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*M-Tea*5_28-山の科学・山と川(二)今井半次郎 *2013.2.2 第五巻 第二八号 山の科学・山と川(二) 今井半次郎  二、山のいろいろとその形   山の美しい形   (一)孤立の山   (二)連山(れんざん)   山をつくる岩   (一)岩とは何か   (二)岩の区別   水成岩(すいせいがん)の山   (一)地層とは何か   (二)地層のしわ   (三)化石   火成岩(かせいがん)の山   (一)二(ふた)とおりの火成岩   (二)火成岩のひび   (三)岩脈(がんみゃく)   変成岩(へんせいがん)の山   (一)岩の変質   (二)秩父の長瀞(ながとろ)   山の寿命   (一)地貌(ちぼう)の輪廻(りんね)   (二)地球の年齢   山の彫刻と破壊   (一)空気の働き   (二)水の働き   (三)生物の働き   &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/5_28-1.png,http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/220701)   [[【週刊ミルクティー*第五巻 第二八号】>http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/220701]] (http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/220701) ※ クリックするとダウンロードサイトへジャンプします。 (1.3MB) &color(red){定価:200円} p.212 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(176項目)p.923 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ 現代表記版に加えてオリジナル版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて入力中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、引用・印刷および転載・翻訳・翻案・朗読などの二次利用は自由です。 (c) Copyright this work is public domain. *ちちぶぷいぷい 週刊もんてびあんこー!  空気中の水分は雨となって降ってきます。それが岩の目にしみこんで、おそろしい働きをします。その降った雨がこおって氷となると、なおのことです。氷は山の斜面を流れると、いよいよひどく岩をこわします。このように雨や風によって岩が直接けずり取られる働きを、とくに「浸食作用」と名づけます。また、雨や風によって岩がボロボロにこわされることを「風化作用」といいます。(略)   (ハ)氷の力。 山をこわすもととなるもので、いちばん見のがすことのできないものは氷の力です。水は液体として岩の割れ目にしみこみますが、それが寒さのひどい時季になると氷となります。氷は水のときよりもかさが大きくなりますから、岩の内部をおしつけます。そのために、岩はボロボロに壊れるのです。冬の寒い朝、水道の鉄管の中の水がこおって、あの固い鉄管が破裂するのを見ても想像がつくでしょう。  春先、暖かくなってから、山の急な斜面のふもとや崖下(がけした)などに行って見ると、大小の角(かど)ばったゴロ石が新しく積みかさなっているのを見ることがあります。これは、みんな冬のあいだに氷で壊されたのが、おちてできたのです。  高山の頂上にあらわれている岩は、とくによく氷で破壊されるもので、その峰はたいていするどくつき立った尖塔状(せんとうじょう)をしています。アルプス山脈のモン・ブラン(白山)の西北にあるシャモニの尖峰(せんぽう)などは、そのいい例です。日本アルプスの頂上にも、ところどころイヌの牙のようにとがったところがあります。(「山の彫刻と破壊(二)水の働き」より) #ref(5_28.rm) (朗読:RealMedia 形式 376KB、3:03) [[milk_tea_5_28.html>http://www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload&act=open&pageid=375&file=milk_tea_5_28.html]] (html ソーステキスト版 292KB) 今井半次郎 いまい はんじろう 1884-1938(明治17.6.-昭和13.11.16) 松山の生まれ。樺太で多くの新炭田を発見。23年、理学博士。34年以後、昭和鉱業会社取締役として産金・製鉄事業に従事。豊富な経験によりB.S.ライマン以後の炭田地質調査の展開に大きく貢献した。主著『地質学』(1931)。(新版 地学事典) ◇表紙:恩地孝四郎 おんち こうしろう 1891-1955  図版:岡 落葉 おか らくよう 1879-1962 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(今井半次郎){今井半次郎}、『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)、『新版 地学事典』(平凡社、2005.5)、『人物レファレンス事典』(日外アソシエーツ、2000.7)。 底本:『山の科学 No.47』復刻版 日本児童文庫、名著普及会    1982(昭和57)年6月20日発行 親本:『山の科學』日本兒童文庫、アルス    1927(昭和2)年10月3日発行 NDC 分類:K450(地球科学.