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*M-Tea*3_24-銀河鉄道の夜(二)宮沢賢治 *2011.1.8 第三巻 第二四号 銀河鉄道の夜(二) 宮沢賢治     &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/3_24-1.png,http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/111974) [[【週刊ミルクティー*第三巻 第二四号】>http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/111974]] (http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/111974) ※ クリックするとダウンサイトへジャンプします。 (624KB) &color(red){定価:200円} p.159 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(18項目)p.176 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて公開中です。転載・印刷・翻訳は自由です。 (c) Copyright is public domain. *飛び出せ! 週刊ミルクティー*  そのとき汽車はだんだんしずかになって、いくつかのシグナルと転轍器(てんてつき)の灯をすぎ、小さな停車場に止まりました。  その正面の青じろい時計はかっきり第二時を示し、その振子は、風もなくなり汽車も動かずしずかなしずかな野原のなかに、カチッカチッと正しく時をきざんで行くのでした。  そしてまったくその振子の音の間から遠くの遠くの野原のはてから、かすかなかすかな旋律が糸のように流れてくるのでした。「新世界交響楽だわ。」むこうの席の姉がひとりごとのようにこっちを見ながらそっと言いました。まったくもう車の中ではあの黒服の丈高い青年も誰もみんなやさしい夢を見ているのでした。 (こんなしずかないいところで僕はどうしてもっと愉快になれないだろう。どうしてこんなにひとりさびしいのだろう。けれどもカムパネルラなんかあんまりひどい。僕といっしょに汽車に乗っていながら、まるであんな女の子とばかり話しているんだもの。僕はほんとうにつらい。)  ジョバンニはまた両手で顔を半分かくすようにして、むこうの窓の外を見つめていました。  透きとおったガラスのような笛が鳴って、汽車はしずかに動き出し、カムパネルラもさびしそうに星めぐりの口笛をふきました。 #ref(3_24.rm) (朗読:RealMedia 形式 312KB、2'31'') 宮沢賢治 みやざわ けんじ 1896-1933(明治29.8.27-昭和8.9.21) 詩人・童話作家。岩手県花巻生れ。盛岡高農卒。早く法華経に帰依し、農業研究者・農村指導者として献身。詩「春と修羅」「雨ニモマケズ」、童話「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」など。 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(宮沢賢治){宮沢賢治}、『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)。 *底本 底本:「銀河鉄道の夜」岩波文庫、岩波書店    1951(昭和26)年10月25日初版発行    1962(昭和37)年3月30日第13刷発行 底本の親本:「宮澤賢治全集 第三卷」十字屋書店 http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card46322.html NDC 分類:K913.8(日本文学/小説.物語) http://yozora.kazumi386.org/9/1/ndck913.html *難字、求めよ 琴(ライラ)の宿 バルドラの野原 *むしとりホイホイ ザネリがね。 → ザネリがね、 【「、」か】 さやなら → さよなら 【よ、か】 おほねえさん。 → おほねえさん、 【「、」か】 いままた → いままで 【で、か?】 以上、4件。 *スリーパーズ日記    気温が低く、乾いた降雪がつづく。積雪量は一〇センチに満たない。  司馬遼太郎『街道をゆく19 中国・江南のみち』(朝日新聞社、2005.7)読了。上海、活版の記述を期待したのだが、思惑はずれる。そのかわり、茶の話、ジャンク船のこと、天童山のことなど。  山形県天童市の名称の由来はこれまで確認したことがない。市内あるいは県内に天童山という名の山も、これまで聞いたことがない。  『季刊東北学・特集宮崎駿の世界』(東北文化研究センター、2010.10)読了。八名の論考があるけれども、宮崎への賛辞の言を削除するとページ数が半減できそう。  入間田さんの論考を期待して読んだのだけれど、『もののけ——』パンフへの網野善彦氏の寄稿批評に終始していたのは残念。パンフ寄稿では、おそらく映画クライマックスへの言及は不可能。それをもって網野さんを批評しても、あまり深みはない。中尾佐助・藤森栄一を並べて評じた安斎さんの「縄文幻想」は佳し。    2011.1.11:公開 さくらえび、大桃さるぼぼ、伊達なおと。 目くそ鼻くそ。PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment
*M-Tea*3_24-銀河鉄道の夜(二)宮沢賢治 *2011.1.8 第三巻 第二四号 銀河鉄道の夜(二) 宮沢賢治     &image(http://www.dlmarket.jp/images/uploader/620/3_24-1.png,http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/111974) [[【週刊ミルクティー*第三巻 第二四号】>http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/111974]] (http://www.dlmarket.jp/product_info.php/products_id/111974) ※ クリックするとダウンロードサイトへジャンプします。 (624KB) &color(red){定価:200円} p.159 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(18項目)p.176 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて公開中です。転載・印刷・翻訳は自由です。 (c) Copyright is public domain. *飛び出せ! 週刊ミルクティー*  そのとき汽車はだんだんしずかになって、いくつかのシグナルと転轍器(てんてつき)の灯をすぎ、小さな停車場に止まりました。  その正面の青じろい時計はかっきり第二時を示し、その振子は、風もなくなり汽車も動かずしずかなしずかな野原のなかに、カチッカチッと正しく時をきざんで行くのでした。  そしてまったくその振子の音の間から遠くの遠くの野原のはてから、かすかなかすかな旋律が糸のように流れてくるのでした。「新世界交響楽だわ。」むこうの席の姉がひとりごとのようにこっちを見ながらそっと言いました。まったくもう車の中ではあの黒服の丈高い青年も誰もみんなやさしい夢を見ているのでした。 (こんなしずかないいところで僕はどうしてもっと愉快になれないだろう。どうしてこんなにひとりさびしいのだろう。けれどもカムパネルラなんかあんまりひどい。僕といっしょに汽車に乗っていながら、まるであんな女の子とばかり話しているんだもの。僕はほんとうにつらい。)  ジョバンニはまた両手で顔を半分かくすようにして、むこうの窓の外を見つめていました。  透きとおったガラスのような笛が鳴って、汽車はしずかに動き出し、カムパネルラもさびしそうに星めぐりの口笛をふきました。 #ref(3_24.rm) (朗読:RealMedia 形式 312KB、2'31'') 宮沢賢治 みやざわ けんじ 1896-1933(明治29.8.27-昭和8.9.21) 詩人・童話作家。岩手県花巻生れ。盛岡高農卒。早く法華経に帰依し、農業研究者・農村指導者として献身。詩「春と修羅」「雨ニモマケズ」、童話「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」など。 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(宮沢賢治){宮沢賢治}、『広辞苑 第六版』(岩波書店、2008)。 *底本 底本:「銀河鉄道の夜」岩波文庫、岩波書店    1951(昭和26)年10月25日初版発行    1962(昭和37)年3月30日第13刷発行 底本の親本:「宮澤賢治全集 第三卷」十字屋書店 http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card46322.html NDC 分類:K913.8(日本文学/小説.物語) http://yozora.kazumi386.org/9/1/ndck913.html *難字、求めよ 琴(ライラ)の宿 バルドラの野原 *むしとりホイホイ ザネリがね。 → ザネリがね、 【「、」か】 さやなら → さよなら 【よ、か】 おほねえさん。 → おほねえさん、 【「、」か】 いままた → いままで 【で、か?】 以上、4件。 *スリーパーズ日記    気温が低く、乾いた降雪がつづく。積雪量は一〇センチに満たない。  司馬遼太郎『街道をゆく19 中国・江南のみち』(朝日新聞社、2005.7)読了。上海、活版の記述を期待したのだが、思惑はずれる。そのかわり、茶の話、ジャンク船、乾隆帝、天童山、道元のことなど。  山形県天童市の名称の由来はこれまで確認したことがない。市内あるいは県内に天童山という名の山も、これまで聞いたことがない。  『季刊東北学・特集宮崎駿の世界』(東北文化研究センター、2010.10)読了。八名の論考があるけれども、宮崎駿への賛辞の言を削除するとページ数が半減できそう。  入間田さんの論考を期待して読んだのだけれど、『もののけ——』パンフ寄稿の網野善彦氏批評に終始していたのは残念。パンフ寄稿では、おそらく映画クライマックスへの言及は不可能。それをもって網野さんを批評しても、あまり深みはない。中尾佐助・藤森栄一を並べて評じた安斎さんの「縄文幻想」は佳し。    2011.1.11:公開 2011.1.15:公開 さくらえび、大桃さるぼぼ、伊達なおと。 目くそ鼻くそ。PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment

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