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M-Tea*6_47-木槿の花 若山牧水/落合町山川記 林 芙美子」(2014/07/18 (金) 15:39:58) の最新版変更点

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*M-Tea*6_47-木槿の花 若山牧水/落合町山川記 林 芙美子 *2014.6.14 第六巻 第四七号 木槿《もくげ》の花 若山牧水 落合町山川記 林 芙美子 &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/6_47-1.png,http://www.dlmarket.jp/products/detail/274705 [[【週刊ミルクティー*第六巻 第四七号 ダウンロードサイトへジャンプ】>http://www.dlmarket.jp/products/detail/274705]] (2.3MB) &color(red){税込価格:100円(本体税抜93円)} p.139 / *99 出版 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ PDF 形式、六インチ判。Mac OS X 10.4・Acorbat Reader 5.0、Windows 7・Adobe Reader X および SONY Reader(PRS-T2)にて確認済み。 ※ この作品は青空文庫にて公開中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、転載・印刷・翻訳などの二次利用は自由です。 (c) Copyright this work is public domain, 2014. *パブリックドメインマガジン 週刊ミルクティー*  この沼津に移ってきて、いつの間にか、足掛け五年の月日がたっている。姉娘のほうが始終病気がちであったのが移転する気になった直接原因の一つ、一つは自分自身、東京の繁雑な生活にたえられなくなって、どうかして逃げ出そうとしていたのが自然そうなったのでもあった。自分は山地を望んだが、子どもの病気には海岸がいいというわけで、そしていっそ離れるなら少なくも箱根を越した遠くがいいというので、何の縁故もないこの沼津を選んだのであった。  何の縁故もないとはいうものの、自分らの立てている歌の結社にこの沼津から一人の青年が加入していたのを思い出して、まず彼に手紙を出し、とりあえず一軒の借家を見つけてもらうように頼んだ。ほどなく返事がきて、心あたりの家があるから一度見にくるようにとのことであった。今から五年前の八月十日ごろであったと記憶する。(略)ひとまずここに決めておこうと、その青年父子に――青年のお父さんというは年老いた医師であった――厚く礼を述べ、一晩ゆっくりして行ったらいいだろうと勧めらるるのをも断って、その日の汽車でわたしは東京へ帰った。そしてその旨妻に報告するとともに、翌日から荷づくりにかかった。(若山牧水「木槿の花」より) ※ #ref(6_47.rm) (朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x:xx) ※ お休みしまーす。 若山牧水 わかやま ぼくすい 1885-1928(明治18.8.24-昭和3.9.17) 歌人。本名、繁。宮崎県生れ。早大卒。尾上柴舟門下。平易純情な浪漫的作風で、旅と酒の歌が多い。歌誌「創作」を主宰。歌集「海の声」「別離」「路上」など。 林 芙美子 はやし ふみこ 1903-1951(明治36.12.31-昭和26.6.28) 小説家。下関市生れ。苦学して尾道高女卒。自伝的作品「放浪記」で名を成し、抒情と哀愁をたたえた多くの作「清貧の書」「晩菊」「浮雲」などを発表。 ◇参照:『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)、Wikipedia 日本語・オフライン版(『iP!』2009.4月号、晋遊舎)。 *底本 樹木とその葉 木槿の花 底本:「若山牧水全集 第七卷」雄鷄社    1958(昭和33)年11月30日発行 http://www.aozora.gr.jp/cards/000162/card2623.html NDC 分類:914(日本文学 / 評論.エッセイ.随筆) http://yozora.kazumi386.org/9/1/ndc914.html 落合町山川記 底本:「林芙美子随筆集」岩波文庫、岩波書店    2003(平成15)年2月14日第1刷発行    2003(平成15)年3月5日第2刷発行 初出:「改造 昭和8年9月号」改造社    1933(昭和8)年9月1日発行 http://www.aozora.gr.jp/cards/000291/card42333.html NDC 分類:915(日本文学 / 日記.書簡.紀行) http://yozora.kazumi386.org/9/1/ndc915.html *難字、求めよ ----------------------------------- 木槿の花 ----------------------------------- ハンガリアン・ラプソディ 二軒長屋 半晴半曇 はんせい はんどん 錯甲 植物名か。 カカリア 大名笹 だいみょうささ 派出婦会 ダブリュ商会 カッキョ 割拠か。 草山 ----------------------------------- 落合町山川記 ----------------------------------- [東京都] 落合町山川 [中国] 三十里堡 *むしとりホイホイ 落合町山川記 紺餅 → 紺絣 【絣か】 以上1件。底本未確認。 *スリーパーズ日記*  六月のぽめ日記を読み返してみると、引っ越し終了後、筋肉痛がいえたはずなのに、その後も寝起きに背骨や肩の鈍痛がずっとつづいていたことがわかる。熟睡できたはずなのに、体じゅうが痛い・・・。  ところがそれは筋肉痛じゃなくて、新しい畳からのぼってくる冷気が原因だったことが判明。畳と布団のあいだにダンボールを一枚敷いてみると、みごとに鈍痛が消えた。  ひと月近く気がつかなかった。畳が乾燥してるせいと、床の熱伝導のよすぎのせいだろう。 6/26 木曜 快晴 ひさしぶりにクローズアップ現代。松本サリン事件。 ザッケローニ引退表明。 6/29 日曜 雨のち晴れ すのこの表面をヤスリがけ。ニス塗り。 玄関のシューズ置きに。 ひさしぶりにFM、福山まさぐり。 2014.6.14 公開 目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment
*M-Tea*6_47-木槿の花 若山牧水/落合町山川記 林 芙美子 *2014.6.14 第六巻 第四七号 木槿《もくげ》の花 若山牧水 落合町山川記 林 芙美子 &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/6_47-1.png,http://www.dlmarket.jp/products/detail/274705) [[【週刊ミルクティー*第六巻 第四七号 ダウンロードサイトへジャンプ】>http://www.dlmarket.jp/products/detail/274705]] (2.3MB) &color(red){税込価格:100円(本体税抜93円)} p.139 / *99 出版 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ PDF 形式、六インチ判。Mac OS X 10.4・Acorbat Reader 5.0、Windows 7・Adobe Reader X および SONY Reader(PRS-T2)にて確認済み。 ※ この作品は青空文庫にて公開中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、転載・印刷・翻訳などの二次利用は自由です。 (c) Copyright this work is public domain, 2014. *パブリックドメインマガジン 週刊ミルクティー*  この沼津に移ってきて、いつの間にか、足掛け五年の月日がたっている。姉娘のほうが始終病気がちであったのが移転する気になった直接原因の一つ、一つは自分自身、東京の繁雑な生活にたえられなくなって、どうかして逃げ出そうとしていたのが自然そうなったのでもあった。自分は山地を望んだが、子どもの病気には海岸がいいというわけで、そしていっそ離れるなら少なくも箱根を越した遠くがいいというので、何の縁故もないこの沼津を選んだのであった。  何の縁故もないとはいうものの、自分らの立てている歌の結社にこの沼津から一人の青年が加入していたのを思い出して、まず彼に手紙を出し、とりあえず一軒の借家を見つけてもらうように頼んだ。ほどなく返事がきて、心あたりの家があるから一度見にくるようにとのことであった。今から五年前の八月十日ごろであったと記憶する。(略)ひとまずここに決めておこうと、その青年父子に――青年のお父さんというは年老いた医師であった――厚く礼を述べ、一晩ゆっくりして行ったらいいだろうと勧めらるるのをも断って、その日の汽車でわたしは東京へ帰った。そしてその旨妻に報告するとともに、翌日から荷づくりにかかった。(若山牧水「木槿の花」より) ※ #ref(6_47.rm) (朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x:xx) ※ お休みしまーす。 若山牧水 わかやま ぼくすい 1885-1928(明治18.8.24-昭和3.9.17) 歌人。本名、繁。宮崎県生れ。早大卒。尾上柴舟門下。平易純情な浪漫的作風で、旅と酒の歌が多い。歌誌「創作」を主宰。歌集「海の声」「別離」「路上」など。 林 芙美子 はやし ふみこ 1903-1951(明治36.12.31-昭和26.6.28) 小説家。下関市生れ。苦学して尾道高女卒。自伝的作品「放浪記」で名を成し、抒情と哀愁をたたえた多くの作「清貧の書」「晩菊」「浮雲」などを発表。 ◇参照:『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)、Wikipedia 日本語・オフライン版(『iP!』2009.4月号、晋遊舎)。 *底本 樹木とその葉 木槿の花 底本:「若山牧水全集 第七卷」雄鷄社    1958(昭和33)年11月30日発行 http://www.aozora.gr.jp/cards/000162/card2623.html NDC 分類:914(日本文学 / 評論.エッセイ.随筆) http://yozora.kazumi386.org/9/1/ndc914.html 落合町山川記 底本:「林芙美子随筆集」岩波文庫、岩波書店    2003(平成15)年2月14日第1刷発行    2003(平成15)年3月5日第2刷発行 初出:「改造 昭和8年9月号」改造社    1933(昭和8)年9月1日発行 http://www.aozora.gr.jp/cards/000291/card42333.html NDC 分類:915(日本文学 / 日記.書簡.紀行) http://yozora.kazumi386.org/9/1/ndc915.html *難字、求めよ ----------------------------------- 木槿の花 ----------------------------------- ハンガリアン・ラプソディ 二軒長屋 半晴半曇 はんせい はんどん 錯甲 植物名か。 カカリア 大名笹 だいみょうささ 派出婦会 ダブリュ商会 カッキョ 割拠か。 草山 ----------------------------------- 落合町山川記 ----------------------------------- [東京都] 落合町山川 [中国] 三十里堡 *むしとりホイホイ 落合町山川記 紺餅 → 紺絣 【絣か】 以上1件。底本未確認。 *スリーパーズ日記*  六月のぽめ日記を読み返してみると、引っ越し終了後、筋肉痛がいえたはずなのに、その後も寝起きに背骨や肩の鈍痛がずっとつづいていたことがわかる。熟睡できたはずなのに、体じゅうが痛い・・・。  ところがそれは筋肉痛じゃなくて、新しい畳からのぼってくる冷気が原因だったことが判明。畳と布団のあいだにダンボールを一枚敷いてみると、みごとに鈍痛が消えた。  ひと月近く気がつかなかった。畳が乾燥してるせいと、床の熱伝導のよすぎのせいだろう。 6/26 木曜 快晴 ひさしぶりにクローズアップ現代。松本サリン事件。 ザッケローニ引退表明。 6/29 日曜 雨のち晴れ すのこの表面をヤスリがけ。ニス塗り。 玄関のシューズ置きに。 ひさしぶりにFM、福山まさぐり。 2014.6.14 公開 目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment

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