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*M-Tea*3_51-現代語訳『古事記』(五)武田祐吉(訳) *2011.7.16 第三巻 第五一号 現代語訳『古事記』(五)下巻(前編) 武田祐吉(訳)   古事記 下の巻  一、仁徳天皇   后妃と皇子女   聖(ひじり)の御世   吉備の黒日売   皇后石の姫の命   ヤタの若郎女   ハヤブサワケの王とメトリの王   雁の卵   枯野という船  二、履中天皇・反正天皇   履中天皇とスミノエノナカツ王   反正天皇  三、允恭天皇   后妃と皇子女   八十伴の緒の氏姓   木梨の軽の太子  四、安康天皇   マヨワの王の変   イチノベノオシハの王 &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/3_51-1.gif,http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/151977) [[【週刊ミルクティー*第三巻 第五一号】>http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/151977]] (http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/151977) ※ クリックすると購入サイトへジャンプします。 (468KB) &color(red){定価:200円} p.171 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(46項目)p.155 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて校正中です。転載・印刷・翻訳は自由です。 (c) Copyright this work is public domain. *なまなまホープっ! 週刊宝くじシュート!*  皇后石の姫の命はひじょうに嫉妬なさいました。それで天皇のお使いになった女たちは宮の中にも入りません。事がおこると足擦りしてお妬みなさいました。しかるに天皇、吉備の海部の直の娘、黒姫という者が美しいとお聞きあそばされて、喚し上げてお使いなさいました。しかしながら、皇后さまのお妬みになるのをおそれて本国に逃げ下りました。(略)  これより後に皇后さまが御宴をお開きになろうとして、カシワの葉を採りに紀伊の国においでになったときに、天皇がヤタの若郎女と結婚なさいました。ここに皇后さまがカシワの葉を御船にいっぱいに積んでおかえりになるときに、(略)「天皇はこのごろヤタの若郎女と結婚なすって、夜昼たわむれておいでになります。皇后さまはこのことをお聞きあそばさないので、しずかに遊んでおいでになるのでしょう」と(略)聞いて、(略)ひじょうに恨み、お怒りになって、御船に載せたカシワの葉をことごとく海に投げすてられました。それでそこを御津の埼というのです。そうして皇居にお入りにならないで、船をまげて堀江にさかのぼらせて、河のままに山城にのぼっておいでになりました。(略)それから山城からまわって、奈良の山口においでになってお歌いになった歌、  山また山の山城川を  御殿の方へとわたしがさかのぼれば、  うるわしの奈良山をすぎ  青山のかこんでいる大和をすぎ  わたしの見たいと思うところは、  葛城の高台の御殿、  故郷の家のあたりです。  かように歌っておかえりになって、しばらく筒木の韓人のヌリノミの家にお入りになりました。 #ref(3_51.rm) (朗読:RealMedia 形式 404KB、3'15'') [[milk_tea_3_51.html>http://www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload&act=open&pageid=287&file=milk_tea_3_51.html]] (html ソーステキスト版 232KB) 武田祐吉 たけだ ゆうきち 1886-1958(明治19.5.5-昭和33.3.29) 国文学者。東京都出身。小田原中学の教員を辞し、佐佐木信綱のもとで「校本万葉集」の編纂に参加。1926(昭和元)、国学院大学教授。「万葉集」を中心に上代文学の研究を進め、「万葉集全註釈」(1948-51)に結実させた。著書「上代国文学の研究」「古事記研究—帝紀攷」。「武田祐吉著作集」全8巻。 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(武田祐吉){武田祐吉}、『日本史広辞典』(山川出版社、1997.10)。 *底本 底本:「古事記」角川文庫、角川書店    1956(昭和31)年5月20日初版発行    1965(昭和40)年9月20日20版発行 底本の親本:「眞福寺本」 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1349.html NDC 分類:164(宗教/神話.