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「ルイス・クラーク探検隊」(2017/07/27 (木) 19:40:59) の最新版変更点
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&bold(){Lewis & Clark}
&ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/170719-1149/games/lewisclark/170714-0143/img/game_box180.png)
[[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=lewisclark]]
&bold(){訳語は個人で訳したものです。実際のゲームと異なる場合があります。}
#contents
*ゲーム画面
&ref(ルイスクラーク全体.jpg)
*目的
レースゲーム。北米大陸を横断し、最初にゴールまで到達すること。-以下フレーバーテキスト
1803年4月30日、アメリカは1500万ドルでフランスからミシシッピ以西の領土(ルイジアナ)を購入しました。アメリカ第3代大統領のトーマス・ジェファーソンは、この広大な土地を探索するために、メリウェザー・ルイスとウィリアム・クラークの2人の冒険家を送ることを決めました。ルイス&クラーク探検隊(1804年~1806年)は初めてアメリカ西部横断を成し遂げました。
さて、派遣された探検隊がルイス&クラーク探検隊1つではなく、もっとたくさんの探検隊が派遣されていたらどうなっていたでしょうか?
このゲームでは、ジェファーソン大統領が複数の探検隊を派遣していた、と仮想しています。
プレイヤーは派遣された探検隊を率いるリーダーとなります。北米大陸を横断し、最も早く太平洋に到達することを目指すします。
歴史に名を残せるのは「最初に到着した探検隊」だけなのです。
*画面説明
&ref(ボード説明1.jpg)
1:自分の手札
2:メインボード
3:遭遇日誌エリア
4:プレイヤーの探検隊ボード
・メインボードの説明
&ref(ボード説明2.jpg)
1:偵察隊コマ。この画像で偵察隊コマが置かれているマスがゲーム開始時のスタート地点
2:野営トークン
3:クラットソップ砦。ゴール。ここに自分の野営トークンを一番早く到着させた人が勝利
4:村アクションスペース。詳細は村アクションの項目を参照
5:ボートタイル
6:パウワウエリア
7:新参者エリア
*このゲームで使うもの
&ref(探検隊ボード.png)
探検隊ボード(個人ボード)
&ref(偵察隊コマ.png)
偵察隊コマ(各色1個)
&ref(キャンプトークン.png)
野営トークン(各色1個)
&ref(ボート1.png)
ボートタイル12枚
&ref(資源コマ.png)
資源コマ
(左から食料、木材、装備品、毛皮、馬、カヌーを表す。食料、木材、装備品、毛皮の4つを基本資源と呼ぶ。馬、カヌーの2つを交易資源と呼ぶ。全ての資源に上限数はありません。)
&ref(インディアンコマ.png)
インディアンコマ18個
(使用できるインディアンコマの数はプレイ人数によって変動する。)
&ref(遭遇人物1.png)
人物カード84枚
(初期人物カードは30枚、遭遇人物カード54枚)
*セットアップ
1.ゲームボードを置く。
2.資源コマをストックに準備する。
&bold(){ゲーム中のアクションによって直接獲得できる資源のことを基本資源、その他の資源を交易資源と呼びます}。交易資源を得るためにはいくつかの資源やインディアンコマが必要になります。ストックの資源に上限数はありません。
3.プレイ人数に応じたインディアンコマをストックとして用意する。余ったインディアンコマは使用しない。
インディアンコマは人物カードの使用や村でアクションを実行するのに必要です。また、アクションの効果を高めることもできます。初期人物カードの「通訳」を使用すれば、より多くのインディアンコマを利用できます。なお、インディアンコマによって遅れを取ってしまう可能性もあるので、気を付けてください。
用意されるインディアンコマの個数は次の通りです。
|プレイ人数|1|2|3|4|5|
|用意されるインディアンコマ数|6|9|12|15|18|
4.ストックから1個のインディアンコマを取り、ボードの新参者エリアに置く。
5.12枚のボートタイルを6枚ずつの2つの山に分け、ボード上に置く。
これらのボートを利用することで、運べる荷物の量や人員の上限を増やすことができます。
6.各プレイヤーはプレイヤーカラーと同じ色の初期人物カード6枚を受け取る。余った初期人物カードは使用しない。
これらの初期人物カードは探検隊のメンバーを表し、プレイヤーの初期手札となります。初期人物カードの内容は全プレイヤー同じです。
7.遭遇人物カード全54枚をシャッフルし、ゲームボードに裏向きに置き、遭遇人物カードの山札とする。
この山札からカードを5枚引き、ボード上の「遭遇日誌エリア」に強い順(人物カードの左上の数字が大きい順)に並べます(数字の小さいものほど下に、大きいものほど上になる)。強さが同じものは、カードを引いた順に下から並べていきます。
8.各プレイヤーはプレイヤーカラーに応じた探検ボードを受け取ります。さらに、各プレイヤーはストックからインディアンコマ1個を受け取り、探検ボードに描かれている船のうち、4隻目(左から4つ目)のボート上に置きます。
9.各プレイヤーは初期資源として、「毛皮、食料、装備品」を1個ずつストックから受け取り、探検ボードの1隻目(一番左)のボート上にこれらを置きます。
10.各プレイヤーはプレイヤーカラーに応じた自分の偵察隊コマをゲームボード上のスタートスペース(セントルイス)に置きます。
さらに、プレイヤーカラーに応じた自分の野営トークンをスタートスペース(セントルイス)を示すように川に隣接して置きます。
11.スタートプレイヤーを決め、ゲームを始めます。
・人物カードについて
人物カードは次の目的のために使用します:「アクションの実行」、「資源の獲得や交易」、「探検隊の前進」。
このゲームではカードの組み合わせによって多様な戦略を取ることができます。
・探検隊ボード
探検隊はプレイヤーの個人ボードによって表されます。個人ボードにはボートが描かれており、ここに獲得した資源を置いたり(六角形のスペース)、探検隊に加わったインディアンを置きます(円形のスペース)。
ボートには扱いやすいものとそうでないものがあります。あるボートは野営フェイズ中にプレイヤーの速度を落とすことはありません。その他のボート(時間シンボルのついているボート)のスペースが埋まっている場合、野営フェイズで遅れてしまう場合があります。ゲーム中にいつでも、プレイヤーは資源やインディアンコマの配置を変えることができ、こうすることで時間を無駄にすることを避けることができます。(BGAでは自動的に最適化されます)
*ゲームの流れ
スタートプレイヤーから順番に手番を実行し、誰かがゴール(クラットソップ砦)に自分の野営トークンを到着させるまでゲームを続けます。誰かがゴールにたどり着いた時点で即座にゲームは終了し、そのプレイヤーが勝者となります。
手番では、&bold(){必ず1回の「必須アクション」を実行しなければいけません。}
それに加えて、「&bold(){雇用}」「&bold(){野営}」という2つの任意のアクションを実行できます。これら2つの任意のアクションは、手番中なら任意のタイミングで実行できますが、それぞれを同時に解決するようなことはできません。
必須アクションと望むなら任意アクションを実行したら手番を終えます。そして次のプレイヤーの手番となります。
*ルール
手番では、&bold(){必ず1回の「必須アクション」を実行しなければいけません。}
そして、望むなら必須アクションの前後で任意アクションを実行できます。
それぞれのアクションを説明していきます。
**必須アクション
必須アクションは「&bold(){人物カードアクション}」とボード上の「&bold(){インディアンの村アクション}」の2つのうちどちらか1つを選んで実行します。
アクションを実行するには、インディアンのシンボルで表される強さを、インディンコマや他の人物カードなどによって与えなければいけません。
各人物カードは1~3の強さを持ち、インディアンコマは1個につき1の強さを持ちます。そして、与えられた強さの数字と同じ回数だけそのアクションを実行します。
***人物カードアクション
手札から人物カードを1枚選び、選んだカードのアクションを実行します。
・&bold(){人物カードの説明}
&ref(人物カード.png)
1:この人物カードが持つ強さ
2:人物カードアクションでこの人物カードを表向きにプレイした際に実行できるアクション
3:この人物カードが持つ資源バッジ(資源バッジの詳細は初期人物カードの項目を参照してください)
・&bold(){人物カードアクション実行方法}
手札の人物カードアクションを実行するためには、使用する人物カードをプレイし、人物カードに対して次のいずれかの方法で強さを与えなければいけません。
&ref(人物カードアクション.png)
・&bold(){A:手札の他の人物カードを使用}
手札から人物カードを裏向きにしてアクションで使用する人物カードのそばに伏せる。裏向きに伏せた人物カードが持つ強さの数値分だけ、アクションを実行する人物カードに対して強さを与えます。
・&bold(){B:探検隊ボード上のインディアンコマを使用}
自分の探検隊ボードから1~3個のインディアンコマを取り、アクションで使用する人物カードのそばに置く。
・&bold(){C:手札の人物カードとインディアンコマを組み合わせて使用する}
手札の人物カードとインディアンコマ1~2個を選び、手札の人物カードは裏向きにしてインディアンコマと共にアクションで使用する人物カードのそばに置く。このとき、&bold(){強さの合計が3になるようにする}。
これら3つの方法のいずれの場合でも、強さを表す数字と同じ回数だけ人物カードのアクションを実行します。
プレイされた人物カードはその場に残り、そのカードはプレイヤーのプレイエリアを構成していきます。
&bold(){注意}
上記の人物カードに強さを与える方法でA、Cの方法を採った場合、裏向きに伏せられた人物カードのアクションは野営を実行するまで使用できません。
B、Cの方法を採った場合、配置されたインディアンコマは自分の探検隊に所属したままとなります。
