「246」(2007/05/06 (日) 11:53:51) の最新版変更点
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<p><dt><a href="menu:246" target="_top" name="246"><font color="#0000ff">246</font></a> 名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/16(月) 18:19:09 <a href="id:246" target="_top"><font color="#0000ff">ID:</font></a>GJgqJpHr </dt><dd><a href="about:blank#233" target="_top"><font color="#800080">>>233</font></a>さん <br />
学生時代ではないですが・・・ <br />
<br />
――― <br />
仮装競争でセーラー服を着るのを提案したのは教頭だった。 <br />
「谷崎先生達ならまだ通用するんじゃありませんか?」 <br />
教頭も冗談のつもりだったのだろうが、それをゆかりが真に受けしまったのだ。 <br />
ノリノリな彼女に反論できず、みなももしかたなく参加することにしたのである。 <br />
「お~結構着られるもんね」 <br />
着替えには保健室の隣の、用途不明の小さな部屋が割り当てられた。 <br />
「今日持ってきといて入らなかったら恥ずかしいもんね~」 <br />
家で試着してこなかったのだろうか。 <br />
無謀な彼女にみなもは呆れた。 <br />
「あ、にゃももいい感じね」 <br />
「でもなんかさすがに恥ずかしいわね」 <br />
みなもも照れてはいるが、まんざらでもなさそうだ。 <br />
さすがに女子高生と言うには無理があるが、二人ともそれなりに着こなしている。 <br />
「私普段スカートなんて穿かないから…」 <br />
みなもはスカートから覗く生足が気になるようだった。 <br />
水着の時はそれほど感じないのに、不思議なものだ。 <br />
しきりに裾を引っ張ったり、腰回りを気にしている。 <br />
「え~、にゃも足綺麗じゃん」 <br />
ゆかりが近付いて言う。 <br />
彼女が言う通り、みなもの両脚は恥ずかしがるにはもったいないほど美しい。 <br />
単純なスタイルの良さに加えて、運動している分肉付きもいい。 <br />
「もうちょっと短くしちゃいなさいよ」 <br />
「嫌よ。あんたがすればいいじゃない」 <br />
みなもは誉められたのかからかわれたのかわからない変な気分になった。 <br />
<br />
</dd><dt><a href="menu:247" target="_top" name="247"><font color="#0000ff">247</font></a> 名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/16(月) 18:20:34 <a href="id:247" target="_top"><font color="#0000ff">ID:</font></a>GJgqJpHr </dt><dd>競技までにはまだ時間がある。 <br />
みなもは椅子から立ち上がり、服と一緒に置いてある携帯を取ろうとした。 <br />
と、後ろから妙な視線を感じる。 <br />
振り向くとゆかりが頬杖をついて彼女の下半身を見つめていた。 <br />
「何よ」 <br />
「いや本当綺麗だな~と思って」 <br />
あんまりさらっと言うので、みなもは少したじろいだ。 <br />
笑顔のゆかりが立ち上がる。 <br />
みなもは体ごと彼女の方を向けて後ずさった。 <br />
しかし、もともと小さな部屋だ。後ろに二歩さがって、背中に壁が当たる。 <br />
逃げ場を失ったみなもに笑顔のゆかりが近付いてきた。 <br />
「な…何なのよ」 <br />
何も答えないゆかりの顔がギリギリまで接近してくる。 <br />
瞬間、みなもは太股にひやっとしたものを感じた。 <br />
「いゃっ…!!」 <br />
違和感に悲鳴をあげようとするみなもの唇をゆかりが塞いだ。 <br />
彼女は左手をみなもの背中にまわし、空いた手で右の内股をまさぐっている。 <br />
「ん…」 <br />
ゆかりが離れ唇は解放されたが、手は止まらない。 <br />
「も~、誰かに気付かれたらどうすんのよ」 <br />
優しく笑うゆかりにみなもは何も答えられない。 <br />
荒い息だけが彼女の唇から漏れる。 <br />
