戦闘機

現代の戦闘機に関する質問は現代戦闘機をご覧ください


戦闘機全般

戦闘機のIRAN周期・期間がどの程度かご存知の方、教えてください(489a:691)


米空軍の場合は機種問わず原則400時間毎
例外はB-52とかB-2とかEA-6Bとか
(489a:692)
空自は財務省のご意向次第、つまり予算次第だな
(489a:693)

滑走路をやられて飛び立てなくなった戦闘機はやはり無力に等しいのですか?(488:633)


飛べない戦闘機はただの鉄くずだ
(488:634)
現代の戦闘機は車輪を地面につけた純粋な滑走距離だけなら200mちょいあればいいから
滑走路破壊には意外に強い
(488:635)
航空撃滅戦とその対処は基本の基本。
必ずと言っていいほど自衛用の対空火器を配備しているし、
滑走路が破壊されてもできるだけ早急に回復できるように備えられてる。
(488:636)
全壊ならどうしようもないが、半壊程度ならなんとか離着陸可能なSTOL性の確保は
概ね70年代以降(第四世代以降)の戦闘機では要求性能のひとつ。
最近の戦闘機で推力偏向ノズルが採用されつつあるのもSTOL性の向上が目的のひとつ。
(488:638)

戦闘機に掛かるGはマイナス方向に掛かるものはヤバイと聞いたのですが、これは何故?(486:857)


ヤヴァイのは中の人。
人間は基本的にマイナスGに耐えられるように出来てない。
  • 3Gくらいでレッドアウトを起こし限界を迎える。
しかも、耐Gスーツと違って対処方法はナシ。
マイナスGはやってはいけないってのがセオリー。
(486:861)
基本的にネガティブGを常用するように設計されてないので(マイナス側は)設計荷重が低い。
勿論高くすることも出来るがその分重くなる。(アクロ機などはマイナス側の設計荷重も高い)
また中の機器類も同様にその様に作られていない、燃料系や潤滑系はある程度の時間マイナスGに絶えられるが長時間は持たない。
そして最も重要なのは中の人間が(+よりもマイナスGの方が)持たない。
(486:862)

戦闘機が対空ミサイルに追尾された時
機動性で回避可能ですか。(486:854,855)

映画やアニメでは回避運動で交わしてますが。
地対空ミサイルでお願いします

ケースバイケース。
とはいえ現代の戦闘機の機動性はミサイル回避のためにあるといっても過言ではない。
ミサイルを速度で振り切るのはほぼ不可能なので、ソフトキルもしくはミサイルがついてこれないほど急激な機動によって回避する。
ただしアニメとか映画の演出重視のしろのもとは別物と考えた方がいい
(486:856)
空戦でミサイルの命中が期待できるキルコーンは狭い。
地対空ミサイルみたいに常に適切な位置から攻撃できるとは限らないミサイルは
空対空ミサイルで戦闘機にカマ掘られるよりかは幾分かマシ。
ただ、対地攻撃を行う際は危険度が跳ね上がる。
速度を落とさなきゃいけないし、進路も限定されるから。
(486:865)
映画やアニメの方は知らんがこんな感じ。
http://jp.youtube.com/watch?v=JMQoto2H4ls
(486:876)

戦闘機の1飛行隊が24機前後で構成されるのはなぜでしょう?&brただの伝統?運用上のメリットがあるの?(485:318)


予備機も必要なので、機数が少なすぎると作戦単位として一つの行動を行えないからです。
多すぎると単位として大きすぎるので分割されます。定番サイトを参照してください。

ttp://www.globalsecurity.org/military/agency/usaf/squadron.htm
(485:324)

なぜ夜間戦闘機は昼間戦闘機よりも鈍重なのでしょうか?(485:65)


レーダー等の電子機器を搭載する必要があるし、爆撃機を墜すには大口径の機銃を
何丁も積む必要があるので、その分、大型の機体が必要になる。
また、レーダーを搭載しているということはレーダー手が必要なので、最低でも複座
になる。
だから夜間戦闘機は必然的に双発複座機が多くなり、単発単座が普通の昼間戦闘機と
比べると鈍重になる。

ただ、夜間戦闘機は普通爆撃機だけを相手にするもので、夜間爆撃には護衛戦闘機が
随伴してこないのが普通だから、運動性はあんまり重視されない。

F6Fヘルキャットの夜戦型とかFw190の夜戦型とか、単発単座の夜間戦闘機もあるけどね。
(485:77)

夜間戦闘自体が高度な技術であり、操縦士一人では難しいという面が有る。
その為、複座型等が多くなった。
(485:78)

戦闘機のパイロットはどのように仲間と連携するのでしょうか?無線だと敵に居場所がばれたり、盗聴されたりしない?


