M-Tea*6_23-青空のリスタート(七)富田倫生

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M-Tea*6_23-青空のリスタート(七)富田倫生

2013.12.28 第六巻 第二三号

青空のリスタート(七)
富田倫生

ある神経症患者の告白! コンピューター一九九一、ここがわたしは怖かった!!
ダウンサイジングとよばれる戦場で メインフレームは誰に破れたのか
ヒト一人のための明日のコンピューターは タイプライターのエピゴーネンじゃない
後書き   青空のリスタート



月末最終号:無料  p.132 / *99 出版
※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。

※ PDF 形式、6インチ判。Windows 7 およびソニー Reader にて確認済み。
※ オリジナル作品は青空文庫にて公開中です。同作品は、クリエイティブ・コモンズ「表示 2.1 日本」でライセンスされています。利用条件は、http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/ を参照してください。

PDF マガジン 週刊ミルクティー*青空のディストーション

 結ぶことについて考える際、オレ自身はまずネットワークという言葉をいったん捨てる。これにかえて中心にすえるのは、共有というイメージだ。共有には、大きな可能性があり、そして困難がある。以下、そのうちの困難の側について、すこし触れる。
 パーソナル・コンピューターがさまざまな局面で、実用の道具として使われはじめてはや十年。駄文を垂れ流すという職業上の要請から、オレはかなりの量の文章をマシン上で作ってきた。(略)
 それが電子化したファイルで原稿をやりとりするようになってから、改竄事件がたてつづいた。しかも、こちらが「なんでことわりもなく変えた!」と血相を変えているのに、編集者の側にはさっぱり犯意がない。「このオヤジは真っ赤な顔をして、何をわめいてるのよ?」てなもんである。さらに悪いのは、オレにとってみれば万死に値する大罪を犯した編集者が、まったくもって根性悪に見えなかった点である。
 じつに気立てのいい編集者が、メッチャクチャに人の原稿を変えるのだ。
 いったいこりゃなんだ? としばらくは途方に暮れていたが、二度三度と似たようなトラブルを体験したところでハタと膝を打った。犯人は電子化じゃなかろうかと思い至ったのだ。(「ダウンサイジングとよばれる戦場で メインフレームは誰に破れたのか」より)

※ #ref(6_23.rm)
(朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x:xx)
※ お休みしまーす。

富田倫生 とみた みちお
1952-2013(昭和27-平成25.8.)

◇参照:Wikipedia 富田倫生、青空文庫「作家別作品リスト:No.55」。

底本

底本:「青空のリスタート」ソフトバンク出版事業部
   1992(平成4)年9月30日初版発行
初出:「パソコン・マガジン」ソフトバンク出版事業部
   1990(平成2)年1月号から1992(平成4)年3月号
http://www.aozora.gr.jp/cards/000055/card698.html

NDC 分類:007(総記 / 情報科学)
http://yozora.kazumi386.org/0/0/ndc007.html
NDC 分類:548(電気工学 / 情報工学)
http://yozora.kazumi386.org/5/4/ndc548.html

難字、求めよ

半導体摩擦
制裁関税
まるちゃん
パソコンウォーズ
サンタクルズ・オペレーション
586 誤植?
種牛の紋次郎
セラミン → テルミンに同じか
コンピューター村 「地球村」にかけた著者の造語か。/グローバル・ヴィレッジ(Global village、地球村)という言葉自体はイギリス出身の芸術家ウィンダム・ルイスが1948年の著書『アメリカと宇宙的人間』が初出と見られる。しかし、用語が広まったのは、マーシャル・マクルーハンが1962年の著書『グーテンベルクの銀河系』でこの用語を使用したのがきっかけ。(Wikipedia「グローバル・ヴィレッジ」)
Windows for Pen Computing
CIC
PenDOS
リスタート・ボタン
珠里亜
『The COMPUTER』 雑誌。
『パソコン・マガジン』
『音楽は世界だ』 テレビ番組。
「デジタモ・ドン」

むしとりホイホイ

始めての告白  →  初めての告白 【初か】
書いた。 読者 → 書いた。読者 【全角スペース不要か】
〇〇さん → ○○さん 【○○か】2か所
586 ? 【386か】
同紙編集長 → 同誌編集長 【誌か】

