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*M-Tea*4_3-特集 アインシュタイン(一)寺田寅彦 *2011.8.13 第四巻 第三号 特集 アインシュタイン(一) 寺田寅彦  物質とエネルギー  科学上における権威の価値と弊害  アインシュタインの教育観   &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/4_3-1.png,http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/155398)   [[【週刊ミルクティー*第四巻 第三号】>http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/155398]] (http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/155398) ※ クリックするとダウンロードサイトへジャンプします。 (780KB) &color(red){定価:200円} p.152 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(58項目)p.392 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて公開中です。転載・印刷・翻訳は自由です。 (c) Copyright this work is public domain. *うだうだ 週刊メルトてぃ……*  光と名づけ、音と名づける物は&link_wikipedia(エネルギー){エネルギー}の一つの形であると考えられる。これらは吾人の五官を刺激して、万人その存在を認める。しかし、「光や音がエネルギーである」という言葉では本当の意味はつくされていない。昔、&link_wikipedia(ニュートン){ニュートン}は光を高速度にて放出さるる物質の微粒子と考えた。後には&link_wikipedia(エーテル){エーテル}と称する仮想物質の弾性波と考えられ、&link_wikipedia(マクスウェル){マクスウェル}にいたっては、これをエーテル中の電磁的ひずみの波状伝播と考えられるにいたった。その後&link_wikipedia(アインシュタイン){アインシュタイン}一派は、光の波状伝播を疑った。また現今の&link_wikipedia(相対原理){相対原理}では、エーテルの存在を無意味にしてしまったようである。それで光と称する感覚は依然として存する間に、光の本体に関しては今日にいたるもなんらの確かなことは知られぬのである。(略)  前世紀において&link_wikipedia(電気){電気}は何ものぞ、&link_wikipedia(物質){物質}かエネルギーかという問題が流行した。(略)  &link_wikipedia(電子){電子}は&link_wikipedia(質量){質量}を有するように見える。それで、前の物質の定義によれば物質のように見える。同時にこれには一定量の&link_wikipedia(荷電){荷電}がある。荷電の存在はいったい何によって知ることができるかというと、これと同様の物を近づけたときに相互間に作用する力で知られる。その力は、間接に普通の機械力と比較することができるものである。すでに力をおよぼす以上、これは仕事をする能がある、すなわちエネルギーを有している。しかし、このエネルギーは電子のどこにひそんでいるのであろうか。&link_wikipedia(ファラデー){ファラデー}、マクスウェルの天才は、荷電体エネルギーをそのものの内部に認めず、かえってその物体の作用をおよぼす勢力範囲すなわち、いわゆる&link_wikipedia(電場){電場}に存するものと考えた。この考えはさらに、電波の現象によって確かめらるるにいたった。この考えによれば、電子の荷電のエネルギーは、電子そのものに存すると考えるよりは、むしろその範囲の空間に存すると思われるのである。すなわち空間に電場の中心がある、それが電子であると考えられる。これが他の電子、またはその集団の電場におかれると、力を受けて自由の状態にあれば有限な加速度をもって運動する。すなわち質量を有するのである。   #ref(4_3.rm) (朗読:RealMedia 形式 532KB、4'20'') [[milk_tea_4_3.html>http://www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload&act=open&pageid=298&file=milk_tea_4_3.html]] (html ソーステキスト版 168KB) 寺田寅彦 てらだ とらひこ 1878-1935(明治11.11.28-昭和10.12.31) 物理学者・随筆家。東京生れ。高知県人。東大教授。地球物理学を専攻。夏目漱石の門下、筆名は吉村冬彦。随筆・俳句に巧みで、藪柑子と号した。著「冬彦集」「藪柑子集」など。 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(寺田寅彦){寺田寅彦}、『広辞苑 第六版』(岩波書店)。 物質とエネルギー 底本:「寺田寅彦全集 第五巻」岩波書店    1997(平成9)年4月4日発行 http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card42701.html NDC 分類:420(物理学) http://yozora.kazumi386.org/4/2/ndc420.html 科学上における権威の価値と弊害 底本:「寺田寅彦全集 第五巻」岩波書店    1997(平成9)年4月4日発行 http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card42693.html NDC 分類:401(自然科学/科学理論.科学哲学) http://yozora.kazumi386.org/4/0/ndc401.html アインシュタインの教育観 底本:「寺田寅彦全集 第五巻」岩波書店    1997(平成9)年4月4日発行 http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card43075.html NDC 分類:370(教育) http://yozora.kazumi386.org/3/7/ndc370.html *難字、求めよ 放射能性物質 放射性物質か。