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「空自」(2008/09/22 (月) 22:40:37) の最新版変更点
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#CONTENTS
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**どうして自衛隊はC1輸送機を空中給油機に改造しないの?(486:275)
3年後から退役が始まる老朽機をわざわざ改造しても無駄だから。
#right(){(486:276)}
KC-767を買ったほうが安いし、確実だから。
#right(){(486:277)}
C-1みたいに小型でペイロードが小さく、航続距離の短い飛行機に空中給油任務が務まるわけがない。
#right(){(486:289)}
既存機改修だと、客室床下貨物室を油槽に充てられる旅客機の方が
遥かに改装が楽。
#right(){(486:292)}
**F-15Jの耐用年度満了による退役はいつごろから始まるのでしょうか?(486:200)
>またF-15Jの「近代化改修」とは耐用年度の延長もやってたりするんでしょうか?
F-15を8000飛行時間以下で退役させるのは、財務省が許してくれそうも無い。
http://www.fas.org/man/dod-101/sys/ac/f-15.htm
耐用飛行時間8000時間、年間飛行時間200時間とすると40年は使える。
#right(){(486:202)}
**航空自衛隊の基地が新田原にあるそうですが、&br()何故、日本語読みの、「しんたはら」や「にいたはら」ではなく、&br()英語読みの、「Newたばる」なのでしょうか?(486:178)
「にゅう」は新の読み方の「にい」が訛ったものみたいです。
英語じゃないです
#right(){(486:180)}
新 の読みの一つである「にい」「にぃ」の変化形。
発音的には「にゅう」よりは「にゅぃぅ」が近い
#right(){(486:182)}
**領空侵犯機に対し警告を行う際、呼びかけは英語で行うのですか?その他の言語でのマニュアルもありますか?
空自のスクランブルの際には、応答の呼びかけの際にアンチョコを見るそうです。
それには、カタカナで各国語の呼びかけが書かれています。
#right(){(眠い人 ◆gQikaJHtf2)}
**領空侵犯機が自衛隊機にミサイル発射してきた場合、自衛隊機はなんか許可みたいなのがないと反撃もできないんですか?
自分に向かってAAMなどを撃ってきた場合は刑法の正当防衛の法理が当て嵌まると考えられ、反撃は合法。
だが核ASMを、例えば皇居に向けて発射したりしようとしてるのを阻止するのは命令がない限り違法。
この場合、命令した司令官は殺人罪に問われる可能性が残っている。
#right(){(初心者スレ478:322)}
反撃の許可を与えることの出来る人はいません。
たとえ最高司令官である総理大臣でも、領侵機に対する攻撃許可は出せません。
しかし、なにも出来ないわけではないと思われます。
思われますと書いたのは、今だ裁判で争われたことがなく、判例がないためにはっきりとした見解が固まっていないということです。
領空侵犯に対する措置は、自衛隊法84条で次の通りに定められています。
(領空侵犯に対する措置)
第八十四条 防衛大臣は、外国の航空機が国際法規又は航空法 (昭和二十七年法律第二百三十一号)その他の法令の規定に違反してわが国の領域の上空に侵入したときは、自衛隊の部隊に対し、これを着陸させ、又はわが国の領域の上空から退去させるため必要な措置を講じさせることができる。
この84条では、領侵機に対する攻撃については書かれていないため、航空機に限らず自衛官一般に定められている権限、自衛隊法95条の武器等の防護のための武器の使用しか適用できる権限がありません。
(武器等の防護のための武器の使用)
第九十五条 自衛官は、自衛隊の武器、弾薬、火薬、船舶、航空機、車両、有線電気通信設備、無線設備又は液体燃料を職務上警護するに当たり、人又は武器、弾薬、火薬、船舶、航空機、車両、有線電気通信設備、無線設備若しくは液体燃料を防護するため必要であると認める相当の理由がある場合には、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器を使用することができる。ただし、刑法第三十六条 又は第三十七条 に該当する場合のほか、人に危害を与えてはならない。
というわけで、反撃するためには刑法36条(正当防衛)または37条(緊急避難)に該当する場合のみということになります。
#right(){(初心者スレ478:412)}
**航空自衛隊でF-15の導入が検討された時期、F-14の売り込みもあったようですが日本にF-16の売込みがかけられたことはなかったのでしょうか?(479:724)
第三次F-Xの当初の候補機はF-14、F-15、F-16、YF-17、トーネードIDS、ミラージュF1、
J37ヴィゲンの7機種、欧州機三機種と米軍でも制式化されていなかったYF-17が先に
脱落し、F-14、F-15、F-16に絞られたが、F-16は当時はまだ中距離AAM(AIM-7
スパロー)の運用能力や夜間/全天候戦闘能力を持たない軽戦のため脱落した。
#right(){(479:726)}
**自衛隊機のスクランブルでは視認を前提にするため短距離ミサイルしかつんでないと聞きましたが本当ですか?(481:679)
>もし中距離ミサイルを積んで離陸したら殺人未遂になるのでしょうか?