地学) http://yozora.kazumi386.org/4/5/ndck450.html ※ 2013.2.6 現在、該当ページなし *難字、求めよ 玄界灘 芥屋(けや)の大門(おおと) 妙律 みょうりつ 火山彙 かざんい 角(つの)ばった かくばった? かどばった? つのばる? ロウソク岩 -いわ 天狗岩 てんぐいわ 層状岩 そうじょうがん 重箱岩 じゅうばこいわ 硯岩 すずりいわ まないた岩 -いわ 腰かけ岩 こしかけいわ 兼平石 かねひらいし 近生代 きんせいだい → 新生代か つりあい岩 すれへって 蜂巣岩 帰り水 かえりみず ゴロ石 腐植酸 ふしょくさん 北米の西部地方にある大砂原 *むしとりホイホイ 以《もつ》つて → もって 【つ】 板状《はんじよう》 → 板状《ばんじょう》 【ば?】 のうに → のように 【よ?】 「水成岩《すいせいがん》のうに層《そう》を作《つく》つてくることがあります」 氷石 → 氷河 【河?】 *スリーパーズ日記* 「(略)日中日向のところでは温度が華氏の二百度にも昇つて、やけるように暑く、また太陽の直射熱や反射熱で耐へがたいほど苦しく、頭痛や目まひが起り、顏や手が火ぶくれになるくらゐだと云はれてゐます。  しかし、夜にはひればそれが急に零度以下十何度といふ寒さになります。」(本文より)  華氏は水の沸点が212度だから、「華氏の二百度」は沸点に近いことになってしまう。同様に、32度が水の氷点と定義されているから、華氏「零度」は摂氏に換算するとマイナス17.8度になる。「零度」はいいとしても、「華氏の二百度」は何かのまちがいじゃないだろうか。  山田 順『出版・新聞 絶望未来』(東洋経済新報社、2012.11)読了。 「あと10年ぐらいで紙という媒体はほぼなくなってしまう可能性も否定できない」(まえがき)とか、著作権保護期間を欧米並みに延長せよ(出典ページ忘れた)とか、かならずしも賛同できる主張ばかりではないけれども、目のつけどころと、情報ソースを逐一明示する姿勢に好感が持てる。一読すべきよし。  とくに、「電子書籍が進展(普及)しない七つの理由」(p.65)をあげている。 1.電子書籍のタイトル数が少なすぎること。 2.「Kindle」のような電子書籍専用端末、「iPad」のようなタブレット端末が普及していないこと。 3.著作権処理が煩雑で手間がかかりすぎること。 4.出版社側に著作隣接権がないこと。 5.紙と電子で流通・販売制度が違うことで、出版社が消極的にならざるをえないこと。(価格決定権の問題) 6.フォーマットが乱立し電子書店ごとに異なること。 7.流通を阻害している厳しいDRM規制があること。   2.2 23:17 北海道、釧路震度5強。 2.3 12代目成田屋、節分の晩に逝く。66歳。 2.6 10:12、M8.0、ソロモン諸島ラタ、ネンドウ島西。 裏見の滝。うらみのたき、怨みのたき? ローランド、ひろさき、midiって国産だったのか。。。 2013.2.9:公開 おきゅぱい迷人。 目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment
*M-Tea*5_28-山の科学・山と川(二)今井半次郎 *2013.2.2 第五巻 第二八号 山の科学・山と川(二) 今井半次郎  二、山のいろいろとその形   山の美しい形   (一)孤立の山   (二)連山(れんざん)   山をつくる岩   (一)岩とは何か   (二)岩の区別   水成岩(すいせいがん)の山   (一)地層とは何か   (二)地層のしわ   (三)化石   火成岩(かせいがん)の山   (一)二(ふた)とおりの火成岩   (二)火成岩のひび   (三)岩脈(がんみゃく)   変成岩(へんせいがん)の山   (一)岩の変質   (二)秩父の長瀞(ながとろ)   山の寿命   (一)地貌(ちぼう)の輪廻(りんね)   (二)地球の年齢   山の彫刻と破壊   (一)空気の働き   (二)水の働き   (三)生物の働き   &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/5_28-1.png,http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/220701)   [[【週刊ミルクティー*第五巻 第二八号】>http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/220701]] (http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/220701) ※ クリックするとダウンロードサイトへジャンプします。 (1.3MB) &color(red){定価:200円} p.212 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(176項目)p.923 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ 現代表記版に加えてオリジナル版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて入力中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、引用・印刷および転載・翻訳・翻案・朗読などの二次利用は自由です。 (c) Copyright this work is public domain. *ちちぶぷいぷい 週刊もんてびあんこー!  空気中の水分は雨となって降ってきます。それが岩の目にしみこんで、おそろしい働きをします。その降った雨がこおって氷となると、なおのことです。氷は山の斜面を流れると、いよいよひどく岩をこわします。このように雨や風によって岩が直接けずり取られる働きを、とくに「浸食作用」と名づけます。また、雨や風によって岩がボロボロにこわされることを「風化作用」といいます。(略)   (ハ)氷の力。 山をこわすもととなるもので、いちばん見のがすことのできないものは氷の力です。