games/diams/151125-1119/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=diams]] #contents *ゲーム画面 &ref(01:ゲーム画面.png) *概要 ディアムス(Diam's)はダイヤモンドを集めるセットコレクションゲームです。 各プレイヤーは市場からダイヤを集め、同じ色のダイヤ3個以上を1セットとして自分の金庫に保管していきます。 ラウンド終了時に金庫内のコレクションの価値や品質などを比較し、より良いコレクションを揃えたプレイヤーが高得点を獲得します。 ゲーム終了時に最も勝利点チップを稼いでいたプレイヤーが勝者です。 *画面説明 &ref(02:画面説明.png) 1:市場  山札から引かれたダイヤ、プレイヤーの手札からリリースされたダイヤが並べられていきます。  市場に並べられていくカードの枚数は(山札が尽きない限り)際限はありません。  ゲーム途中で市場のダイヤが無くなってしまった場合は山札から3枚が引かれ市場にダイヤを3個並べます。 2:自分の手札  初期手札は各プレイヤー3枚ずつ持っています。手札に保持できる上限は5枚までです。  プレイヤーの手札が6枚を超えた場合はぴったり5枚になるように余剰カードを市場にリリースする、あるいは捨てる(スペシャルカードの場合)必要があります。 3:自分の金庫  同じ種類のダイヤ3個以上を1セットとして保管していく場所です。 4:ラウンド表示  現在のラウンド数の表示です。  「標準」が設定されている場合は3ラウンド勝負となります。  「クイックゲーム」が設定されている場合は1ラウンド勝負となります。 5:山札  ここから市場または手札にカードを引いていきます。 6:捨て札  ここには使用されたスペシャルカード、あるいは捨てられたスペシャルカードが置かれます。 7:プレイヤー情報  ☆マークの左の値がプレイヤーの獲得した勝利チップ数になります。  手のひらマークの右の値はプレイヤーの手札枚数です。  金庫マークの右の値は金庫に保管されているダイヤの総個数です。 *ルール説明 **ゲームのセットアップ  ゲーム開始時には山札から市場にカードを3枚、各プレイヤーに3枚ずつカードを配ります。  市場に配られたカードにスペシャルカードが含まれていた場合はスペシャルカードを捨て札に置き、代わりのカードを山札から引きます。  (ダイヤカードが出るまで引き直します) **カードの説明 ディアムスではダイヤカード50枚、スペシャルカード3枚、閉鎖カード1枚の合計54枚のカードを使用します。 ***ダイヤカード &ref(03:ダイヤカード.png) ダイヤカードは各色5枚ずつ存在し、ダイヤの種類ごとにコレクションとしての価値が大きく異なります。 例えば1の品質のダイヤは金庫に3個保管されていれば4ポイント、4個ならば7ポイント、5個ならば12ポイントとなります。 10の品質のダイヤの場合3個なら2ポイント、4個なら5ポイント、5個なら10ポイントとなります。 &bold(){ダイヤの価値と品質は必ずしも比例しない(&u(){最も価値があるダイヤは7の品質})}のでカード下部のポイント表記をよく確認して下さい。 また、各ラウンド終了時に手札内のダイヤの数値の和が最も大きく価値のあるプレーヤーにはボーナス3ポイントが与えられます(同値の場合はボーナス無し) &bold(){<特別な純度のダイヤについて>} &ref(03:特別な純度のダイヤ.png) 品質値の右に拡大鏡マークの書かれたダイヤは「特別な純度のダイヤ」です。各品質ごとに1枚ずつ存在します。 各ラウンド終了時に特別な純度のダイヤを最も多く金庫内に所持しているプレイヤーには&bold(){ボーナス5ポイント}が与えられます。 (複数プレイヤーが同数所持の場合は2ポイントずつ) ***スペシャルカード 各ターンのフェイズ2のアクションの代わりに実行できる特別な3枚のカードです。 【護送列車】【金庫破り】【手品】のそれぞれ1枚しか無い3種類のパワー、または3枚ともに共通して使用できる【強制販売】のパワーのどちらかを選んで行使することが出来ます。 &bold(){強制販売/護送列車} &ref(03:パワーカードA(護送列車).png) 【強制販売】  自分の手札にあるダイヤと同じ品質のダイヤを相手プレイヤーが手札に所持している場合に、その品質のダイヤ全てを手札から市場に強制的に公開させます。  ”その後”あなたは市場からその品質の全てのダイヤを得ることが可能です(もしも相手がそのダイヤを所持していない場合、あなたの指定したダイヤは手札から市場にリリースされてしまいます) 【護送列車】  自分の金庫内に既にあるダイヤのコレクションと同じ品質の手札のダイヤを拡張保管することが出来ます。 &bold(){強制販売/金庫破り} &ref(03:パワーカードB(金庫破り).png) 【強制販売】  上記と同じ効果です。 【金庫破り】  任意の品質および純度のダイヤを1つ相手金庫から直接盗むことができます。  (しかし、指定したダイヤを相手が金庫内に所持していない場合は金庫破りは失敗します) &bold(){強制販売/手品} &ref(03:パワーカードC(手品).png) 【強制販売】  上記と同じ効果です。 