M-Tea*6_4-道教思想(一)幸田露伴

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M-Tea*6_4-道教思想(一)幸田露伴

2013.8.17 第六巻 第四号

道教思想(一)
幸田露伴



定価:100円(税込)  p.85 / *99 出版
※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。

※ PDF 形式、六インチ版。
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(c) Copyright this work is public domain, 2013.

PDF マガジン 週刊ミルクティー*

 シナに道教と称せらるる宗教があり、道家といわるる師徒があって、そして伝承年久しくその教えが今に存在し、その徒がなお少なからざることは周知の事実である。盛衰・隆替は何物のうえにも免がるべからざることであるから、現時は唐・宋・元・明の世に比しては勢威の揚《あ》がらざる観があるが、それでも道教・道家の気味風韻が、禹域〔中国領土の汎称〕の文学芸術を浸涵し、社会民衆を薫染していることはなかなか深大であって、儒教・仏教と鼎立して、シナ文化を三分してその一つを有しているといってもよいほどである。これゆえに道教・道家の気味風韻を知らずしてはシナそのものを解釈することが不可能だというとも、誰も否というものはあるまい。試みに士人の間に愛好さるる詩を観よう。李太白〔李白〕の詩篇幾百十、その中ににじみ出ている高い感情、人生の紛紜のみに没頭埋身することを肯《がえ》んじないところのものは、道家的気味風韻でなくて何であろう。蘇東坡や陸放翁〔陸游〕の詩に道家の香りのするのは誰も知るところである。

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(朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x:xx)
※ お休みしまーす。

幸田露伴 こうだ ろはん
1867-1947(慶応3.7.23-昭和22.7.30)
本名、成行(しげゆき)。江戸(現東京都)下谷生れ。小説家。別号には、蝸牛庵、笹のつゆ、雪音洞主、脱天子など。『風流仏』で評価され、「五重塔」「運命」などの作品で文壇での地位を確立。尾崎紅葉とともに紅露時代と呼ばれる時代を築いた。擬古典主義の代表的作家で、また古典や諸宗教にも通じ、多くの随筆や史伝のほか、『芭蕉七部集評釈』などの古典研究などを残した。第1回文化勲章受章。娘の文は随筆家。

◇参照:Wikipedia 幸田露伴、『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)。

底本

底本:『露伴全集 第十八卷』岩波書店
   1949(昭和24)年10月10日発行
初出:岩波講座『東洋思潮』岩波書店
   1936(昭和11)年7月
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/list_inp51_1.html

NDC 分類:166(宗教 / 道教)
http://yozora.kazumi386.org/1/6/ndc166.html

難字、求めよ

百八魔君を走らす
紅を憐れみ翠を惜しむ
赤足に雪をふむ
踏歩 とうほ?
上元灯華の節
難思難議 なんし なんぎ?
本真 ほんしん?
聖量
那の宗教 なの? どの?
阿弥陀宗
爽利 そうり?
一不実
做出す なしだす?
争鬩 そうげき?
搏噬 はくぜい?
丘岳 きゅうがく? 丘壑(きゅうがく)か。
集成岩
相奪
互避
精処
粗処
篆体 てんたい 篆書に同じか。
衆華 しゅうか 衆花(しゅうか)に同じか。
説旨 せつし?
一南一北
唱出 しょうしゅつ?
皇曽祖考
正一嗣教 しょういつしきょう?
金蓮全真 きんれん ぜんしん? 全真教(全真道、金蓮正宗)に同じか。
宏脩 こうしゅう?
妙化
解知 かいち 解治(かいち)か。
把鼻 はび 巴鼻か(広辞苑)
賈宝玉 『紅樓夢』の主人公。
楽静信
張紫陽 ちょう しよう? → 張伯端か
丹家
観音大士
陋人 ろうじん?
迦羅々仙 かららせん?
袁固
李傑 り けつ
張三※[#「蚌のつくり」、第3水準1-14-6]
葛稚川
大蔵密部
『老子解』 太田晴軒の著か。(本文)
「安楽行品」 あんらくぎょうぼん?
『頒賜蔵経』 はんしぞうきょう?
『道蔵目録詳注』 李傑の撰。(本文)
『道教三洞宗元』
仏蔵
『梓潼帝君本願経』 しとう ていくん ほんがんきょう?

むしとりホイホイ

轉灣時 → 轉換時 【換か】

以上1件。

スリーパーズ日記*

書きかえメモ。
道教のみではない、 → 道教のみではない。
道藏も亦多い、 → 道藏も亦多い。
年処 → 年所

八月一〇日(日)『山形新聞』より。
 森 浩一、死去。八五歳。
 六日、急性心不全。
 大阪市出身。京都市住。

八月一八日(日)『山形新聞』より。
 富田倫生、死去。六一歳。
 一六日、肝細胞がん。
 広島市出身。岐阜県笠松町の病院にて。



2013.8.19  とみたくんきらいや。
2013.8.17  公開
目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99
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