一か所のみ。 カウフマン → ウォルター・カウフマンか &link_wikipedia(ウォルター・カウフマン){ウォルター・カウフマン} Kaufmann, Walter 1871-1947 ドイツの物理学者。ボン大学助教授、ついでケーニヒスベルク大学物理学教授。電子が光速度に近い速度で運動する際に、その質量が急激に増大することを実験した。これはアブラハムやローレンツの古典電子論に対する検証となった。(西洋人名、岩波) カール五世 神聖ローマ皇帝(在位1519〜1556)か。 比武競技 くぎづけ フェルナーゲルト fest|nageln(フェスト・ナーゲルン)か? 甲某 こうぼう? こうなにがし? Hypotheses non fingo gehandhabte サイラス アルタセルキセス &link_wikipedia(アルタクセルクセス){アルタクセルクセス}(Artaxerxes)か。古代ペルシア語によるペルシア王名のギリシア語形で、三人のアケメネス朝ペルシア王の名として知られる。 *むしとりホイホイ &bold(){物質とエネルギー} こういいう → こういう 【い、削除か】 速度よって → 速度によって 【に、追加か】 &bold(){アインシュタインの教育観} 火の試練 → |火の試練 【|】 釘付け → |釘付け 【|】 体験が(Erleben) → 体験(Erleben) 【が、削除か】 底本未確認。 *スリーパーズ日記 云う → 言う 有《も》つ → 持つ もつ → 持つ はいる → 入る  以上、変更しました。    ロンドンで暴動。円高70円47銭。世界株安。暴動の発端がいまひとつよくわからない。山形県内への避難者数1万890人(県8月12日集計)。うち福島から1万人、宮城から800人。避難先は山形市が3944人、米沢が3466人、天童が623人。以上『山新』より。  松岡正剛『17歳のための世界と日本の見方』(春秋社、2006.12)読了。講義模様を書籍化したとのことで、話し言葉だから理解しやすい。ありがちな注釈の羅列もいっさいなし。ん? と思わないところがないでもないが、東西の宗教を縦横無尽に語るところ、テンポの小気味よさ、文化とのからみと着地点。    6日(土)夜、ネットカフェへ。ナイト10時間パック。たまっていた未読の『ポッとタイムス』を DL。青空文庫、Wikipedia 日本語版ダンプデータを DL。その間に USTREAM ボイジャーチャンネルにて、7月のパブリッシングの中継録画を見る。かんじんのダウンロードがフリーズ。ソフトクリーム食いそこね。富田さんの回を見逃す。さんざんなまま徒歩帰宅。近日中にリベンジせねば……。   8.8 東北電力、使用量98%。東京電力から融通。 8.9 東北電力、使用量95%。 8.12 3:23 福島県沖。5弱浜通。 2011.8.14:公開 八面玲瓏。 2011.8.17:更新 デジタル・パッシブ……。 目くそ鼻くそ。しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment
*M-Tea*4_3-特集 アインシュタイン(一)寺田寅彦 *2011.8.13 第四巻 第三号 特集 アインシュタイン(一) 寺田寅彦  物質とエネルギー  科学上における権威の価値と弊害  アインシュタインの教育観   &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/4_3-1.png,http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/155398)   [[【週刊ミルクティー*第四巻 第三号】>http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/155398]] (http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/155398) ※ クリックするとダウンロードサイトへジャンプします。 (780KB) &color(red){定価:200円} p.152 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(58項目)p.392 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて公開中です。転載・印刷・翻訳は自由です。 (c) Copyright this work is public domain. *うだうだ 週刊メルトてぃ……*  光と名づけ、音と名づける物は&link_wikipedia(エネルギー){エネルギー}の一つの形であると考えられる。これらは吾人の五官を刺激して、万人その存在を認める。しかし、「光や音がエネルギーである」という言葉では本当の意味はつくされていない。昔、&link_wikipedia(ニュートン){ニュートン}は光を高速度にて放出さるる物質の微粒子と考えた。後には&link_wikipedia(エーテル){エーテル}と称する仮想物質の弾性波と考えられ、&link_wikipedia(マクスウェル){マクスウェル}にいたっては、これをエーテル中の電磁的ひずみの波状伝播と考えられるにいたった。その後&link_wikipedia(アインシュタイン){アインシュタイン}一派は、光の波状伝播を疑った。また現今の&link_wikipedia(相対原理){相対原理}では、エーテルの存在を無意味にしてしまったようである。それで光と称する感覚は依然として存する間に、光の本体に関しては今日にいたるもなんらの確かなことは知られぬのである。(略)  前世紀において&link_wikipedia(電気){電気}は何ものぞ、&link_wikipedia(物質){物質}かエネルギーかという問題が流行した。(略)  &link_wikipedia(電子){電子}は&link_wikipedia(質量){質量}を有するように見える。それで、前の物質の定義によれば物質のように見える。同時にこれには一定量の&link_wikipedia(荷電){荷電}がある。荷電の存在はいったい何によって知ることができるかというと、これと同様の物を近づけたときに相互間に作用する力で知られる。