【手品】  市場に並んでいるダイヤカードの中から好きなダイヤ1枚を選んで盗むことができます。 ***閉鎖カード &ref(03:閉鎖カード.png) 山札から「閉鎖カード」が引かれた時、そのラウンドの最終ターンとなります。 閉鎖カードの引かれるタイミングは設定とプレイ人数により異なっており、 &bold(){「標準」設定の場合} 2~3人プレイにおいては山札の残り枚数が15枚になった以降にランダムで閉鎖カードが引かれます。 4~5人プレイにおいては山札が最後の5枚になった以降にランダムで閉鎖カードが引かれます。   &bold(){「固定ルール」設定の場合} 閉鎖カードは山札最後のカードです。つまりゲーム終了時期が固定されます。 **ゲームの流れ ***フェイズ1(ドロー・アクション) 手番では最初に2つの「ドロー・アクション」のうち1つを選択します。 &ref(04:フェイズ1(ドローアクション).png) [1枚]を選択した場合は山札から1枚のカードを引き手札に加えます。 [2枚]を選択した場合は山札から2枚のカードを引き市場に公開します。 (市場に公開されたカードにスペシャルカードがあった場合は捨て札に置き、ダイヤカードが出るまで引き直します。またスペシャルカードが出た場合は捨て札にして引き直しです) ***フェイズ2(プレイ・アクション) 次に2つの「プレイ・アクション」のうち1つを選択します &ref(04:フェイズ2(プレイアクション).png) &u(){&bold(){<市場>}} [市場]を選択した場合は手札のカードを1枚選択し市場に公開します。 市場で出来ることは3パターンあり、 ・選択したダイヤと同じ品質のカードを全て取る(このとき市場にある同品質ダイヤ全てを取らないといけません) ・選択したダイヤの数値に合計数値が等しくなるだけのダイヤを取る ・ダイヤを市場にリリースだけして何も市場から取らずに手番を終了する のうちいずれかを行います。 &bold(){1.選択したダイヤと同じ品質のカードを全て取る} 例:手札から7の品質のダイヤを選択し市場に置き、市場にある7の品質のダイヤを全て取ります。 #region まず手札の7の品質のダイヤを選択し[市場]をクリックします。 &ref(04:同品質獲得.png) 手札の7の品質のダイヤが市場に置かれます(間違えて置いてしまったらキャンセル出来ないので注意してください) その後、市場に置いてある7の品質のダイヤと今置いたダイヤを選択し、[実行]をクリックします。 &ref(04:同品質獲得A.png) &ref(04:同品質獲得B.png) 手札から市場に置いた7の品質のダイヤとともに、市場にあった7の品質のダイヤを手札に加えました。 #endregion &bold(){2.選択したダイヤの数値に合計数値が等しくなるだけのダイヤを取る} 例:手札から9の品質のダイヤを選択し市場に置き、市場にあるダイヤの品質合計が9になるようにカードを取ります。 #region まず手札の9の品質のダイヤを選択し[市場]をクリックします。 &ref(04:合計品質獲得A.png) 手札から9の品質のダイヤを市場に置き、市場にある1の品質・3の品質・5の品質のダイヤを選択し[実行]をクリックします。 &ref(04:合計品質獲得B.png) 9の品質のダイヤと等しい品質合計(1+3+5=9)のダイヤを手札に加えました。 この場合9の品質のダイヤは市場に置かれたままで手札には加えません。 &ref(04:合計品質獲得C.png) ※手番終了時にカードが6枚以上になった場合は余剰カードを市場にリリースするか、捨て札に捨てて(スペシャルカードの場合)手札を5枚に減らす必要があります。 この場合は1の品質のダイヤを選択し[実行]をクリックします。 &ref(04:合計品質獲得D.png) 上記の1・3・5のダイヤ獲得により手札が6枚になったので1の品質のダイヤを市場に戻して手札を5枚に減らしました。 #endregion &bold(){3.ダイヤを市場にリリースだけして何も市場から取らずに手番を終了する} #region &ref(04:何も取らない.png) 手札から8の品質のダイヤを市場に置き、何も取らずに手番を終了しました。 #endregion &u(){&bold(){<金庫>}} [金庫]を選択した場合は手札からカードを選択し金庫へ保管します。 金庫で出来ることは2パターンあり、 ・少なくとも1つのコレクションを構成している(同色の3個~5個の)ダイヤセットを金庫に保管する ・既に金庫内にあるコレクションと一致するダイヤを加える(コレクションの拡張) のうちどちらかを行います。 (※コレクションの拡張はそれ単体では実行できません。他の3個以上のダイヤセットと同時に金庫に加える必要があります。) &bold(){1.少なくとも1つのコレクションを構成している(同色の3個~5個の)ダイヤセットを金庫に保管する} 例:手札から5の品質のダイヤを金庫へ保管します。 #region 手札の5の品質のダイヤ3枚を選択し[金庫]をクリックします。 &ref(05:金庫A.png) &ref(05:金庫B.png) 手札から5の品質の青ダイヤ3個を1セットとして自分の金庫に保管しました。 #endregion &bold(){2.既に金庫内にあるコレクションと一致するダイヤを加える(コレクションの拡張)} 例:手札から品質1の紫ダイヤ3個とともに品質5の青ダイヤ2個・品質7の赤ダイヤ1個を拡張保管します。 #region 手札の品質1のダイヤ3枚・品質5のダイヤ2枚・品質7のダイヤ1枚を選択し[金庫]をクリックします。 &ref(05:金庫C.png) &ref(05:金庫D.png) 品質1の紫ダイヤ3個を金庫に保管すると同時に、既に金庫に保管されている品質5の青ダイヤと品質7の赤ダイヤを拡張保管しました。 拡張保管は手札から金庫へ保管できる3個以上のダイヤセット(この場合は紫ダイヤ)がある時のみ行えます。 この画像の場合、青ダイヤや赤ダイヤはそれ単体では拡張保管できません。 (単体での拡張保管は【護送列車】のスペシャルカードでのみ行えます) #endregion ***スペシャルカードの使用について フェイズ2のアクションを行う代わりに特別な3枚のカードを使用することが出来ます。 (スペシャルカードを使用した場合は[市場][金庫]は行わず手番を終了します) &u(){&bold(){【強制販売】の使用例 }} #region フェイズ2のアクションを行う前に手札のスペシャルカードをクリックすると発動します。 &ref(06:スペシャルカード使用例A(強制販売).png) どちらのカードパワーを使用するか聞かれるので[強制販売]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例B(強制販売).png) 手札の1の品質のダイヤを選択し、ダイヤを公開させたいプレイヤーのプレイヤー情報欄をクリックし[実行]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例C(強制販売).png) 手札から1の品質のダイヤを市場に置き、指名した相手プレイヤーの手札からも1の品質のダイヤを市場に公開し、それら全てを自分の手札に加えます。 (&bold(){※指定したダイヤを相手プレイヤーが所持していない場合は自分のダイヤが市場に置かれるだけ}になってしまうので注意です) &ref(06:スペシャルカード使用例D(強制販売).png) スペシャルカードを使用したのでフェイズ2は行われず手番が終了されます。 獲得したダイヤの金庫への保管は次の手番にならないと出来ないので、手札枚数が6枚を超えた場合は余剰カードを市場にリリースしなければなりません。 #endregion &u(){&bold(){【護送列車】の使用例 }} #region フェイズ2のアクションを行う前に手札のスペシャルカードをクリックすると発動します。 &ref(06:スペシャルカード使用例E(護送列車).png) どちらのカードパワーを使用するか聞かれるので[護送列車]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例F(護送列車).png) 手札の5の品質のダイヤと10の品質のダイヤを選択し、[実行]をクリックします &ref(06:スペシャルカード使用例G(護送列車).png) 手札から品質5の青ダイヤと品質10の茶ダイヤを金庫へ拡張保管しました。 通常は別のダイヤセットを金庫へ保管するタイミングでなければセット未満のダイヤ(2個以下のダイヤ)は拡張保管できません。単体での拡張保管は護送列車を使用した場合のみ行えます。 (拡張保管したいダイヤが既に金庫に保管されていないと護送列車は使えません) &ref(06:スペシャルカード使用例H(護送列車).png) #endregion &u(){&bold(){【金庫破り】の使用例 }} #region フェイズ2のアクションを行う前に手札のスペシャルカードをクリックすると発動します。 &ref(06:スペシャルカード使用例I(金庫破り).png) どちらのカードパワーを使用するか聞かれるので[金庫破り]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例J(金庫破り).png) 盗みたいダイヤの品質(特別な純度のダイヤが欲しい時は[特別な純度の石]も指定する)を選択し任意の対戦相手のプレイヤー情報欄をクリックしたら[実行]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例K(金庫破り).png) そのダイヤが相手の金庫に保管されている場合、相手は金庫からそのダイヤを選択しなければなりません。 &ref(06:スペシャルカード使用例L(金庫破り).png) 相手プレイヤーの金庫に保管されているダイヤの中から1つ、9の品質で特別な純度のダイヤを盗みました。 相手の金庫内の保管数が4個から3個に減っていると思います。 &ref(06:スペシャルカード使用例M(金庫破り).png) (※指定した石を相手が保管していない場合は何も起きません。&bold(){「特別な純度の石」を指定し、相手が特別な純度ではない石しか保管していなかった場合は何も盗めません}ので注意してください) #endregion &u(){&bold(){【手品】の使用例 }} #region フェイズ2のアクションを行う前に手札のスペシャルカードをクリックすると発動します。 &ref(06:スペシャルカード使用例N(手品).png) どちらのカードパワーを使用するか聞かれるので[手品]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例O(手品).png) 市場から盗みたいダイヤを選択し、[実行]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例P(手品).png) 市場に並んでいるダイヤの中から1つ、6の品質のダイヤを盗みました。 &ref(06:スペシャルカード使用例Q(手品).png) #endregion ***ラウンド終了(勝利チップの計算) &ref(07:ラウンド終了A.png) 山札から「閉鎖カード」が引かれた時、そのラウンドは最終ターンとなります。 閉鎖カードを引いたプレイヤーが手番を行った後、相手プレイヤー各人が1回ずつ手番を行ってラウンド終了となります。 ラウンド終了時に各ポイントを合計してポイントが大きい順に勝利チップを得ます。 1.金庫へ保管されたコレクションのポイント(各品質ごとのポイントを合計します。1の品質のダイヤは3個で4ポイント、2の品質のダイヤは3個で5ポイント…という計算です。金庫破りで2個に減ってしまったダイヤは0ポイントになります) 2.金庫に保管された「特別な純度のダイヤ」の個数ボーナス(特別な純度のダイヤを最も多く金庫内に所持しているプレイヤーに5ポイント、複数人が同数所持の場合は2ポイントずつです) 3.手札内のダイヤの品質の数値の和が最も大きく価値のあるプレーヤーへのボーナス(3ポイントを得ます。複数人が同数の場合はボーナス無しとなります) &bold(){ポイント計算の例:} &ref(07:ラウンド終了B.png) 1.保管コレクション(品質1~品質10)のポイント合計 → プレイヤー赤は7+12+2+2+2=&u(){&bold(){25ポイント}}、プレイヤー緑は4+5+6+16+13=&u(){&bold(){44ポイント}}をそれぞれ計上します。 2.金庫内の「特別な純度のダイヤ」のボーナス → プレイヤー赤は4個、プレイヤー緑も4個保管していて同数所持なので各人&u(){&bold(){2ポイント}}計上します。 3.手札内のダイヤの数値の和 → プレイヤー赤は手札のダイヤの品質合計が33、プレイヤー緑は手札のダイヤの品質合計が1なので和が最も大きいプレイヤー赤に&u(){&bold(){3ポイント}}計上します。 上記1~3を合計してプレイヤー赤は&u(){&bold(){30ポイント}}、プレイヤー緑は&u(){&bold(){46ポイント}}なのでポイントが一番大きいプレイヤー緑が勝利チップを&u(){&bold(){4チップ}}得ます。二番目に大きいプレイヤー赤は&u(){&bold(){3チップ}}得ます。 合計値が三番目のプレイヤーは&u(){&bold(){2チップ}}、四番目のプレイヤーは&u(){&bold(){1チップ}}…という順に得られるチップが決まります。 &bold(){ポイント同率のプレイヤーが居る場合には下位の順位に合わせたチップ}を得ます。 (例えば5人戦で各プレイヤーの累計ポイントが20ポイント・15ポイント・15ポイント・5ポイント・5ポイントのような場合は、首位は4チップ、15ポイントで同率の二人は2チップ(3位に合わせる)、さらにその下の5ポイント同率の二人は0チップ(5位に合わせる)を得ることになります) 1ラウンドが終了するごとに市場・手札・金庫・捨て札からカードを山札に戻し、シャッフルして次のラウンドのセットアップを開始します。 **ゲーム終了 以上がゲームの流れです。これを1ラウンド~3ラウンド行います。 何ラウンド行われるのかはゲーム開始時のルール設定やゲーム展開により上下します。 *ゲーム設定オプション ディアムスでは卓建て時のオプションによりゲームの長さやラウンド数を設定できます。 &bold(){「ゲームの長さ」} 「クイックゲーム」を設定した場合は1ラウンドのみ行いポイント合計が大きいプレイヤーがそのまま勝者です。 「標準」を設定した場合は3ラウンド行って&bold(){「勝利チップの合計」}が大きいプレイヤーが勝者です。 &u(){&bold(){※ただし、2人プレイにおいては第1ラウンド・第2ラウンドと連続で同じプレイヤーが勝った場合は第3ラウンドでチップの差を覆すことが出来ないため第3ラウンドを開始せずに勝者決定となります。}} &bold(){「閉鎖カード」} 「標準」を設定し、2~3人プレイの場合は山札の残り枚数が15枚になった以降にランダムで閉鎖カードが引かれます。 「標準」を設定し、4~5人プレイの場合は山札が最後の5枚になった以降にランダムで閉鎖カードが引かれます。 「固定ルール」を設定した場合、閉鎖カードは山札最後のカードとなりゲーム終了時期が固定されます。