アクションを複数回実行することは役に立つことが多いです。強さ2、強さ3の人物カードはインディアンコマを使うことなく複数回のアクションを実行できるため、これらを手札に持っていることは大きなアドバンテージとなるでしょう。
***インディアンの村アクション
村アクションは、メインボード上のアクションエリアにインディアンコマを置くことによって実行することができます。
アクションエリアを1つ選び、選んだアクションエリアにインディアンコマを置くことで、それぞれに対応する固有のアクションを実行できます。アクションの詳細は村アクションの詳細を参照してください。
&bold(){村アクションの実行方法}
次のいずれかの方法を選んで実行します。
・空いているの円形のアクションエリアに自分の探検隊ボードからインディアンコマを1個取って置く
もしくは
・半円のアクションエリアに自分の探検隊ボードからインディアンコマを1~3個置く。このとき、半円のアクションエリアにはインディアンコマが置かれているかどうかは問わない。
どちらの方法の場合でも、置いたインディアンコマの数と同じ回数だけアクションを実行します。&bold(){これらのインディアンコマは探検隊から抜けることになり、プレイヤーのものではなくなります。}
人物カードのアクションと異なり、これらのアクションは全てのプレイヤーが利用可能です。
村アクションを実行するための競争は激しいものとなるでしょう。他プレイヤーが村アクションをいつ実行するのかを予測することは重要な戦略となります。
&bold(){アクションについての重要事項}
これらのアクション(人物カードアクション・村アクション)を実行する際に与えられた強さの一部だけ使用して、アクションを一部行わない(もしくは全く行わない)ことも可能です。
例えば、3の強さを与えたアクションを3回ではなく1回や2回だけ実行したり、全く実行しなくても構いません。
さらに、アクションは完全に実行できなくとも構いません。アクションによって得られる恩恵を一部だけ受け取ったり、全く受け取らないことも可能です。
以上が必須アクションの説明です。
次は任意アクションについて説明します。
**任意アクション
必須アクションの前後に実行できるアクションです。任意アクションは「&bold(){雇用}」と「&bold(){野営}」の2つがあります。
これらのアクションは手番中に任意に実行します(=実行してもしなくてもOK)。
***雇用
遭遇人物カードがボード上の「遭遇日誌エリア」に置かれます。
プレイヤーは必須アクションを実行する前か後のどちらかで、1手番につき1人だけ人物を雇用する(=遭遇人物カードを獲得する)ことができます。
雇用する際には、次のコストを&bold(){どちらも}支払う必要があります。
・&bold(){雇用したい人物カードの強さと同じ数の装備品コマ}
&ref(雇用1.png)
・&bold(){遭遇日誌エリアに示されている数の毛皮コマ}
&ref(雇用3.png)
このとき、手札から1枚だけカードを捨てることで、必要な装備品コマの一部(全部でも可)を軽減できます。捨てたカードが持つ強さと同じ数だけ装備品コマの支払いを少なくできます。捨てたカードは表向きにしてゲームボードのそばに捨て札として置かれます。そして、雇用した人物カードは即座に手札に加えます。その後、遭遇日誌エリアに新たな人物カードを補充します。
&bold(){例}
&ref(雇用2.png)
人物カード「レジス・ロワゼル」を雇用することにしました。このコストは毛皮コマ4個と装備品コマ3個です。まず、毛皮コマ4個を支払いました。その後、装備品コマ2個を支払い、さらに手札の「ヒュー・マクニール(強さ1)」を捨て札にして(人物カードを捨てることにより、装備品コマが1個割引される)、「レジス・ロワゼル」を手札に加えました。
&bold(){初心者へのアドバイス}:最初のゲームでは「通訳」と「指揮官」は捨てないことをオススメします。
・遭遇日誌エリアへの人物カードの追加方法
遭遇日誌エリアに空きスペースができたら、即座にそのスペースよりも上にある全ての人物カードを下へスライド移動させます。その後、空いているスペースに新たな人物カードを置きます。このとき、強さの順番に並び変えられることはありません。
***野営
手番中、必須アクションする前か後のどちらかで野営アクションを実行することができます。このアクションを実行すると、自分の野営トークンが自分の偵察隊コマの場所まで移動します。
&bold(){もし、手番開始時に必須アクション(人物カードアクション・村アクション)をいずれも実行できない場合、必ずこの「野営」アクションを最初に実行しなければいけません。}
&bold(){このアクションでは、自分のプレイエリアにプレイされているカードを手元に戻すことができます}。
ただし、野営アクションを実行すると時間損失が発生する場合があります。時間損失が発生すると、偵察隊コマが後退することになり、ゴールから遠ざかります。どれくらいの時間損失が発生するのかはカードやボートに表示されている「時間アイコン」によって示されます。
・&bold(){野営アクションの実行方法}
野営アクションは次の手順で実行します。
A.自分の人物カードに置かれている全てのインディアンコマを自分の探検隊ボードに戻す
(このとき、時間コストが最も少なくなるように探検隊ボード上の資源コマやインディアンコマを自由に再配置することができます。)
B.時間損失を計算します。以下の値を合計します。
・&bold(){この時点で手札として残っている人物カードの枚数。1枚につき時間損失1が発生します。}
・&bold(){自分の探検隊ボードのボート(下記参照)}
・&bold(){自分が所持しているボートタイル(詳細は村アクション:探検隊の改良の項目を参照してください)}
&ref(探検隊ボード1.png)
1:このボートには3個まで資源コマを置くことができます。このボートでは時間損失は発生しません。
2:このボートには3個まで資源コマを置くことができます。このボートに少なくとも1個の資源コマが置かれているなら、時間損失1が発生します。
3:このボートには5個まで資源コマを置くことができます。このボートに置かれている資源コマ1個につき時間損失1が発生します。
4:このボートにはインディアンコマを1個だけ置くことができます。このボートでは時間損失は発生しません。
5:このボートにはインディアンコマを好きなだけ置くことができます。このボートに置かれているインディアンコマ1個につき時間損失1が発生します。
C.偵察隊コマの移動ルールに従って、時間損失の合計値と同じ数だけ、自分の偵察隊コマを「後方」のスペースへ移動させなければいけません。
(偵察隊コマがセントルイスから5スペース以上後退する場合、他の偵察隊コマがいたとしても、一番端のスペースで後退は止まります。)
D.偵察隊コマが自分の野営トークンよりも前方にあるなら、自分の野営トークンが偵察隊コマのいるスペースまで移動します。偵察隊コマが自分の野営トークンよりも後方にあるなら、野営トークンは移動しません。
E.自分のプレイエリアに置かれているカードを全て戻し手札にします。
・野営トークン
野営トークン自体が後退することはありません。
野営アクション終了時、複数の野営トークンが同じスペースにあっても構いません。偵察隊コマは複数の野営トークンがあるスペースで移動を終えることができます。
・&bold(){BGAでの視覚効果について}
BGAの場合は探検隊ボード上の資源コマの位置は「視覚的な効果」のために表示されているだけで、内部的には時間損失が最小となるように計算されています。そのため、&bold(){見た目と実際に発生する時間損失に差異が生じている場合があります}。
なお、探検隊ボードの左上(プレイヤーの野営トークンのマークが表示されている箇所)をクリックすると、自動的に時間損失が最小となるように再配置されます。
&bold(){視覚効果の例}
この探検隊ボードで発生する時間損失は1だけです。中央のボートに資源コマが置かれているので、時間損失が2発生するように見えますが、内部的には時間損失が最小になるように自動的に資源の配置が並びかえられて時間損失の計算がされているため、このようになります。
&ref(視覚効果.png)
&bold(){例}
青のプレイヤーは野営アクションを実行しなければいけません。
&ref(時間損失.png)
このプレイヤーは自身のプレイエリアのカード上にあるインディアンコマ2個を取り、これらを自分の探検隊ボードに置きました。その後、野営の時間損失を計算をします。
このときの状況は次のようになっていました。
・A:手札に残っている人物カード1枚→時間損失1
・B:ボートに資源コマがある→時間損失1
・C:ボートに資源コマが2個ある→時間損失2
・D:ボートにインディアンコマが1個ある→時間損失1
これらを合計して、今回の野営の時間損失は5です。
つまり、このプレイヤーは自分の偵察隊コマを5スペース分後退させなければいけません。その後、自分の野営トークンを偵察隊コマのあるスペースまで移動させ、自分のプレイエリアにあったカードを全て戻して手札としました。
&bold(){重要事項}
野営アクション終了時に、自分の偵察隊コマがルートの右端のマス(セントルイスから数えて後ろ側へ5マス目)にあった場合、次の処理を行わなければいけません。
1.雇用した遭遇人物カードを全て捨てる
2.獲得した全ての資源とインディアンコマをボードに戻す(資源はストックに、インディアンコマはパウワエリアに置かれる)
3.その後、セントルイスに自分の偵察隊コマを戻す
これでアクションの説明は以上です。
それぞれのカード効果や村アクションの詳細などは後述します。
**ゲーム終了
誰かの野営トークンが「クラットソップ砦」のスペースまで移動したらゲームは即座に終了します。
そして、自分の野営トークンをクラットソップ砦のスペースまで移動させたプレイヤーが勝者です。
*人物カードアクションの詳細
ここでは初期人物カードの人物カードアクションについて主に説明します。ただし、ここで説明する人物カードアクションのルールは一部の遭遇人物カードアクションにも適用されるので注意してください。
初期人物カードとは、ゲーム開始時に各プレイヤーが手札として持つ人物カードです。
初期人物カードの内容は全て同じで、「指揮官」「通訳」「木こり」「猟師」「鍛冶屋」「毛皮商」の6枚を持ってゲームをスタートします。
**基本資源獲得カード
&ref(初期人物木こり.png)
木こり(木材を獲得)
&ref(初期人物猟師.png)
猟師(食料を獲得)
&ref(初期人物鍛冶屋.png)
