「183」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

183」(2007/05/06 (日) 11:57:29) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p><dt><a href="menu:183" target="_top" name="183"><font color="#0000ff">183</font></a> 名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/08(日) 23:15:33 <a href="id:183" target="_top"><font color="#0000ff">ID:</font></a>u/Kl+3I7 </dt><dd>「大阪、そろそろ帰ろ」 <br /> 「そやな~。神楽ちゃんも一緒に帰らへん?」 <br /> 今日はボンクラーズがそろった割には普通の勉強会だった。 <br /> 「いや、私んち今日誰もいないんだ。で、帰り道で夕飯済ませちゃおうと思って。まだ早いだろ?」 <br /> 「あ、じゃあ泊まっていったらどうですか?今日はうちも私一人なんですよ」 <br /> マヤーをなでながらちよちゃんが言う。 <br /> 「いいの?悪いな」 <br /> 「私も一人じゃ寂しいからありがたいです!」 <br /> よく考えたらちよちゃんの家に泊まるのは初めてだ。 <br /> 別荘は毎年行ってるけど、なんか新鮮かも。 <br /> 「じゃあ、夕飯の献立考えてきますね」 <br /> 言ってちよちゃんは部屋を出て行った。 <br /> 本当によくできた子だな・・・。 <br /> ある意味私なんかよりずっと大人なんじゃないだろうか。 <br /> 私はまだ途中だった数式にペンを走らせた。 <br /> <br /> </dd><dt><a href="menu:184" target="_top" name="184"><font color="#0000ff">184</font></a> 名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/08(日) 23:16:40 <a href="id:184" target="_top"><font color="#0000ff">ID:</font></a>u/Kl+3I7 </dt><dd>「あ~、ちよちゃんて料理も上手だよね」 <br /> 「いや~、お口にあってよかったです」 <br /> ちよちゃんはあごまで湯船につかっている。 <br /> ちよちゃんちのお風呂は思ったよりは大きくなかった。 <br /> 鏡の前で体を洗っていると、なんとなく視線を感じる。 <br /> 「・・・どうしたらそんなに大きくなるんですか?」 <br /> えっ!? <br /> そんな・・・ストレートに・・・。 <br /> 「榊さんやよみさんは背もおっきいからわかるんですけど・・・神楽さんはなんで・・・」 <br /> この子は純粋な気持ちで言ってるんだろうか。 <br /> ゆっくりちよちゃんのほうを見ると、ほぁ~っとした顔でこっちを見ている。 <br /> どうやら他意はないようだ。 <br /> まて。私はちよちゃん相手に何恥ずかしがってるんだ。 <br /> 笑って冗談のひとつでも返してやらないと・・・。 <br /> えっと、こういう時は何て言うんだったっけ。 <br /> 考えがまとまらない私の後ろで、ちよちゃんが湯船から出る音がした。 <br /> <br /> </dd><dt><a href="menu:185" target="_top" name="185"><font color="#0000ff">185</font></a> 名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/08(日) 23:17:58 <a href="id:185" target="_top"><font color="#0000ff">ID:</font></a>u/Kl+3I7 </dt><dd>「あ、体洗う・・・うひゃぁ!!」 <br /> 突然背中にぺとっと肌がくっつくのを感じる。 <br /> 「神楽さん、ちょっとだけ触ってもいいですか?」 <br /> 私の背中越しにちよちゃんは腕を出してくる。 <br /> 「ちょ、ちょっとちよちゃん!待って待って!落ち着いて!」 <br /> ちよちゃんの小さな胸が私の背中に当たってるのがわかる。 <br /> 「えへへ~神楽さん♪」 <br /> いや、今は冗談じゃないって、ちよちゃん! <br /> 「可愛いです。神楽さん」 <br /> 鏡越しに見るちよちゃんは、下ろした髪が妙に色っぽかった。 <br /> ふと、ちよちゃんの手が止まり、頬にやわらかいものがあたる。 <br /> 顔が熱くなるのが自分でもわかる。 <br /> 「ち、ちよちゃん!こういうのは好きな人同士が・・・」 <br /> 「私神楽さん好きですよ?」 <br /> 向き直って話す私に純粋な視線が落とされる・・・可愛い・・・。 <br /> 「大好きですよ。えへへ」 <br /> あぁ、もうだめだ・・・。 <br /> 私は私の中で理性の壁が崩れるのを感じた。 <br /> 今日は・・・少しのぼせたかもしれない。 <br /> <br /> 〈終〉 <br /> <br /> <br /> ちよちゃん難しいぃぃぃ <br /> リクエスト聞いといて申し訳ないです </dd></p>