&bold(){Diam's} &ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/180503-1605/games/diams/151125-1119/img/game_box180.png) [[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=diams]] #contents *ゲーム画面 &ref(01:ゲーム画面.png) *概要 ディアムス(Diam's)はダイヤモンドを集めるセットコレクションゲームです。 各プレイヤーは市場からダイヤを集め、同じ色のダイヤ3個以上を1セットとして自分の金庫に保管していきます。 ラウンド終了時に金庫内のコレクションの価値や品質などを比較し、より良いコレクションを揃えたプレイヤーが高得点を獲得します。 ゲーム終了時に最も勝利点チップを稼いでいたプレイヤーが勝者です。 *画面説明 &ref(02:画面説明.png) 1:市場  山札から引かれたダイヤ、プレイヤーの手札からリリースされたダイヤが並べられていきます。  市場に並べられていくカードの枚数は(山札が尽きない限り)際限はありません。  ゲーム途中で市場のダイヤが無くなってしまった場合は山札から3枚が引かれ市場にダイヤを3個並べます。 2:自分の手札  初期手札は各プレイヤー3枚ずつ持っています。手札に保持できる上限は5枚までです。  プレイヤーの手札が6枚を超えた場合はぴったり5枚になるように余剰カードを市場にリリースする、あるいは捨てる(スペシャルカードの場合)必要があります。 3:自分の金庫  同じ種類のダイヤ3個以上を1セットとして保管していく場所です。 4:ラウンド表示  現在のラウンド数の表示です。  「標準」が設定されている場合は3ラウンド勝負となります。  「クイックゲーム」が設定されている場合は1ラウンド勝負となります。 5:山札  ここから市場または手札にカードを引いていきます。 6:捨て札  ここには使用されたスペシャルカード、あるいは捨てられたスペシャルカードが置かれます。 7:プレイヤー情報  ☆マークの左の値がプレイヤーの獲得した勝利チップ数になります。  手のひらマークの右の値はプレイヤーの手札枚数です。  金庫マークの右の値は金庫に保管されているダイヤの総個数です。 *ルール説明 **ゲームのセットアップ  ゲーム開始時には山札から市場にカードを3枚、各プレイヤーに3枚ずつカードを配ります。  市場に配られたカードにスペシャルカードが含まれていた場合はスペシャルカードを捨て札に置き、代わりのカードを山札から引きます。  (ダイヤカードが出るまで引き直します) **カードの説明 ディアムスではダイヤカード50枚、スペシャルカード3枚、閉鎖カード1枚の合計54枚のカードを使用します。 ***ダイヤカード &ref(03:ダイヤカード.png) ダイヤカードは各色5枚ずつ存在し、ダイヤの種類ごとにコレクションとしての価値が大きく異なります。 例えば1の品質のダイヤは金庫に3個保管されていれば4ポイント、4個ならば7ポイント、5個ならば12ポイントとなります。 10の品質のダイヤの場合3個なら2ポイント、4個なら5ポイント、5個なら10ポイントとなります。 &bold(){ダイヤの価値と品質は必ずしも比例しない(&u(){最も価値があるダイヤは7の品質})}のでカード下部のポイント表記をよく確認して下さい。 また、各ラウンド終了時に手札内のダイヤの数値の和が最も大きく価値のあるプレーヤーにはボーナス3ポイントが与えられます(同値の場合はボーナス無し) &bold(){<特別な純度のダイヤについて>} &ref(03:特別な純度のダイヤ.png) 品質値の右に拡大鏡マークの書かれたダイヤは「特別な純度のダイヤ」です。各品質ごとに1枚ずつ存在します。 各ラウンド終了時に特別な純度のダイヤを最も多く金庫内に所持しているプレイヤーには&bold(){ボーナス5ポイント}が与えられます。 (複数プレイヤーが同数所持の場合は2ポイントずつ) ***スペシャルカード 各ターンのフェイズ2のアクションの代わりに実行できる特別な3枚のカードです。 【護送列車】【金庫破り】【手品】のそれぞれ1枚しか無い3種類のパワー、または3枚ともに共通して使用できる【強制販売】のパワーのどちらかを選んで行使することが出来ます。 &bold(){強制販売/護送列車} &ref(03:パワーカードA(護送列車).png) 【強制販売】  自分の手札にあるダイヤと同じ品質のダイヤを相手プレイヤーが手札に所持している場合に、その品質のダイヤ全てを手札から市場に強制的に公開させます。  ”その後”あなたは市場からその品質の全てのダイヤを得ることが可能です(もしも相手がそのダイヤを所持していない場合、あなたの指定したダイヤは手札から市場にリリースされてしまいます) 【護送列車】  自分の金庫内に既にあるダイヤのコレクションと同じ品質の手札のダイヤを拡張保管することが出来ます。 &bold(){強制販売/金庫破り} &ref(03:パワーカードB(金庫破り).png) 【強制販売】  上記と同じ効果です。 【金庫破り】  任意の品質および純度のダイヤを1つ相手金庫から直接盗むことができます。  (しかし、指定したダイヤを相手が金庫内に所持していない場合は金庫破りは失敗します) &bold(){強制販売/手品} &ref(03:パワーカードC(手品).png) 【強制販売】  上記と同じ効果です。 