鍛冶屋(装備品を獲得)
&ref(初期人物毛皮商.png)
毛皮商(毛皮を獲得)
初期人物カードの中では、これら4つの人物カードアクションを実行することによって基本資源を獲得できます。
「木こり」の人物カードアクションでは木材を、「猟師」の人物カードアクションでは食料を、「鍛冶屋」の人物カードアクションでは装備品を、「毛皮商」の人物カードアクションでは毛皮を獲得できます。
・&bold(){資源獲得アクションの実行方法}
まず、これらの人物カードアクションを実行します。(人物カードアクションの実行方法は必須アクションの項目を参照してください。)
次に、自分のプレイエリアにプレイされているカード(アクションを実行するために使用されたカードも含む)と自分の前後のプレイヤー(自分から見て上家と下家のプレイヤー。2人プレイの場合は対戦相手のプレイヤー。BGAではプレイヤーインフォメーションの前後に位置するプレイヤー)のプレイエリアにプレイされている各カードの右上に表示されている対応する資源バッジの数を数え、それらを全て合計します。
&ref(バッジ木材.png)&ref(バッジ食料.png)&ref(バッジ装備品.png)&ref(バッジ毛皮.png)
(資源バッジ。人物カードの右上に表示されています。)
その後、次の計算をします。
&bold(){「資源バッジの個数」×「人物カードアクション実行のために与えた強さ」}
この式の積と同じ数までの対応する資源コマを好きなだけストックから獲得できます。獲得した資源コマは自分のボートの空いているスペースに置きます。
このとき、ボートに空きスペースがあるなら、既にボートに置かれている資源コマをストックに戻すことはできません。空きスペースがなくなった場合、ボートに置ききれない資源コマはストックに戻すことができます。
資源コマは必要に応じて配置を変更できますが、探検隊ボードに置くことのできる上限数を超えて(一時的にでも)資源コマを持つことはできません。
&bold(){例}
&ref(資源獲得.png)
青のプレイヤーは「木こり」をプレイし、さらに強さ2の人物カードをプレイしました。自身と前後のプレイヤーのプレイエリアにプレイされているカードには木材の資源バッジが合計で5個ありました。そのため、5×2=10個までの木材コマをストックから獲得できます。そこで、このプレイヤーは木材コマを7個だけ取ることにし、自身のボートに置きました。残りの資源はストックに戻しました。
**インディアンコマの獲得
&ref(初期人物通訳.png)
初期人物カードの中では、「通訳」の人物カードアクションによってインディアンコマを獲得できます。
・&bold(){インディアンコマ獲得アクションの実行方法}
次の手順によってインディアンコマを獲得します。
1.ボード上の村アクションエリアにある全てのインディアンコマ(新参者エリアにあるものも含む)をボード中央のパウワウエリアに集める。
2.パウワウエリアから、任意の数のインディアンコマを獲得する。その後、獲得したインディアンコマを自分の探検隊ボードのボートに置く。
3.遭遇日誌エリアの一番下にある人物カードを捨て札置き場に捨てる(表向きで)。その後、人物カードの山札から1枚カードを引いて、遭遇日誌エリアの一番上に追加する。
4.ストックからインディアンコマを1個取り、新参者エリアに置く。ストックにインディアンコマがない場合はこの手順はスキップする。
「通訳」のアクションを強さ2もしくは3で実行した場合は上記の手順1~4を2回もしくは3回繰り返し行います。つまり、遭遇日誌エリアのカードは2回もしくは3回入れ替わり、追加のインディアンコマを1個もしくは2個獲得できることになります。
&bold(){「通訳」のアクションはインディアンコマを獲得する唯一の手段です。}
さらに、このアクションには次の効果もあることに注意してください。
・&bold(){全ての村アクションを再び実行可能にする。}
・&bold(){遭遇日誌エリアに新たな人物カードが公開されることで、雇用の選択肢が増える。}
&bold(){例}
1.赤のプレイヤーは「通訳」をプレイし、さらに強さ1の人物カードをプレイしました。赤のプレイヤーはボード上にある全てのインディアンコマ(新参者エリアにあるものも含む)をボード中央のパウワウエリアに集めました。その結果、4個のインディアンコマが集まりました。
2.赤のプレイヤーはパウワウエリアに集められた全てのインディアンコマを自分の探検隊ボードにボートに置くことにしました。
3.その後、遭遇日誌エリアの一番下にある人物カードが捨て札となり、新たに1枚の人物カードが補充されます。
4.最後に、ニューカマーエリアにインディアンコマが1個補充されます。
**偵察隊コマの移動
&ref(初期人物指揮官.png)
初期人物カードの中では、「指揮官」カードによって自分の偵察隊コマをルートに沿って進めることができます。
&ref(ルート.png)
(赤く囲まれてるのがゴールまでのルート)
・ルート中には次の3種類の地形あります。
&ref(経路河川.png)
河川(青い波線のマークがついている。)
&ref(経路山岳.png)
山岳(灰色の山マークがついている。)
&ref(経路山岳河川.png)
山岳or河川(灰色の山に青い波線マークがついている。)
・&bold(){偵察隊コマ移動アクションの実行方法}
次の手順で偵察隊コマ移動アクションを実行します。
1.偵察隊コマ移動アクションを実行できる人物カードをプレイする。
2.プレイ時に与えた強さ1につき次の3つの選択肢から1つを選び実行します。
A:自分の探検隊ボードから食料を1個支払って自分の偵察隊コマを河川スペース上で2マス前進させる
B:自分の探検隊ボードからカヌーを1個支払って、自分の偵察隊コマを河川スペース上で4マス前進させる
C:自分の探検隊ボードから馬を1個支払って、自分の偵察隊コマを山岳スペース上で2マス前進させる
最初の山岳スペースの前後に山岳or河川のスペースが2マスあります。ここでは、上記の3つのいずれの方法を使っても偵察隊コマを進めることができます。ただし、移動の途中で地形の種類が変わり、支払った資源コマが対応していない場合は、使用できなかった分の移動力が失われます。(例えば、馬を支払って山川スペースへ偵察隊コマを進めた次のスペースが川スペースの場合、偵察隊コマは川スペースへと進めることはできません。)
・&bold(){移動ルールの詳細}
他プレイヤーの偵察隊コマが置かれているスペースを通過することは可能です。
ただし、&bold(){偵察隊コマは、他プレイヤーの偵察隊コマが置かれているスペースで移動を終えることができません}。1つのスペースには1つの偵察隊コマしか置くことができません。(ゲーム開始時のセントルイスのみ例外的に同じスペースに偵察隊コマが置かれます。)
もし、他プレイヤーの偵察隊コマが置かれているスペースで移動が終わる場合、そのスペースよりも「1つ先のスペース」へ偵察隊コマを置きます。&bold(){これは偵察隊コマをゴールへ向けて前進させているなら、「前のスペース」へ移動しますが、野営アクションで偵察隊コマが後退する場合は「後ろのスペース」へと移動することに注意してください。}
偵察隊コマを移動するアクションを一度に複数回実行する場合(強さ2、3を与えてアクションを実行する場合)は最終的に偵察隊コマが移動するスペースのみ考慮します。移動途中のスペースについては他プレイヤーの偵察隊コマがあるかどうかは無視します。
もし、川でのみ移動できるカードをプレイした結果、偵察隊コマが他プレイヤーの偵察隊コマが置かれているスペースで移動を終え、1つ先の山のスペースで移動を終える場合もあります(その逆もあります)。
&bold(){例1}
&ref(進行1.png)
黄色のプレイヤーは強さ2の人物カードと共に「指揮官」をプレイしました。これによって黄色のプレイヤーは偵察隊コマの移動アクションを2回行えます。
そこで、2個の馬を支払って、自分の偵察隊コマを山岳スペース上で4スペース(2スペース×2)移動させようとしました。しかし、馬を支払うことで移動できるスペースは3スペースしかないので(山岳スペースが2スペースと山岳or河川スペースが1スペース)、偵察隊コマを3スペースだけ移動させました。移動力が1残っていますが、これは失われます。
&bold(){例2}
&ref(進行2.png)
青のプレイヤーは強さ1の人物カード、インディアンコマ2個と共に「指揮官」をプレイしました。これによって青のプレイヤーは偵察隊コマの移動アクションを3回行えます。
そこで、食料2個と馬1個を支払って、自分の偵察隊コマを河川スペース上で4スペース(2スペース×2)と山岳スペース上で2スペース移動させました。最終的な移動後のスペースにはオレンジのプレイヤーの偵察隊コマがあったので、青のプレイヤーの偵察隊コマはもう1スペース前進し、アクションを終了します。
*村アクションの詳細
村には8個のエリアがあり、各エリアでは対応する8つの異なるアクションを実行することができます。これらのエリアは全プレイヤーが利用できます。
・「狩猟」、「職人」、「贈り物」、「送別」、「精霊信仰」の5つのエリアにはインディアンコマを1個だけ置くことのできるスペースがそれぞれ1つだけあります。
・「探検隊の改善」エリアにはインディアンコマを1個だけ置くことのできるスペースが2つあります。
・「カヌー製造」と「馬市場」の2つのエリアにはインディアンコマを何個でも置くことのできる半円のスペースがあります。
村アクションは遭遇人物カードの効果よりも弱いアクションです。しかし、村アクションは手札をプレイすることなくアクションを実行でき、さらに、獲得しにくい資源を手に入れる機会でもあります。また、探検隊ボード上のインディアンコマを減らすことにもつながります。
各エリアで実行できるアクションの詳細は次の通りです。
&ref(村アクション.png)
・&bold(){1:狩猟}
ストックから毛皮1個と食料1個を取って自分のボートに置く。
・&bold(){2:職人}
ストックから装備品1個と木材1個を取って自分のボートに置く。
・&bold(){3:贈り物}
ストックから毛皮2個、もしくは木材2個を取って自分のボートに置く。
・&bold(){4:送別}
自分の手札を0~3枚捨てる。その後、遭遇日誌エリアに置かれている遭遇人物カードを全て捨て札とする。このアクションで捨て札となったカードはゲームから取り除かれます。その後、山札から人物カードを5枚引き、遭遇日誌エリアに補充します。
補足:このアクションは次のように利用できます。
1.不要なカードを捨てることで手札を減らします。