以上5件。底本未確認。

スリーパーズ日記*

書きかえメモ。
物真似四天王 → ものまね四天王

ぽめには「最近開いたファイル」が一〇個格納されており、この使い勝手がいい。
ところが Reader には「続きから読む」が1ファイルのみ、「最近追加された書籍」が4ファイルのみで、残念ながらぽめの使い勝手の足元にもおよばない。かならずしも追加順に読むわけではないことが第一点。並列して読み進める、3つぐらいの本を併読することを考慮されていない設計の問題が第二点。併読しようとすると、そのたびに本棚にもどって該当ファイルをさがすことになる。Reader、惜しいことだ……。

この冬で、ポメラ DM100 を使い始めて二年、ソニー Reader T2S を使い始めて一年になる。このコンビネーションがすこぶるいい。

ポメラのエネループ交換が週に一度、Reader の充電が月に一度(使用頻度は、毎日二〜三時間程度)。ポメラが 260g で、Reader が 180g。あわせても 440g だから、Reader 用のスタンドとブックカバーと、これらをひとまとめにするポーチバッグ、ついでに予備交換のエネループ二本をまとめても、500ml ペットボトル飲料一本の重さに満たない。

たとえば、図書館やカフェへ持ち込んで作業したとする。コーヒーブレイク、もしくはトイレ、もしくは参考図書の棚へなどなど、席を立つ機会は少なくない。そのばあい、ノートパソコンならどうするか。iPad ならどうするか。

高価なノートパソコンや iPad は、そのまま席へ置いてくなんて考えられない。しかたなく、そのつど持ち歩く。もしくは、置き引きやいたずらを気にしながら小用をたすことになる。だから、新製品の軽いノートパソコンや iPad が出るたびに、数人のモバイルユーザーを見かけることはあっても、それのスタイルは残念ながら長続きしない。

かたやポメラ DM100 が実売二万円、Reader が一万円弱。合わせても総重量が軽いから、小用へも持ち歩く負担がない。たとえ、席を離れる一、二分だけ置いて行くとしても、ノートPCや iPad ほど精神的なおびえが少ない。そして、自宅からの往復を持ち歩けること。その間、仮に落としたり紛失したりしても、精神的なダメージが少ないこと。

お家につくまでが正月です。



12/25 晴れ
23:19から、TBS、小田和正『今年の約束 2013』。吉田拓郎。斜陽、りんご、人生を語らず。桜井。聞きながら、今村 pdf ルビ取り。

12/27 晴れのち雪。
α記号の縦書き問題、縦中横の字下げ指示とのブッキング。ボイジャーと iText がコラボしてくれたら……。

12/28 大雪。白い山、黒い川、赤い橋。足跡。のら影。階段上にジャノメチョウの羽。いままでどこへ行ってたんだか。無事また、もどってきたらしい。

13.12.31 10:08 震度5弱、茨城北部。
2013.12.28 公開
目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99
転載・印刷・翻訳は自由です。
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  • 吉田拓郎は「斜陽」じゃねえし。「落陽」だし。桑田ぱいせん。あざーっす。 -- しだ (2014-02-28 20:04:12)
  • もうひとつ訂正。「ポメラ(DM100)が 400g で、Reader(PRS-T2)が 160g。あわせても 560g だから、Reader 用のスタンドとブックカバーと、これらをひとまとめにするポーチバッグ、ついでに予備交換のエネループ二本をまとめても、750ml ペットボトル飲料一本の重さに満たない。」それぞれの重量と Reader の型番がまちがってた。やっぱ、うろおぼえのいいかげんはダメですなあ。 -- しだ (2014-02-28 20:06:05)
  • 間が空きましたが、誤入力チェック再開します。(七)から(四)へと遡ってコメントしていきます。「始めての告白」「586」「同紙編集長」は底本のママです。「書いた。 読者」は底本では空白なし、「〇〇さん」は、少なくとも零を表す丸ではなく普通の丸でした。大きさは○◯どちらかは判断できませんが。 -- Juki (2014-03-17 16:36:04)
  • Juki さーん、おしさしぶりでーす。底本確認、どうもありがとうございまーす。 -- しだ (2014-04-07 12:04:35)
  • お待たせしました。明日以降、テキスト版XHTML版共々、修正が反映されます。お時間がある時に確認していただけると幸いです。 -- Juki (2014-04-10 10:11:52)
  • Juki さん、感謝。 -- しだ (2014-06-12 19:31:11)
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