【手品】  市場に並んでいるダイヤカードの中から好きなダイヤ1枚を選んで盗むことができます。 ***閉鎖カード &ref(03:閉鎖カード.png) 山札から「閉鎖カード」が引かれた時、そのラウンドの最終ターンとなります。 閉鎖カードの引かれるタイミングは設定とプレイ人数により異なっており、 &bold(){「標準」設定の場合} 2~3人プレイにおいては山札の残り枚数が15枚になった以降にランダムで閉鎖カードが引かれます。 4~5人プレイにおいては山札が最後の5枚になった以降にランダムで閉鎖カードが引かれます。   &bold(){「固定ルール」設定の場合} 閉鎖カードは山札最後のカードです。つまりゲーム終了時期が固定されます。 **ゲームの流れ ***フェイズ1(ドロー・アクション) 手番では最初に2つの「ドロー・アクション」のうち1つを選択します。 &ref(04:フェイズ1(ドローアクション).png) [1枚]を選択した場合は山札から1枚のカードを引き手札に加えます。 [2枚]を選択した場合は山札から2枚のカードを引き市場に公開します。 (市場に公開する2枚にスペシャルカードがあった場合はアクションを選択したプレイヤーの手札にそれを加え、代わりに別のカードを山札から引き直します。さらにスペシャルカードが出た場合はプレイヤーの手札に加えて再び市場用に山札から引きます) ***フェイズ2(プレイ・アクション) 次に2つの「プレイ・アクション」のうち1つを選択します &ref(04:フェイズ2(プレイアクション).png) &u(){&bold(){<市場>}} [市場]を選択した場合は手札のカードを1枚選択し市場に公開します。 市場で出来ることは3パターンあり、 ・選択したダイヤと同じ品質のカードを全て取る(このとき市場にある同品質ダイヤ全てを取らないといけません) ・選択したダイヤの数値に合計数値が等しくなるだけのダイヤを取る ・ダイヤを市場にリリースだけして何も市場から取らずに手番を終了する のうちいずれかを行います。 &bold(){1.選択したダイヤと同じ品質のカードを全て取る} 例:手札から7の品質のダイヤを選択し市場に置き、市場にある7の品質のダイヤを全て取ります。 #region まず手札の7の品質のダイヤを選択し[市場]をクリックします。 &ref(04:同品質獲得.png) 手札の7の品質のダイヤが市場に置かれます(間違えて置いてしまったらキャンセル出来ないので注意してください) その後、市場に置いてある7の品質のダイヤと今置いたダイヤを選択し、[実行]をクリックします。 &ref(04:同品質獲得A.png) &ref(04:同品質獲得B.png) 手札から市場に置いた7の品質のダイヤとともに、市場にあった7の品質のダイヤを手札に加えました。 #endregion &bold(){2.選択したダイヤの数値に合計数値が等しくなるだけのダイヤを取る} 例:手札から9の品質のダイヤを選択し市場に置き、市場にあるダイヤの品質合計が9になるようにカードを取ります。 #region まず手札の9の品質のダイヤを選択し[市場]をクリックします。 &ref(04:合計品質獲得A.png) 手札から9の品質のダイヤを市場に置き、市場にある1の品質・3の品質・5の品質のダイヤを選択し[実行]をクリックします。 &ref(04:合計品質獲得B.png) 9の品質のダイヤと等しい品質合計(1+3+5=9)のダイヤを手札に加えました。 この場合9の品質のダイヤは市場に置かれたままで手札には加えません。 &ref(04:合計品質獲得C.png) ※手番終了時にカードが6枚以上になった場合は余剰カードを市場にリリースするか、捨て札に捨てて(スペシャルカードの場合)手札を5枚に減らす必要があります。 この場合は1の品質のダイヤを選択し[実行]をクリックします。 &ref(04:合計品質獲得D.png) 上記の1・3・5のダイヤ獲得により手札が6枚になったので1の品質のダイヤを市場に戻して手札を5枚に減らしました。 #endregion &bold(){3.ダイヤを市場にリリースだけして何も市場から取らずに手番を終了する} #region &ref(04:何も取らない.png) 手札から8の品質のダイヤを市場に置き、何も取らずに手番を終了しました。 #endregion &u(){&bold(){<金庫>}} [金庫]を選択した場合は手札からカードを選択し金庫へ保管します。 金庫で出来ることは2パターンあり、 ・少なくとも1つのコレクションを構成している(同色の3個~5個の)ダイヤセットを金庫に保管する ・既に金庫内にあるコレクションと一致するダイヤを加える(コレクションの拡張) のうちどちらかを行います。 (※コレクションの拡張はそれ単体では実行できません。他の3個以上のダイヤセットと同時に金庫に加える必要があります。) &bold(){1.少なくとも1つのコレクションを構成している(同色の3個~5個の)ダイヤセットを金庫に保管する} 例:手札から5の品質のダイヤを金庫へ保管します。 #region 手札の5の品質のダイヤ3枚を選択し[金庫]をクリックします。 &ref(05:金庫A.png) &ref(05:金庫B.png) 手札から5の品質の青ダイヤ3個を1セットとして自分の金庫に保管しました。 #endregion &bold(){2.既に金庫内にあるコレクションと一致するダイヤを加える(コレクションの拡張)} 例:手札から品質1の紫ダイヤ3個とともに品質5の青ダイヤ2個・品質7の赤ダイヤ1個を拡張保管します。 #region 手札の品質1のダイヤ3枚・品質5のダイヤ2枚・品質7のダイヤ1枚を選択し[金庫]をクリックします。 &ref(05:金庫C.png) &ref(05:金庫D.png) 品質1の紫ダイヤ3個を金庫に保管すると同時に、既に金庫に保管されている品質5の青ダイヤと品質7の赤ダイヤを拡張保管しました。 拡張保管は手札から金庫へ保管できる3個以上のダイヤセット(この場合は紫ダイヤ)がある時のみ行えます。 この画像の場合、青ダイヤや赤ダイヤはそれ単体では拡張保管できません。 (単体での拡張保管は【護送列車】のスペシャルカードでのみ行えます) #endregion ***スペシャルカードの使用について フェイズ2のアクションを行う代わりに特別な3枚のカードを使用することが出来ます。 (スペシャルカードを使用した場合は[市場][金庫]は行わず手番を終了します) &u(){&bold(){【強制販売】の使用例 }} #region フェイズ2のアクションを行う前に手札のスペシャルカードをクリックすると発動します。 &ref(06:スペシャルカード使用例A(強制販売).png) どちらのカードパワーを使用するか聞かれるので[強制販売]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例B(強制販売).png) 手札の1の品質のダイヤを選択し、ダイヤを公開させたいプレイヤーのプレイヤー情報欄をクリックし[実行]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例C(強制販売).png) 手札から1の品質のダイヤを市場に置き、指名した相手プレイヤーの手札からも1の品質のダイヤを市場に公開し、それら全てを自分の手札に加えます。 (&bold(){※指定したダイヤを相手プレイヤーが所持していない場合は自分のダイヤが市場に置かれるだけ}になってしまうので注意です) &ref(06:スペシャルカード使用例D(強制販売).png) スペシャルカードを使用したのでフェイズ2は行われず手番が終了されます。 獲得したダイヤの金庫への保管は次の手番にならないと出来ないので、手札枚数が6枚を超えた場合は余剰カードを市場にリリースしなければなりません。 #endregion &u(){&bold(){【護送列車】の使用例 }} #region フェイズ2のアクションを行う前に手札のスペシャルカードをクリックすると発動します。 &ref(06:スペシャルカード使用例E(護送列車).png) どちらのカードパワーを使用するか聞かれるので[護送列車]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例F(護送列車).png) 手札の5の品質のダイヤと10の品質のダイヤを選択し、[実行]をクリックします &ref(06:スペシャルカード使用例G(護送列車).png) 手札から品質5の青ダイヤと品質10の茶ダイヤを金庫へ拡張保管しました。 通常は別のダイヤセットを金庫へ保管するタイミングでなければセット未満のダイヤ(2個以下のダイヤ)は拡張保管できません。単体での拡張保管は護送列車を使用した場合のみ行えます。 (拡張保管したいダイヤが既に金庫に保管されていないと護送列車は使えません) &ref(06:スペシャルカード使用例H(護送列車).png) #endregion &u(){&bold(){【金庫破り】の使用例 }} #region フェイズ2のアクションを行う前に手札のスペシャルカードをクリックすると発動します。 &ref(06:スペシャルカード使用例I(金庫破り).png) どちらのカードパワーを使用するか聞かれるので[金庫破り]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例J(金庫破り).png) 盗みたいダイヤの品質(特別な純度のダイヤが欲しい時は[特別な純度の石]も指定する)を選択し任意の対戦相手のプレイヤー情報欄をクリックしたら[実行]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例K(金庫破り).png) そのダイヤが相手の金庫に保管されている場合、相手は金庫からそのダイヤを選択しなければなりません。 &ref(06:スペシャルカード使用例L(金庫破り).png) 相手プレイヤーの金庫に保管されているダイヤの中から1つ、9の品質で特別な純度のダイヤを盗みました。 相手の金庫内の保管数が4個から3個に減っていると思います。 &ref(06:スペシャルカード使用例M(金庫破り).png) (※指定した石を相手が保管していない場合は何も起きません。&bold(){「特別な純度の石」を指定し、相手が特別な純度ではない石しか保管していなかった場合は何も盗めません}ので注意してください) #endregion &u(){&bold(){【手品】の使用例 }} #region フェイズ2のアクションを行う前に手札のスペシャルカードをクリックすると発動します。 &ref(06:スペシャルカード使用例N(手品).png) どちらのカードパワーを使用するか聞かれるので[手品]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例O(手品).png) 市場から盗みたいダイヤを選択し、[実行]をクリックします。 &ref(06:スペシャルカード使用例P(手品).png) 市場に並んでいるダイヤの中から1つ、6の品質のダイヤを盗みました。 &ref(06:スペシャルカード使用例Q(手品).png) #endregion ***ラウンド終了(勝利チップの計算) &ref(07:ラウンド終了A.png) 山札から「閉鎖カード」が引かれた時、そのラウンドは最終ターンとなります。 閉鎖カードを引いたプレイヤーが手番を行った後、相手プレイヤー各人が1回ずつ手番を行ってラウンド終了となります。 ラウンド終了時に各ポイントを合計してポイントが大きい順に勝利チップを得ます。 1.金庫へ保管されたコレクションのポイント(各品質ごとのポイントを合計します。1の品質のダイヤは3個で4ポイント、2の品質のダイヤは3個で5ポイント…という計算です。金庫破りで2個に減ってしまったダイヤは0ポイントになります) 2.金庫に保管された「特別な純度のダイヤ」の個数ボーナス(特別な純度のダイヤを最も多く金庫内に所持しているプレイヤーに5ポイント、複数人が同数所持の場合は2ポイントずつです) 3.手札内のダイヤの品質の数値の和が最も大きく価値のあるプレーヤーへのボーナス(3ポイントを得ます。複数人が同数の場合はボーナス無しとなります) &bold(){ポイント計算の例:} &ref(07:ラウンド終了B.png) 1.保管コレクション(品質1~品質10)のポイント合計 → プレイヤー赤は7+12+2+2+2=&u(){&bold(){25ポイント}}、プレイヤー緑は4+5+6+16+13=&u(){&bold(){44ポイント}}をそれぞれ計上します。 2.金庫内の「特別な純度のダイヤ」のボーナス → プレイヤー赤は4個、プレイヤー緑も4個保管していて同数所持なので各人&u(){&bold(){2ポイント}}計上します。 3.手札内のダイヤの数値の和 → プレイヤー赤は手札のダイヤの品質合計が33、プレイヤー緑は手札のダイヤの品質合計が1なので和が最も大きいプレイヤー赤に&u(){&bold(){3ポイント}}計上します。 上記1~3を合計してプレイヤー赤は&u(){&bold(){30ポイント}}、プレイヤー緑は&u(){&bold(){46ポイント}}なのでポイントが一番大きいプレイヤー緑が勝利チップを&u(){&bold(){4チップ}}得ます。二番目に大きいプレイヤー赤は&u(){&bold(){3チップ}}得ます。 合計値が三番目のプレイヤーは&u(){&bold(){2チップ}}、四番目のプレイヤーは&u(){&bold(){1チップ}}…という順に得られるチップが決まります。 &bold(){ポイント同率のプレイヤーが居る場合には下位の順位に合わせたチップ}を得ます。 (例えば5人戦で各プレイヤーの累計ポイントが20ポイント・15ポイント・15ポイント・5ポイント・5ポイントのような場合は、首位は4チップ、15ポイントで同率の二人は2チップ(3位に合わせる)、さらにその下の5ポイント同率の二人は0チップ(5位に合わせる)を得ることになります) 1ラウンドが終了するごとに市場・手札・金庫・捨て札からカードを山札に戻し、シャッフルして次のラウンドのセットアップを開始します。 **ゲーム終了 以上がゲームの流れです。これを1ラウンド~3ラウンド行います。 何ラウンド行われるのかはゲーム開始時のルール設定やゲーム展開により上下します。 *ゲーム設定オプション ディアムスでは卓建て時のオプションによりゲームの長さやラウンド数を設定できます。 &bold(){「ゲームの長さ」} 「クイックゲーム」を設定した場合は1ラウンドのみ行いポイント合計が大きいプレイヤーがそのまま勝者です。 「標準」を設定した場合は3ラウンド行って&bold(){「勝利チップの合計」}が大きいプレイヤーが勝者です。 &u(){&bold(){※ただし、2人プレイにおいては第1ラウンド・第2ラウンドと連続で同じプレイヤーが勝った場合は第3ラウンドでチップの差を覆すことが出来ないため第3ラウンドを開始せずに勝者決定となります。}} &bold(){「閉鎖カード」} 「標準」を設定し、2~3人プレイの場合は山札の残り枚数が15枚になった以降にランダムで閉鎖カードが引かれます。 「標準」を設定し、4~5人プレイの場合は山札が最後の5枚になった以降にランダムで閉鎖カードが引かれます。 「固定ルール」を設定した場合、閉鎖カードは山札最後のカードとなりゲーム終了時期が固定されます。

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