<dl><dt><a target="_top" href="menu:183" name="183"><font color="#0000ff">183</font></a>名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/08(日) 23:15:33<a target="_top" href="id:183"><font color="#0000ff">ID:</font></a>u/Kl+3I7</dt><dd>「大阪、そろそろ帰ろ」<br /> 「そやな~。神楽ちゃんも一緒に帰らへん?」<br /> 今日はボンクラーズがそろった割には普通の勉強会だった。<br /> 「いや、私んち今日誰もいないんだ。で、帰り道で夕飯済ませちゃおうと思って。まだ早いだろ?」<br /> 「あ、じゃあ泊まっていったらどうですか?今日はうちも私一人なんですよ」<br /> マヤーをなでながらちよちゃんが言う。<br /> 「いいの?悪いな」<br /> 「私も一人じゃ寂しいからありがたいです!」<br /> よく考えたらちよちゃんの家に泊まるのは初めてだ。<br /> 別荘は毎年行ってるけど、なんか新鮮かも。<br /> 「じゃあ、夕飯の献立考えてきますね」<br /> 言ってちよちゃんは部屋を出て行った。<br /> 本当によくできた子だな・・・。<br /> ある意味私なんかよりずっと大人なんじゃないだろうか。<br /> 私はまだ途中だった数式にペンを走らせた。<br /> <br /> </dd><dt><a target="_top" href="menu:184" name="184"><font color="#0000ff">184</font></a>名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/08(日) 23:16:40<a target="_top" href="id:184"><font color="#0000ff">ID:</font></a>u/Kl+3I7</dt><dd>「あ~、ちよちゃんて料理も上手だよね」<br /> 「いや~、お口にあってよかったです」<br /> ちよちゃんはあごまで湯船につかっている。<br /> ちよちゃんちのお風呂は思ったよりは大きくなかった。<br /> 鏡の前で体を洗っていると、なんとなく視線を感じる。<br /> 「・・・どうしたらそんなに大きくなるんですか?」<br /> えっ!?<br /> そんな・・・ストレートに・・・。<br /> 「榊さんやよみさんは背もおっきいからわかるんですけど・・・神楽さんはなんで・・・」<br /> この子は純粋な気持ちで言ってるんだろうか。<br /> ゆっくりちよちゃんのほうを見ると、ほぁ~っとした顔でこっちを見ている。<br /> どうやら他意はないようだ。<br /> まて。私はちよちゃん相手に何恥ずかしがってるんだ。<br /> 笑って冗談のひとつでも返してやらないと・・・。<br /> えっと、こういう時は何て言うんだったっけ。<br /> 考えがまとまらない私の後ろで、ちよちゃんが湯船から出る音がした。<br /> <br /> </dd><dt><a target="_top" href="menu:185" name="185"><font color="#0000ff">185</font></a>名前:<font color="#228b22"><strong>名無しさん@秘密の花園</strong></font>[sage] 投稿日:2007/04/08(日) 23:17:58<a target="_top" href="id:185"><font color="#0000ff">ID:</font></a>u/Kl+3I7</dt><dd>「あ、体洗う・・・うひゃぁ!!」<br /> 突然背中にぺとっと肌がくっつくのを感じる。<br /> 「神楽さん、ちょっとだけ触ってもいいですか?」<br /> 私の背中越しにちよちゃんは腕を出してくる。<br /> 「ちょ、ちょっとちよちゃん!待って待って!落ち着いて!」<br /> ちよちゃんの小さな胸が私の背中に当たってるのがわかる。<br /> 「えへへ~神楽さん♪」<br /> いや、今は冗談じゃないって、ちよちゃん!<br /> 「可愛いです。神楽さん」<br /> 鏡越しに見るちよちゃんは、下ろした髪が妙に色っぽかった。<br /> ふと、ちよちゃんの手が止まり、頬にやわらかいものがあたる。<br /> 顔が熱くなるのが自分でもわかる。<br /> 「ち、ちよちゃん!こういうのは好きな人同士が・・・」<br /> 「私神楽さん好きですよ?」<br /> 向き直って話す私に純粋な視線が落とされる・・・可愛い・・・。<br /> 「大好きですよ。えへへ」<br /> あぁ、もうだめだ・・・。<br /> 私は私の中で理性の壁が崩れるのを感じた。<br /> 今日は・・・少しのぼせたかもしれない。<br /> <br /> 〈終〉<br /> <br /> <br /> ちよちゃん難しいぃぃぃ<br /> リクエスト聞いといて申し訳ないです</dd></dl>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
目安箱バナー