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*M-Tea*7_10-進化遺伝の科学(一〇)石川千代松 *2014.9.27 第七巻 第一〇号 進化遺伝の科学(一〇) 石川千代松  第十六章 保護色および警戒色 &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/7_10-1.png,http://www.dlmarket.jp/products/detail/284719) [[【週刊ミルクティー*第七巻 第一〇号 ダウンロードサイトへジャンプ】>http://www.dlmarket.jp/products/detail/284719]] (2.5MB) &color(red){月末最終号:無料} p.147 / *99 出版 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ PDF 形式、六インチ判。Mac OS X 10.4・Acorbat Reader 5.0、Windows 7・Adobe Reader X および SONY Reader(PRS-T2)にて確認済み。 ※ この作品は青空文庫にて入力中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、転載・印刷・翻訳などの二次利用は自由です。 (c) Copyright this work is public domain, 2014. *アベ叫喚、異次元の無限地獄へ突入。  では、いかにしてタコはさように早く体色を変えますかと問うてみますと、タコやイカの体面にはたくさんの色素の入った細胞がありますが、これらには黒、赤、白、黄その他いろいろの色のものがありまして、それに視神経の末端がこれらの細胞に行っています。タコがいる所の色が変わると、それが眼に映って、その色とちがった色の細胞が縮まって、それと同じ色の細胞が伸びるのであります。たとえばタコは、緑の海藻のある所にくると皮膚にある緑の色の細胞が大きくなって、他の色の細胞がみな縮まるのであります。それで体面全体が緑に見えるのであります。他の色でもこれと同一で、それでタコは、自分がいる所の周囲の色と同じように変わるものであります(第百八十図)。(略)  またここに、警戒色というおもしろい現象があります。これは自分が怖いものであるから寄りつくべからずと、または、自分の身体には毒があるから食うべからずということを他に知らせるための色や斑紋であります。一般にいう毒々しい色とはそれであります。これらのもので誰も知るものはハチでありましょう。ハチは、昆虫のうちでそれであることがよくわかります。全身が長くて、黒と黄の横線があって、翅が細長くて透明な昆虫はほとんどみなハチであります。して、ハチは恐ろしい毒針を持っているから、なにも自分がそうであるということを他に知らせる必要もないようでありますが、それでも食虫禽などについばまれるのは生死に関係しますから、襲われないほうが確かによろしいに決まっています。ですから、あのような著しい体色と斑紋で、自分に触れれば刺すぞということを知らせておくのは自分のためになるわけであります。  毒蛇も同じようなもので、マムシのごときは特別の色や斑紋を持っていますが、それもハチと同様であるでしょう。 ※ #ref(7_10.rm) (朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x:xx) ※ お休みしまーす。 石川千代松 いしかわ ちよまつ 1860-1935(万延元.6.6-昭和10.1.17) 動物学者。東京の人。ドイツに留学して、日本にワイスマン流の進化論を紹介。東大教授。魚類学・細胞学を研究。/動物学者。東京開成学校予科を経て、東京大学理学部動物学科卒業(1882)。同大学助教授となり(1883)、1886~1889年ドイツに留学し、フライブルク大学で A. Weismann に師事し、無脊椎動物の生殖・発生などを研究。帝国大学理科大学助教授を経て、同農科大学(のち東京帝国大学農学部)教授(1890~1924)。夜光虫・オオサンショウウオ・クジラなどの生殖・発生および細胞学的研究をなし、ホタルイカの発光、アユの養殖など多方面の研究がある。(生) ◇参照:『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)、『岩波生物学辞典 第五版』(岩波書店、2013.2)、Wikipedia 日本語・オフライン版(『iP!』2009.4月号、晋遊舎)。 *底本 底本:『最新科學圖鑑(5)・進化遺傳の科學』アルス    1933(昭和8)年6月16日発行 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/list_inp1478_1.html NDC 分類:460, 467(生物科学.一般生物学 / 遺伝学) http://yozora.kazumi386.org/4/6/ndc460.html http://yozora.kazumi386.org/4/6/ndc467.html *難字、求めよ レプトドラ 香腺 オトヒメノオビ グラウス 小獣類 しょうじゅうるい チャット シルベイン コシマガリエビ ヒポリチース。 色細胞 いろさいぼう? ヒヨドシチョウ ダイコンのシロチョウ 線紋 せんもん エウカリプタス 樹木名。ユーカリか。 カリマ シデロネ シミクリー → ミミクリか トモエチョウ 食虫禽 しょくちゅうきん カバマダラ ヘリコニデイ科 ダナイデイ科 胸節 きょうせつ 虫体 ちゅうたい 全胸部 ぜんきょうぶ フクラスズメ類 マイゼンハイマー 箕作先生 みのさく- → 箕作佳吉か カノン・トクストラム メルドラ教授 T・W・ワード バーバー ウォルフォード少佐 フェントン先生 田中館愛橘 「たなかたて」? 「たなかだて あいきつ」か。 ジェンナー・ウワイア A・G・バトラー *年表 一八六七 T・W・ワードによるシロチョウの幼虫の保護色実験。緑色その他種種の色に塗った箱の内にシロチョウ二種の仔虫を飼ったところ、それらがみな、入れてあった箱の色と同じような色になった。また種々の色の板塀に蛹化させたのも同じようになった。 一八七四(明治七)ごろ 石川、フェントン先生と田中館愛橘の住宅の近くの末の松山〔岩手県二戸郡か〕で、はじめてきれいなトモエチョウの飛んでいるのを見てこれを捕らえようとする。 *むしとりホイホイ 失《それ》 → 夫《それ》 【夫か】 箕作《みのさく》 → 箕作《みつくり》 【みつくり?】 凸凹《あふとつ》 → 凹凸《あふとつ》 【凹凸か】 ホールトン → ポールトン 【ボか】 橈脚類《だふきやくるゐ》 → 橈脚類《たふきやくるゐ》 【た?】 殆《ほと》んと → 殆《ほと》んど 【ど?】 茲《こゝ》は → 茲《こゝ》に 【に?】 以上7件、底本は左辺のとおり。 *スリーパーズ日記* 書きかえメモ。 ミメ → ミリメートル サンチ → センチメートル 絶体 → 絶対 引き込ませる → ひっこませる チー・ダブリュウ・ワード → T・W・ワード 白蝶《はくちょう》 → シロチョウ ウワレース → ウォレス エー・ジー・バットラー → A・G・バトラー アンチロープ → アンテロープ 9.23 火曜 快晴 昨日から隣家のキンモクセイ。香る。 ソフトウェア「RightFile」を使ってみた結果。 ・Windows 7・Adobe Reader X 見開き表示に成功。 ・SONY Reader(PRS-T2) 見開き表示なし。 ・Mac OS X 10.4・Acorbat Reader 5.0 見開き表示に成功。 ・Mac OS X 10.4・プレビュー 3.0.4 見開き表示、不具合あり。 まあ、半分成功ってところ。Adobe の Acorbat 系と Mac のプレビューで表示結果が異なるってところの仕様がわからん。Mac OS とプレビューのアップデートが古すぎるところに原因があるんだろうか。 見開きの両ページの左肩にタイトル柱が重複してるのは、いかにも発展途上の電子本っぽくていただけない。ここまでできるんだから、iText のバージョンアップに期待。 9.27 土曜 1:00 PM 長野、岐阜県境、木曾、御嶽山噴火。降灰1~2cm。 2014.9.27 公開 目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment

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