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ヘンタイがいっぱい2」(2008/10/04 (土) 09:56:30) の最新版変更点

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*ヘンタイがいっぱいいっぱい *変体仮名注記の短縮形 変体仮名の出現頻度が高くないばあいは、※[#変体仮名あ(阿)]のような注記でもいい。ところが、坪井正五郎「コロボックル風俗考」のように出現頻度が高くなると、見通し(認識性)が悪くなった。機械的に入力・校正するのであれば、注記の冗長性は大きな問題ではないが、テキストを素で手入力・目視校正するばあいは、周辺に誤作業を生じやすい。 サンプル1 坪井正五郎「コロボックル風俗考」より 最《もつと》も廣《ひろ》く行はるゝは摩擦發火法《まさつはつくわはう》※[#変体仮名な(奈)]るが是※[#変体仮名に(尓)]又一|片《へん》の木切れ※[#変体仮名に(尓)]他の木切れを當《あ》てゝ鋸《のこぎり》の如くに運動《うんどう》さする仕方《しかた》も有り、同樣にして鉋《かんな》の如くに運動《うんどう》さする仕方も有り一片の木切れに細《ほそ》き棒《ぼう》の先を當てゝ錐《きり》の如くに揉《も》む仕方《しかた》も有るなり。 そこで、変体仮名注記の短縮形を考える。 注記冒頭の「変体仮名」を省略。さらに字母を全角丸カッコでくくらず、&s(){半角スラッシュ「/」で記すことにする(ひとつの注記あたり11バイトの省略になる)} 全角スラッシュ「/」で分かつことにする(2008.10.4)。 サンプル2 最《もつと》も廣《ひろ》く行はるゝは摩擦發火法《まさつはつくわはう》※[#な/奈]るが是※[#に/尓]又一|片《へん》の木切れ※[#に/尓]他の木切れを當《あ》てゝ鋸《のこぎり》の如くに運動《うんどう》さする仕方《しかた》も有り、同樣にして鉋《かんな》の如くに運動《うんどう》さする仕方も有り一片の木切れに細《ほそ》き棒《ぼう》の先を當てゝ錐《きり》の如くに揉《も》む仕方《しかた》も有るなり。 類似の注記に漢文送り仮名がある。 漢文訓点の表記法 http://www.sky.sannet.ne.jp/at-sushi/aozora/kanbun_kunten.html 他山之石、可[#(シ)][#二]以[#(テ)]攻《おさ》[#(ム)][#一レ]玉[#(ヲ)]。 御船[#(爾)]乘給[#(弖)]幸行、其河後江[#(爾)]到坐、 漢文訓点や送り仮名の短縮形では、注記冒頭にコメ印「※」がないので変体仮名注記との区別ができる。 注記のなかにスラッシュを使用するのは、s(){漢字注記のために全角スラッシュを使用する以外、おそらくない}。半角スラッシュの使用例もおそらくない。あ/阿 は、「あ」に所属する「阿」である、という意味を直感しやすい。よみがな/字母の列順は、注記をぬきだしてソートするばあいにも、かな順にならべて確認しやすい。 全角スラッシュを使用する記号には、漢字注記と繰り返し記号がある。漢字注記に使用される全角スラッシュはごくまれなので、変体仮名記号がまぎれることも少ない。繰り返し記号は頻出するが形状が大きく異なるので、まぎれる心配はないものと考えられる。(2008.10.4) ただし、文中にいきなり短縮形が出てきても、読み手は当惑することが考えられるので、変体仮名の短縮形を使用するばあいは、そのむねを冒頭の使用記号の説明にしるすことが好ましい。 *標準形の、短縮形へのすりあわせ ※[#変体仮名あ(阿)] → ※[#あ/阿] ※[#変体仮名あ(安)] → ※[#あ/安] ※[#変体仮名い(以)] → ※[#い/以] …… 左辺(標準形)で丸カッコをもちい、右辺(短縮形)でs(){半角} 全角スラッシュをもちいたものの、左辺(標準形)の丸カッコは、必須でなくてかまわないように思われる。むしろ、右辺(短縮形)と同じくs(){半角} 全角スラッシュで固定しているほうが好ましいように思える。バラバラだと、そのぶん使用するためにムダに覚えることが増えるから。したがって、注記提案を以下のように改める。 注記案改定 ※[#変体仮名あ/阿] (もしくは) ※[#あ/阿] ※[#変体仮名あ/安] (もしくは) ※[#あ/安] ※[#変体仮名い/以] (もしくは) ※[#い/以] ※[#変体仮名い/伊] (もしくは) ※[#い/伊] ※[#変体仮名う/宇] (もしくは) ※[#う/宇] ※[#変体仮名え/衣] (もしくは) ※[#え/衣] ※[#変体仮名え/江] (もしくは) ※[#え/江] ※[#変体仮名お/於] (もしくは) ※[#お/於] ※[#変体仮名か/加] (もしくは) ※[#か/加] ※[#変体仮名か/可] (もしくは) ※[#か/可] ※[#変体仮名き/伎] (もしくは) ※[#き/伎] ※[#変体仮名き/喜] (もしくは) ※[#き/喜] ※[#変体仮名き/幾] (もしくは) ※[#き/幾] ※[#変体仮名き/起] (もしくは) ※[#き/起] ※[#変体仮名く/久] (もしくは) ※[#く/久] ※[#変体仮名く/具] (もしくは) ※[#く/具] ※[#変体仮名け/介] (もしくは) ※[#け/介] ※[#変体仮名け/希] (もしくは) ※[#け/希] ※[#変体仮名け/気] (もしくは) ※[#け/気] ※[#変体仮名け/計] (もしくは) ※[#け/計] ※[#変体仮名け/遣] (もしくは) ※[#け/遣] ※[#変体仮名こ/古] (もしくは) ※[#こ/古] ※[#変体仮名こ/己] (もしくは) ※[#こ/己] ※[#変体仮名さ/佐] (もしくは) ※[#さ/佐] ※[#変体仮名さ/左] (もしくは) ※[#さ/左] ※[#変体仮名し/志] (もしくは) ※[#し/志] ※[#変体仮名し/之] (もしくは) ※[#し/之] ※[#変体仮名す/春] (もしくは) ※[#す/春] ※[#変体仮名す/須] (もしくは) ※[#す/須] ※[#変体仮名す/寸] (もしくは) ※[#す/寸] ※[#変体仮名す/壽] (もしくは) ※[#す/壽] ※[#変体仮名せ/世] (もしくは) ※[#せ/世] ※[#変体仮名せ/勢] (もしくは) ※[#せ/勢] ※[#変体仮名そ/曽] (もしくは) ※[#そ/曽] ※[#変体仮名そ/楚] (もしくは) ※[#そ/楚] ※[#変体仮名た/多] (もしくは) ※[#た/多] ※[#変体仮名た/太] (もしくは) ※[#た/太] ※[#変体仮名た/堂] (もしくは) ※[#た/堂] ※[#変体仮名ち/知] (もしくは) ※[#ち/知] ※[#変体仮名つ/川] (もしくは) ※[#つ/川] ※[#変体仮名つ/津] (もしくは) ※[#つ/津] ※[#変体仮名つ/徒] (もしくは) ※[#つ/徒] ※[#変体仮名て/帝] (もしくは) ※[#て/帝] ※[#変体仮名て/天] (もしくは) ※[#て/天] ※[#変体仮名と/止] (もしくは) ※[#と/止] ※[#変体仮名と/登] (もしくは) ※[#と/登] ※[#変体仮名な/奈] (もしくは) ※[#な/奈] ※[#変体仮名な/那] (もしくは) ※[#な/那] ※[#変体仮名に/爾] (もしくは) ※[#に/爾] ※[#変体仮名に/耳] (もしくは) ※[#に/耳] ※[#変体仮名に/仁] (もしくは) ※[#に/仁] ※[#変体仮名に/丹] (もしくは) ※[#に/丹] ※[#変体仮名に/尓] (もしくは) ※[#に/尓] ※[#変体仮名ぬ/奴] (もしくは) ※[#ぬ/奴] ※[#変体仮名ぬ/怒] (もしくは) ※[#ぬ/怒] ※[#変体仮名ね/祢] (もしくは) ※[#ね/祢] ※[#変体仮名ね/年] (もしくは) ※[#ね/年] ※[#変体仮名の/乃] (もしくは) ※[#の/乃] ※[#変体仮名の/能] (もしくは) ※[#の/能] ※[#変体仮名の/農] (もしくは) ※[#の/農] ※[#変体仮名は/者] (もしくは) ※[#は/者] ※[#変体仮名は/波] (もしくは) ※[#は/波] ※[#変体仮名は/八] (もしくは) ※[#は/八] ※[#変体仮名は/盤] (もしくは) ※[#は/盤] ※[#変体仮名ひ/比] (もしくは) ※[#ひ/比] ※[#変体仮名ひ/飛] (もしくは) ※[#ひ/飛] ※[#変体仮名ふ/不] (もしくは) ※[#ふ/不] ※[#変体仮名ふ/婦] (もしくは) ※[#ふ/婦] ※[#変体仮名へ/部] (もしくは) ※[#へ/部] ※[#変体仮名へ/遍] (もしくは) ※[#へ/遍] ※[#変体仮名ほ/保] (もしくは) ※[#ほ/保] ※[#変体仮名ほ/本] (もしくは) ※[#ほ/本] ※[#変体仮名ま/末] (もしくは) ※[#ま/末] ※[#変体仮名ま/万] (もしくは) ※[#ま/万] ※[#変体仮名ま/滿] (もしくは) ※[#ま/滿] ※[#変体仮名ま/萬] (もしくは) ※[#ま/萬] ※[#変体仮名み/見] (もしくは) ※[#み/見] ※[#変体仮名み/三] (もしくは) ※[#み/三] ※[#変体仮名み/美] (もしくは) ※[#み/美] ※[#変体仮名む/武] (もしくは) ※[#む/武] ※[#変体仮名む/無] (もしくは) ※[#む/無] ※[#変体仮名め/女] (もしくは) ※[#め/女] ※[#変体仮名め/免] (もしくは) ※[#め/免] ※[#変体仮名も/毛] (もしくは) ※[#も/毛] ※[#変体仮名や/屋] (もしくは) ※[#や/屋] ※[#変体仮名や/也] (もしくは) ※[#や/也] ※[#変体仮名ゆ/由] (もしくは) ※[#ゆ/由] ※[#変体仮名よ/与] (もしくは) ※[#よ/与] ※[#変体仮名ら/羅] (もしくは) ※[#ら/羅] ※[#変体仮名ら/良] (もしくは) ※[#ら/良] ※[#変体仮名ら/郎] (もしくは) ※[#ら/郎] ※[#変体仮名り/利] (もしくは) ※[#り/利] ※[#変体仮名り/理] (もしくは) ※[#り/理] ※[#変体仮名り/里] (もしくは) ※[#り/里] ※[#変体仮名る/流] (もしくは) ※[#る/流] ※[#変体仮名る/留] (もしくは) ※[#る/留] ※[#変体仮名る/累] (もしくは) ※[#る/累] ※[#変体仮名る/類] (もしくは) ※[#る/類] ※[#変体仮名れ/連] (もしくは) ※[#れ/連] ※[#変体仮名れ/禮] (もしくは) ※[#れ/禮] ※[#変体仮名ろ/路] (もしくは) ※[#ろ/路] ※[#変体仮名わ/王] (もしくは) ※[#わ/王] ※[#変体仮名わ/和] (もしくは) ※[#わ/和] ※[#変体仮名ゐ/為] (もしくは) ※[#ゐ/為] ※[#変体仮名ゐ/井] (もしくは) ※[#ゐ/井] ※[#変体仮名ゑ/恵] (もしくは) ※[#ゑ/恵] ※[#変体仮名を/越] (もしくは) ※[#を/越] ※[#変体仮名を/遠] (もしくは) ※[#を/遠] ※[#変体仮名ん/无] (もしくは) ※[#ん/无] ※[#変体仮名こと] (もしくは) ※[#こと] ※[#変体仮名より] (もしくは) ※[#より] ※[#変体仮名コト] (もしくは) ※[#コト] ※[#変体仮名トキ] (もしくは) ※[#トキ] ※[#変体仮名トモ] (もしくは) ※[#トモ] ※[#二の字点] 濁点つき変体仮名の例 ※[#変体仮名が/加] (もしくは) ※[#が/加] ※[#変体仮名が/可] (もしくは) ※[#が/可] ※[#変体仮名ぎ/伎] (もしくは) ※[#ぎ/伎] ※[#変体仮名ぎ/喜] (もしくは) ※[#ぎ/喜] ※[#変体仮名ぎ/幾] (もしくは) ※[#ぎ/幾] ※[#変体仮名ぎ/起] (もしくは) ※[#ぎ/起] ※[#変体仮名ぐ/久] (もしくは) ※[#ぐ/久] ※[#変体仮名ぐ/具] (もしくは) ※[#ぐ/具] ※[#変体仮名げ/介] (もしくは) ※[#げ/介] ※[#変体仮名げ/希] (もしくは) ※[#げ/希] ※[#変体仮名げ/気] (もしくは) ※[#げ/気] ※[#変体仮名げ/計] (もしくは) ※[#げ/計] ※[#変体仮名げ/遣] (もしくは) ※[#げ/遣] ※[#変体仮名ご/古] (もしくは) ※[#ご/古] ※[#変体仮名ご/己] (もしくは) ※[#ご/己] ※[#変体仮名ば/者] (もしくは) ※[#ば/者] ※[#変体仮名ば/八] (もしくは) ※[#ば/八] *【テキスト中に現れる記号について】への表記 &s(){アクセント分解記号をもちいるばあいの表記} ---- &s(){〔〕:アクセント分解された欧文をかこむ} &s(){(例)〔Ma:rchen〕} &s(){アクセント分解についての詳細は下記URLを参照してください} &s(){http://aozora.gr.jp/accent_separation.html} ---- &s(){これを参考に、} 変体仮名注記の短縮形をもちいるばあいの表記を考える。 標準形をもちいるばあいは、この表記は不要。たとえば、出現頻度が低いばあいは標準形でいい。出現頻度が高いばあいは、冒頭に表記したうえで短縮形をもちいる。 ---- 【テキスト中に現れる記号について】 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定    (数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数) (例)[#ここから割り注]  ※[#…/…]:変体仮名  (例)報告第十一号※[#に/尓]  ※[#…]:合わせ字(合字)  (例)其巣窟ナリシ※[#コト] ---- &s(){外サーバ参照のかたちだと、CD・DVD 等製作時に収録からもれるので、工作員にとってはネットへ接続する手間が生じる。CD・DVD 内で完結できることが期待される。} (「ヘンタイがいっぱい」を受けて、改変。【テキスト中に現れる記号について】への表記は、アクセント分解注記参考から漢文返り点注記参考へ変更。2008.8.29) 公開:2008.7.23 更新:2008.10.4 しだひろし/PoorBook G3'99 翻訳・朗読・転載は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment
*ヘンタイがいっぱいいっぱい *変体仮名注記の短縮形 変体仮名の出現頻度が高くないばあいは、※[#変体仮名あ(阿)]のような注記でもいい。ところが、坪井正五郎「コロボックル風俗考」のように出現頻度が高くなると、見通し(認識性)が悪くなった。機械的に入力・校正するのであれば、注記の冗長性は大きな問題ではないが、テキストを素で手入力・目視校正するばあいは、周辺に誤作業を生じやすい。 サンプル1 坪井正五郎「コロボックル風俗考」より 最《もつと》も廣《ひろ》く行はるゝは摩擦發火法《まさつはつくわはう》※[#変体仮名な(奈)]るが是※[#変体仮名に(尓)]又一|片《へん》の木切れ※[#変体仮名に(尓)]他の木切れを當《あ》てゝ鋸《のこぎり》の如くに運動《うんどう》さする仕方《しかた》も有り、同樣にして鉋《かんな》の如くに運動《うんどう》さする仕方も有り一片の木切れに細《ほそ》き棒《ぼう》の先を當てゝ錐《きり》の如くに揉《も》む仕方《しかた》も有るなり。 そこで、変体仮名注記の短縮形を考える。 注記冒頭の「変体仮名」を省略。さらに字母を全角丸カッコでくくらず、&s(){半角スラッシュ「/」で記すことにする(ひとつの注記あたり11バイトの省略になる)} 全角スラッシュ「/」で分かつことにする(2008.10.4)。 サンプル2 最《もつと》も廣《ひろ》く行はるゝは摩擦發火法《まさつはつくわはう》※[#な/奈]るが是※[#に/尓]又一|片《へん》の木切れ※[#に/尓]他の木切れを當《あ》てゝ鋸《のこぎり》の如くに運動《うんどう》さする仕方《しかた》も有り、同樣にして鉋《かんな》の如くに運動《うんどう》さする仕方も有り一片の木切れに細《ほそ》き棒《ぼう》の先を當てゝ錐《きり》の如くに揉《も》む仕方《しかた》も有るなり。 類似の注記に漢文送り仮名がある。 