2.遭遇日誌エリアに新たな人物カードを追加し、それを雇用できます。
・&bold(){6:カヌー製造}
木材2個を支払ってカヌーコマをストックから1個獲得する。
&bold(){例}
このエリアにインディアンコマを2個置きました。木材4個を支払ってカヌーコマを2個取って自分のボートに置きました。
・&bold(){5:馬市場}
異なる種類の資源コマを3個支払ってストックから馬コマを1個取って自分のボートに置く。支払う資源は全て異なる種類でなくてはいけません。
&bold(){例}
このエリアにインディアンコマを1個置きました。木材、食料、装備品を1個ずつ支払って馬コマを1個取って自分のボートに置きました。
・&bold(){7:探検隊の改善}
木材3個を支払って次の2つのアクションのうちどちらか1つを実行する。
1.資源を置くことができるボートタイル1枚と、ストックから任意の基本資源2個を取る。
2.インディアンコマを置くことができるボートタイル1枚とストックからインディアンコマ1個を取る。ストックにインディアンコマがない場合はボートタイルのみを取得する。
ボートタイルと取得した基本資源/インディアンコマは自分の探検隊に加えます(探検隊ボードのそばに置いておく)。
取得したボートタイルは、一度選択したら他のボートタイルに変更できません。
&bold(){ボートタイルの詳細}
&ref(ボート1.png)
このボートタイルには2個までの資源を置くことができます。このボートでは時間損失が発生しません。
&ref(ボート2.png)
このボートには5個までの資源を置くことができます。このボートに少なくとも1個の資源が置かれているならば、野営時に1の時間損失が発生します。
&ref(ボート3.png)
このボートには1個のインディアンコマを置くことができます。このボートでは時間損失が発生しません。
&ref(ボート4.png)
このボートには3個までのインディアンコマを置くことができます。このボートでは少なくとも1個のインディアンコマが置かれているならば、野営時に1の時間損失が発生します。
補足:このアクションはゲームの序盤ほど有効なアクションです。どのボートタイルを取るかは戦術に応じて決めましょう。さらに、このアクションでは基本資源2個もしくはインディアンコマ1個も獲得できます。
・&bold(){8:精霊信仰}
食料1個を支払って、自分もしくは他プレイヤー1人のプレイエリアに表向きでプレイされている人物カード1枚の効果をコピーして人物カードアクションを実行する。このアクションによって人物カードアクションを実行する場合、対象の人物カードに与えられた強さに関わらず、1回のみアクションを実行する。
対戦相手のプレイエリアにプレイされている人物カードをコピーする場合、対象の人物カードが自分のプレイエリアにあるかのように見なしてアクションを実行する。
ただし、永続的な効果を持つカード(&ref(無限アイコン.png)∞アイコン)を持つ人物カードをコピーすることはできません。
*遭遇人物カードの詳細
(気が向いたら)
&bold(){人物カード効果に関する用語}
・資源の支払い
自分のボートから資源コマを取ってストックに戻すこと
・資源の獲得
ストックから資源コマと取って自分のボートに置くこと
・資源の収集
自分と、自分の前後のプレイヤー(2人プレイの場合は対戦相手。BGAではプレイヤーインフォメーションで前後に位置するプレイヤー)のプレイエリアに置かれているカードに示されている対応する資源バッジを数え、対応する数の資源コマをストックから取り、自分のボートに置くこと。
・プレイエリア
プレイヤーがプレイしたカードのこと。表向きのカードと裏向きのカードどちらも含みます。
・表向きの人物カード
プレイヤーが人物カードアクションを実行した人物カードのこと。これから実行する人物カード自身も含みます。
#region
1:ヘイ(Hay)
&ref(遭遇人物1.png)
2:リトル・レイヴン(Little Raven)
&ref(遭遇人物2.png)
3:バッファロー・メディシン(Buff alo Medicine)
&ref(遭遇人物3.png)
4:エベネザー・タトル(Ebenezer Tuttle)
&ref(遭遇人物4.png)
5:ルネ・ジェサミー(René Jessaume)
&ref(遭遇人物5.png)
6:ビッグ・ホース(Big Horse)
&ref(遭遇人物6.png)
7:モーゼス・B・リード(Moses B. Reed)
&ref(遭遇人物7.png)
8:ジョン・ロバートソン(ジョン・ロバートソン)
&ref(遭遇人物8.png)
9:ジョセフ・バーター(Joseph Barter)
&ref(遭遇人物9.png)
10:J・バプティスト・デュシャン(J. Baptiste Deschamps)
&ref(遭遇人物10.png)
11:ジョン・ニューマン(John Newman)
&ref(遭遇人物11.png)
12:チャールズ・マッケンジー(Charles Mackenzie)
&ref(遭遇人物12.png)
13:ジョン・ダーム(John Dame)
&ref(遭遇人物13.png)
14:クスカラー(Cuscalar)
&ref(遭遇人物14.png)
15:トゥーサン・シャルボノー(Toussaint Charbonneau)
&ref(遭遇人物15.png)
16:F.アントワーヌ・ラロック(F. Antoine Larocque)
&ref(遭遇人物16.png)
17:ジョセフ・グラヴリーヌ(Joseph Gravelines)
&ref(遭遇人物17.png)
18:ジョン・ボーリー(John Boley)
&ref(遭遇人物18.png)
19:ジョン・ヘイ(John Hay)
&ref(遭遇人物19.png)
20:ビッグ・ホワイト(Big White)
&ref(遭遇人物20.png)
21:ディクソン&ハンコック(Dickson & Hancock)
&ref(遭遇人物21.png)
22:ブラック・モカシン(Black Moccasin)
&ref(遭遇人物22.png)
23:イェレプト(Yellept)
&ref(遭遇人物23.png)
24:P.アントワーヌ・タヴォー(P. Antoine Tabeau)
&ref(遭遇人物24.png)
25:スリー・イーグルス(Three Eagles)
&ref(遭遇人物25.png)
26:ホークス・フェザー(Hawk’s Feather)
&ref(遭遇人物26.png)
27:マン・クロウ(Man Crow)
&ref(遭遇人物27.png)
28:カッサネム(Cutssahnem)
&ref(遭遇人物28.png)
29:ブラック・バッファロー(Black Buff alo)
&ref(遭遇人物29.png)
30:ハーフ・マン(Half Man)
&ref(遭遇人物30.png)
31:リチャード・ウォーフィントン(Richard Warfington)
&ref(遭遇人物31.png)
32:ジェームス・マッケイ(James Mackay)
&ref(遭遇人物32.png)
33:ウェウチェ(Weuche)
&ref(遭遇人物33.png)
34:ピエール・ドリオン(Pierre Dorion)
&ref(遭遇人物34.png)
35:パーティサン(The Partisan)
&ref(遭遇人物35.png)
36:ニコラス・ジャロット(Nicholas Jarrot)
&ref(遭遇人物36.png)
37:レジス・ロワゼル(Régis Loisel)
&ref(遭遇人物37.png)
38:ヒュー・ヘニー(Hugh Heney)
&ref(遭遇人物38.png)
39:ブラック・キャット(Black Cat)
&ref(遭遇人物39.png)
40:ツイステッド・ヘア(Twisted Hair)
&ref(遭遇人物40.png)
41:ケイマーウェイト(Cameahwait)
&ref(遭遇人物41.png)
42:ブロークン・アーム(Broken Arm)
&ref(遭遇人物42.png)
43:カンカムリー(Comcomly)
&ref(遭遇人物43.png)
44:リトル・シーフ(Little Thief)
&ref(遭遇人物44.png)
45:ワックウェイス(Watkuweis)
&ref(遭遇人物45.png)
46:ダニエル・ブーン(Daniel Boone)
&ref(遭遇人物46.png)
47:オールド・トビー(Old Toby)
&ref(遭遇人物47.png)
48:コボウェイ(Coboway)
&ref(遭遇人物48.png)
49:クロウ・アット・レスト(Crow at Rest)
&ref(遭遇人物49.png)
50:ジョルジュ・ドロイヤール(George Drouillard)
&ref(遭遇人物50.png)
51:テトハルスキー(Tetoharsky)
&ref(遭遇人物51.png)
52:ワン・アイ(One Eye)
&ref(遭遇人物52.png)
53:サカガウィア(Sacagawea)
&ref(遭遇人物53.png)
54:カットノーズ(Cut Nose)
&ref(遭遇人物54.png)
#endregion
&bold(){Lewis & Clark}
&ref(https://x.boardgamearena.net/data/themereleases/170719-1149/games/lewisclark/170714-0143/img/game_box180.png)
[[BGAでプレイ>https://ja.boardgamearena.com/#!gamepanel?game=lewisclark]]
&bold(){訳語は個人で訳したものです。実際のゲームと異なる場合があります。}
#contents
*ゲーム画面
&ref(ルイスクラーク全体.jpg)
*目的
レースゲーム。北米大陸を横断し、最初にゴールまで到達すること。-以下フレーバーテキスト
1803年4月30日、アメリカは1500万ドルでフランスからミシシッピ以西の領土(ルイジアナ)を購入しました。アメリカ第3代大統領のトーマス・ジェファーソンは、この広大な土地を探索するために、メリウェザー・ルイスとウィリアム・クラークの2人の冒険家を送ることを決めました。ルイス&クラーク探検隊(1804年~1806年)は初めてアメリカ西部横断を成し遂げました。
さて、派遣された探検隊がルイス&クラーク探検隊1つではなく、もっとたくさんの探検隊が派遣されていたらどうなっていたでしょうか?