水は液体として岩の割れ目にしみこみますが、それが寒さのひどい時季になると氷となります。氷は水のときよりもかさが大きくなりますから、岩の内部をおしつけます。そのために、岩はボロボロに壊れるのです。冬の寒い朝、水道の鉄管の中の水がこおって、あの固い鉄管が破裂するのを見ても想像がつくでしょう。  春先、暖かくなってから、山の急な斜面のふもとや崖下(がけした)などに行って見ると、大小の角(かど)ばったゴロ石が新しく積みかさなっているのを見ることがあります。これは、みんな冬のあいだに氷で壊されたのが、おちてできたのです。  高山の頂上にあらわれている岩は、とくによく氷で破壊されるもので、その峰はたいていするどくつき立った尖塔状(せんとうじょう)をしています。アルプス山脈のモン・ブラン(白山)の西北にあるシャモニの尖峰(せんぽう)などは、そのいい例です。日本アルプスの頂上にも、ところどころイヌの牙のようにとがったところがあります。(「山の彫刻と破壊(二)水の働き」より) #ref(5_28.rm) (朗読:RealMedia 形式 376KB、3:03) [[milk_tea_5_28.html>http://www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload&act=open&pageid=387&file=milk_tea_5_28.html]] (html ソーステキスト版 292KB) 今井半次郎 いまい はんじろう 1884-1938(明治17.6.-昭和13.11.16) 松山の生まれ。樺太で多くの新炭田を発見。23年、理学博士。34年以後、昭和鉱業会社取締役として産金・製鉄事業に従事。豊富な経験によりB.S.ライマン以後の炭田地質調査の展開に大きく貢献した。主著『地質学』(1931)。(新版 地学事典) ◇表紙:恩地孝四郎 おんち こうしろう 1891-1955  図版:岡 落葉 おか らくよう 1879-1962 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(今井半次郎){今井半次郎}、『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)、『新版 地学事典』(平凡社、2005.5)、『人物レファレンス事典』(日外アソシエーツ、2000.7)。 底本:『山の科学 No.47』復刻版 日本児童文庫、名著普及会    1982(昭和57)年6月20日発行 親本:『山の科學』日本兒童文庫、アルス    1927(昭和2)年10月3日発行 NDC 分類:K450(地球科学.地学) http://yozora.kazumi386.org/4/5/ndck450.html ※ 2013.2.6 現在、該当ページなし *難字、求めよ 玄界灘 芥屋(けや)の大門(おおと) 妙律 みょうりつ 火山彙 かざんい 角(つの)ばった かくばった? かどばった? つのばる? ロウソク岩 -いわ 天狗岩 てんぐいわ 層状岩 そうじょうがん 重箱岩 じゅうばこいわ 硯岩 すずりいわ まないた岩 -いわ 腰かけ岩 こしかけいわ 兼平石 かねひらいし 近生代 きんせいだい → 新生代か つりあい岩 すれへって 蜂巣岩 帰り水 かえりみず ゴロ石 腐植酸 ふしょくさん 北米の西部地方にある大砂原 *むしとりホイホイ 以《もつ》つて → もって 【つ】 板状《はんじよう》 → 板状《ばんじょう》 【ば?】 のうに → のように 【よ?】 「水成岩《すいせいがん》のうに層《そう》を作《つく》つてくることがあります」 氷石 → 氷河 【河?】 *スリーパーズ日記* 「(略)日中日向のところでは温度が華氏の二百度にも昇つて、やけるように暑く、また太陽の直射熱や反射熱で耐へがたいほど苦しく、頭痛や目まひが起り、顏や手が火ぶくれになるくらゐだと云はれてゐます。  しかし、夜にはひればそれが急に零度以下十何度といふ寒さになります。」(本文より)  華氏は水の沸点が212度だから、「華氏の二百度」は沸点に近いことになってしまう。同様に、32度が水の氷点と定義されているから、華氏「零度」は摂氏に換算するとマイナス17.8度になる。「零度」はいいとしても、「華氏の二百度」は何かのまちがいじゃないだろうか。  山田 順『出版・新聞 絶望未来』(東洋経済新報社、2012.11)読了。 「あと10年ぐらいで紙という媒体はほぼなくなってしまう可能性も否定できない」(まえがき)とか、著作権保護期間を欧米並みに延長せよ(出典ページ忘れた)とか、かならずしも賛同できる主張ばかりではないけれども、目のつけどころと、情報ソースを逐一明示する姿勢に好感が持てる。一読すべきよし。  とくに、「電子書籍が進展(普及)しない七つの理由」(p.65)をあげている。 1.電子書籍のタイトル数が少なすぎること。 2.「Kindle」のような電子書籍専用端末、「iPad」のようなタブレット端末が普及していないこと。 3.著作権処理が煩雑で手間がかかりすぎること。 4.出版社側に著作隣接権がないこと。 5.紙と電子で流通・販売制度が違うことで、出版社が消極的にならざるをえないこと。(価格決定権の問題) 6.フォーマットが乱立し電子書店ごとに異なること。 7.流通を阻害している厳しいDRM規制があること。   2.2 23:17 北海道、釧路震度5強。 2.3 12代目成田屋、節分の晩に逝く。66歳。 2.6 10:12、M8.0、ソロモン諸島ラタ、ネンドウ島西。 裏見の滝。うらみのたき、怨みのたき? ローランド、ひろさき、midiって国産だったのか。。。 2013.2.9:公開 おきゅぱい迷人。 目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment

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