神話学) http://yozora.kazumi386.org/1/6/ndc164.html *難字、求めよ 免せ ゆるせ、か。 広らか &s(){おおらか?} ひろらか ひろいさま。ひろやか。 八田部 やたべ オサダの大郎女 長田(ながた)の大郎女か。 河内の恵賀(えが)の長枝(ながえ) 鳥山の歌 伊波礼部 いわれべ 磐余部? 兎寸河 うきがわ あいねの浜 所在不明。 檳榔の島 あじまさのしま 所在不明。アジマサは、檳榔樹。 佐気都島 さけつしま 所在不明。 *スリーパーズ日記  山田順『出版大崩壊 電子書籍の罠』(文芸新書、2011.3)読了。今年の双璧のひとつ!(もう一方は津野海太郎『電子本をバカにするなかれ』)  タイトルとあおり文句を店頭で見て、あまり期待しないで手に取ってみたが、もくじに目を通しパラパラっと開いてみて気になる。とても立ち読みで理解できる内容じゃない。県図に入ったのを見つけてさっそく読む。ショッキングなタイトルにくらべて内容はきわめてまとも。体験談・失敗談も豊富。読みながら富田さんと重なるところ多々あり。青空についての言及はちょっとだけ。パブリックドメインへの視点はほとんどなし。   19日、原田芳雄、没。71歳。肺炎。 21日、M6.1。ウズベキスタン、キルギス国境。 23日、ノルウェー・オスロ、爆発乱射テロ。死者&s(){91人}→ のちに76人と報道修正。肥料6t。 2011.7.24:公開 2011.7.25:更新 スズムシ、ヒグラシ、ムクゲの花。 大暑。朝までなまなまテレビ。 目くそ鼻くそ。PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- - 若干、色味を変更しましたが、弱視の人だいじょうぶでしょうか……。 -- しだ (2011-07-27 04:05:05) - すこしだけ色濃度をあげました。 -- しだ (2011-07-27 07:08:43) - 「弱視の人」じゃなくて「色覚異常・色盲の人」でしたね。 -- しだ (2011-07-28 09:26:20) - なんていうか、色覚異常も色盲も、みもふたもない言い方で……。 -- しだ (2011-07-28 22:51:45) - ノルウェーの森の2Q11。 -- しだ (2011-07-29 05:10:43) #comment
*M-Tea*3_51-現代語訳『古事記』(五)武田祐吉(訳) *2011.7.16 第三巻 第五一号 現代語訳『古事記』(五)下巻(前編) 武田祐吉(訳)   古事記 下の巻  一、仁徳天皇   后妃と皇子女   聖(ひじり)の御世   吉備の黒日売   皇后石の姫の命   ヤタの若郎女   ハヤブサワケの王とメトリの王   雁の卵   枯野という船  二、履中天皇・反正天皇   履中天皇とスミノエノナカツ王   反正天皇  三、允恭天皇   后妃と皇子女   八十伴の緒の氏姓   木梨の軽の太子  四、安康天皇   マヨワの王の変   イチノベノオシハの王 &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/3_51-1.gif,http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/151977) [[【週刊ミルクティー*第三巻 第五一号】>http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/151977]] (http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/151977) ※ クリックすると購入サイトへジャンプします。 (468KB) &color(red){定価:200円} p.171 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(46項目)p.155 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて校正中です。転載・印刷・翻訳は自由です。 (c) Copyright this work is public domain. *なまなまホープっ! 週刊宝くじシュート!*  皇后石の姫の命はひじょうに嫉妬なさいました。それで天皇のお使いになった女たちは宮の中にも入りません。事がおこると足擦りしてお妬みなさいました。しかるに天皇、吉備の海部の直の娘、黒姫という者が美しいとお聞きあそばされて、喚し上げてお使いなさいました。しかしながら、皇后さまのお妬みになるのをおそれて本国に逃げ下りました。(略)  これより後に皇后さまが御宴をお開きになろうとして、カシワの葉を採りに紀伊の国においでになったときに、天皇がヤタの若郎女と結婚なさいました。