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*M-Tea*3_4-獅子舞雑考/穀神としての牛に関する民俗 中山太郎 *2010.8.21 第三巻 第四号 獅子舞雑考/穀神としての牛に関する民俗 中山太郎 獅子舞雑考   一、枯(か)れ木も山の賑(にぎ)やかし   二、獅子舞に関する先輩の研究   三、獅子頭に角(つの)のある理由   四、獅子頭と狛犬(こまいぬ)との関係   五、鹿踊(ししおど)りと獅子舞との区別は何か   六、獅子舞は寺院から神社へ   七、仏事にもちいた獅子舞の源流   八、獅子舞について関心すべき点   九、獅子頭の鼻毛と馬の尻尾(しっぽ) 穀神としての牛に関する民俗   牛を穀神とするは世界共通の信仰   土牛(どぎゅう)を立て寒気を送る信仰と追儺(ついな)   わが国の家畜の分布と牛飼神の地位   牛をもって神をまつるは、わが国の古俗   田遊(たあそ)びの牛の役と雨乞いの牛の首 &image(http://www.dl-market.com/images/uploader/620/3_4-1.gif,http://www.dl-market.com/product_info.php?products_id=84125)   #ref(3_4-2.png)   [[【週刊ミルクティー*第三巻 第四号】>http://www.dl-market.com/product_info.php?products_id=84125]] (http://www.dl-market.com/product_info.php?products_id=84125) ※ クリックするとダウンロードサイトへジャンプします。 (772KB) &color(red){定価:200円} p.157 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(82項目)p.496 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 *飛び出せ! 週刊ミルクティー*  全体、わが国の獅子舞については、従来これに関する発生、目的、変遷など、かなり詳細なる研究が発表されている。(略)喜多村翁の所説は、獅子舞は西域の亀茲(きじ)国の舞楽が、支那の文化とともに、わが国に渡来したのであるという、純乎たる輸入説である。柳田先生の所論は、わが国には古く鹿舞(ししまい)というものがあって、しかもそれが広くおこなわれていたところへ、後に支那から渡来した獅子舞が、国音の相通から付会(ふかい)したものである。その証拠には、わが国の各地において、古風を伝えているものに、角(つの)のある獅子頭があり、これに加うるのに鹿を歌ったものを、獅子舞にもちいているという、いわば固有説とも見るべき考証である。さらに小寺氏の観察は、だいたいにおいて柳田先生の固有説をうけ、別にこれに対して、わが国の鹿舞の起こったのは、トーテム崇拝に由来するのであると、付け加えている。  そこで、今度は管見を記すべき順序となったが、これは私も小寺氏と同じく、柳田先生のご説をそのまま拝借する者であって、べつだんに奇説も異論も有しているわけではない。ただ、しいて言えば、わが国の鹿舞と支那からきた獅子舞とは、その目的において全然別個のものがあったという点が、相違しているのである。ことに小寺氏のトーテム説にいたっては、あれだけの研究では、にわかに左袒(さたん)することのできぬのはもちろんである。  こういうと、なんだか柳田先生のご説に、反対するように聞こえるが、角(つの)の有無をもって鹿と獅子の区別をすることは、再考の余地があるように思われる。 #ref(3_4.rm) (朗読:RealMedia 形式 412KB、3'20'') &link_wikipedia(喜多村信節){喜多村信節} きたむら のぶよ 1783-1856 江戸後期の国学者・考証家。江戸の人。節信(ときのぶ)とも称した。?庭(いんてい)・静斎・静舎などと号。博覧強記で、風俗や雑事を考証した。著「嬉遊笑覧」「瓦礫雑考」「?庭雑考」など。 &link_wikipedia(亀茲国){亀茲国} きじ こく クチャ。漢字では亀茲と表記し、中央アジアにあった国の名。中華人民共和国新疆ウイグル自治区アクス地区クチャ県(庫車県)付近。 &link_wikipedia(小寺融吉){小寺融吉} こでら ゆうきち 1895-1945 民俗芸能、舞踊研究家。東京生まれ。昭和2(1927)7月、折口信夫・柳田国男らと民俗芸術の会を結成。翌年、機関誌『民俗芸術』を創刊。7年9月廃刊。(日本人名) 中山太郎 なかやま たろう 1876-1947(明治9.11.13-昭和22.6.13) 本名中山太郎治。栃木県足利郡梁田村(現足利市梁田町)生まれ。民俗学者。1914年、報知新聞社を退社。柳田国男を訪れ、同年、柳田の口利きで博文館へ入社。著『日本売笑史附吉原の沿革』『土俗私考』『日本民俗志』『日本婚姻史』『日本巫女史』『日本若者史』『日本民俗学事典』『万葉集の民俗学的考察』他。 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(中山太郎){中山太郎 (民俗学者)}、『広辞苑』。 *底本 獅子舞雑考 底本:『タブーに挑む民俗学 中山太郎土俗学エッセイ集成』河出書房新社    2007(平成19)年3月30日初版 初出:「獅子舞漫考」『民俗芸術』第三巻第一号    1930(昭和5)年 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1420.html NDC 分類:386(風俗習慣.民俗学.民族学/年中行事.祭礼) http://yozora.kazumi386.org/3/8/ndc386.html 穀神としての牛に関する民俗 底本:『タブーに挑む民俗学 中山太郎土俗学エッセイ集成』河出書房新社    2007(平成19)年3月30日初版 初出:「穀神としての牛に関する民俗」『神社協会雑誌』第三六巻一号    1937(昭和12)年    (※ 底本の解題によれば「未確認」とある。) http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1420.html NDC 分類:387(風俗習慣.民俗学.民族学/民間信仰.迷信[俗信]) http://yozora.kazumi386.org/3/8/ndc387.html *難字、求めよ 高叱 三ツ獅子の頭 竜体獅子 重箱獅子 図師嘉彦氏 利巾(リキン) 春日の作 永田衡吉 『賀茂縁起』 麟竜 りんりゅう? 凶霊 中道等氏 啓霊前 往いて ゆいて? 「神代紀」 『万物物語』 『漢事始』 『礼記注疏』 四司の気 強陰 牽止 けんし? ケルレル ケルネルか? 牛飼神 出雲民族 大倭民族 韓国の牛頭山(ごずさん) 走駆 そうく? 善那 ぜんな? 神祇正道 『広洲記』 『傍廂』 斎藤彦麿の著。 丹津日子神 牛玉 うしのたま、か。 「笠(かさ)を破り」は「被り」か。 護法祭 護法実 ごほうだね 滝の宮八幡 香川県。 *スリーパーズ日記 「古河古松軒(ふるかわ こしょうけん)」の「古河」はそのままとした。&s(){Wikipedia、}『広辞苑 第六版』(岩波書店)、『日本史広辞典』(山川出版社、1997.10)は「古川」としている。(訂正:2010.8月現在、Wikipedia に「古川古松軒」の項はない。)  句読点を若干変更した。  地名項目「獅子舞雑考」28件、「穀神としての牛に関する民俗」12件、地図作成はタイムアウト。  処暑。夜間は涼しい風がそよぐも、日中は三五度近い。 2010.8.22:公開 2010.8.25:更新 ケだし、毛ケヶのフリーマン。 目くそ鼻くそ/青ざめた信介しゃん。PoorBook G3'99 転載・移植・印刷は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment
*M-Tea*3_4-獅子舞雑考/穀神としての牛に関する民俗 中山太郎 *2010.8.21 第三巻 第四号 獅子舞雑考/穀神としての牛に関する民俗 中山太郎 獅子舞雑考   一、枯(か)れ木も山の賑(にぎ)やかし   二、獅子舞に関する先輩の研究   三、獅子頭に角(つの)のある理由   四、獅子頭と狛犬(こまいぬ)との関係   五、鹿踊(ししおど)りと獅子舞との区別は何か   六、獅子舞は寺院から神社へ   七、仏事にもちいた獅子舞の源流   八、獅子舞について関心すべき点   九、獅子頭の鼻毛と馬の尻尾(しっぽ) 穀神としての牛に関する民俗   牛を穀神とするは世界共通の信仰   土牛(どぎゅう)を立て寒気を送る信仰と追儺(ついな)   わが国の家畜の分布と牛飼神の地位   牛をもって神をまつるは、わが国の古俗   田遊(たあそ)びの牛の役と雨乞いの牛の首 &image(http://www.dl-market.com/images/uploader/620/3_4-1.gif,http://www.dl-market.com/product_info.php?products_id=84125)   #ref(3_4-2.png)   [[【週刊ミルクティー*第三巻 第四号】>http://www.dl-market.com/product_info.php?products_id=84125]] (http://www.dl-market.com/product_info.php?products_id=84125) ※ クリックするとダウンロードサイトへジャンプします。 (772KB) &color(red){定価:200円} p.157 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(82項目)p.496 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 *飛び出せ! 週刊ミルクティー*  全体、わが国の獅子舞については、従来これに関する発生、目的、変遷など、かなり詳細なる研究が発表されている。(略)喜多村翁の所説は、獅子舞は西域の亀茲(きじ)国の舞楽が、支那の文化とともに、わが国に渡来したのであるという、純乎たる輸入説である。柳田先生の所論は、わが国には古く鹿舞(ししまい)というものがあって、しかもそれが広くおこなわれていたところへ、後に支那から渡来した獅子舞が、国音の相通から付会(ふかい)したものである。