frame_decoration

「M-Tea* vol.8 no.9 [酒井 潔] エロエロ草紙(三)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

M-Tea* vol.8 no.9 [酒井 潔] エロエロ草紙(三)」(2015/11/08 (日) 16:26:10) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*M-Tea* vol.8 no.9 [酒井 潔] エロエロ草紙(三) *2015.9.19 第八巻 第九号 エロエロ草紙(三) 酒井 潔  靴の洪水  不良老年とマニキュア嬢  イヤ、これは!  おやじ教育  疑問の女  幸福な布袋和尚  ダンス・エロチック  現代ハーレム情調  恋ごころ  モデル女と原画との対比  海水浴場の怪  笑いきれぬ笑い話   見合い綺談   罪は長椅子   差し引き二十円   神に嘘なし   物言う犬  下から覗(のぞ)く  先端ガール解説  汽車はキスを乗せて &image(https://dlmarket-jp.s3.amazonaws.com/images/consignors/6/620/10301535_56330fa373f66.png?1446187030,http://www.dlmarket.jp/products/detail/327025) [[【週刊ミルクティー*第八巻 第九号 ダウンロードサイトへジャンプ】>http://www.dlmarket.jp/products/detail/327025]] (4.4MB) &color(red){100円(本体税抜93円)} p.113 / *99 出版 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ オリジナルは表紙その他のページにカラー図版を使用しているものと思われますが、利用した底本データの都合上、収録図版はすべてモノクロです。また、印刷状態、スキャン精度の都合上、かすれやつぶれが生じています。ご了承ください。 ※ PDF 形式。確認環境:Mac OS X 10.4・Acorbat Reader 5.0、Windows 7・Adobe Reader X、 SONY Reader(PRS-T2)、Nexus 7・Perfect View。 ※ 見開きで閲覧するばあい、Windows 用フリーウェア「RightFile」を用いて事前にファイル処理することをおすすめします。 ※ この作品は青空文庫にて入力中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、転載・印刷・翻訳などの二次利用は自由です。 (c) Copyright is public domain in Japan, 2015. *四つの結婚式と、一つの図書館戦争*  コンゴ王国のスルタン・マンゴガルが恋愛の冒険に飽いたので、この物語が、日本国神楽坂の白十字〔店名か〕の奥まったテーブルに対座してアップルパイをつつきながらファンシークリームからイチゴを探し出している二人の青年の会話と密接な関係を持ったというんだから、世の中はおもしろいものであります。 「ネ、きみ、ごらんなさい! あの娘を……。あの、ほっそりした弾力のある白い指、あれはロシアの王女の指ですよ。あの娘がロシアの王女でないという証拠はありませんからね!……ところで、ホラ、左の手の薬指にはまっている指環――銀の指環――あれが、あの娘がロシアの王女であることより大切な指環です」 「きみは、あの娘を愛しますか?」  二人の青年が白十字のテーブルを囲んでの会話は、かなり長く続きそうであります。そこでふたたび、コンゴ王国のスルタン・マンゴガルが退屈したという歴史的逸話を否定することはできませんでした。(「ロシアの王女とインドの王女の話」より) ※ #ref(8_9.rm) (朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x:xx) ※ お休みしまーす。 酒井潔 さかい きよし 1895-1952(明治28-昭和27) 本名、酒井精一。名古屋市生まれ。編集者、著述家、翻訳家。大正末期から昭和初期にかけてのエログロナンセンス文化の火付け役。魔術、秘薬、性愛に関する研究を行い、自らの個人誌「談奇」や当時のエログロ雑誌にて発表。また海外文学の翻訳もおこなった。梅原北明との交流でも知られる。代表作に『愛の魔術』(1929)や『巴里上海歓楽郷案内』(1930)、訳書に『さめやま』(1929、フェリシアン・シャンスール作、梅原北明共訳)など。一方、『アラビヤン・ナイツ』(1927、ジョゼフ=シャルル・マルドリュス作、発禁)や『エロエロ草紙』(1930、発禁)など多くの著作は当局より発禁となり、出版が許可された『らぶ・ひるたぁ』(1929)なども膨大な伏字を余儀なくされた。2012年、『エロエロ草紙』が国立国会図書館のデジタルアーカイブ事業の一環としてインターネットで公開され、ダウンロード数が5ヶ月連続で1位となり、ネット上でにわかに注目された。 ◇参照:Wikipedia「酒井潔」(2015.7. アクセス)。 *底本 底本:『エロエロ草紙』竹醉書房 【NDL 近代デジタルライブラリー収録】    1915(昭和5)年11月30日発行 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/list_inp1856_1.html NDC 分類:700(芸術.