M-Tea*5_38-電気物語(一)石原 純

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M-Tea*5_38-電気物語(一)石原 純

2013.4.13 第五巻 第三八号

電気物語(一)
石原 純

  緒言
 一、電気および磁気に関する古代の知識
 二、電気学および磁気学研究の曙光
 三、電気に関する最初の仮説
 四、電気の重要な基本現象
 五、電池の発明


【週刊ミルクティー*第五巻 第三八号】
http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/226313
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(1.7MB)

定価:200円  p.189 / *99 出版
付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(106項目)p.514
※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。

※ 現代表記版に加えてオリジナル版を同時収録。
※ JIS X 0213・ttz 形式。
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(c) Copyright this work is public domain.

でんきぼーん。週刊ケプらー!

 今日の世の中は「電気の世界」であるといってもよいほどに、われわれは日常の生活で電気を取りあつかい、始終これに接触するようになっている。誰でも電灯のスイッチをひねらないものはないだろうし、電話器を手に取らないものもまれである。家の中や往来でラジオの発声を聞くのも普通であるし、電車の走ることなどはもう、どんな子どもでも不思議がらない。大きなビルディングへ行くと、どこでもエレベーターがわれわれを運んでくれるし、電熱を利用した暖炉(だんろ)や煮沸器(しゃふつき)などもだんだんおこなわれてくる。電気はまったくわれわれ人間にとって便利な必需品になってしまった。だが、電気がどうしてこんな作用を持つのであろうか、電気とはそもそも何であるか、また、どうしてこれらの応用が発明されるようになったか、そういう疑問に対して一般の人々はまだまだそれほど明瞭には答えることができないであろう。わたしはここで、電気の性質についてできるだけわかりやすく物語ってみたいと思う。電気のいっさいの取りあつかいを学者や技術者だけに任(まか)せきりにした時代はすでに過ぎ去っているので、われわれの家庭の中にまで電気器械が入りこんでくるようになると、誰でもこれに対するひととおりの知識をそなえて、少しぐらいの故障は自分でなおしたり、漏電などの災害に対する予防にも注意することが必要になるのである。また、すでに電気について学んだ人々にしても、その知識をいっそう正確にして自然の不思議な本質についてじゅうぶんの理解を得るようにすることは、はなはだ望ましいしだいである。この物語がこれらの意味でなんらかの役に立てばさいわいであるとわたしは思っている。(「緒言」より)

5_38.rm
(朗読:RealMedia 形式 332KB、2:42)
milk_tea_5_38.html
(html ソーステキスト版 208KB)

石原 純 いしわら じゅん
1881-1947(1881.1.15-1947.1.19)
理論物理学者・歌人。東京生れ。東大卒。東北大教授。相対性理論および古典量子論の研究、自然科学知識の普及啓蒙に努める。著「自然科学概論」、歌集「靉日」など。

◇参照:Wikipedia 石原純、『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)。

底本

底本:『電氣物語』新光社
   1933(昭和8)年3月28日発行
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1429.html

NDC 分類:427(物理学/電磁気学)
http://yozora.kazumi386.org/4/2/ndc427.html

難字、求めよ

シューターの丘陵 イギリス、ロンドン近郊か。
カミン ドイツ、ポンメルン(ポメラニア)の地名。
ミレヴィス ギリシャ。
ヴァンダ
ヴラジミル
セヴェルス 〓 ミレヴィスの僧正。
バタナリウス 〓 アフリカの貴族。
フラヴィオギオ 〓 イタリア。
キュネウス 〓 ムッシェンブレークの同僚。
ニコラウス・カペウス 〓 ジェスイト派の学者。一六二九年、電気および磁気に関する書物を記す。(本文)
ホワイト 〓 ステフェン・グレイといっしょに研究に従事。(本文)
ウィルケ 〓 ストックホルム。
ホルツ 〓 一八六九年、起電機の改良。
ワットソン イギリス。
デリュー フランス。
ルモンニエー フランス。
ウィンクラー ドイツ。
ベタンクール Betancourt フランス。
カヴァルロ 〓 イタリア。一七七五年、蓄電器を作る。(本文)
バンクロフト 〓 ギニアの医者。
環鎖 かんさ?
外ずれ そとずれ?
磁気分布図
口栓 くちせん?
感応起電機 かんのう きでんき?
背髄 はいずい?
中和放電 ちゅうわ ほうでん?
夾在 きょうざい? こうざい? 挟在?
電堆(パイル)

むしとりホイホイ

辛ひ → 幸ひ 【幸か】
誰か興がらない → 誰が興がらない 【が?】
漸時 → 漸次 【次か】
ゲリプランド → ゲリブランド 【ブか】
デュフェイ → デュ・フェイ 【・】
注ざ入れ → 注ぎ入れ 【ぎ?】

以上6件。底本は左辺のとおり。

スリーパーズ日記*

 静電気、ガラス綿、微粒子の吸着と反発、絹糸、シルク。
「真空中で琥珀(こはく)またはガラスをこすると光を発する」

 いま、関心のあること。漆器の表面をこすると、プラスチックの下敷きのように静電気をおこすことができるかどうか。
 縄文時代の土器や土偶の表面には、赤漆や黒漆が塗ってあるものが少なくない。もし縄文時代の人たちが、静電気の存在にすでに気がついていたとしたら……。「気がついていた」ということを証明する方法はありやなしや。

 『古事記』のなかで、黄泉国に葬られたイザナミの死体には「頭には大雷《おほいかづち》居り、胸には火《ほ》の雷居り、腹には黒雷居り、陰《ほと》には拆《さく》雷居り、左の手には若《わき》雷居り、右の手には土《つち》雷居り、左の足には鳴《なる》雷居り、右の足には伏《ふし》雷居り、并はせて八くさの雷神成り居りき」とある。
 雷=鬼神という解釈もあるが、仮に雷電、静電気と読むならば、五体に静電気が発生するというのは何を表現したものか。肉の腐敗、電気、酸の発生、生体電気?

○大仏次郎『天皇の世紀』第十卷。人名索引より。
p.273 佐々木唯三郎(只三郎・幕臣)
  • 攘夷狂熱 4-100
  • 農村青年の攘夷運動 4-328
  • 竜馬暗殺 7-427
  • 鳥羽伏見戦争 8-115,117,144

第四卷 p.100
(略)京都から帰って間もない四月十三日の夜、浪士取締役並出役の佐々木只三郎等に幕府から命令が出て、清河八郎を麻布一の橋で暗殺させた。幕府が使っている人間だから、この方法以外に処理の道はなかった。清河の殺害に続き、その同士三十八人を逮捕し、諸藩に預けて禁錮した。

 文久三年(一八六三)のこと。今春はそれからちょうど一五〇年目にあたる。



ベーコンでごめんなさい。ベーコン女子会。
4.13、5:33 淡路市6弱。M6.3。どうりで清明節の前後から微震がつづいた。
やまほととぎす、はつがつお。ぶらんこ。
ナマコとカタツムリはどちらが足がおそいのか選手権!!
そんな覚えはないけど、それと同じ言葉はなんどか聞いたわ。
同潤会。
2013.4.13:公開 玲瓏おきゅぱい迷人。
目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99
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  • 漆製品かどうかにかかわらず、木製品の表面をこすれば、それはそれで静電気は発生するか。。。 -- しだ (2013-05-04 17:52:28)
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