漢文訓点の表記法 http://www.sky.sannet.ne.jp/at-sushi/aozora/kanbun_kunten.html 他山之石、可[#(シ)][#二]以[#(テ)]攻《おさ》[#(ム)][#一レ]玉[#(ヲ)]。 御船[#(爾)]乘給[#(弖)]幸行、其河後江[#(爾)]到坐、 漢文訓点や送り仮名の短縮形では、注記冒頭にコメ印「※」がないので変体仮名注記との区別ができる。 &s(){注記のなかにスラッシュを使用するのは、漢字注記のために全角スラッシュを使用する以外、おそらくない。半角スラッシュの使用例もおそらくない。} あ/阿 は、「あ」に所属する「阿」である、という意味を直感しやすい。よみがな/字母の列順は、注記をぬきだしてソートするばあいにも、かな順にならべて確認しやすい。 全角スラッシュを使用する記号には、漢字注記と繰り返し記号がある。漢字注記に使用される全角スラッシュはごくまれなので、変体仮名記号がまぎれることも少ない。繰り返し記号は頻出するが形状が大きく異なるので、まぎれる心配はないものと考えられる。(2008.10.4) ただし、文中にいきなり短縮形が出てきても、読み手は当惑することが考えられるので、変体仮名の短縮形を使用するばあいは、そのむねを冒頭の使用記号の説明にしるすことが好ましい。 *標準形の、短縮形へのすりあわせ ※[#変体仮名あ(阿)] → ※[#あ/阿] ※[#変体仮名あ(安)] → ※[#あ/安] ※[#変体仮名い(以)] → ※[#い/以] …… &s(){左辺(標準形)で丸カッコをもちい、右辺(短縮形)で半角スラッシュをもちいたものの、左辺(標準形)の丸カッコは、必須でなくてかまわないように思われる。むしろ、右辺(短縮形)と同じく半角スラッシュで固定しているほうが好ましいように思える。バラバラだと、そのぶん使用するためにムダに覚えることが増えるから。したがって、注記提案を以下のように改める。} 注記案改定 ※[#変体仮名あ/阿] (もしくは) ※[#あ/阿] ※[#変体仮名あ/安] (もしくは) ※[#あ/安] ※[#変体仮名い/以] (もしくは) ※[#い/以] ※[#変体仮名い/伊] (もしくは) ※[#い/伊] ※[#変体仮名う/宇] (もしくは) ※[#う/宇] ※[#変体仮名え/衣] (もしくは) ※[#え/衣] ※[#変体仮名え/江] (もしくは) ※[#え/江] ※[#変体仮名お/於] (もしくは) ※[#お/於] ※[#変体仮名か/加] (もしくは) ※[#か/加] ※[#変体仮名か/可] (もしくは) ※[#か/可] ※[#変体仮名き/伎] (もしくは) ※[#き/伎] ※[#変体仮名き/喜] (もしくは) ※[#き/喜] ※[#変体仮名き/幾] (もしくは) ※[#き/幾] ※[#変体仮名き/起] (もしくは) ※[#き/起] ※[#変体仮名く/久] (もしくは) ※[#く/久] ※[#変体仮名く/具] (もしくは) ※[#く/具] ※[#変体仮名け/介] (もしくは) ※[#け/介] ※[#変体仮名け/希] (もしくは) ※[#け/希] ※[#変体仮名け/気] (もしくは) ※[#け/気] ※[#変体仮名け/計] (もしくは) ※[#け/計] ※[#変体仮名け/遣] (もしくは) ※[#け/遣] ※[#変体仮名こ/古] (もしくは) ※[#こ/古] ※[#変体仮名こ/己] (もしくは) ※[#こ/己] ※[#変体仮名さ/佐] (もしくは) ※[#さ/佐] ※[#変体仮名さ/左] (もしくは) ※[#さ/左] ※[#変体仮名し/志] (もしくは) ※[#し/志] ※[#変体仮名し/之] (もしくは) ※[#し/之] ※[#変体仮名す/春] (もしくは) ※[#す/春] ※[#変体仮名す/須] (もしくは) ※[#す/須] ※[#変体仮名す/寸] (もしくは) ※[#す/寸] ※[#変体仮名す/壽] (もしくは) ※[#す/壽] ※[#変体仮名せ/世] (もしくは) ※[#せ/世] ※[#変体仮名せ/勢] (もしくは) ※[#せ/勢] ※[#変体仮名そ/曽] (もしくは) ※[#そ/曽] ※[#変体仮名そ/楚] (