美術) http://yozora.kazumi386.org/7/0/ndc700.html NDL 近代デジタルライブラリー収録 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1137261 *難字、求めよ 先端語 せんたんご? 喋舌る しゃべる、か 馳けつけ かけつけ? 「駆」「駈」か? コロンタイ女史の恋愛論 コロンタイ Aleksandra Mikhailovna Kollontai 1872-1952 ソ連の女性革命家。国家保護人民委員・スウェーデン大使などを歴任。女性問題、特に性問題について新しい見解を示した。小説「赤い恋」もある。 ア・ラ・パージュ 小池夢坊 → 小生夢坊か 小生夢坊 こいけ むぼう 1895-1986 明治期の漫画家、随筆家、社会評論家。雑誌「へちまの花」の絵と随筆を、「二六新報」の文芸欄を担当。著作に「天狗まんだん」など。(人レ) ヴァソヴィ ポーランドの地名か。 邦楽座 芝園館 オリンピック 『あの花、この花!』 久野豊彦の著。(本文) 久野豊彦 くの とよひこ 1896-1971 昭和期の小説家。「聯想の暴風」「ボール紙の皇帝万歳」で新興芸術派の旗手。(人レ)/著『あの花、この花!』。(本文) ◇参照:『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)、『人物レファレンス事典』(日外アソシエーツ、2000.7)。 *むしとりホイホイ 令孃おや → 令孃をや 【を?】 質問した → 質問した。 【句点か】 僕ほ → 僕は 【は?】 亨樂 → 享樂 【享か】 思つたら。 → 思つたら、 【読点か】 なつてゐるが。 → なつてゐるが、 【読点か】 職業婦人、 → 職業婦人。 【句点か】 馳けつけ → 驅けつけ 【驅か】 小池 → 小生 【生か】こいけ 肩あげの取れた時代 → 肩あげの取れた時期 【期か】 乙な → てな 【て?】 ロンド → ロンドン 【ンか】 邦樂産 → 邦樂座 【座か】 一諸 → 一緒 【緒か】 以上14件。底本は左辺のとおり。 *スリーパーズ日記* 書き換えメモ。 ハレム → ハーレム 尖端 → 先端 (全角四字あき) → ×××× 【伏せ字か】 マニキユーワ → マニキュア イラストの配置にひと工夫。iText Pro '09 の表組み機能を使って、二段組みないし三段組みの表を用意。そこへ、キャプションと図版と本文を張り込んで、表組みの罫線を0ポイントにする。 版面のガイドラインいっぱいに表組みをくっつけることができないので、よくよく見れば、本文行末が表組みの部分だけ異なってしまう。さらに、位置の微調整には融通がきかないので、やや間の抜けた印象もなくはない。が、それでも無表情だった今までよりは、だいぶ、ましだろう。 2015.9.19 公開予定 2015.10.30 公開 しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment
*M-Tea* vol.8 no.9 [酒井 潔] エロエロ草紙(三) *2015.9.19 第八巻 第九号 エロエロ草紙(三) 酒井 潔  靴の洪水  不良老年とマニキュア嬢  イヤ、これは!  おやじ教育  疑問の女  幸福な布袋和尚  ダンス・エロチック  現代ハーレム情調  恋ごころ  モデル女と原画との対比  海水浴場の怪  笑いきれぬ笑い話   見合い綺談   罪は長椅子   差し引き二十円   神に嘘なし   物言う犬  下から覗(のぞ)く  先端ガール解説  汽車はキスを乗せて &image(https://dlmarket-jp.s3.amazonaws.com/images/consignors/6/620/10301535_56330fa373f66.png?1446187030,http://www.dlmarket.jp/products/detail/327025) [[【週刊ミルクティー*第八巻 第九号 ダウンロードサイトへジャンプ】>http://www.dlmarket.jp/products/detail/327025]] (4.4MB) &color(#cc0066){100円(本体税抜93円)} p.103 / *99 出版 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 &color(#cc0066){※ オリジナルは表紙その他のページにカラー図版を使用しているものと思われますが、利用した底本データの都合上、収録図版はすべてモノクロです。また、印刷状態、スキャン精度の都合上、かすれやつぶれが生じています。ご了承ください。} ※ PDF 形式。確認環境:Mac OS X 10.4・Acorbat Reader 5.0、Windows 7・Adobe Reader X、 SONY Reader(PRS-T2)、Nexus 7・Perfect View。 ※ 見開きで閲覧するばあい、Windows 用フリーウェア「RightFile」を用いて事前にファイル処理することをおすすめします。 ※ この作品は青空文庫にて入力中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、転載・印刷・翻訳などの二次利用は自由です。 (c) Copyright is public domain in Japan, 2015. *四つの結婚式と、一つの図書館戦争*  コンゴ王国のスルタン・マンゴガルが恋愛の冒険に飽いたので、この物語が、日本国神楽坂の白十字〔店名か〕の奥まったテーブルに対座してアップルパイをつつきながらファンシークリームからイチゴを探し出している二人の青年の会話と密接な関係を持ったというんだから、世の中はおもしろいものであります。 「ネ、きみ、ごらんなさい! あの娘を……。あの、ほっそりした弾力のある白い指、あれはロシアの王女の指ですよ。あの娘がロシアの王女でないという証拠はありませんからね!……ところで、ホラ、左の手の薬指にはまっている指環――銀の指環――あれが、あの娘がロシアの王女であることより大切な指環です」 「きみは、あの娘を愛しますか?」  二人の青年が白十字のテーブルを囲んでの会話は、かなり長く続きそうであります。そこでふたたび、コンゴ王国のスルタン・マンゴガルが退屈したという歴史的逸話を否定することはできませんでした。(「ロシアの王女とインドの王女の話」より) ※ #ref(8_9.rm) (朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x:xx) ※ お休みしまーす。 酒井潔 さかい きよし 1895-1952(明治28-昭和27) 本名、酒井精一。名古屋市生まれ。編集者、著述家、翻訳家。大正末期から昭和初期にかけてのエログロナンセンス文化の火付け役。魔術、秘薬、性愛に関する研究を行い、自らの個人誌「談奇」や当時のエログロ雑誌にて発表。また海外文学の翻訳もおこなった。梅原北明との交流でも知られる。代表作に『愛の魔術』(1929)や『巴里上海歓楽郷案内』(1930)、訳書に『さめやま』(1929、フェリシアン・シャンスール作、梅原北明共訳)など。一方、『アラビヤン・ナイツ』(1927、ジョゼフ=シャルル・マルドリュス作、発禁)や『エロエロ草紙』(1930、発禁)など多くの著作は当局より発禁となり、出版が許可された『らぶ・ひるたぁ』(1929)なども膨大な伏字を余儀なくされた。2012年、『エロエロ草紙』が国立国会図書館のデジタルアーカイブ事業の一環としてインターネットで公開され、ダウンロード数が5ヶ月連続で1位となり、ネット上でにわかに注目された。 ◇参照:Wikipedia「酒井潔」(2015.7. アクセス)。 *底本 底本:『エロエロ草紙』竹醉書房 【NDL 近代デジタルライブラリー収録】    1915(昭和5)年11月30日発行 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/list_inp1856_1.html NDC 分類:700(芸術.美術) http://yozora.kazumi386.org/7/0/ndc700.html NDL 近代デジタルライブラリー収録 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1137261 *難字、求めよ 先端語 せんたんご? 喋舌る しゃべる、か 馳けつけ かけつけ? 「駆」「駈」か? コロンタイ女史の恋愛論 コロンタイ Aleksandra Mikhailovna Kollontai 1872-1952 ソ連の女性革命家。国家保護人民委員・スウェーデン大使などを歴任。女性問題、特に性問題について新しい見解を示した。小説「赤い恋」もある。 ア・ラ・パージュ 小池夢坊 → 小生夢坊か 小生夢坊 こいけ むぼう 1895-1986 明治期の漫画家、随筆家、社会評論家。雑誌「へちまの花」の絵と随筆を、「二六新報」の文芸欄を担当。著作に「天狗まんだん」など。(人レ) ヴァソヴィ ポーランドの地名か。 邦楽座 芝園館 オリンピック 『あの花、この花!』 久野豊彦の著。(本文) 久野豊彦 くの とよひこ 1896-1971 昭和期の小説家。「聯想の暴風」「ボール紙の皇帝万歳」で新興芸術派の旗手。(人レ)/著『あの花、この花!』。(本文) ◇参照:『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)、『人物レファレンス事典』(日外アソシエーツ、2000.7)。 *むしとりホイホイ 令孃おや → 令孃をや 【を?】 質問した → 質問した。 【句点か】 僕ほ → 僕は 【は?】 亨樂 → 享樂 【享か】 思つたら。 → 思つたら、 【読点か】 なつてゐるが。 → なつてゐるが、 【読点か】 職業婦人、 → 職業婦人。 【句点か】 馳けつけ → 驅けつけ 【驅か】 小池 → 小生 【生か】こいけ 肩あげの取れた時代 → 肩あげの取れた時期 【期か】 乙な → てな 【て?】 ロンド → ロンドン 【ンか】 邦樂産 → 邦樂座 【座か】 一諸 → 一緒 【緒か】 以上14件。底本は左辺のとおり。 *スリーパーズ日記* 書き換えメモ。 ハレム → ハーレム 尖端 → 先端 (全角四字あき) → ×××× 【伏せ字か】 マニキユーワ → マニキュア イラストの配置にひと工夫。iText Pro '09 の表組み機能を使って、二段組みないし三段組みの表を用意。そこへ、キャプションと図版と本文を張り込んで、表組みの罫線を0ポイントにする。 版面のガイドラインいっぱいに表組みをくっつけることができないので、よくよく見れば、本文行末が表組みの部分だけ異なってしまう。さらに、位置の微調整には融通がきかないので、やや間の抜けた印象もなくはない。が、それでも無表情だった今までよりは、だいぶ、ましだろう。 2015.9.19 公開予定 2015.10.30 公開 しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: