「265」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

265」(2007/05/06 (日) 12:16:39) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p><dt><a href="menu:265" target="_top" name="265"><font color="#0000ff">265</font></a> 名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 01:02:23 <a href="id:265" target="_top"><font color="#0000ff">ID:</font></a>EfkDX2Pj </dt><dd><a href="about:blank#256" target="_top"><font color="#800080">&gt;&gt;256</font></a> 励みになります <br /> <a href="about:blank#257" target="_top"><font color="#800080">&gt;&gt;257</font></a> VIPPERでもうしわけない、ありがとう <br /> <br /> <a href="about:blank#259-264" target="_top"><font color="#800080">&gt;&gt;259-264</font></a> 専属の人ktkr <br /> いろんなカップリングやシチュエーションを書き分けられて素晴らしいと思います。本当に。 <br /> <br /> <br /> <br /> 一行目の元ネタはアニメ19話です。 <br /> <br /> <br />   最近またお見合い相手を持ってこられたりしたけど、正直男に興味が持てないのよね。 <br /> 自立することの楽しさも大変さもわかると、だんだん親ってのがうるさく感じられてきちゃうのは仕方ないことなのかな。 <br /> 水泳部にいても、男子の更衣室に行くことが恥ずかしいとか、生徒の裸に興味があるとか全然思えないの。 <br /> むしろ、神楽とか、あの子はかなりいい結果出してるけど、ああいう健気にがんばる娘を見てる方が気持ちいいのよ。 <br /> いやいや、別に変な意味じゃないのよ?ただ応援したくなって、ちょっと近づいて触れあいたくなって、みたいなね。 <br /> 何の科目でも、公立でも私立でも教師は安泰だって言われてる。 <br /> で、みんなそれぞれ素敵な人を見つけて平和に人生を送るんだろう、って周りは思ってるみたい。 <br /> まあ、はっきり言っちゃうとやめてほしい。もっと自由に、もちろん自分で生活できるだけの労力はつぎ込むから、 <br /> 恋愛とか趣味とかに関する日常を赤の他人に縛られず送っていきたいわ。 <br /> ゆかりとかは羨ましいわね。幼馴染として、たまにはそれ以上の関係でかな、ずっと側にいるけれど <br /> あいつってば、全然先のこと考えなくて、何にでも猪突猛進って感じで。 <br /> 確かに迷惑することも結構あるわ。でも、体育教師の私としてはその生活力を分けてほしいわね。 <br /> さて、そのゆかりが今日も今日とて居候だし、どうせ自炊しなきゃいけないから、今晩は何にしようかしら。 <br /> 手近なところにじゃがいもが売ってるし、めんどくさいからカレーね、カレー。 <br /> 自由もいいけれど、給料日がきつくっちゃしょうがない、我慢しかないわね。 <br />   そう、最近また女の子が気に入っちゃったの。神楽と同じで健気、それに加えてとってもちっちゃい子。 <br /> もう可愛くって可愛くってしょうがない。しかも超高校級の天才で家事もしっかり一人でこなすなんて、言うことなしよ。 <br /> ゆかりのクラスだけど、体育の授業以外でも結構一緒になったりして、いろいろと話すことはできてる。 <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> </dd><dt><a href="menu:266" target="_top" name="266"><font color="#0000ff">266</font></a> 名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 01:03:23 <a href="id:266" target="_top"><font color="#0000ff">ID:</font></a>EfkDX2Pj </dt><dd>「あ、黒沢先生。こんばんは」 <br /> えっ!そんなこと考えてたら、来た!? <br /> まあいいわ。平静を保つことくらい簡単よ。仮にも勝負強いスポーツマンだしね。 <br /> 「あらちよちゃん、おつかい?」 <br /> 「今日は我が家の給食当番なんです。その材料を買いにきましたー」 <br /> <br /> 「ちよちゃん、結婚して」 <br /> 「へ?」 <br /> いけないいけない、うっかり口が滑っちゃったわ。こっちをじっと見てるわね。 <br /> さすがに本気だとは思わないだろうけど、注意しないと。 <br /> さて、気を取り直して。 <br /> 「ちよちゃんは今日は何作るの?」 <br /> 「えーと、空豆と豚肉の炒め物と、かぼちゃのサラダを作ります。あと何かスープかな」 <br /> これよ、これ。ついプロポーズしたくなる理由もわかるでしょ? <br /> 私の家に一時間でもいいから来てくれたら、ゆかりの分まで片付くのになあ。 <br /> ついでに先生の権限でいろいろと教えてもらったり頭を撫でてかわいがってみたり。 <br /> 「黒沢先生はなんですか?」 <br /> えっ? <br /> 「ま、まだ決めてないのよ」 <br /> へへ、やっぱり私じゃちよちゃんに教師面できないわね。 <br /> カレーだけだなんて口が裂けても言えないし。 <br /> 決めてない、なんだかんだ言っても、自分の人生もまだまだ決まってないわね。 <br /> さあ、次はどんな会話をしようかな……あれ、ちよちゃんじゃなくなってる。 <br /> 手元を見たら、買うつもりのないものが入っている。 <br /> 「あんたも!人のカゴにこっそりおやつを入れるとかじゃなくて!」 <br /> しかも高そうなのを。本当に幸せ者よねえ、こいつってば。 <br /> 「いいじゃないのいいじゃないの、一緒に食べてのんびりと」 <br /> こういう風に言われると強く反論できない私も私ね。 <br /> もっとちよちゃんみたいにしっかりした人間になりたいな。かわいく、はさすがに無理だけど。 <br /> いいなあ、ちよちゃん。今度私の家に連れて行こう。 <br /> 特別授業ね。お代はいらないわ、むしろ私が何万円でも払ってあげるから。 <br /> ああ、ちよちゃん。さっきの言葉は撤回しないわ、いつか結婚しようね。 <br /> <br /> </dd><dt><a href="menu:267" target="_top" name="267"><font color="#0000ff">267</font></a> 名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 01:04:36 <a href="id:267" target="_top"><font color="#0000ff">ID:</font></a>EfkDX2Pj </dt><dd><br /> <br /> 「何立ちどまってるのよ」 <br /> 「ん?ちよちゃんのこと」 <br /> 別に正直に言ってもおかしいとは思われないわよね。私たちの仲だし。 <br /> 「あいつは渡さねぇ」 <br /> 「あいつって、ひどい言い方じゃない?」 <br /> 「我が組の頭脳は私自身の手で守る!」 <br /> こんな言い方でも、生徒一人一人をしっかり見守ってるのはわかるわ。 <br /> そうでなきゃ、教師なんてやっていけないもの。 <br /> 「別荘もあるし」 <br /> あらら、まあ、ゆかりらしいわね。 <br /> 資金面でも一切問題ないものね、あの子。ヒモになっちゃうかしら。 <br /> できればいろいろしてあげたいけど、実のところ勉強を教えるのは苦手で苦手で。 <br /> 恥を晒したらどうしよう、って、ちよちゃんは何でも分かるんだからこんな心配しなくていいのよ。 <br /> あの子のことを考えてた途中で出会っちゃったばかりに、頭から離れないわ。 <br /> どうしよう。これは明日の学校がたまらない。 <br /> しかもプールの授業があるのよ、ピチピチの水着姿で決めたちよちゃんが <br /> がんばってがんばって、本当に健気になって10mを越せるように泳ぐのよ。 <br /> 手助けするのは私、それに多分神楽。 <br /> あのちっちゃな体に直接触れることができるのよ!分かる? <br /> 今までなら大したことなくやり過ごしてたかもしれないけど、これからはもうドキドキものね。 <br /> <br /> それにしてもこんなに私がちよちゃんの事を想い続けてるなんて。 <br /> もしかして、本当に惚れちゃったのかしら。 <br /> <br /> (妄想えんど) <br /> </dd></p>
<dl><dt><a target="_top" href="menu:265" name="265"><font color="#0000ff">265</font></a>名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 01:02:23<a target="_top" href="id:265"><font color="#0000ff">ID:</font></a>EfkDX2Pj</dt><dd><br /> 一行目の元ネタはアニメ19話です。<br /> <br /> <br />   最近またお見合い相手を持ってこられたりしたけど、正直男に興味が持てないのよね。<br /> 自立することの楽しさも大変さもわかると、だんだん親ってのがうるさく感じられてきちゃうのは仕方ないことなのかな。<br /> 水泳部にいても、男子の更衣室に行くことが恥ずかしいとか、生徒の裸に興味があるとか全然思えないの。<br /> むしろ、神楽とか、あの子はかなりいい結果出してるけど、ああいう健気にがんばる娘を見てる方が気持ちいいのよ。<br /> いやいや、別に変な意味じゃないのよ?ただ応援したくなって、ちょっと近づいて触れあいたくなって、みたいなね。<br /> 何の科目でも、公立でも私立でも教師は安泰だって言われてる。<br /> で、みんなそれぞれ素敵な人を見つけて平和に人生を送るんだろう、って周りは思ってるみたい。<br /> まあ、はっきり言っちゃうとやめてほしい。もっと自由に、もちろん自分で生活できるだけの労力はつぎ込むから、<br /> 恋愛とか趣味とかに関する日常を赤の他人に縛られず送っていきたいわ。<br /> ゆかりとかは羨ましいわね。幼馴染として、たまにはそれ以上の関係でかな、ずっと側にいるけれど<br /> あいつってば、全然先のこと考えなくて、何にでも猪突猛進って感じで。<br /> 確かに迷惑することも結構あるわ。でも、体育教師の私としてはその生活力を分けてほしいわね。<br /> さて、そのゆかりが今日も今日とて居候だし、どうせ自炊しなきゃいけないから、今晩は何にしようかしら。<br /> 手近なところにじゃがいもが売ってるし、めんどくさいからカレーね、カレー。