その証拠には、わが国の各地において、古風を伝えているものに、角(つの)のある獅子頭があり、これに加うるのに鹿を歌ったものを、獅子舞にもちいているという、いわば固有説とも見るべき考証である。さらに小寺氏の観察は、だいたいにおいて柳田先生の固有説をうけ、別にこれに対して、わが国の鹿舞の起こったのは、トーテム崇拝に由来するのであると、付け加えている。  そこで、今度は管見を記すべき順序となったが、これは私も小寺氏と同じく、柳田先生のご説をそのまま拝借する者であって、べつだんに奇説も異論も有しているわけではない。ただ、しいて言えば、わが国の鹿舞と支那からきた獅子舞とは、その目的において全然別個のものがあったという点が、相違しているのである。ことに小寺氏のトーテム説にいたっては、あれだけの研究では、にわかに左袒(さたん)することのできぬのはもちろんである。  こういうと、なんだか柳田先生のご説に、反対するように聞こえるが、角(つの)の有無をもって鹿と獅子の区別をすることは、再考の余地があるように思われる。 #ref(3_4.rm) (朗読:RealMedia 形式 412KB、3'20'') &link_wikipedia(喜多村信節){喜多村信節} きたむら のぶよ 1783-1856 江戸後期の国学者・考証家。江戸の人。節信(ときのぶ)とも称した。?庭(いんてい)・静斎・静舎などと号。博覧強記で、風俗や雑事を考証した。著「嬉遊笑覧」「瓦礫雑考」「?庭雑考」など。 &link_wikipedia(亀茲国){亀茲国} きじ こく クチャ。漢字では亀茲と表記し、中央アジアにあった国の名。中華人民共和国新疆ウイグル自治区アクス地区クチャ県(庫車県)付近。 &link_wikipedia(小寺融吉){小寺融吉} こでら ゆうきち 1895-1945 民俗芸能、舞踊研究家。東京生まれ。昭和2(1927)7月、折口信夫・柳田国男らと民俗芸術の会を結成。翌年、機関誌『民俗芸術』を創刊。7年9月廃刊。(日本人名) 中山太郎 なかやま たろう 1876-1947(明治9.11.13-昭和22.6.13) 本名中山太郎治。栃木県足利郡梁田村(現足利市梁田町)生まれ。民俗学者。1914年、報知新聞社を退社。柳田国男を訪れ、同年、柳田の口利きで博文館へ入社。著『日本売笑史附吉原の沿革』『土俗私考』『日本民俗志』『日本婚姻史』『日本巫女史』『日本若者史』『日本民俗学事典』『万葉集の民俗学的考察』他。 ◇参照:Wikipedia &link_wikipedia(中山太郎){中山太郎}、『広辞苑』。 *底本 獅子舞雑考 底本:『タブーに挑む民俗学 中山太郎土俗学エッセイ集成』河出書房新社    2007(平成19)年3月30日初版 初出:「獅子舞漫考」『民俗芸術』第三巻第一号    1930(昭和5)年 http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1420.html NDC 分類:386(風俗習慣.民俗学.民族学/年中行事.祭礼) http://yozora.kazumi386.org/3/8/ndc386.html 穀神としての牛に関する民俗 底本:『タブーに挑む民俗学 中山太郎土俗学エッセイ集成』河出書房新社    2007(平成19)年3月30日初版 初出:「穀神としての牛に関する民俗」『神社協会雑誌』第三六巻一号    1937(昭和12)年    (※ 底本の解題によれば「未確認」とある。) http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1420.html NDC 分類:387(風俗習慣.民俗学.民族学/民間信仰.迷信[俗信]) http://yozora.kazumi386.org/3/8/ndc387.html *難字、求めよ 高叱 三ツ獅子の頭 竜体獅子 重箱獅子 図師嘉彦氏 利巾(リキン) 春日の作 永田衡吉 『賀茂縁起』 麟竜 りんりゅう? 凶霊 中道等氏 啓霊前 往いて ゆいて? 「神代紀」 『万物物語』 『漢事始』 『礼記注疏』 四司の気 強陰 牽止 けんし? ケルレル ケルネルか? 牛飼神 出雲民族 大倭民族 韓国の牛頭山(ごずさん) 走駆 そうく? 善那 ぜんな? 神祇正道 『広洲記』 『傍廂』 斎藤彦麿の著。 丹津日子神 牛玉 うしのたま、か。 「笠(かさ)を破り」は「被り」か。 護法祭 護法実 ごほうだね 滝の宮八幡 香川県。 *スリーパーズ日記 「古河古松軒(ふるかわ こしょうけん)」の「古河」はそのままとした。&s(){Wikipedia、}『広辞苑 第六版』(岩波書店)、『日本史広辞典』(山川出版社、1997.10)は「古川」としている。(訂正:2010.8月現在、Wikipedia に「古川古松軒」の項はない。)  句読点を若干変更した。  地名項目「獅子舞雑考」28件、「穀神としての牛に関する民俗」12件、地図作成はタイムアウト。  処暑。夜間は涼しい風がそよぐも、日中は三五度近い。 2010.8.22:公開 2010.8.25:更新 ケだし、毛ケヶのフリーマン。 目くそ鼻くそ/青ざめた信介しゃん。PoorBook G3'99 転載・移植・印刷は自由です。 カウンタ:&counter() ---- #comment

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