このゲームでは、ジェファーソン大統領が複数の探検隊を派遣していた、と仮想しています。
プレイヤーは派遣された探検隊を率いるリーダーとなります。北米大陸を横断し、最も早く太平洋に到達することを目指すします。
歴史に名を残せるのは「最初に到着した探検隊」だけなのです。
*画面説明
&ref(ボード説明1.jpg)
1:自分の手札
2:メインボード
3:遭遇日誌エリア
4:プレイヤーの探検隊ボード
・メインボードの説明
&ref(ボード説明2.jpg)
1:偵察隊コマ。この画像で偵察隊コマが置かれているマスがゲーム開始時のスタート地点
2:野営トークン
3:クラットソップ砦。ゴール。ここに自分の野営トークンを一番早く到着させた人が勝利
4:村アクションスペース。詳細は村アクションの項目を参照
5:ボートタイル
6:パウワウエリア
7:新参者エリア
*このゲームで使うもの
&ref(探検隊ボード.png)
探検隊ボード(個人ボード)
&ref(偵察隊コマ.png)
偵察隊コマ(各色1個)
&ref(キャンプトークン.png)
野営トークン(各色1個)
&ref(ボート1.png)
ボートタイル12枚
&ref(資源コマ.png)
資源コマ
(左から食料、木材、装備品、毛皮、馬、カヌーを表す。食料、木材、装備品、毛皮の4つを基本資源と呼ぶ。馬、カヌーの2つを交易資源と呼ぶ。全ての資源に上限数はありません。)
&ref(インディアンコマ.png)
インディアンコマ18個
(使用できるインディアンコマの数はプレイ人数によって変動する。)
&ref(遭遇人物1.png)
人物カード84枚
(初期人物カードは30枚、遭遇人物カード54枚)
*セットアップ
1.ゲームボードを置く。
2.資源コマをストックに準備する。
&bold(){ゲーム中のアクションによって直接獲得できる資源のことを基本資源、その他の資源を交易資源と呼びます}。交易資源を得るためにはいくつかの資源やインディアンコマが必要になります。ストックの資源に上限数はありません。
3.プレイ人数に応じたインディアンコマをストックとして用意する。余ったインディアンコマは使用しない。
インディアンコマは人物カードの使用や村でアクションを実行するのに必要です。また、アクションの効果を高めることもできます。初期人物カードの「通訳」を使用すれば、より多くのインディアンコマを利用できます。なお、インディアンコマによって遅れを取ってしまう可能性もあるので、気を付けてください。
用意されるインディアンコマの個数は次の通りです。
|プレイ人数|1|2|3|4|5|
|用意されるインディアンコマ数|6|9|12|15|18|
4.ストックから1個のインディアンコマを取り、ボードの新参者エリアに置く。
5.12枚のボートタイルを6枚ずつの2つの山に分け、ボード上に置く。
これらのボートを利用することで、運べる荷物の量や人員の上限を増やすことができます。
6.各プレイヤーはプレイヤーカラーと同じ色の初期人物カード6枚を受け取る。余った初期人物カードは使用しない。
これらの初期人物カードは探検隊のメンバーを表し、プレイヤーの初期手札となります。初期人物カードの内容は全プレイヤー同じです。
7.遭遇人物カード全54枚をシャッフルし、ゲームボードに裏向きに置き、遭遇人物カードの山札とする。
この山札からカードを5枚引き、ボード上の「遭遇日誌エリア」に強い順(人物カードの左上の数字が大きい順)に並べます(数字の小さいものほど下に、大きいものほど上になる)。強さが同じものは、カードを引いた順に下から並べていきます。
8.各プレイヤーはプレイヤーカラーに応じた探検ボードを受け取ります。さらに、各プレイヤーはストックからインディアンコマ1個を受け取り、探検ボードに描かれている船のうち、4隻目(左から4つ目)のボート上に置きます。
9.各プレイヤーは初期資源として、「毛皮、食料、装備品」を1個ずつストックから受け取り、探検ボードの1隻目(一番左)のボート上にこれらを置きます。
10.各プレイヤーはプレイヤーカラーに応じた自分の偵察隊コマをゲームボード上のスタートスペース(セントルイス)に置きます。
さらに、プレイヤーカラーに応じた自分の野営トークンをスタートスペース(セントルイス)を示すように川に隣接して置きます。
11.スタートプレイヤーを決め、ゲームを始めます。
・人物カードについて
人物カードは次の目的のために使用します:「アクションの実行」、「資源の獲得や交易」、「探検隊の前進」。
このゲームではカードの組み合わせによって多様な戦略を取ることができます。
・探検隊ボード
探検隊はプレイヤーの個人ボードによって表されます。個人ボードにはボートが描かれており、ここに獲得した資源を置いたり(六角形のスペース)、探検隊に加わったインディアンを置きます(円形のスペース)。
ボートには扱いやすいものとそうでないものがあります。あるボートは野営フェイズ中にプレイヤーの速度を落とすことはありません。その他のボート(時間シンボルのついているボート)のスペースが埋まっている場合、野営フェイズで遅れてしまう場合があります。ゲーム中にいつでも、プレイヤーは資源やインディアンコマの配置を変えることができ、こうすることで時間を無駄にすることを避けることができます。(BGAでは自動的に最適化されます)
*ゲームの流れ
スタートプレイヤーから順番に手番を実行し、誰かがゴール(クラットソップ砦)に自分の野営トークンを到着させるまでゲームを続けます。誰かがゴールにたどり着いた時点で即座にゲームは終了し、そのプレイヤーが勝者となります。
手番では、&bold(){必ず1回の「必須アクション」を実行しなければいけません。}
それに加えて、「&bold(){雇用}」「&bold(){野営}」という2つの任意のアクションを実行できます。これら2つの任意のアクションは、手番中なら任意のタイミングで実行できますが、それぞれを同時に解決するようなことはできません。
必須アクションと望むなら任意アクションを実行したら手番を終えます。そして次のプレイヤーの手番となります。
*ルール
手番では、&bold(){必ず1回の「必須アクション」を実行しなければいけません。}
そして、望むなら必須アクションの前後で任意アクションを実行できます。
それぞれのアクションを説明していきます。
**必須アクション
必須アクションは「&bold(){人物カードアクション}」とボード上の「&bold(){インディアンの村アクション}」の2つのうちどちらか1つを選んで実行します。
アクションを実行するには、インディアンのシンボルで表される強さを、インディンコマや他の人物カードなどによって与えなければいけません。
各人物カードは1~3の強さを持ち、インディアンコマは1個につき1の強さを持ちます。そして、与えられた強さの数字と同じ回数だけそのアクションを実行します。
***人物カードアクション
手札から人物カードを1枚選び、選んだカードのアクションを実行します。
・&bold(){人物カードの説明}
&ref(人物カード.png)
1:この人物カードが持つ強さ
2:人物カードアクションでこの人物カードを表向きにプレイした際に実行できるアクション
3:この人物カードが持つ資源バッジ(資源バッジの詳細は初期人物カードの項目を参照してください)
・&bold(){人物カードアクション実行方法}
手札の人物カードアクションを実行するためには、使用する人物カードをプレイし、人物カードに対して次のいずれかの方法で強さを与えなければいけません。
&ref(人物カードアクション.png)
・&bold(){A:手札の他の人物カードを使用}
手札から人物カードを裏向きにしてアクションで使用する人物カードのそばに伏せる。裏向きに伏せた人物カードが持つ強さの数値分だけ、アクションを実行する人物カードに対して強さを与えます。
・&bold(){B:探検隊ボード上のインディアンコマを使用}
自分の探検隊ボードから1~3個のインディアンコマを取り、アクションで使用する人物カードのそばに置く。
・&bold(){C:手札の人物カードとインディアンコマを組み合わせて使用する}
手札の人物カードとインディアンコマ1~2個を選び、手札の人物カードは裏向きにしてインディアンコマと共にアクションで使用する人物カードのそばに置く。このとき、&bold(){強さの合計が3になるようにする}。
これら3つの方法のいずれの場合でも、強さを表す数字と同じ回数だけ人物カードのアクションを実行します。
プレイされた人物カードはその場に残り、そのカードはプレイヤーのプレイエリアを構成していきます。
&bold(){注意}
上記の人物カードに強さを与える方法でA、Cの方法を採った場合、裏向きに伏せられた人物カードのアクションは野営を実行するまで使用できません。
B、Cの方法を採った場合、配置されたインディアンコマは自分の探検隊に所属したままとなります。
アクションを複数回実行することは役に立つことが多いです。強さ2、強さ3の人物カードはインディアンコマを使うことなく複数回のアクションを実行できるため、これらを手札に持っていることは大きなアドバンテージとなるでしょう。
***インディアンの村アクション
村アクションは、メインボード上のアクションエリアにインディアンコマを置くことによって実行することができます。
アクションエリアを1つ選び、選んだアクションエリアにインディアンコマを置くことで、それぞれに対応する固有のアクションを実行できます。アクションの詳細は村アクションの詳細を参照してください。
&bold(){村アクションの実行方法}
次のいずれかの方法を選んで実行します。
・空いているの円形のアクションエリアに自分の探検隊ボードからインディアンコマを1個取って置く
もしくは
・半円のアクションエリアに自分の探検隊ボードからインディアンコマを1~3個置く。このとき、半円のアクションエリアにはインディアンコマが置かれているかどうかは問わない。
