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*M-Tea*4_28-科学の不思議(三)アンリ・ファーブル *2012.2.4 第四巻 第二八号 科学の不思議(三) アンリ・ファーブル 大杉栄、伊藤野枝(訳)  一九 本  二〇 印刷  二一 チョウ  二二 大食家(たいしょくか)  二三 絹(きぬ)  二四 変態(へんたい)  二五 クモ  二六 ジョロウグモの橋  二七 蛛網(くものす)   &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/4_28-1.png,http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/184559)   [[【週刊ミルクティー*第四巻 第二八号】>http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/184559]] (http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/184559) ※ クリックするとダウンロードサイトへジャンプします。 (640KB) &color(red){定価:200円} p.161 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(37項目)p.313 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて公開中です。転載・印刷・翻訳は自由です。 (c) Copyright this work is public domain. *豆から生まれた豆太郎、週刊豆太郎さむらい* 「その&link_wikipedia(絹糸){絹糸}は、唇の下から出てくる。その孔を&link_wikipedia(糸嚢){糸嚢}(しのう)という。虫の体の中には絹の材料がうんと入っているのだ。それはゴムに似たネバネバする液体だ。唇が開いて出てくるその液体をひきのばしたものが糸になるが、それは糸になるまでは&link_wikipedia(膠){膠}(にかわ)のような粘着物だが、すぐに固まってしまう。絹の材料は虫の食べる&link_wikipedia(桑){桑}の葉の中には、まったく含まれてはいない。(略)虫の助けがなかったならば、人間は決して桑の葉から高価な織り物の材料を引き出すことはできなかったのだ。(略)」 「二週間のあいだに、もしも適当な温度であれば&link_wikipedia(カイコ){カイコ}の&link_wikipedia(蛹){蛹}(さなぎ)は熟した果物のように割れる。そして、その小さな部屋を破り開いてそこからチョウがぬけ出す。すべてがクシャクシャで湿って、そのふるえる足でやっと立つことができるくらいだ。(略)」 「そのマユは歯でやぶって出るのじゃないんですか?」とエミルがたずねました。 「だが、ぼうや、それがないんだよ。それに似たものもないんだ。ただ、とがった鼻を持っているだけだ。いいかげんな骨折りは役に立たない。」 「じゃあ、ツメでですか?」とジュールがいい出しました。 「そうだ、もしそれを持っていればじゅうぶん役に立つ。だが厄介なことには、それもないのだ。」 「だって、チョウは外に出ることができなければならないのです」とジュールががんばりました。 「まちがいなく外へ出る。すべての生物がそうとはゆかないが、生命の困難な瞬間の手段はみんな持っている。ニワトリのヒナが閉じこめられていた卵を破るのに、その小さなヒナのくちばしの端がその目的のために、ほんのすこしその先が固くなっている。だが、チョウはそのマユを破るのに何も持たないだろうか? 持っている! だが、お前たちには、とても簡単な道具だが、何を使うか察しはつくまい。それはね、眼を使うのだよ。」 #ref(4_28.rm) (朗読:RealMedia 形式 448KB、3'38'') [[milk_tea_4_28.html>http://www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload&act=open&pageid=327&file=milk_tea_4_28.html]] (html ソーステキスト版 264KB) アンリ・ファーブル Jean Henri Fabre 1823-1915(1823.12.21-1915.10.11) フランスの昆虫学者。昆虫、特に蜂の生態観察で有名。進化論には反対であったが、広く自然研究の方法を教示した功績は大きい。主著「&link_wikipedia(昆虫記){昆虫記}」。 大杉栄 おおすぎ さかえ 1885-1923(明治18.1.17-大正12.9.16) 無政府主義者。香川県生れ。東京外語卒業後、社会主義運動に参加、幾度か投獄。関東大震災の際、憲兵大尉&link_wikipedia(甘粕正彦){甘粕正彦}により妻伊藤野枝らと共に殺害。&link_wikipedia(クロポトキン){クロポトキン}の翻訳・紹介、「自叙伝」などがある。 伊藤野枝 いとう のえ 1895-1923(明治28.1.21-大正12.9.16) 女性解放運動家。福岡県生れ。上野女学校卒。青鞜(せいとう)社・赤瀾会に参加。無政府主義者で、&link_wikipedia(関東大震災){関東大震災}直後に夫大杉栄らとともに憲兵大尉甘粕正彦により虐殺された。 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(アンリ・ファーブル){アンリ・ファーブル}、&link_wikipedia(大杉栄){大杉栄}、&link_wikipedia(伊藤野枝){伊藤野枝}、『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)。 底本:「定本 伊藤野枝全集 第四巻 翻訳」學藝書林    2000(平成12)年12月15日初版発行 底本の親本:「科学の不思議」アルス    1923(大正12)年8月1日 http://www.aozora.gr.jp/cards/001049/card4920.html NDC 分類:K404(自然科学 / 論文集.評論集.講演集) http://yozora.kazumi386.org/4/0/ndck404.html *難字、求めよ 棉の木 めんのき? わたのき? 毛房 けふさ? 印刷床 いんさつどこ 教母 きょうぼ 糸嚢 しのう 掃木 ほうき? 活動蛹 かつどうよう? biomorphotica か? 活蛹昆虫。蛹が活動的な脈翅目昆虫のことをこのように称する。(素木得一編『昆虫学辞典』昭和57.2、北隆館) 角性 *むしとりホイホイ 掏《な》ひ合はせ → 綯《な》いあわせ 【綯?】 以上、1件。底本未確認。 *スリーパーズ日記  一月二十八日(土)雪。西沼田(にしぬまた)遺跡。記念講演シンポジウム、&link_wikipedia(苅谷俊介){苅谷俊介}。天童説、♪因幡の白うさぎ、どんぐりころころ。インドネシア、&link_wikipedia(スンバ島){スンバ島}、奈良&link_wikipedia(纏向遺跡){纏向遺跡}の写真スライド。遺跡と自然環境と日常生活は、それぞれ、メンとスープと具材のようなもの。「天童市=ラーメン屋」になることを提言。  さらに俊介しゃん、復原住居で厳冬の一晩を体験することを提案。&link_wikipedia(実験考古学){実験考古学}!  寒気もさることながら、海水温が気にかかる。積雪量が多いということは、海水温と寒気の温度差から生じる水蒸気量が日本海で多量に発生しているということ、か。&link_wikipedia(諏訪湖){諏訪湖}の&link_wikipedia(御神渡){御神渡}、四年ぶりに観測とのこと。   2.2 山形、積雪93cm。平年の3倍。 2.6 フィリピン中部、&link_wikipedia(ネグロス島){ネグロス島}。M6.7。 2012.2.6:公開 玲瓏迷人。 目くそ鼻くそ。しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment

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