「お、興奮してんのか?にゃも?」 <br />
「そ…そんな」 <br />
そんなことない、と言おうとする唇をまたゆかりが塞ぐ。 <br />
今度ははさっきよりもずっと長く、舌のからまったキスだった。 <br />
ゆかりはみなもの口内の唾液を舐めとるように舌を動かしている。 <br />
強く抱きとめられた体の下では、二人の脚が絡まっていた。 <br />
<br />
</dd><dt><a href="menu:248" target="_top" name="248"><font color="#0000ff">248</font></a> 名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/16(月) 18:23:29 <a href="id:248" target="_top"><font color="#0000ff">ID:</font></a>GJgqJpHr </dt><dd>唇が離れ、みなもが名残惜しそうにゆかりを見つめる。 <br />
ずっと太股だけを撫でられていた彼女の興奮は限定に達していた。 <br />
「にゃも、切ないの?」 <br />
耳もとで聞くゆかりにこくこくと頷く。 <br />
その反応に満足したのか、ゆかりは太股に当てていた手を少しずつ上へ這わせる。 <br />
みなもは唇を開いたままゆかりの背に両腕をまわそうとした。 <br />
「ゆかり…」 <br />
しかし、みなもの腕はゆかりを抱くことなく空を切る。 <br />
「やっぱやめた!今しちゃうとにゃも走れなくなっちゃうかもしれないし~」 <br />
ゆかりは彼女に抱きしめられる前に、離れてしまっていた。 <br />
いつもと同じ明るい声言って、時計をみる。 <br />
「それに生徒の憧れの黒沢先生が制服着て欲情してるなんて知ったらみんなどう思うかにゃ~?」 <br />
「ゆかりぃ…」 <br />
みなもは座り込んで今にも泣き出しそうな顔をしている。 <br />
「そんな顔してもだ~め!でも…」 <br />
ゆかりの声が甘ったるいものに戻り、みなもに顔を近付けた。 <br />
「今日帰りにあんたの家寄るから、その格好で待ってたら考えてあげようかな」 <br />
ほっぺにキスして意地悪そうにみなもの頭を撫でた。 <br />
<br />
外からは仮装競争の参加者集合のアナウンスが聞こえている。</dd></p>
<dl><dt><a target="_top" href="menu:246" name="246"><font color="#0000ff">246</font></a>名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/16(月) 18:19:09<a target="_top" href="id:246"><font color="#0000ff">ID:</font></a>GJgqJpHr</dt><dd><a target="_top" href="about:blank#233"><font color="#800080">>>233</font></a>さん<br />
学生時代ではないですが・・・<br />
<br />
―――<br />
仮装競争でセーラー服を着るのを提案したのは教頭だった。<br />
「谷崎先生達ならまだ通用するんじゃありませんか?」<br />
教頭も冗談のつもりだったのだろうが、それをゆかりが真に受けしまったのだ。<br />
ノリノリな彼女に反論できず、みなももしかたなく参加することにしたのである。<br />
「お~結構着られるもんね」<br />
着替えには保健室の隣の、用途不明の小さな部屋が割り当てられた。<br />
「今日持ってきといて入らなかったら恥ずかしいもんね~」<br />
家で試着してこなかったのだろうか。<br />
無謀な彼女にみなもは呆れた。<br />
「あ、にゃももいい感じね」<br />
「でもなんかさすがに恥ずかしいわね」<br />
みなもも照れてはいるが、まんざらでもなさそうだ。<br />
さすがに女子高生と言うには無理があるが、二人ともそれなりに着こなしている。<br />
「私普段スカートなんて穿かないから…」<br />
みなもはスカートから覗く生足が気になるようだった。<br />
水着の時はそれほど感じないのに、不思議なものだ。<br />
しきりに裾を引っ張ったり、腰回りを気にしている。<br />
「え~、にゃも足綺麗じゃん」<br />
ゆかりが近付いて言う。<br />
彼女が言う通り、みなもの両脚は恥ずかしがるにはもったいないほど美しい。<br />
単純なスタイルの良さに加えて、運動している分肉付きもいい。<br />
「もうちょっと短くしちゃいなさいよ」<br />