どちらの方法の場合でも、置いたインディアンコマの数と同じ回数だけアクションを実行します。&bold(){これらのインディアンコマは探検隊から抜けることになり、プレイヤーのものではなくなります。}
人物カードのアクションと異なり、これらのアクションは全てのプレイヤーが利用可能です。
村アクションを実行するための競争は激しいものとなるでしょう。他プレイヤーが村アクションをいつ実行するのかを予測することは重要な戦略となります。
&bold(){アクションについての重要事項}
これらのアクション(人物カードアクション・村アクション)を実行する際に与えられた強さの一部だけ使用して、アクションを一部行わない(もしくは全く行わない)ことも可能です。
例えば、3の強さを与えたアクションを3回ではなく1回や2回だけ実行したり、全く実行しなくても構いません。
さらに、アクションは完全に実行できなくとも構いません。アクションによって得られる恩恵を一部だけ受け取ったり、全く受け取らないことも可能です。
以上が必須アクションの説明です。
次は任意アクションについて説明します。
**任意アクション
必須アクションの前後に実行できるアクションです。任意アクションは「&bold(){雇用}」と「&bold(){野営}」の2つがあります。
これらのアクションは手番中に任意に実行します(=実行してもしなくてもOK)。
***雇用
遭遇人物カードがボード上の「遭遇日誌エリア」に置かれます。
プレイヤーは必須アクションを実行する前か後のどちらかで、1手番につき1人だけ人物を雇用する(=遭遇人物カードを獲得する)ことができます。
雇用する際には、次のコストを&bold(){どちらも}支払う必要があります。
・&bold(){雇用したい人物カードの強さと同じ数の装備品コマ}
&ref(雇用1.png)
・&bold(){遭遇日誌エリアに示されている数の毛皮コマ}
&ref(雇用3.png)
このとき、手札から1枚だけカードを捨てることで、必要な装備品コマの一部(全部でも可)を軽減できます。捨てたカードが持つ強さと同じ数だけ装備品コマの支払いを少なくできます。捨てたカードは表向きにしてゲームボードのそばに捨て札として置かれます。そして、雇用した人物カードは即座に手札に加えます。その後、遭遇日誌エリアに新たな人物カードを補充します。
&bold(){例}
&ref(雇用2.png)
人物カード「レジス・ロワゼル」を雇用することにしました。このコストは毛皮コマ4個と装備品コマ3個です。まず、毛皮コマ4個を支払いました。その後、装備品コマ2個を支払い、さらに手札の「ヒュー・マクニール(強さ1)」を捨て札にして(人物カードを捨てることにより、装備品コマが1個割引される)、「レジス・ロワゼル」を手札に加えました。
&bold(){初心者へのアドバイス}:最初のゲームでは「通訳」と「指揮官」は捨てないことをオススメします。
・遭遇日誌エリアへの人物カードの追加方法
遭遇日誌エリアに空きスペースができたら、即座にそのスペースよりも上にある全ての人物カードを下へスライド移動させます。その後、空いているスペースに新たな人物カードを置きます。このとき、強さの順番に並び変えられることはありません。
***野営
手番中、必須アクションする前か後のどちらかで野営アクションを実行することができます。このアクションを実行すると、自分の野営トークンが自分の偵察隊コマの場所まで移動します。
&bold(){もし、手番開始時に必須アクション(人物カードアクション・村アクション)をいずれも実行できない場合、必ずこの「野営」アクションを最初に実行しなければいけません。}
&bold(){このアクションでは、自分のプレイエリアにプレイされているカードを手元に戻すことができます}。
ただし、野営アクションを実行すると時間損失が発生する場合があります。時間損失が発生すると、偵察隊コマが後退することになり、ゴールから遠ざかります。どれくらいの時間損失が発生するのかはカードやボートに表示されている「時間アイコン」によって示されます。
・&bold(){野営アクションの実行方法}
野営アクションは次の手順で実行します。
A.自分の人物カードに置かれている全てのインディアンコマを自分の探検隊ボードに戻す
(このとき、時間コストが最も少なくなるように探検隊ボード上の資源コマやインディアンコマを自由に再配置することができます。)
B.時間損失を計算します。以下の値を合計します。
・&bold(){この時点で手札として残っている人物カードの枚数。1枚につき時間損失1が発生します。}
・&bold(){自分の探検隊ボードのボート(下記参照)}
・&bold(){自分が所持しているボートタイル(詳細は村アクション:探検隊の改良の項目を参照してください)}
&ref(探検隊ボード1.png)
1:このボートには3個まで資源コマを置くことができます。このボートでは時間損失は発生しません。
2:このボートには3個まで資源コマを置くことができます。このボートに少なくとも1個の資源コマが置かれているなら、時間損失1が発生します。
3:このボートには5個まで資源コマを置くことができます。このボートに置かれている資源コマ1個につき時間損失1が発生します。
4:このボートにはインディアンコマを1個だけ置くことができます。このボートでは時間損失は発生しません。
5:このボートにはインディアンコマを好きなだけ置くことができます。このボートに置かれているインディアンコマ1個につき時間損失1が発生します。
C.偵察隊コマの移動ルールに従って、時間損失の合計値と同じ数だけ、自分の偵察隊コマを「後方」のスペースへ移動させなければいけません。
(偵察隊コマがセントルイスから5スペース以上後退する場合、他の偵察隊コマがいたとしても、一番端のスペースで後退は止まります。)
D.偵察隊コマが自分の野営トークンよりも前方にあるなら、自分の野営トークンが偵察隊コマのいるスペースまで移動します。偵察隊コマが自分の野営トークンよりも後方にあるなら、野営トークンは移動しません。
E.自分のプレイエリアに置かれているカードを全て戻し手札にします。
・野営トークン
野営トークン自体が後退することはありません。
野営アクション終了時、複数の野営トークンが同じスペースにあっても構いません。偵察隊コマは複数の野営トークンがあるスペースで移動を終えることができます。
・&bold(){BGAでの視覚効果について}
BGAの場合は探検隊ボード上の資源コマの位置は「視覚的な効果」のために表示されているだけで、内部的には時間損失が最小となるように計算されています。そのため、&bold(){見た目と実際に発生する時間損失に差異が生じている場合があります}。
なお、探検隊ボードの左上(プレイヤーの野営トークンのマークが表示されている箇所)をクリックすると、自動的に時間損失が最小となるように再配置されます。
&bold(){視覚効果の例}
この探検隊ボードで発生する時間損失は1だけです。中央のボートに資源コマが置かれているので、時間損失が2発生するように見えますが、内部的には時間損失が最小になるように自動的に資源の配置が並びかえられて時間損失の計算がされているため、このようになります。
&ref(視覚効果.png)
&bold(){例}
青のプレイヤーは野営アクションを実行しなければいけません。
&ref(時間損失.png)
このプレイヤーは自身のプレイエリアのカード上にあるインディアンコマ2個を取り、これらを自分の探検隊ボードに置きました。その後、野営の時間損失を計算をします。
このときの状況は次のようになっていました。
・A:手札に残っている人物カード1枚→時間損失1
・B:ボートに資源コマがある→時間損失1
・C:ボートに資源コマが2個ある→時間損失2
・D:ボートにインディアンコマが1個ある→時間損失1
これらを合計して、今回の野営の時間損失は5です。
つまり、このプレイヤーは自分の偵察隊コマを5スペース分後退させなければいけません。その後、自分の野営トークンを偵察隊コマのあるスペースまで移動させ、自分のプレイエリアにあったカードを全て戻して手札としました。
&bold(){重要事項}
野営アクション終了時に、自分の偵察隊コマがルートの右端のマス(セントルイスから数えて後ろ側へ5マス目)にあった場合、次の処理を行わなければいけません。
1.雇用した遭遇人物カードを全て捨てる
2.獲得した全ての資源とインディアンコマをボードに戻す(資源はストックに、インディアンコマはパウワエリアに置かれる)
3.その後、セントルイスに自分の偵察隊コマを戻す
これでアクションの説明は以上です。
それぞれのカード効果や村アクションの詳細などは後述します。
**ゲーム終了
誰かの野営トークンが「クラットソップ砦」のスペースまで移動したらゲームは即座に終了します。
そして、自分の野営トークンをクラットソップ砦のスペースまで移動させたプレイヤーが勝者です。
*人物カードアクションの詳細
ここでは初期人物カードの人物カードアクションについて主に説明します。ただし、ここで説明する人物カードアクションのルールは一部の遭遇人物カードアクションにも適用されるので注意してください。
初期人物カードとは、ゲーム開始時に各プレイヤーが手札として持つ人物カードです。
初期人物カードの内容は全て同じで、「指揮官」「通訳」「木こり」「猟師」「鍛冶屋」「毛皮商」の6枚を持ってゲームをスタートします。
**基本資源の獲得
&ref(初期人物木こり.png)
木こり(木材を獲得)
&ref(初期人物猟師.png)
猟師(食料を獲得)
&ref(初期人物鍛冶屋.png)
鍛冶屋(装備品を獲得)
&ref(初期人物毛皮商.png)
毛皮商(毛皮を獲得)
初期人物カードの中では、これら4つの人物カードアクションを実行することによって基本資源を獲得できます。
「木こり」の人物カードアクションでは木材を、「猟師」の人物カードアクションでは食料を、「鍛冶屋」の人物カードアクションでは装備品を、「毛皮商」の人物カードアクションでは毛皮を獲得できます。
・&bold(){資源獲得アクションの実行方法}
まず、これらの人物カードアクションを実行します。(人物カードアクションの実行方法は必須アクションの項目を参照してください。)
次に、自分のプレイエリアにプレイされているカード(アクションを実行するために使用されたカードも含む)と自分の前後のプレイヤー(自分から見て上家と下家のプレイヤー。2人プレイの場合は対戦相手のプレイヤー。BGAではプレイヤーインフォメーションの前後に位置するプレイヤー)のプレイエリアにプレイされている各カードの右上に表示されている対応する資源バッジの数を数え、それらを全て合計します。
&ref(バッジ木材.png)&ref(バッジ食料.png)&ref(バッジ装備品.png)&ref(バッジ毛皮.png)
(資源バッジ。人物カードの右上に表示されています。)
その後、次の計算をします。
&bold(){「資源バッジの個数」×「人物カードアクション実行のために与えた強さ」}
この式の積と同じ数までの対応する資源コマを好きなだけストックから獲得できます。獲得した資源コマは自分のボートの空いているスペースに置きます。
このとき、ボートに空きスペースがあるなら、既にボートに置かれている資源コマをストックに戻すことはできません。空きスペースがなくなった場合、ボートに置ききれない資源コマはストックに戻すことができます。
資源コマは必要に応じて配置を変更できますが、探検隊ボードに置くことのできる上限数を超えて(一時的にでも)資源コマを持つことはできません。
&bold(){例}
&ref(資源獲得.png)
青のプレイヤーは「木こり」をプレイし、さらに強さ2の人物カードをプレイしました。自身と前後のプレイヤーのプレイエリアにプレイされているカードには木材の資源バッジが合計で5個ありました。そのため、5×2=10個までの木材コマをストックから獲得できます。そこで、このプレイヤーは木材コマを7個だけ取ることにし、自身のボートに置きました。残りの資源はストックに戻しました。
**インディアンコマの獲得
&ref(初期人物通訳.png)
初期人物カードの中では、「通訳」の人物カードアクションによってインディアンコマを獲得できます。
・&bold(){インディアンコマ獲得アクションの実行方法}
次の手順によってインディアンコマを獲得します。
1.ボード上の村アクションエリアにある全てのインディアンコマ(新参者エリアにあるものも含む)をボード中央のパウワウエリアに集める。
2.パウワウエリアから、任意の数のインディアンコマを獲得する。その後、獲得したインディアンコマを自分の探検隊ボードのボートに置く。
3.遭遇日誌エリアの一番下にある人物カードを捨て札置き場に捨てる(表向きで)。その後、人物カードの山札から1枚カードを引いて、遭遇日誌エリアの一番上に追加する。
4.ストックからインディアンコマを1個取り、新参者エリアに置く。ストックにインディアンコマがない場合はこの手順はスキップする。
「通訳」のアクションを強さ2もしくは3で実行した場合は上記の手順1~4を2回もしくは3回繰り返し行います。つまり、遭遇日誌エリアのカードは2回もしくは3回入れ替わり、追加のインディアンコマを1個もしくは2個獲得できることになります。
&bold(){「通訳」のアクションはインディアンコマを獲得する唯一の手段です。}
さらに、このアクションには次の効果もあることに注意してください。
・&bold(){全ての村アクションを再び実行可能にする。}
・&bold(){遭遇日誌エリアに新たな人物カードが公開されることで、雇用の選択肢が増える。}
&bold(){例}
1.赤のプレイヤーは「通訳」をプレイし、さらに強さ1の人物カードをプレイしました。赤のプレイヤーはボード上にある全てのインディアンコマ(新参者エリアにあるものも含む)をボード中央のパウワウエリアに集めました。その結果、4個のインディアンコマが集まりました。
2.赤のプレイヤーはパウワウエリアに集められた全てのインディアンコマを自分の探検隊ボードにボートに置くことにしました。
3.その後、遭遇日誌エリアの一番下にある人物カードが捨て札となり、新たに1枚の人物カードが補充されます。
4.最後に、ニューカマーエリアにインディアンコマが1個補充されます。
**偵察隊コマの移動
&ref(初期人物指揮官.png)
初期人物カードの中では、「指揮官」カードによって自分の偵察隊コマをルートに沿って進めることができます。
&ref(ルート.png)
(赤く囲まれてるのがゴールまでのルート)
・ルート中には次の3種類の地形あります。
&ref(経路河川.png)
河川(青い波線のマークがついている。)
&ref(経路山岳.png)
山岳(灰色の山マークがついている。)
&ref(経路山岳河川.png)
山岳or河川(灰色の山に青い波線マークがついている。)
・&bold(){偵察隊コマ移動アクションの実行方法}
次の手順で偵察隊コマ移動アクションを実行します。
1.偵察隊コマ移動アクションを実行できる人物カードをプレイする。
2.プレイ時に与えた強さ1につき次の3つの選択肢から1つを選び実行します。
A:自分の探検隊ボードから食料を1個支払って自分の偵察隊コマを河川スペース上で2マス前進させる
B:自分の探検隊ボードからカヌーを1個支払って、自分の偵察隊コマを河川スペース上で4マス前進させる
C:自分の探検隊ボードから馬を1個支払って、自分の偵察隊コマを山岳スペース上で2マス前進させる
最初の山岳スペースの前後に山岳or河川のスペースが2マスあります。ここでは、上記の3つのいずれの方法を使っても偵察隊コマを進めることができます。ただし、移動の途中で地形の種類が変わり、支払った資源コマが対応していない場合は、使用できなかった分の移動力が失われます。(例えば、馬を支払って山川スペースへ偵察隊コマを進めた次のスペースが川スペースの場合、偵察隊コマは川スペースへと進めることはできません。)
・&bold(){移動ルールの詳細}
他プレイヤーの偵察隊コマが置かれているスペースを通過することは可能です。
ただし、&bold(){偵察隊コマは、他プレイヤーの偵察隊コマが置かれているスペースで移動を終えることができません}。1つのスペースには1つの偵察隊コマしか置くことができません。(ゲーム開始時のセントルイスのみ例外的に同じスペースに偵察隊コマが置かれます。)
もし、他プレイヤーの偵察隊コマが置かれているスペースで移動が終わる場合、そのスペースよりも「1つ先のスペース」へ偵察隊コマを置きます。&bold(){これは偵察隊コマをゴールへ向けて前進させているなら、「前のスペース」へ移動しますが、野営アクションで偵察隊コマが後退する場合は「後ろのスペース」へと移動することに注意してください。}
偵察隊コマを移動するアクションを一度に複数回実行する場合(強さ2、3を与えてアクションを実行する場合)は最終的に偵察隊コマが移動するスペースのみ考慮します。移動途中のスペースについては他プレイヤーの偵察隊コマがあるかどうかは無視します。
もし、川でのみ移動できるカードをプレイした結果、偵察隊コマが他プレイヤーの偵察隊コマが置かれているスペースで移動を終え、1つ先の山のスペースで移動を終える場合もあります(その逆もあります)。
&bold(){例1}
&ref(進行1.png)
黄色のプレイヤーは強さ2の人物カードと共に「指揮官」をプレイしました。これによって黄色のプレイヤーは偵察隊コマの移動アクションを2回行えます。
そこで、2個の馬を支払って、自分の偵察隊コマを山岳スペース上で4スペース(2スペース×2)移動させようとしました。しかし、馬を支払うことで移動できるスペースは3スペースしかないので(山岳スペースが2スペースと山岳or河川スペースが1スペース)、偵察隊コマを3スペースだけ移動させました。移動力が1残っていますが、これは失われます。
&bold(){例2}
&ref(進行2.png)
青のプレイヤーは強さ1の人物カード、インディアンコマ2個と共に「指揮官」をプレイしました。これによって青のプレイヤーは偵察隊コマの移動アクションを3回行えます。
そこで、食料2個と馬1個を支払って、自分の偵察隊コマを河川スペース上で4スペース(2スペース×2)と山岳スペース上で2スペース移動させました。最終的な移動後のスペースにはオレンジのプレイヤーの偵察隊コマがあったので、青のプレイヤーの偵察隊コマはもう1スペース前進し、アクションを終了します。
*村アクションの詳細
村には8個のエリアがあり、各エリアでは対応する8つの異なるアクションを実行することができます。これらのエリアは全プレイヤーが利用できます。
・「狩猟」、「職人」、「贈り物」、「送別」、「精霊信仰」の5つのエリアにはインディアンコマを1個だけ置くことのできるスペースがそれぞれ1つだけあります。
・「探検隊の改善」エリアにはインディアンコマを1個だけ置くことのできるスペースが2つあります。
・「カヌー製造」と「馬市場」の2つのエリアにはインディアンコマを何個でも置くことのできる半円のスペースがあります。
村アクションは遭遇人物カードの効果よりも弱いアクションです。しかし、村アクションは手札をプレイすることなくアクションを実行でき、さらに、獲得しにくい資源を手に入れる機会でもあります。また、探検隊ボード上のインディアンコマを減らすことにもつながります。
各エリアで実行できるアクションの詳細は次の通りです。
&ref(村アクション.png)
・&bold(){1:狩猟}
ストックから毛皮1個と食料1個を取って自分のボートに置く。
・&bold(){2:職人}
