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*M-Tea* vol.7 no.50 十八時の音楽浴(一)海野十三 *2015.7.4 第七巻 第五〇号 十八時の音楽浴(一) 海野十三 &image(https://dlmarket-jp.s3.amazonaws.com/images/consignors/6/620/09260134_5605779a804f7.png?1443198987,http://www.dlmarket.jp/products/detail/323521) [[【週刊ミルクティー*第七巻 第五〇号 ダウンロードサイトへジャンプ】>http://www.dlmarket.jp/products/detail/323521]] (1.8MB) &color(red){100円(本体税抜93円)} p.127 / *99 出版 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ PDF 形式。Mac OS X 10.4・Acorbat Reader 5.0、Windows 7・Adobe Reader X、 SONY Reader(PRS-T2)、Nexus 7・Perfect View にて確認済み。 ※ この作品は青空文庫にて公開中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、転載・印刷・翻訳などの二次利用は自由です。 (c) Copyright is public domain in Japan, 2015. *PDF マガジン 週刊ミルクティー*  太陽の下では、地球が黄昏(たそが)れていた。  その黄昏れゆく地帯の直下にある彼の国では、ちょうど十八時のタイム・シグナルがおごそかに百万人の住民の心臓をゆすぶりはじめた。 「ほう、十八時だ」 「十八時の音楽浴だ」 「さあ誰もみな、遅れないように早く座席についた!」  アリシア区では博士コハクと男学員ペンと、そして女学員バラの三人がいるきりだった。タイム・シグナルを耳にするより早く、三人は扉を開いて青い廊下にとびだした。  その青廊下には、銀色に光る太い金属パイプを螺旋形に曲げて作ってある座席が遠くまで並んでいた。  三人は自分たちの名前が書かれてある座席の上に、それぞれピョンピョンと飛び乗った。それをきっかけのように天井に三つの黄色い円窓が開いて、その中から黄色い風のシャワーが三人の頭上に落ちてきた。すがすがしい風のシャワーだった。  三人は黙々として、音楽浴のはじまるのを待った。 ※ #ref(7_50.rm) (朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x:xx) ※ お休みしまーす。 海野十三 うんの じゅうざ 1897-1949(明治30.12.26-昭和24.5.17) 小説家。本名、佐野昌一。徳島市生れ。早大理工学部卒。SF的色彩の濃い探偵小説や軍事小説を著す。作「深夜の市長」「地球盗難」など。 ◇参照:『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)、Wikipedia(「日本語・オフライン版-2009.2.4」『iP』2009.4月号付録 DVD-ROM。 *底本 底本:「十八時の音楽浴」早川文庫、早川書房    1976(昭和51)年1月15日発行    1990(平成2)年4月30日2刷 http://www.aozora.gr.jp/cards/000160/card865.html NDC 分類:913(日本文学 / 小説.物語) http://yozora.kazumi386.org/9/1/ndc913.html *難字、求めよ *むしとりホイホイ 溌刺 → 溌剌 【剌か】はつらつ 弱音を吹く → 弱音を吐く 【吐か】はく 煉絹 → 練絹 【練か】ねりぎぬ 以上3件。底本未確認。 *スリーパーズ日記* 書きかえメモ。 エレヴェター → エレベーター コンヴェアー/コンベーヤー → コンベヤー ジェスチュア → ジェスチャー 作った pdf ファイルをソニー Reader で確認すると、画面の小さいこともさることながら、白黒の明細輝度の幅がせまいことがかなり残念。たとえば本文の色指定をちょっと変更すると、それでテキストの可読性が極端に落ちる。淡い色指定にすると、まったく読めない。濃淡指定を変更すると、こんどは色指定の差がわからなくなる。 それで、仕方なく黒・濃いブルー・濃い赤、程度に使用をおさえていたんだけれども、Nexus 7 でファイルチェックをおこなうようになってひさしく、ここいらで色指定の足かせを解いてみることにした。 それにしても、pdf の背景色をかんたんに変更できる方法ってないものだろうか・・・それと、pdf ファイルのリンクがまったく機能しないのは、タブレットやスマホの仕様なんだろうか・・・? 2015.7.4 公開予定 2015.9.25 公開 しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment

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