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*青空文庫の八郎と鉄舟
対象:『青空文庫全』作家別テキストファイル
*検索:清河八郎
[[菊池寛 大衆維新史読本 07 池田屋襲撃>http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/card43073.html]]
&cite(……総勢凡そ二百四十名、二十三日に京都郊外|壬生《みぶ》に着いたがこれを新徴組と云ふ。隊長格は庄内の)&b(){清河八郎}&cite(で、丈《たけ》のすらりとした面長の好男子、眼光鋭く人を射る男だつたと云ふ。……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/card43073.html
[[三田村鳶魚 話に聞いた近藤勇>http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43072.html]]
&cite(……新徴組《しんちょうぐみ》と申すのは、文久三年の五月からの名前で、その前には浪士取扱というものに属しておったのであります。これは)&b(){清河八郎}&cite(が画策して出来た浪人団体でありまして、前年の十二月に、小川町の講武所……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43072.html
*検索:清川八郎
[[佐々木味津三 旗本退屈男 05 第五話 三河に現れた退屈男>http://www.aozora.gr.jp/cards/000111/card1479.html]]
&cite(……とし》こそは、幕末剣客中の尤物《ゆうぶつ》で、神田講武所の師範代を長らく勤め、かの)&b(){清川八郎}&cite(なぞと共に、新徴組を組織して、その副隊長に擬せられた一代の風雲児です。ぐずり御免のお墨付と共に、家光公より……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000111/card1479.html
[[佐藤垢石 姫柚子の讃>http://www.aozora.gr.jp/cards/001248/card46808.html]]
&cite(…… 鈴木栄之助は、釣り場からそのまま脱藩したのである。江戸へのぼって、浪々していた。その頃、江戸では)&b(){清川八郎}&cite(が浪士隊の募集をやっていた。栄之助は、)&b(){清川八郎}&cite(の名をきいて知っている。八郎は、わが故郷羽州最上川の岸に沿った……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001248/card46808.html
[[直木三十五 南国太平記>http://www.aozora.gr.jp/cards/000216/card45567.html]]
&cite(…… と、云って、筆を置いた。)
&cite(「)&b(){清川八郎}&cite(でも、殺されるのだからのう。吾等とて、いつ何時、捕吏《とりかた》の手でやられるかも知れん——こうしておけば、わしの志だけは……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000216/card45567.html
[[中里介山 大菩薩峠 01 甲源一刀流の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card1726.html]]
&cite(……「杉山左京が邸を乗り出した駕籠《かご》が二|挺《ちょう》、その後ろのがまさしく)&b(){清川八郎}&cite(」)
&cite(「確《しか》と?」……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card1726.html
[[中里介山 大菩薩峠 03 壬生と島原の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card3227.html]]
&cite(……「うむ、そうか」)
&cite(「)&b(){清川八郎}&cite(が手で、新徴組の大部が江戸へ帰ったことは聞いたか」)
&cite(「それは聞いた、横浜の毛唐《けとう》を打ち攘《はら》う先鋒《せんぽ……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card3227.html
[[中里介山 大菩薩峠 10 市中騒動の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4058.html]]
&cite(…… 上の山の金子六左衛門は六左衛門で通る人でありました。六左衛門というよりも、その一名与三郎の方が通りがよかったこともあります。さきに新徴組が)&b(){清川八郎}&cite(を覘《ねら》う時、しばしばその金子の家で会合したこ……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4058.html
[[三田村鳶魚 中里介山の『大菩薩峠』>http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43068.html]]
&cite(……だったのではない。浪士取扱いという名目で、浪人を沢山集めた。これは)&b(){清川八郎}&cite(の目論見《もくろみ》で、それが新徴組になったのです。こんな歴史は今改めていうまでもない話であるが、諸藩の注意人物を、どうする……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43068.html
*検索:山岡鉄舟
[[坂口安吾 明治開化 安吾捕物 02 その一 舞踏会殺人事件>http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card43204.html]]
&cite(……シの種にしていた。習うこと二三年、海舟が官について多忙になったので、)&b(){山岡鉄舟}&cite(にあずけられた。そのとき虎之介は今なら小学校四五年生ぐらいの子供、それからズッと山岡について剣術を学び、今は神楽坂で道場を……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card43204.html
[[島崎藤村 夜明け前 04 第二部下>http://www.aozora.gr.jp/cards/000158/card1507.html]]
&cite(…… そのうちに、御先発としての)&b(){山岡鉄舟}&cite(《やまおかてっしゅう》の一行も到着する。道路の修繕もはじまって、この地方では最初の電信線路建設の工事も施された。御膳水《ごぜんすい》は伏見屋二代目伊之助方の井戸を……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000158/card1507.html
[[下村湖人 次郎物語 02 第二部>http://www.aozora.gr.jp/cards/001097/card43789.html]]
&cite(……「)&b(){山岡鉄舟}&cite(という人は、非常な剣道の達人《たつじん》で、しかも幕末の血なまぐさい頃に仂いた人だが、一生、人を斬《き》ったことのない人だそうだ。むろん戦場に出たら、そういうわけにも行かなかったろうさ。し……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001097/card43789.html
[[下村湖人 次郎物語 05 第五部>http://www.aozora.gr.jp/cards/001097/card43792.html]]
&cite(……進んだ農業経営や久能《くのう》付近の苺《いちご》の石垣《いしがき》栽培《さいばい》など見学し、その夜は)&b(){山岡鉄舟}&cite(《やんまおかてっしゅう》にゆかりの深い鉄舟寺ですごすことにした。……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001097/card43792.html
[[高村光太郎 美術学校時代>http://www.aozora.gr.jp/cards/001168/card46378.html]]
&cite(……るような坂であった。下の谷中道の両側はずっと田圃《たんぼ》になっており、)&b(){山岡鉄舟}&cite(の全生庵等があった。毎年秋になると団子坂は菊人形で賑《にぎ》わった。森鴎外先生はその頃から団子坂上の藪下という所に居ら……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001168/card46378.html
[[徳冨蘆花 謀叛論(草稿)>http://www.aozora.gr.jp/cards/000280/card1708.html]]
&cite(……たならば、陛下も御頷《おんうなず》きになって、我らは十二名の革命家の墓を建てずに済《す》んだであろう。もしかような時にせめて)&b(){山岡鉄舟}&cite(がいたならば——鉄舟は忠勇無双の男、陛下が御若い時英気にまかせやた……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000280/card1708.html
[[森鴎外 みちの記>http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card2083.html]]
&cite(……も、親類《しんるい》のちなみありとて、共に旅立《たびだ》つこととなりぬ。六郎は東京にて)&b(){山岡鉄舟}&cite(の塾《じゅく》に入りて、撃剣《げきけん》を学び、木村氏は熊谷の裁判所に出勤《しゅっきん》したりしに、或る……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card2083.html
[[森鴎外 雁>http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card45224.html]]
&cite(……角へ曲がる処で終って、それから医学生が虫様突起と名づけた狭い横町が、あの)&b(){山岡鉄舟}&cite(の字を柱に掘り附けた社《やしろ》の前を通っていた。これは袋町めいた、俎橋の手前の広い町を盲腸に譬《たと》えたものである。……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card45224.html
[[森鴎外 青年>http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card2522.html]]
&cite(……「頭の中があの店のようになっている人もあるね」)
&cite( 二人はたわいもない事を言って、)&b(){山岡鉄舟}&cite(の建てた全生庵《ぜんしょうあん》の鐘楼《しゅろう》の前を下りて行《ゆ》く。……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card2522.html
*検索:山岡鉄太郎
[[島崎藤村 夜明け前 03 第二部上>http://www.aozora.gr.jp/cards/000158/card1506.html]]
&cite(……のが残念であるとの一点に心を奪われるような人であったなら、たとい勝安房や)&b(){山岡鉄太郎}&cite(や大久保一翁などの奔走尽力があったとしても、この解決は望めなかった。かつては参覲交代《さんきんこうたい》制度のような……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000158/card1506.html
[[中里介山 大菩薩峠 01 甲源一刀流の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card1726.html]]
&cite(……の変った人々が集まって、四方山《よもやま》の話をする会があった。集まる人は高橋伊勢守、)&b(){山岡鉄太郎}&cite(、石坂周造、安積《あづみ》五郎、清川八郎、金子与三郎、それに島田虎之助の面々で、幕臣もあれば勤王家もあ……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card1726.html
[[中里介山 大菩薩峠 22 白骨の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4338.html]]
&cite(……「宇津木、さあ、これから高山へ行こう。飛騨の高山はあれで、幕府の知行所だ、講武所の)&b(){山岡鉄太郎}&cite(の知行所もある、ちょっと、山国の京都といった面影があって、なかなかいいところだよ。それから東海道方面へ出る……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4338.html
[[中里介山 大菩薩峠 29 年魚市の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4321.html]]
&cite(……川旗本にはあの蛮勇がない、勝《かつ》のような滅法界の智者はいる、)&b(){山岡鉄太郎}&cite(がどうとか、松岡万《まつおかよろず》がこうとか、中条なにがしがああのと言うけれど、皆、分別臭い、問答無用でやっつける奴がいな……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4321.html
[[中里介山 大菩薩峠 37 恐山の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4342.html]]
&cite(……おびただ》しいが、さて真剣と実戦に及んでみると、あれだけの胆勇ある奴はあるまい。)&b(){山岡鉄太郎}&cite(などをいやに賞《ほ》める奴があるが、要するに、あれは分別臭い利口者だよ、暴虎馮河《ぼうこひょうが》のできる男……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4342.html
[[中里介山 大菩薩峠 41 椰子林の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4512.html]]
&cite(……、気象が天下を呑んでいる、会ってみなけりゃあ、あいつのエラさはわからん、)&b(){山岡鉄太郎}&cite(や、松岡万あたりも、あれの前へ出ると子供のようなものだそうだ」……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4512.html
[[三田村鳶魚 話に聞いた近藤勇>http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43072.html]]
&cite(……、そこで主税介をやめて、浪士取締りとして、鵜殿民部少輔・中条金之助・)&b(){山岡鉄太郎}&cite(・松岡万などというものを任命して、浪士団を統率するように致しました。……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43072.html
※ 中里介山「大菩薩峠 41 椰子林の巻」に覚王院義観あり。
2010.5.18:公開
2010.5.20:更新
しだひろし/PoorBook G3'99
翻訳・朗読・転載は自由です。
カウンタ:&counter()
----
- 『大菩薩峠』に、八郎や鉄舟はおろか覚王院義観も登場していたのは完全に盲点。&s(){泥舟や高橋精一郎ではヒットなし。} -- しだ (2010-05-19 04:42:42)
- 訂正、泥舟・高橋伊勢守で中里介山「大菩薩峠 01 甲源一刀流の巻」に複数ヒットあり。 -- しだ (2010-05-21 05:30:05)
- 2ちゃんおよびこもれびに、無名草子なる名義で富田さんのインタビューという記事へのリンクがある。好意で紹介しているのだろうし、今のところ富田さんからもインタビュアー(コミュニティ研究所なる Shun Fukuzawa)からも否定のコメントはない。けれど、ひとつ間違うと込み入った捏造記事への誘導を引き起こす可能性がありはしまいか強く懸念。「噂がひとを襲うとき」。考えすぎ……だろうか。 -- しだ (2010-05-21 05:42:57)
- 富田さん、もしくは Fukuzawa さんなる本人名義での紹介であれば問題はない。けれども「無名草子」の名義が、富田さんもしくは Fukuzawa さんであるかどうかは、この三者にしかわからない。富田さんも Fukuzawa さんも、無名草子なる人物を特定できるばあいもあれば、特定できない可能性のほうが高い。疑心暗鬼が広まる一方で記事内容がひとりあるきをはじめる。 -- しだ (2010-05-21 05:50:17)
- 匿名であれ署名であれ、web であれリアルであれ起こりうる問題ともいえる。たしか、工作員名義に「無名草子」はなかったような気がする。 -- しだ (2010-05-21 05:55:12)
#comment
*青空文庫の八郎と鉄舟
対象:『青空文庫全』作家別テキストファイル
*検索:清河八郎
