M-Tea*5_46-日本周囲民族の原始宗教(二)鳥居龍蔵

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M-Tea*5_46-日本周囲民族の原始宗教(二)鳥居龍蔵

2013.6.8 第五巻 第四六号

日本周囲民族の原始宗教(二)
鳥居龍蔵

  日本周囲民族の原始宗教
   三、中部、南シナ民族の宗教
    中部南シナ
     漢族、苗(ミャオ)族、※※(ロロ)
   四、南東アジア諸島民族の宗教
    フィリピン――北部ルソン
     イゴロ人
    台湾 付 紅頭嶼(こうとうしょ)
     インドネジアン――生蕃、熟蕃
    太平洋諸島 付、ニュージーランド
     マレー・ポリネシア族、マオリー人
   五、結論

  朝鮮の巫覡(ふげき)
   一、緒言――朝鮮の宗教
   二、巫人――巫覡
    巫人の社会的地位
    巫の呼び方
    巫・覡の区別
   三、巫(ふ)――女巫(おんなみこ)
    祈祷(きとう)
   四、覡(げき)――男覡
    祈祷
   五、結論



【週刊ミルクティー*第五巻 第四六号】
http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/231852
※ クリックするとダウンロードサイトへジャンプします。
(916KB)

定価:95円 (税込 100 円)  p.212 / *99 出版
付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(138項目)p.844
※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。

※ 現代表記版に加えてオリジナル版を同時収録。
※ JIS X 0208・ttz 形式。第五巻 第四四号より JIS X 0213 文字を画像埋め込み形式にしています。
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(c) Copyright this work is public domain.

もしも坂口さんが80キロ! 週刊クロスオーバー西郷どん!

 なお、台湾の離れ島である紅頭嶼(こうとうしょ)のヤミの方ではいかがかというに、そこでは死者を恐れることがはなはだしい。彼らは生蕃中でもっとも原始的状態にあるもので、この点はわれわれは大いに参考となるのである。予は二か月ほどこの地におって調べたが、人が死ぬと立て膝(ひざ)にしたままで布にて巻き、それを墓場へ持っていくのであるが、その際には二人で死体をかつぎ、他の数人これにしたがい、あるものは刀をぬいて前に進み、あるものは長い鎗(やり)をたずさえてこれを守って行く。そして海岸パンダナスの林の中にある墓場に埋(う)める。この途中で、死者が生前の食事にもちいた茶碗・その他の品を路傍に捨て、これに触れぬようにする。死者を埋めて土をかぶせ、その上に一つの石を置き終わると、武装した五、六の会葬人(かいそうにん)が刀を振りまわしたり、鎗をもって突く真似をしたり、不自然な態度で狂気のごとくに踊り狂う。これは霊魂に対する威嚇(いかく)であって、これによって生きている人間が霊魂の害を防ぐのであるとしている。かくて一種の叫(さけ)び声を放ちつつ、自分の家に帰るのである。死者のあった家の軒先にはかならず一本の鎗(Shishikud)を立てておく。鎗に対する神秘的の考えは、前にフィリピン島のイゴロ人のところで述べた、鎗を魔除けにするということと同じ思想である。(「四、南東アジア諸島民族の宗教――フィリピン」「台湾」より)

5_46.rm
(朗読:RealMedia 形式 304KB、2:27)
milk_tea_5_46.html
(html ソーステキスト版 252KB)

鳥居龍蔵 とりい りゅうぞう
1870-1953(明治3.4.4-昭和28.1.14)
人類学者・考古学者。徳島の人。東大助教授・上智大教授などを歴任。中国・シベリア・サハリンから南アメリカでも調査を行い、人類・考古・民族学の研究を進めた。晩年は燕京(えんけい)大学教授として遼文化を研究。著「有史以前の日本」「考古学上より見たる遼之文化」。

◇参照:Wikipedia 鳥居龍蔵、『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)。

底本

底本:『日本周圍民族の原始宗教』岡書院
   1924(大正13)年9月20日発行
   1924(大正13)年12月1日3版発行
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1214.html

NDC 分類:163(宗教/原始宗教.宗教民族学)
http://yozora.kazumi386.org/1/6/ndc163.html
※2013.7.5 現在、リンク先のページなし。

難字、求めよ

ババヤン島 バブヤン島か。ルゾン島の東。(本文)
プエブロ地方 フィリピン、ルソン島。イゴロ人の居住地区。(本文)
ポキス山 ボントック北方にある山。(本文)
カロウイタン ボントックの南方にある。(本文)
サバンガン
アルプ
ツルビン
チャオウイ ボントック、プエブローの中央の地。(本文)
イシル山 ボントック地方の北にある山。(本文)
アトチャコン
フィルラン アトチャコンにある花園。(本文)
マヤ
カロリン島 → カロリン諸島か
渾春 → 琿春か
東北方アジア民族
中部、南シナ民族
ツリンキット人
ハイダ人
イゴロ人
ジャワ島人
※[#「くさかんむり/奇」]莱派
『後漢書』西南夷列伝
娘々宮 ニャンニャンぐう? 娘娘(ニャンニャン)とは、近世の宮中では、皇太后・皇后のこと。また、子どもを授ける女神のこと。
山神廟
龍王廟
財神廟
泥像
虎頭鈴
アニト Anito ヘビはアニトの変化したものと信じている。(本文)
タコー Ta-ko タコ。イゴロ人のいう、実際に生活している人間の霊魂。(本文)
開耕 かいこう? 開広か。(1) 土地を切り開き、耕地を広くすること。
シナラウィタン Sinalawitan 魔除けの槍。(本文)
Chauy-ya 最上神ルマウイグの住む天空。(本文)
パタイ Pa-tay 男の覡子のこと。(本文)
覡子 げきし? みこ?
首棚 くびだな?
巫人
八賤 はっせん?
地師 じし?
欺まし賺して だましすかして?
オーチ
神前神楽
老覡 ろうげき?
薩瑪跳神

むしとりホイホイ

創世紀 → 創世記 【記?】
混入して居るか → 混入して居るが 【が?】
話さ と → 話さうと 【う?】
靈地 → 靈魂 【魂か】
内 靈魂 → 内に靈魂 【に?】
他 行く → 他へ行く 【へ?】
ある、けれども → ある。けれども 【句点か】
米殼 → 米穀 【穀か】
尚ほ彼等は → 尚ほ彼は 【等、不要か】
臺灣の東西南 → 臺灣の東南 【西、不要か】
人々 葬られて → 人々が葬られて 【が?】
である 故に → であるが故に 【が?】
ツリセン → ツアリセン 【アか】
弓か威力ある → 弓が威力ある 【が?】
据ゑて 酒を → 据ゑて酒を 【全角あき不要か】
れた、他日 → れた。他日 【句点か】
花連港 → 花蓮港 【蓮か】
此は 繪 → 此は繪 【全角あき不要か】
族である、これら → 族である。これら 【句点か】
である、此處では → である。此處では 【句点か】
ない、口に → ない。口に 【句点か】

シヤーマン教か → シヤーマン教が 【が?】
不知不  → 不知不識 【識か】
悌 → 俤 【俤か】おもかげ
Dictio nary → Dictionary 【半角あき不要か】
sorcess → 【】
ない、例へば → ない。例へば 【句点か】
方 から → 方法から 【法か】
銅鑼 又は → 銅鑼(又は 【(か】
速くな たり → 速くなつたり 【つ?】
居る、蒙古 → 居る。蒙古 【句点か】
技樂 → 伎樂 【伎か】
小く → 小さく 【さ?】
少し  → 少しも 【も?】
渾春 → 琿春 【琿か】こんしゅん
即ら → 即ち 【ち?】すなわち

※ 「悌《おもかげ》」、青空文庫に4件あり。要修正か。

スリーパーズ日記*

書きかえメモ。
気に適る/適らなかった → 気に入る/入らなかった
彼の女等 → 彼女ら
ババヤン島 → バブヤン島
マリヨーポリネシヤ、マレヨーポリネシア → マレー・ポリネシア

※ JIS X 0208・ttz 形式。JIS X 0213 文字は画像埋め込み。

 菊地明『京都見廻組 秘録』(歴史新書y、洋泉社、2011.8)読了。只三郎の実兄、手代木直右衛門の記述がちょっと弱い。
 大河について。
 今回も、輪王寺宮・能久親王の登場はないもよう。さすがに『週刊ステラ』コラムで、童門冬二氏は親王について言及。幕末もの、戊辰戦争もので能久親王を登場させないっていうのは、史実の半分を語っていないとぼくは思う。もしも突然、お忍びで天皇家の人が東北へやってきたとしたら……。現代人でもかなりの難問のはず。どこに案内すればいいのか、何を食わせたらいいのか、そもそも、親しく応対したり口をきいていいのやら。さわらぬ神に……と、逃げ腰になるのが関の山だろう。ましてやその人から、何かをしてほしいと頼まれたとしたら。よほど肝がすわってないと拒否はできない。依頼の内容にかかわらず。

 それにしても上野の寛永寺に、歴代天皇の皇子または天皇の猶子を住まわせ、寛永寺貫主・日光山主・天台座主を兼任させるというとんでもなくパラレルなシステムを思いついて実行したのは誰だろう。あるいは、徳川以前の武家政権にすでにその萌芽があったのだろうか。



あばしり、とっくり、くりすたー。
トックリスター、山口昌男。
トラックスター、すがわらもんもん。
終焉と周縁。山口昌男と両義性。
2013.6.20:公開
2013.8.8:更新
目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99
転載・印刷・翻訳は自由です。
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  • 画像などを若干の微調整。◇図版参照:田畑久夫『民族学者 鳥居龍蔵』(古今書院、1997.5)です。 -- しだ (2013-08-08 19:07:17)
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