「嫌よ。あんたがすればいいじゃない」<br />
みなもは誉められたのかからかわれたのかわからない変な気分になった。<br />
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</dd><dt><a target="_top" href="menu:247" name="247"><font color="#0000ff">247</font></a>名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/16(月) 18:20:34<a target="_top" href="id:247"><font color="#0000ff">ID:</font></a>GJgqJpHr</dt><dd>競技までにはまだ時間がある。<br />
みなもは椅子から立ち上がり、服と一緒に置いてある携帯を取ろうとした。<br />
と、後ろから妙な視線を感じる。<br />
振り向くとゆかりが頬杖をついて彼女の下半身を見つめていた。<br />
「何よ」<br />
「いや本当綺麗だな~と思って」<br />
あんまりさらっと言うので、みなもは少したじろいだ。<br />
笑顔のゆかりが立ち上がる。<br />
みなもは体ごと彼女の方を向けて後ずさった。<br />
しかし、もともと小さな部屋だ。後ろに二歩さがって、背中に壁が当たる。<br />
逃げ場を失ったみなもに笑顔のゆかりが近付いてきた。<br />
「な…何なのよ」<br />
何も答えないゆかりの顔がギリギリまで接近してくる。<br />
瞬間、みなもは太股にひやっとしたものを感じた。<br />
「いゃっ…!!」<br />
違和感に悲鳴をあげようとするみなもの唇をゆかりが塞いだ。<br />
彼女は左手をみなもの背中にまわし、空いた手で右の内股をまさぐっている。<br />
「ん…」<br />
ゆかりが離れ唇は解放されたが、手は止まらない。<br />
「も~、誰かに気付かれたらどうすんのよ」<br />
優しく笑うゆかりにみなもは何も答えられない。<br />
荒い息だけが彼女の唇から漏れる。<br />
「お、興奮してんのか?にゃも?」<br />
「そ…そんな」<br />
そんなことない、と言おうとする唇をまたゆかりが塞ぐ。<br />
今度ははさっきよりもずっと長く、舌のからまったキスだった。<br />
ゆかりはみなもの口内の唾液を舐めとるように舌を動かしている。<br />
強く抱きとめられた体の下では、二人の脚が絡まっていた。<br />
<br />
</dd><dt><a target="_top" href="menu:248" name="248"><font color="#0000ff">248</font></a>名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/16(月) 18:23:29<a target="_top" href="id:248"><font color="#0000ff">ID:</font></a>GJgqJpHr</dt><dd>唇が離れ、みなもが名残惜しそうにゆかりを見つめる。<br />
ずっと太股だけを撫でられていた彼女の興奮は限定に達していた。<br />
「にゃも、切ないの?」<br />
耳もとで聞くゆかりにこくこくと頷く。<br />
その反応に満足したのか、ゆかりは太股に当てていた手を少しずつ上へ這わせる。<br />
みなもは唇を開いたままゆかりの背に両腕をまわそうとした。<br />
「ゆかり…」<br />
しかし、みなもの腕はゆかりを抱くことなく空を切る。<br />
「やっぱやめた!今しちゃうとにゃも走れなくなっちゃうかもしれないし~」<br />
ゆかりは彼女に抱きしめられる前に、離れてしまっていた。<br />
いつもと同じ明るい声言って、時計をみる。<br />
「それに生徒の憧れの黒沢先生が制服着て欲情してるなんて知ったらみんなどう思うかにゃ~?」<br />
「ゆかりぃ…」<br />
みなもは座り込んで今にも泣き出しそうな顔をしている。<br />
「そんな顔してもだ~め!でも…」<br />
ゆかりの声が甘ったるいものに戻り、みなもに顔を近付けた。<br />
「今日帰りにあんたの家寄るから、その格好で待ってたら考えてあげようかな」<br />
ほっぺにキスして意地悪そうにみなもの頭を撫でた。<br />
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外からは仮装競争の参加者集合のアナウンスが聞こえている。</dd></dl>
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