<br /> 自由もいいけれど、給料日がきつくっちゃしょうがない、我慢しかないわね。<br />   そう、最近また女の子が気に入っちゃったの。神楽と同じで健気、それに加えてとってもちっちゃい子。<br /> もう可愛くって可愛くってしょうがない。しかも超高校級の天才で家事もしっかり一人でこなすなんて、言うことなしよ。<br /> ゆかりのクラスだけど、体育の授業以外でも結構一緒になったりして、いろいろと話すことはできてる。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> </dd><dt><a target="_top" href="menu:266" name="266"><font color="#0000ff">266</font></a>名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 01:03:23<a target="_top" href="id:266"><font color="#0000ff">ID:</font></a>EfkDX2Pj</dt><dd>「あ、黒沢先生。こんばんは」<br /> えっ!そんなこと考えてたら、来た!?<br /> まあいいわ。平静を保つことくらい簡単よ。仮にも勝負強いスポーツマンだしね。<br /> 「あらちよちゃん、おつかい?」<br /> 「今日は我が家の給食当番なんです。その材料を買いにきましたー」<br /> <br /> 「ちよちゃん、結婚して」<br /> 「へ?」<br /> いけないいけない、うっかり口が滑っちゃったわ。こっちをじっと見てるわね。<br /> さすがに本気だとは思わないだろうけど、注意しないと。<br /> さて、気を取り直して。<br /> 「ちよちゃんは今日は何作るの?」<br /> 「えーと、空豆と豚肉の炒め物と、かぼちゃのサラダを作ります。あと何かスープかな」<br /> これよ、これ。ついプロポーズしたくなる理由もわかるでしょ?<br /> 私の家に一時間でもいいから来てくれたら、ゆかりの分まで片付くのになあ。<br /> ついでに先生の権限でいろいろと教えてもらったり頭を撫でてかわいがってみたり。<br /> 「黒沢先生はなんですか?」<br /> えっ?<br /> 「ま、まだ決めてないのよ」<br /> へへ、やっぱり私じゃちよちゃんに教師面できないわね。<br /> カレーだけだなんて口が裂けても言えないし。<br /> 決めてない、なんだかんだ言っても、自分の人生もまだまだ決まってないわね。<br /> さあ、次はどんな会話をしようかな……あれ、ちよちゃんじゃなくなってる。<br /> 手元を見たら、買うつもりのないものが入っている。<br /> 「あんたも!人のカゴにこっそりおやつを入れるとかじゃなくて!」<br /> しかも高そうなのを。本当に幸せ者よねえ、こいつってば。<br /> 「いいじゃないのいいじゃないの、一緒に食べてのんびりと」<br /> こういう風に言われると強く反論できない私も私ね。<br /> もっとちよちゃんみたいにしっかりした人間になりたいな。かわいく、はさすがに無理だけど。<br /> いいなあ、ちよちゃん。今度私の家に連れて行こう。<br /> 特別授業ね。お代はいらないわ、むしろ私が何万円でも払ってあげるから。<br /> ああ、ちよちゃん。さっきの言葉は撤回しないわ、いつか結婚しようね。<br /> <br /> </dd><dt><a target="_top" href="menu:267" name="267"><font color="#0000ff">267</font></a>名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 01:04:36<a target="_top" href="id:267"><font color="#0000ff">ID:</font></a>EfkDX2Pj</dt><dd><br /> <br /> 「何立ちどまってるのよ」<br /> 「ん?ちよちゃんのこと」<br /> 別に正直に言ってもおかしいとは思われないわよね。私たちの仲だし。<br /> 「あいつは渡さねぇ」<br /> 「あいつって、ひどい言い方じゃない?」<br /> 「我が組の頭脳は私自身の手で守る!」<br /> こんな言い方でも、生徒一人一人をしっかり見守ってるのはわかるわ。<br /> そうでなきゃ、教師なんてやっていけないもの。<br /> 「別荘もあるし」<br /> あらら、まあ、ゆかりらしいわね。<br /> 資金面でも一切問題ないものね、あの子。ヒモになっちゃうかしら。<br /> できればいろいろしてあげたいけど、実のところ勉強を教えるのは苦手で苦手で。<br /> 恥を晒したらどうしよう、って、ちよちゃんは何でも分かるんだからこんな心配しなくていいのよ。<br /> あの子のことを考えてた途中で出会っちゃったばかりに、頭から離れないわ。<br /> どうしよう。これは明日の学校がたまらない。<br /> しかもプールの授業があるのよ、ピチピチの水着姿で決めたちよちゃんが<br /> がんばってがんばって、本当に健気になって10mを越せるように泳ぐのよ。<br /> 手助けするのは私、それに多分神楽。<br /> あのちっちゃな体に直接触れることができるのよ!分かる?<br /> 今までなら大したことなくやり過ごしてたかもしれないけど、これからはもうドキドキものね。<br /> <br /> それにしてもこんなに私がちよちゃんの事を想い続けてるなんて。<br /> もしかして、本当に惚れちゃったのかしら。<br /> <br /> (妄想えんど)<br /> </dd></dl>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
人気記事ランキング
目安箱バナー