その力は、間接に普通の機械力と比較することができるものである。すでに力をおよぼす以上、これは仕事をする能がある、すなわちエネルギーを有している。しかし、このエネルギーは電子のどこにひそんでいるのであろうか。&link_wikipedia(ファラデー){ファラデー}、マクスウェルの天才は、荷電体エネルギーをそのものの内部に認めず、かえってその物体の作用をおよぼす勢力範囲すなわち、いわゆる&link_wikipedia(電場){電場}に存するものと考えた。この考えはさらに、電波の現象によって確かめらるるにいたった。この考えによれば、電子の荷電のエネルギーは、電子そのものに存すると考えるよりは、むしろその範囲の空間に存すると思われるのである。すなわち空間に電場の中心がある、それが電子であると考えられる。これが他の電子、またはその集団の電場におかれると、力を受けて自由の状態にあれば有限な加速度をもって運動する。すなわち質量を有するのである。   #ref(4_3.rm) (朗読:RealMedia 形式 532KB、4'20'') [[milk_tea_4_3.html>http://www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload&act=open&pageid=298&file=milk_tea_4_3.html]] (html ソーステキスト版 168KB) 寺田寅彦 てらだ とらひこ 1878-1935(明治11.11.28-昭和10.12.31) 物理学者・随筆家。東京生れ。高知県人。東大教授。地球物理学を専攻。夏目漱石の門下、筆名は吉村冬彦。随筆・俳句に巧みで、藪柑子と号した。著「冬彦集」「藪柑子集」など。 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(寺田寅彦){寺田寅彦}、『広辞苑 第六版』(岩波書店)。 物質とエネルギー 底本:「寺田寅彦全集 第五巻」岩波書店    1997(平成9)年4月4日発行 http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card42701.html NDC 分類:420(物理学) http://yozora.kazumi386.org/4/2/ndc420.html 科学上における権威の価値と弊害 底本:「寺田寅彦全集 第五巻」岩波書店    1997(平成9)年4月4日発行 http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card42693.html NDC 分類:401(自然科学/科学理論.科学哲学) http://yozora.kazumi386.org/4/0/ndc401.html アインシュタインの教育観 底本:「寺田寅彦全集 第五巻」岩波書店    1997(平成9)年4月4日発行 http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card43075.html NDC 分類:370(教育) http://yozora.kazumi386.org/3/7/ndc370.html *難字、求めよ 放射能性物質 放射性物質か。一か所のみ。 カウフマン → ウォルター・カウフマンか &link_wikipedia(ウォルター・カウフマン){ウォルター・カウフマン} Kaufmann, Walter 1871-1947 ドイツの物理学者。ボン大学助教授、ついでケーニヒスベルク大学物理学教授。電子が光速度に近い速度で運動する際に、その質量が急激に増大することを実験した。これはアブラハムやローレンツの古典電子論に対する検証となった。(西洋人名、岩波) カール五世 神聖ローマ皇帝(在位1519〜1556)か。 比武競技 くぎづけ フェルナーゲルト fest|nageln(フェスト・ナーゲルン)か? 甲某 こうぼう? こうなにがし? Hypotheses non fingo gehandhabte サイラス アルタセルキセス &link_wikipedia(アルタクセルクセス){アルタクセルクセス}(Artaxerxes)か。古代ペルシア語によるペルシア王名のギリシア語形で、三人のアケメネス朝ペルシア王の名として知られる。 *むしとりホイホイ &bold(){物質とエネルギー} こういいう → こういう 【い、削除か】 速度よって → 速度によって 【に、追加か】 &bold(){アインシュタインの教育観} 火の試練 → |火の試練 【|】 釘付け → |釘付け 【|】 体験が(Erleben) → 体験(Erleben) 【が、削除か】 以上5件。底本未確認。 *スリーパーズ日記 云う → 言う 有《も》つ → 持つ もつ → 持つ はいる → 入る  以上、変更しました。    ロンドンで暴動。円高70円47銭。世界株安。暴動の発端がいまひとつよくわからない。山形県内への避難者数1万890人(県8月12日集計)。うち福島から1万人、宮城から800人。避難先は山形市が3944人、米沢が3466人、天童が623人。以上『山新』より。  松岡正剛『17歳のための世界と日本の見方』(春秋社、2006.12)読了。講義模様を書籍化したとのことで、話し言葉だから理解しやすい。ありがちな注釈の羅列もいっさいなし。ん? と思わないところがないでもないが、東西の宗教を縦横無尽に語るところ、テンポの小気味よさ、文化とのからみと着地点。    6日(土)夜、ネットカフェへ。ナイト10時間パック。たまっていた未読の『ポッとタイムス』を DL。青空文庫、Wikipedia 日本語版ダンプデータを DL。その間に USTREAM ボイジャーチャンネルにて、7月のパブリッシングの中継録画を見る。かんじんのダウンロードがフリーズ。ソフトクリーム食いそこね。富田さんの回を見逃す。さんざんなまま徒歩帰宅。近日中にリベンジせねば……。   8.8 東北電力、使用量98%。東京電力から融通。 8.9 東北電力、使用量95%。 8.12 3:23 福島県沖。5弱浜通。 2011.8.14:公開 八面玲瓏。 2011.8.17:更新 デジタル・パッシブ……。 目くそ鼻くそ。しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment

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