ストックから装備品1個と木材1個を取って自分のボートに置く。
・&bold(){3:贈り物}
ストックから毛皮2個、もしくは木材2個を取って自分のボートに置く。
・&bold(){4:送別}
自分の手札を0~3枚捨てる。その後、遭遇日誌エリアに置かれている遭遇人物カードを全て捨て札とする。このアクションで捨て札となったカードはゲームから取り除かれます。その後、山札から人物カードを5枚引き、遭遇日誌エリアに補充します。
補足:このアクションは次のように利用できます。
1.不要なカードを捨てることで手札を減らします。
2.遭遇日誌エリアに新たな人物カードを追加し、それを雇用できます。
・&bold(){6:カヌー製造}
木材2個を支払ってカヌーコマをストックから1個獲得する。
&bold(){例}
このエリアにインディアンコマを2個置きました。木材4個を支払ってカヌーコマを2個取って自分のボートに置きました。
・&bold(){5:馬市場}
異なる種類の資源コマを3個支払ってストックから馬コマを1個取って自分のボートに置く。支払う資源は全て異なる種類でなくてはいけません。
&bold(){例}
このエリアにインディアンコマを1個置きました。木材、食料、装備品を1個ずつ支払って馬コマを1個取って自分のボートに置きました。
・&bold(){7:探検隊の改善}
木材3個を支払って次の2つのアクションのうちどちらか1つを実行する。
1.資源を置くことができるボートタイル1枚と、ストックから任意の基本資源2個を取る。
2.インディアンコマを置くことができるボートタイル1枚とストックからインディアンコマ1個を取る。ストックにインディアンコマがない場合はボートタイルのみを取得する。
ボートタイルと取得した基本資源/インディアンコマは自分の探検隊に加えます(探検隊ボードのそばに置いておく)。
取得したボートタイルは、一度選択したら他のボートタイルに変更できません。
&bold(){ボートタイルの詳細}
&ref(ボート1.png)
このボートタイルには2個までの資源を置くことができます。このボートでは時間損失が発生しません。
&ref(ボート2.png)
このボートには5個までの資源を置くことができます。このボートに少なくとも1個の資源が置かれているならば、野営時に1の時間損失が発生します。
&ref(ボート3.png)
このボートには1個のインディアンコマを置くことができます。このボートでは時間損失が発生しません。
&ref(ボート4.png)
このボートには3個までのインディアンコマを置くことができます。このボートでは少なくとも1個のインディアンコマが置かれているならば、野営時に1の時間損失が発生します。
補足:このアクションはゲームの序盤ほど有効なアクションです。どのボートタイルを取るかは戦術に応じて決めましょう。さらに、このアクションでは基本資源2個もしくはインディアンコマ1個も獲得できます。
・&bold(){8:精霊信仰}
食料1個を支払って、自分もしくは他プレイヤー1人のプレイエリアに表向きでプレイされている人物カード1枚の効果をコピーして人物カードアクションを実行する。このアクションによって人物カードアクションを実行する場合、対象の人物カードに与えられた強さに関わらず、1回のみアクションを実行する。
対戦相手のプレイエリアにプレイされている人物カードをコピーする場合、対象の人物カードが自分のプレイエリアにあるかのように見なしてアクションを実行する。
ただし、永続的な効果を持つカード(&ref(無限アイコン.png)∞アイコン)を持つ人物カードをコピーすることはできません。
*遭遇人物カードの詳細
(気が向いたら)
&bold(){人物カード効果に関する用語}
・資源の支払い
自分のボートから資源コマを取ってストックに戻すこと
・資源の獲得
ストックから資源コマと取って自分のボートに置くこと
・資源の収集
自分と、自分の前後のプレイヤー(2人プレイの場合は対戦相手。BGAではプレイヤーインフォメーションで前後に位置するプレイヤー)のプレイエリアに置かれているカードに示されている対応する資源バッジを数え、対応する数の資源コマをストックから取り、自分のボートに置くこと。
・プレイエリア
プレイヤーがプレイしたカードのこと。表向きのカードと裏向きのカードどちらも含みます。
・表向きの人物カード
プレイヤーが人物カードアクションを実行した人物カードのこと。これから実行する人物カード自身も含みます。
#region
1:ヘイ(Hay)
&ref(遭遇人物1.png)
2:リトル・レイヴン(Little Raven)
&ref(遭遇人物2.png)
3:バッファロー・メディシン(Buff alo Medicine)
&ref(遭遇人物3.png)
4:エベネザー・タトル(Ebenezer Tuttle)
&ref(遭遇人物4.png)
5:ルネ・ジェサミー(René Jessaume)
&ref(遭遇人物5.png)
6:ビッグ・ホース(Big Horse)
&ref(遭遇人物6.png)
7:モーゼス・B・リード(Moses B. Reed)
&ref(遭遇人物7.png)
8:ジョン・ロバートソン(ジョン・ロバートソン)
&ref(遭遇人物8.png)
9:ジョセフ・バーター(Joseph Barter)
&ref(遭遇人物9.png)
10:J・バプティスト・デュシャン(J. Baptiste Deschamps)
&ref(遭遇人物10.png)
11:ジョン・ニューマン(John Newman)
&ref(遭遇人物11.png)
12:チャールズ・マッケンジー(Charles Mackenzie)
&ref(遭遇人物12.png)
13:ジョン・ダーム(John Dame)
&ref(遭遇人物13.png)
14:クスカラー(Cuscalar)
&ref(遭遇人物14.png)
15:トゥーサン・シャルボノー(Toussaint Charbonneau)
&ref(遭遇人物15.png)
16:F.アントワーヌ・ラロック(F. Antoine Larocque)
&ref(遭遇人物16.png)
17:ジョセフ・グラヴリーヌ(Joseph Gravelines)
&ref(遭遇人物17.png)
18:ジョン・ボーリー(John Boley)
&ref(遭遇人物18.png)
19:ジョン・ヘイ(John Hay)
&ref(遭遇人物19.png)
20:ビッグ・ホワイト(Big White)
&ref(遭遇人物20.png)
21:ディクソン&ハンコック(Dickson & Hancock)
&ref(遭遇人物21.png)
22:ブラック・モカシン(Black Moccasin)
&ref(遭遇人物22.png)
23:イェレプト(Yellept)
&ref(遭遇人物23.png)
24:P.アントワーヌ・タヴォー(P. Antoine Tabeau)
&ref(遭遇人物24.png)
25:スリー・イーグルス(Three Eagles)
&ref(遭遇人物25.png)
26:ホークス・フェザー(Hawk’s Feather)
&ref(遭遇人物26.png)
27:マン・クロウ(Man Crow)
&ref(遭遇人物27.png)
28:カッサネム(Cutssahnem)
&ref(遭遇人物28.png)
29:ブラック・バッファロー(Black Buff alo)
&ref(遭遇人物29.png)
30:ハーフ・マン(Half Man)
&ref(遭遇人物30.png)
31:リチャード・ウォーフィントン(Richard Warfington)
&ref(遭遇人物31.png)
32:ジェームス・マッケイ(James Mackay)
&ref(遭遇人物32.png)
33:ウェウチェ(Weuche)
&ref(遭遇人物33.png)
34:ピエール・ドリオン(Pierre Dorion)
&ref(遭遇人物34.png)
35:パーティサン(The Partisan)
&ref(遭遇人物35.png)
36:ニコラス・ジャロット(Nicholas Jarrot)
&ref(遭遇人物36.png)
37:レジス・ロワゼル(Régis Loisel)
&ref(遭遇人物37.png)
38:ヒュー・ヘニー(Hugh Heney)
&ref(遭遇人物38.png)
39:ブラック・キャット(Black Cat)
&ref(遭遇人物39.png)
40:ツイステッド・ヘア(Twisted Hair)
&ref(遭遇人物40.png)
41:ケイマーウェイト(Cameahwait)
&ref(遭遇人物41.png)
42:ブロークン・アーム(Broken Arm)
&ref(遭遇人物42.png)
43:カンカムリー(Comcomly)
&ref(遭遇人物43.png)
44:リトル・シーフ(Little Thief)
&ref(遭遇人物44.png)
45:ワックウェイス(Watkuweis)
&ref(遭遇人物45.png)
46:ダニエル・ブーン(Daniel Boone)
&ref(遭遇人物46.png)
47:オールド・トビー(Old Toby)
&ref(遭遇人物47.png)
48:コボウェイ(Coboway)
&ref(遭遇人物48.png)
49:クロウ・アット・レスト(Crow at Rest)
&ref(遭遇人物49.png)
50:ジョルジュ・ドロイヤール(George Drouillard)
&ref(遭遇人物50.png)
51:テトハルスキー(Tetoharsky)
&ref(遭遇人物51.png)
52:ワン・アイ(One Eye)
&ref(遭遇人物52.png)
53:サカガウィア(Sacagawea)
&ref(遭遇人物53.png)
54:カットノーズ(Cut Nose)
&ref(遭遇人物54.png)
#endregion