ここに皇后さまがカシワの葉を御船にいっぱいに積んでおかえりになるときに、(略)「天皇はこのごろヤタの若郎女と結婚なすって、夜昼たわむれておいでになります。皇后さまはこのことをお聞きあそばさないので、しずかに遊んでおいでになるのでしょう」と(略)聞いて、(略)ひじょうに恨み、お怒りになって、御船に載せたカシワの葉をことごとく海に投げすてられました。それでそこを御津の埼というのです。そうして皇居にお入りにならないで、船をまげて堀江にさかのぼらせて、河のままに山城にのぼっておいでになりました。(略)それから山城からまわって、奈良の山口においでになってお歌いになった歌、  山また山の山城川を  御殿の方へとわたしがさかのぼれば、  うるわしの奈良山をすぎ  青山のかこんでいる大和をすぎ  わたしの見たいと思うところは、  葛城の高台の御殿、  故郷の家のあたりです。  かように歌っておかえりになって、しばらく筒木の韓人のヌリノミの家にお入りになりました。 #ref(3_51.rm) (朗読:RealMedia 形式 404KB、3'15'') [[milk_tea_3_51.html>http://www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload&act=open&pageid=287&file=milk_tea_3_51.html]] (html ソーステキスト版 232KB) 武田祐吉 たけだ ゆうきち 1886-1958(明治19.5.5-昭和33.3.29) 国文学者。東京都出身。小田原中学の教員を辞し、佐佐木信綱のもとで「校本万葉集」の編纂に参加。1926(昭和元)、国学院大学教授。「万葉集」を中心に上代文学の研究を進め、「万葉集全註釈」(1948-51)に結実させた。著書「上代国文学の研究」「古事記研究—帝紀攷」。「武田祐吉著作集」全8巻。 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(武田祐吉){武田祐吉}、『日本史広辞典』(山川出版社、1997.10)。 *底本 底本:「古事記」角川文庫、角川書店    1956(昭和31)年5月20日初版発行    1965(昭和40)年9月20日20版発行 底本の親本:「眞福寺本」 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1349.html NDC 分類:164(宗教/神話.神話学) http://yozora.kazumi386.org/1/6/ndc164.html *難字、求めよ 免せ ゆるせ、か。 広らか &s(){おおらか?} ひろらか ひろいさま。ひろやか。 八田部 やたべ オサダの大郎女 長田(ながた)の大郎女か。 河内の恵賀(えが)の長枝(ながえ) 鳥山の歌 伊波礼部 いわれべ 磐余部? 兎寸河 うきがわ あいねの浜 所在不明。 檳榔の島 あじまさのしま 所在不明。アジマサは、檳榔樹。 佐気都島 さけつしま 所在不明。 *スリーパーズ日記  山田順『出版大崩壊 電子書籍の罠』(文芸新書、2011.3)読了。今年の双璧のひとつ!(もう一方は津野海太郎『電子本をバカにするなかれ』)  タイトルとあおり文句を店頭で見て、あまり期待しないで手に取ってみたが、もくじに目を通しパラパラっと開いてみて気になる。とても立ち読みで理解できる内容じゃない。県図に入ったのを見つけてさっそく読む。ショッキングなタイトルにくらべて内容はきわめてまとも。体験談・失敗談も豊富。読みながら富田さんと重なるところ多々あり。青空についての言及はちょっとだけ。パブリックドメインへの視点はほとんどなし。   19日、原田芳雄、没。71歳。肺炎。 21日、M6.1。ウズベキスタン、キルギス国境。 23日、ノルウェー・オスロ、爆発乱射テロ。死者&s(){91人}→ のちに76人と報道修正。肥料6t。 2011.7.24:公開 2011.7.25:更新 スズムシ、ヒグラシ、ムクゲの花。 大暑。朝までなまなまテレビ。 目くそ鼻くそ。PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- - 若干、色味を変更しましたが、弱視の人だいじょうぶでしょうか……。 -- しだ (2011-07-27 04:05:05) - すこしだけ色濃度をあげました。 -- しだ (2011-07-27 07:08:43) - 「弱視の人」じゃなくて「色覚異常・色盲の人」でしたね。 -- しだ (2011-07-28 09:26:20) - なんていうか、色覚異常も色盲も、みもふたもない言い方で……。 -- しだ (2011-07-28 22:51:45) - ノルウェイの森の2Q11。 -- しだ (2011-07-29 05:10:43) #comment

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