[[菊池寛 大衆維新史読本 07 池田屋襲撃>http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/card43073.html]]
&cite(……総勢凡そ二百四十名、二十三日に京都郊外|壬生《みぶ》に着いたがこれを新徴組と云ふ。隊長格は庄内の)&b(){清河八郎}&cite(で、丈《たけ》のすらりとした面長の好男子、眼光鋭く人を射る男だつたと云ふ。……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/card43073.html
[[三田村鳶魚 話に聞いた近藤勇>http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43072.html]]
&cite(……新徴組《しんちょうぐみ》と申すのは、文久三年の五月からの名前で、その前には浪士取扱というものに属しておったのであります。これは)&b(){清河八郎}&cite(が画策して出来た浪人団体でありまして、前年の十二月に、小川町の講武所……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43072.html
*検索:清川八郎
[[佐々木味津三 旗本退屈男 05 第五話 三河に現れた退屈男>http://www.aozora.gr.jp/cards/000111/card1479.html]]
&cite(……とし》こそは、幕末剣客中の尤物《ゆうぶつ》で、神田講武所の師範代を長らく勤め、かの)&b(){清川八郎}&cite(なぞと共に、新徴組を組織して、その副隊長に擬せられた一代の風雲児です。ぐずり御免のお墨付と共に、家光公より……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000111/card1479.html
[[佐藤垢石 姫柚子の讃>http://www.aozora.gr.jp/cards/001248/card46808.html]]
&cite(…… 鈴木栄之助は、釣り場からそのまま脱藩したのである。江戸へのぼって、浪々していた。その頃、江戸では)&b(){清川八郎}&cite(が浪士隊の募集をやっていた。栄之助は、)&b(){清川八郎}&cite(の名をきいて知っている。八郎は、わが故郷羽州最上川の岸に沿った……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001248/card46808.html
[[直木三十五 南国太平記>http://www.aozora.gr.jp/cards/000216/card45567.html]]
&cite(…… と、云って、筆を置いた。)
&cite(「)&b(){清川八郎}&cite(でも、殺されるのだからのう。吾等とて、いつ何時、捕吏《とりかた》の手でやられるかも知れん——こうしておけば、わしの志だけは……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000216/card45567.html
[[中里介山 大菩薩峠 01 甲源一刀流の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card1726.html]]
&cite(……「杉山左京が邸を乗り出した駕籠《かご》が二|挺《ちょう》、その後ろのがまさしく)&b(){清川八郎}&cite(」)
&cite(「確《しか》と?」……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card1726.html
[[中里介山 大菩薩峠 03 壬生と島原の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card3227.html]]
&cite(……「うむ、そうか」)
&cite(「)&b(){清川八郎}&cite(が手で、新徴組の大部が江戸へ帰ったことは聞いたか」)
&cite(「それは聞いた、横浜の毛唐《けとう》を打ち攘《はら》う先鋒《せんぽ……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card3227.html
[[中里介山 大菩薩峠 10 市中騒動の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4058.html]]
&cite(…… 上の山の金子六左衛門は六左衛門で通る人でありました。六左衛門というよりも、その一名与三郎の方が通りがよかったこともあります。さきに新徴組が)&b(){清川八郎}&cite(を覘《ねら》う時、しばしばその金子の家で会合したこ……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4058.html
[[三田村鳶魚 中里介山の『大菩薩峠』>http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43068.html]]
&cite(……だったのではない。浪士取扱いという名目で、浪人を沢山集めた。これは)&b(){清川八郎}&cite(の目論見《もくろみ》で、それが新徴組になったのです。こんな歴史は今改めていうまでもない話であるが、諸藩の注意人物を、どうする……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43068.html
*検索:山岡鉄舟
[[坂口安吾 明治開化 安吾捕物 02 その一 舞踏会殺人事件>http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card43204.html]]
&cite(……シの種にしていた。習うこと二三年、海舟が官について多忙になったので、)&b(){山岡鉄舟}&cite(にあずけられた。そのとき虎之介は今なら小学校四五年生ぐらいの子供、それからズッと山岡について剣術を学び、今は神楽坂で道場を……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card43204.html
[[島崎藤村 夜明け前 04 第二部下>http://www.aozora.gr.jp/cards/000158/card1507.html]]
&cite(…… そのうちに、御先発としての)&b(){山岡鉄舟}&cite(《やまおかてっしゅう》の一行も到着する。道路の修繕もはじまって、この地方では最初の電信線路建設の工事も施された。御膳水《ごぜんすい》は伏見屋二代目伊之助方の井戸を……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000158/card1507.html
[[下村湖人 次郎物語 02 第二部>http://www.aozora.gr.jp/cards/001097/card43789.html]]
&cite(……「)&b(){山岡鉄舟}&cite(という人は、非常な剣道の達人《たつじん》で、しかも幕末の血なまぐさい頃に仂いた人だが、一生、人を斬《き》ったことのない人だそうだ。むろん戦場に出たら、そういうわけにも行かなかったろうさ。し……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001097/card43789.html
[[下村湖人 次郎物語 05 第五部>http://www.aozora.gr.jp/cards/001097/card43792.html]]
&cite(……進んだ農業経営や久能《くのう》付近の苺《いちご》の石垣《いしがき》栽培《さいばい》など見学し、その夜は)&b(){山岡鉄舟}&cite(《やんまおかてっしゅう》にゆかりの深い鉄舟寺ですごすことにした。……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001097/card43792.html
[[高村光太郎 美術学校時代>http://www.aozora.gr.jp/cards/001168/card46378.html]]
&cite(……るような坂であった。下の谷中道の両側はずっと田圃《たんぼ》になっており、)&b(){山岡鉄舟}&cite(の全生庵等があった。毎年秋になると団子坂は菊人形で賑《にぎ》わった。森鴎外先生はその頃から団子坂上の藪下という所に居ら……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001168/card46378.html
[[徳冨蘆花 謀叛論(草稿)>http://www.aozora.gr.jp/cards/000280/card1708.html]]
&cite(……たならば、陛下も御頷《おんうなず》きになって、我らは十二名の革命家の墓を建てずに済《す》んだであろう。もしかような時にせめて)&b(){山岡鉄舟}&cite(がいたならば——鉄舟は忠勇無双の男、陛下が御若い時英気にまかせやた……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000280/card1708.html
[[森鴎外 みちの記>http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card2083.html]]
&cite(……も、親類《しんるい》のちなみありとて、共に旅立《たびだ》つこととなりぬ。六郎は東京にて)&b(){山岡鉄舟}&cite(の塾《じゅく》に入りて、撃剣《げきけん》を学び、木村氏は熊谷の裁判所に出勤《しゅっきん》したりしに、或る……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card2083.html
[[森鴎外 雁>http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card45224.html]]
&cite(……角へ曲がる処で終って、それから医学生が虫様突起と名づけた狭い横町が、あの)&b(){山岡鉄舟}&cite(の字を柱に掘り附けた社《やしろ》の前を通っていた。これは袋町めいた、俎橋の手前の広い町を盲腸に譬《たと》えたものである。……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card45224.html
[[森鴎外 青年>http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card2522.html]]
&cite(……「頭の中があの店のようになっている人もあるね」)
&cite( 二人はたわいもない事を言って、)&b(){山岡鉄舟}&cite(の建てた全生庵《ぜんしょうあん》の鐘楼《しゅろう》の前を下りて行《ゆ》く。……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card2522.html
*検索:山岡鉄太郎
[[島崎藤村 夜明け前 03 第二部上>http://www.aozora.gr.jp/cards/000158/card1506.html]]
&cite(……のが残念であるとの一点に心を奪われるような人であったなら、たとい勝安房や)&b(){山岡鉄太郎}&cite(や大久保一翁などの奔走尽力があったとしても、この解決は望めなかった。かつては参覲交代《さんきんこうたい》制度のような……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000158/card1506.html