危険空域(と言うか、安全が確保されてない空域)に入るまでは普通に無線を使い、危険空域に近付くと無線封止。

危険空域内での作戦行動計画は、無線を使わなくても済むようにブリーフィングで徹底される。
(474:911)
F-35は機体の数ヶ所に設置した小型のAESAを使用して、指向性の高い(もちろんレーザーほどでないが)
低出力、周波数拡散の低探知性無線データ通信を行う。F-22も同様らしい。

米のネットワークセントリック戦略においては、やはり無線通信は不可欠ということだろう。
まあ、潜入して既定の高脅威目標に一発落として帰ってくるような「1日目」攻撃では
完全な無線封止もあるかもしれないが。
(474:938)

戦闘機はどうしてコックピットをもっと引っ込めないんですか?

無人機なんてものが開発されてるんだから視界なんてカメラで取れるだろうし
あんな形じゃ素人目にも空力やステルス性能でマイナスなんじゃないかと思います

ミサイル万能論が唱えられるようになった第三世代戦闘機(F-4、MiG-25等)では
従来機よりキャノピーが小さくコクピットは機体に埋まる傾向があった。
ベトナムの戦訓で有視界戦闘が再び重視されるようになった四世代(F14~18、
Su-27、MiG-29等)ではキャノピーは再び大型化、五世代であるF-22/35でも
その傾向を引き継いではいるが、更に先の見通しは不明。

無人機なんてものが開発されてるんだから視界なんてカメラで取れるだろうし 
が大間違い。現代の無人機の視野はトンネル視野。広視野カメラは低解像度。
カメラやってたらわかることだけど、マーク・ワン・アイボールの性能は最新デジカメの遙か上。
(初心者スレ470)

戦闘機1機につきパイロットの定数はどれぐらい必要なのですか?

労働時間が1日1人8時間として3人ぐらいかなと思ってるんですが・・

松村劭によれば、作戦機のパイロット数は保有機数の3倍以上を現役で確保しておくのが世界の常識だそうな。
でも自衛隊では1機につき1.5人未満になってるらしい。
(468:518)

F-18みたいに空母の艦載機には主翼を折りたたんでいるのがありますね。折りたたみ部分がいかにも弱そうに見えるのですが?

空中で激しい機動をしてる時にポキっと逝ってしまったことなど無いのでしょうか?

それに耐えられる強度になるよう設計される。
なので、ただでさえ折り畳み機構の分重量が嵩み、さらに強度を上げた分の重量が
嵩むので、艦上機は陸上機に対して性能的に不利になる。

現実の例で翼を展開するのを忘れたまま発艦した、という例が。
無事に帰還しているけど。
(468:419)

戦闘機ってたいてい、単発か双発みたいですけど、どうしてそれ以上のエンジンを積まないんでしょうか?


大出力のエンジン一つか二つの方が、小出力のエンジン四つよりも重量あたりのパワーが大きい。
空気抵抗の原因となるエンジンが少ない方が効率がいい。
(初心者質問スレッド467)

冷戦期機

F-4の時代にそれより成功した陸上機が現れずF-4が陸上機としても多数の西側
諸国で活躍したのはなぜですか?(488:663)

艦載機は構造強度や低空低速時の安定性確保のためにリソースが割かれるので
陸上運用すると陸上機として設計された機種より性能は劣るという話を聞きますが、
F-4の時代にそれより成功した陸上機が現れずF-4が陸上機としても多数の西側
諸国で活躍したのはなぜですか?

同時期の陸上戦闘機がF-105みたいな間違った方向に行っちゃったからです
(488:665)
次の戦争は核戦争だと世界中が確信していたから。核爆撃機と核戦闘爆撃機
と迎撃機(核空対空ミサイル搭載)の開発に必死になっていた。
(488:668)

F-86D/LやF-89とかって、夜戦のジェット版だと思ってたけど、これで合ってる?(485:71)


そいつらは過去、制限全天候戦闘機と呼ばれていた
夜間より悪天候をついて侵入してくる核爆弾搭載の爆撃機を迎撃するってところに重点があった
(485:75)

日本以外にトムキャットを採用しようとした国はありますか?(482:503)


イランが持ってる。
部品食い合ってまだ数機が現役のはず。
(482:504)

イランは実際に導入したぞ。

あと、イギリスとイスラエルにも売込みがかけられたが
ジョンブル「汎用性低そうだからいらない」
ダビデ「爆弾積めないからいらない」
と大して興味を持ってもらえなかった。
(482:505)

大戦機

大戦中の戦闘機で脱出する際に尾翼を吹き飛ばす事は行っていたのでしょうか?(489a:316)}

大戦中の戦闘機で脱出する際に操縦士が尾翼にぶつかって困った事がよくあったそうですが、
脱出の際にキャノピーや震電のプロペラのように尾翼を吹き飛ばす事は出来なかったのですか?
それとも実際に行っていたのでしょうか?
戦闘機にはあまり詳しくないので宜しければ回答お願いします。

脱出するような安定性が失われた状態もしくは、維持できないと予測される状況で
尾翼を吹き飛ばすと脱出するまもなく、操縦不能になり、脱出不能になる可能性が
高いからです。
(489a:321)
炎上して一刻も早く脱出したいのにキャノピーが開かないなんて事も多かった。
スピットファイアの乗降ドアに脱出時の破壊用の斧があるのは有名な話
爆撃機や攻撃機だと狭い脱出口から全員が脱出するのは不可能で大概は
機体の道連れになった。(これは今の大型機もパイ、コパイ以外は同様の扱い)
それに比べりゃ脱出してから機体に当たる事を心配するして対策するのは
バランスを欠くと思うが…
主翼上を外翼側に走れ、とか背面飛行から脱出しろとかの対策はあったが
緊急時のパイの実施度合いと実効があったかは不明
(489a:323)

「震電」について、「あの機体形状で空冷星型エンジンじゃ絶対にエンジンが冷えない」
と言う考察をよく見かけますが(489a:134)}

かの有名な「震電」について、「あの機体形状で空冷星型エンジンじゃ絶対にエンジンが冷えない」
と言う考察をよく見かけます。

まず、これは正しいでしょうか?

そして、空冷星型ではダメなら、エンジンを液冷のものに換装する事は可能であったんでしょうか?

「あの機体形状で」というのはエンジンを機体後部に搭載したってことではなく
胴体側面に斜めに切ったインレットを設けたことを指す
境界層により流入量が不足した
試験結果を受けて量産型では斜めカットは止める構想だったが、境界層分離板をつけなければ問題は解決しなかったろう
(489a:182)
上、正しい。
下、換装は可能でも、実際に換装できるエンジンがない。
  日本の高馬力液冷エンジン使用機の扱いみればわかるとおり。
(489a:138)
プレッシャー式がエンジン冷却の難易度が高いのは事実で空冷エンジンが前につけることを前提としたエンジンなのも事実
だけど、難しいのと不可能なのは違うよね。
ジェット機でもないのに空気取り入れ口がついてるのは間違いなく冷却のためだし、
努力はしてたと思う。

結局は実機を飛ばすか、高級なシミュレーションしてみないとわからない。

液冷は飛燕のエンジンをまともに作れず空冷に交換したほうが性能が良かったことから察してください。
(489a:142:モッティ ◆uSDglizB3o)

F-86やMiG-15などの戦闘機はジェット戦闘機の第一世代と呼ばれていますが、
Me262、Go229、橘花、火龍などのそれ以前に開発された戦闘機は第何世代なのでしょうか?(486:23)

他には、Me163、秋水、桜花などの非ジェット戦闘機はこれらとは全く関係が無いとの認識でよろしいですか?

火龍は実機が無いし、ホルテンも飛んでない。
橘花も特殊攻撃機であって戦闘機では無い。

Me262については朝鮮戦争でも活躍したミーティアやバンパイア、P80と一応同期って
事になるから第一世代でいいと思う。
(というか超音速以前のジェット戦闘機はほとんど第一世代じゃないか?)
(486:29)
黎明期のジェット戦闘機もしくは、WW2世代のジェット戦闘機。
コメートや秋水はロケット戦闘機と分類。
(486:30)

戦闘機の1,000馬力とクルマの1,000馬力では、意味合いがまったく違うのですか? (482:713)

初期型の零戦のエンジンは1,000馬力で時速500キロ、
スカイラインGT-Rもエンジンやコンピュータをフルチューンすれば、
1,000馬力近くまで引き上げることが可能ですが、
戦闘機の1,000馬力とクルマの1,000馬力では、意味合いがまったく違うのですか?

日産のVG30をチューンして1000馬力級のエンジンをでっちあげ、米でレーサーを作ったことがあったが
まともに飛べなかった
整備さえうまくいけば素晴らしい性能を叩きだしたらしい
つまり、数値に嘘はないがモノはまったく別ってこと
基本的に自動車用エンジンは小排気量であり回転で馬力を稼ぐので、低回転で大トルクを要求される航空機用には向かない

ついでながら過去、ポルシェやホンダが航空機用レシプロエンジンに手をだしたが
両社ともこの違いが理解できず「小排気量高回転大馬力で省燃費」を歌い文句にして見事失敗
(482:716,717)

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最終更新:2008年10月07日 23:10
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