もしくは) ※[#そ/楚] ※[#変体仮名た/多] (もしくは) ※[#た/多] ※[#変体仮名た/太] (もしくは) ※[#た/太] ※[#変体仮名た/堂] (もしくは) ※[#た/堂] ※[#変体仮名ち/知] (もしくは) ※[#ち/知] ※[#変体仮名つ/川] (もしくは) ※[#つ/川] ※[#変体仮名つ/津] (もしくは) ※[#つ/津] ※[#変体仮名つ/徒] (もしくは) ※[#つ/徒] ※[#変体仮名て/帝] (もしくは) ※[#て/帝] ※[#変体仮名て/天] (もしくは) ※[#て/天] ※[#変体仮名と/止] (もしくは) ※[#と/止] ※[#変体仮名と/登] (もしくは) ※[#と/登] ※[#変体仮名な/奈] (もしくは) ※[#な/奈] ※[#変体仮名な/那] (もしくは) ※[#な/那] ※[#変体仮名に/爾] (もしくは) ※[#に/爾] ※[#変体仮名に/耳] (もしくは) ※[#に/耳] ※[#変体仮名に/仁] (もしくは) ※[#に/仁] ※[#変体仮名に/丹] (もしくは) ※[#に/丹] ※[#変体仮名に/尓] (もしくは) ※[#に/尓] ※[#変体仮名ぬ/奴] (もしくは) ※[#ぬ/奴] ※[#変体仮名ぬ/怒] (もしくは) ※[#ぬ/怒] ※[#変体仮名ね/祢] (もしくは) ※[#ね/祢] ※[#変体仮名ね/年] (もしくは) ※[#ね/年] ※[#変体仮名の/乃] (もしくは) ※[#の/乃] ※[#変体仮名の/能] (もしくは) ※[#の/能] ※[#変体仮名の/農] (もしくは) ※[#の/農] ※[#変体仮名は/者] (もしくは) ※[#は/者] ※[#変体仮名は/波] (もしくは) ※[#は/波] ※[#変体仮名は/八] (もしくは) ※[#は/八] ※[#変体仮名は/盤] (もしくは) ※[#は/盤] ※[#変体仮名ひ/比] (もしくは) ※[#ひ/比] ※[#変体仮名ひ/飛] (もしくは) ※[#ひ/飛] ※[#変体仮名ふ/不] (もしくは) ※[#ふ/不] ※[#変体仮名ふ/婦] (もしくは) ※[#ふ/婦] ※[#変体仮名へ/部] (もしくは) ※[#へ/部] ※[#変体仮名へ/遍] (もしくは) ※[#へ/遍] ※[#変体仮名ほ/保] (もしくは) ※[#ほ/保] ※[#変体仮名ほ/本] (もしくは) ※[#ほ/本] ※[#変体仮名ま/末] (もしくは) ※[#ま/末] ※[#変体仮名ま/万] (もしくは) ※[#ま/万] ※[#変体仮名ま/滿] (もしくは) ※[#ま/滿] ※[#変体仮名ま/萬] (もしくは) ※[#ま/萬] ※[#変体仮名み/見] (もしくは) ※[#み/見] ※[#変体仮名み/三] (もしくは) ※[#み/三] ※[#変体仮名み/美] (もしくは) ※[#み/美] ※[#変体仮名む/武] (もしくは) ※[#む/武] ※[#変体仮名む/無] (もしくは) ※[#む/無] ※[#変体仮名め/女] (もしくは) ※[#め/女] ※[#変体仮名め/免] (もしくは) ※[#め/免] ※[#変体仮名も/毛] (もしくは) ※[#も/毛] ※[#変体仮名や/屋] (もしくは) ※[#や/屋] ※[#変体仮名や/也] (もしくは) ※[#や/也] ※[#変体仮名ゆ/由] (もしくは) ※[#ゆ/由] ※[#変体仮名よ/与] (もしくは) ※[#よ/与] ※[#変体仮名ら/羅] (もしくは) ※[#ら/羅] ※[#変体仮名ら/良] (もしくは) ※[#ら/良] ※[#変体仮名ら/郎] (もしくは) ※[#ら/郎] ※[#変体仮名り/利] (もしくは) ※[#り/利] ※[#変体仮名り/理] (もしくは) ※[#り/理] ※[#変体仮名り/里] (もしくは) ※[#り/里] ※[#変体仮名る/流] (もしくは) ※[#る/流] ※[#変体仮名る/留] (もしくは) ※[#る/留] ※[#変体仮名る/累] (もしくは) ※[#る/累] ※[#変体仮名る/類] (もしくは) ※[#る/類] ※[#変体仮名れ/連] (もしくは) ※[#れ/連] ※[#変体仮名れ/禮] (もしくは) ※[#れ/禮] ※[#変体仮名ろ/路] (もしくは) ※[#ろ/路] ※[#変体仮名わ/王] (もしくは) ※[#わ/王] ※[#変体仮名わ/和] (もしくは) ※[#わ/和] ※[#変体仮名ゐ/為] (もしくは) ※[#ゐ/為] ※[#変体仮名ゐ/井] (もしくは) ※[#ゐ/井] ※[#変体仮名ゑ/恵] (もしくは) ※[#ゑ/恵] ※[#変体仮名を/越] (もしくは) ※[#を/越] ※[#変体仮名を/遠] (もしくは) ※[#を/遠] ※[#変体仮名ん/无] (もしくは) ※[#ん/无] ※[#変体仮名こと] (もしくは) ※[#こと] ※[#変体仮名より] (もしくは) ※[#より] ※[#変体仮名コト] (もしくは) ※[#コト] ※[#変体仮名トキ] (もしくは) ※[#トキ] ※[#変体仮名トモ] (もしくは) ※[#トモ] ※[#二の字点] 濁点つき変体仮名の例 ※[#変体仮名が/加] (もしくは) ※[#が/加] ※[#変体仮名が/可] (もしくは) ※[#が/可] ※[#変体仮名ぎ/伎] (もしくは) ※[#ぎ/伎] ※[#変体仮名ぎ/喜] (もしくは) ※[#ぎ/喜] ※[#変体仮名ぎ/幾] (もしくは) ※[#ぎ/幾] ※[#変体仮名ぎ/起] (もしくは) ※[#ぎ/起] ※[#変体仮名ぐ/久] (もしくは) ※[#ぐ/久] ※[#変体仮名ぐ/具] (もしくは) ※[#ぐ/具] ※[#変体仮名げ/介] (もしくは) ※[#げ/介] ※[#変体仮名げ/希] (もしくは) ※[#げ/希] ※[#変体仮名げ/気] (もしくは) ※[#げ/気] ※[#変体仮名げ/計] (もしくは) ※[#げ/計] ※[#変体仮名げ/遣] (もしくは) ※[#げ/遣] ※[#変体仮名ご/古] (もしくは) ※[#ご/古] ※[#変体仮名ご/己] (もしくは) ※[#ご/己] ※[#変体仮名ば/者] (もしくは) ※[#ば/者] ※[#変体仮名ば/八] (もしくは) ※[#ば/八] *【テキスト中に現れる記号について】への表記 &s(){アクセント分解記号をもちいるばあいの表記} ---- &s(){〔〕:アクセント分解された欧文をかこむ} &s(){(例)〔Ma:rchen〕} &s(){アクセント分解についての詳細は下記URLを参照してください} &s(){http://aozora.gr.jp/accent_separation.html} ---- &s(){これを参考に、} 変体仮名注記の短縮形をもちいるばあいの表記を考える。 標準形をもちいるばあいは、この表記は不要。たとえば、出現頻度が低いばあいは標準形でいい。出現頻度が高いばあいは、冒頭に表記したうえで短縮形をもちいる。 ---- 【テキスト中に現れる記号について】 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定    (数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数) (例)[#ここから割り注]  ※[#…/…]:変体仮名  (例)報告第十一号※[#に/尓]  ※[#…]:合わせ字(合字)  (例)其巣窟ナリシ※[#コト] ---- &s(){外サーバ参照のかたちだと、CD・DVD 等製作時に収録からもれるので、工作員にとってはネットへ接続する手間が生じる。CD・DVD 内で完結できることが期待される。} (「ヘンタイがいっぱい」を受けて、改変。【テキスト中に現れる記号について】への表記は、アクセント分解注記参考から漢文返り点注記参考へ変更。2008.8.29) 公開:2008.7.23 更新:2008.10.4 しだひろし/PoorBook G3'99 翻訳・朗読・転載は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment

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