[[中里介山 大菩薩峠 01 甲源一刀流の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card1726.html]]
&cite(……の変った人々が集まって、四方山《よもやま》の話をする会があった。集まる人は高橋伊勢守、)&b(){山岡鉄太郎}&cite(、石坂周造、安積《あづみ》五郎、清川八郎、金子与三郎、それに島田虎之助の面々で、幕臣もあれば勤王家もあ……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card1726.html
[[中里介山 大菩薩峠 22 白骨の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4338.html]]
&cite(……「宇津木、さあ、これから高山へ行こう。飛騨の高山はあれで、幕府の知行所だ、講武所の)&b(){山岡鉄太郎}&cite(の知行所もある、ちょっと、山国の京都といった面影があって、なかなかいいところだよ。それから東海道方面へ出る……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4338.html
[[中里介山 大菩薩峠 29 年魚市の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4321.html]]
&cite(……川旗本にはあの蛮勇がない、勝《かつ》のような滅法界の智者はいる、)&b(){山岡鉄太郎}&cite(がどうとか、松岡万《まつおかよろず》がこうとか、中条なにがしがああのと言うけれど、皆、分別臭い、問答無用でやっつける奴がいな……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4321.html
[[中里介山 大菩薩峠 37 恐山の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4342.html]]
&cite(……おびただ》しいが、さて真剣と実戦に及んでみると、あれだけの胆勇ある奴はあるまい。)&b(){山岡鉄太郎}&cite(などをいやに賞《ほ》める奴があるが、要するに、あれは分別臭い利口者だよ、暴虎馮河《ぼうこひょうが》のできる男……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4342.html
[[中里介山 大菩薩峠 41 椰子林の巻>http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4512.html]]
&cite(……、気象が天下を呑んでいる、会ってみなけりゃあ、あいつのエラさはわからん、)&b(){山岡鉄太郎}&cite(や、松岡万あたりも、あれの前へ出ると子供のようなものだそうだ」……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000283/card4512.html
[[三田村鳶魚 話に聞いた近藤勇>http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43072.html]]
&cite(……、そこで主税介をやめて、浪士取締りとして、鵜殿民部少輔・中条金之助・)&b(){山岡鉄太郎}&cite(・松岡万などというものを任命して、浪士団を統率するように致しました。……)
http://www.aozora.gr.jp/cards/001133/card43072.html
※ 中里介山「大菩薩峠 41 椰子林の巻」に覚王院義観あり。
2010.5.18:公開
2010.5.20:更新
しだひろし/PoorBook G3'99
翻訳・朗読・転載は自由です。
カウンタ:&counter()
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- 『大菩薩峠』に、八郎や鉄舟はおろか覚王院義観も登場していたのは完全に盲点。&s(){泥舟や高橋精一郎ではヒットなし。} -- しだ (2010-05-19 04:42:42)
- 訂正、泥舟・高橋伊勢守で中里介山「大菩薩峠 01 甲源一刀流の巻」に複数ヒットあり。 -- しだ (2010-05-21 05:30:05)
- 2ちゃんおよびこもれびに、無名草子なる名義で富田さんのインタビューという記事へのリンクがある。好意で紹介しているのだろうし、今のところ富田さんからもインタビュアー(コミュニティ研究所なる Shun Fukuzawa)からも否定のコメントはない。けれど、ひとつ間違うと込み入った捏造記事への誘導を引き起こす可能性がありはしまいか強く懸念。「噂がひとを襲うとき」。考えすぎ……だろうか。 -- しだ (2010-05-21 05:42:57)
- 富田さん、もしくは Fukuzawa さんなる本人名義での紹介であれば問題はない。けれども「無名草子」の名義が、富田さんもしくは Fukuzawa さんであるかどうかは、この三者にしかわからない。富田さんも Fukuzawa さんも、無名草子なる人物を特定できるばあいもあれば、特定できない可能性のほうが高い。疑心暗鬼が広まる一方で記事内容がひとりあるきをはじめる。 -- しだ (2010-05-21 05:50:17)
- 匿名であれ署名であれ、web であれリアルであれ起こりうる問題ともいえる。たしか、工作員名義に「無名草子」はなかったような気がする。 -- しだ (2010-05-21 05:55:12)
- 神さまのおつげ、ご神託、託宣みたいなものか。信じるか信じないかは、あなた次第です、みたいな。得体の知れない神さまや妖怪・もののけとの交流、か。あらぶる神あれば、にぎふる神あり。 -- しだ (2010-05-23 07:06:02)
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