>またアメリカやロシア、中国や朝鮮のスクランブル機の装備についても教えてください
1995年ごろからスパローも積んでいる
#right(){(481:681)}
あくまで平時の国境侵犯に対するスクランブルなので、
たまたま無線や計器が故障したりして応答・針路変更不可な民間機とかだったりすると不味いしね。
有事になってる場合の対応とは別なので。
ま、別に殺人未遂にはならないかもしれないが、基地指令か隊指令(積むとして、彼らが中距離
ミサイルを積むよう指示しない限り積まないはず)が服務規程違反か何かに問われることはありそう。
#right(){(481:685)}
米は一般に軽装備なことが多い
AIM-120を2発のみとかね
北朝鮮や中国はソ連式に赤外線誘導型とレーダーホーミング型各一発が一般的
でも実例では体当たり戦術が主流みたいだな
#right(){(481:687)}
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#CONTENTS
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**AAM-4を運用できるF15って現状全部で何機ぐらいになるんですか?(487:740)
去年までに改造済み8機で今年20機ぐらい予算が認められるつくんじゃないかと言われてる
みたいなことをVIPで5回ぐらい書いた
#right(){(487:743)}
**F15の近代改修可40機で終わりなの?&br()100機じゃなかったのか?(487:514)
>防衛省、F15改修費を来年度予算で要求…FX選定遅れでhttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080727-OYT1T00748.htm
簡単に説明すると、お金がない。
数年前は100機の見込みもあったが、年々予算が縮小&他にも
お金のかかるものが増えてゆくのが主な理由で、これはF15の改修に
限った話ではない。 自衛隊の装備品の多くが似た状態にある。
#right(){(487:520)}
**どうして自衛隊はC1輸送機を空中給油機に改造しないの?(486:275)
3年後から退役が始まる老朽機をわざわざ改造しても無駄だから。
#right(){(486:276)}
KC-767を買ったほうが安いし、確実だから。
#right(){(486:277)}
C-1みたいに小型でペイロードが小さく、航続距離の短い飛行機に空中給油任務が務まるわけがない。
#right(){(486:289)}
既存機改修だと、客室床下貨物室を油槽に充てられる旅客機の方が
遥かに改装が楽。
#right(){(486:292)}
**F-15Jの耐用年度満了による退役はいつごろから始まるのでしょうか?(486:200)
>またF-15Jの「近代化改修」とは耐用年度の延長もやってたりするんでしょうか?
F-15を8000飛行時間以下で退役させるのは、財務省が許してくれそうも無い。
http://www.fas.org/man/dod-101/sys/ac/f-15.htm
耐用飛行時間8000時間、年間飛行時間200時間とすると40年は使える。
#right(){(486:202)}
**航空自衛隊の基地が新田原にあるそうですが、&br()何故、日本語読みの、「しんたはら」や「にいたはら」ではなく、&br()英語読みの、「Newたばる」なのでしょうか?(486:178)
「にゅう」は新の読み方の「にい」が訛ったものみたいです。
英語じゃないです
#right(){(486:180)}
新 の読みの一つである「にい」「にぃ」の変化形。
発音的には「にゅう」よりは「にゅぃぅ」が近い
#right(){(486:182)}
**領空侵犯機に対し警告を行う際、呼びかけは英語で行うのですか?その他の言語でのマニュアルもありますか?
空自のスクランブルの際には、応答の呼びかけの際にアンチョコを見るそうです。
それには、カタカナで各国語の呼びかけが書かれています。
#right(){(眠い人 ◆gQikaJHtf2)}
**領空侵犯機が自衛隊機にミサイル発射してきた場合、自衛隊機はなんか許可みたいなのがないと反撃もできないんですか?
自分に向かってAAMなどを撃ってきた場合は刑法の正当防衛の法理が当て嵌まると考えられ、反撃は合法。
だが核ASMを、例えば皇居に向けて発射したりしようとしてるのを阻止するのは命令がない限り違法。
この場合、命令した司令官は殺人罪に問われる可能性が残っている。
#right(){(初心者スレ478:322)}
反撃の許可を与えることの出来る人はいません。
たとえ最高司令官である総理大臣でも、領侵機に対する攻撃許可は出せません。
しかし、なにも出来ないわけではないと思われます。
思われますと書いたのは、今だ裁判で争われたことがなく、判例がないためにはっきりとした見解が固まっていないということです。
領空侵犯に対する措置は、自衛隊法84条で次の通りに定められています。
(領空侵犯に対する措置)
第八十四条 防衛大臣は、外国の航空機が国際法規又は航空法 (昭和二十七年法律第二百三十一号)その他の法令の規定に違反してわが国の領域の上空に侵入したときは、自衛隊の部隊に対し、これを着陸させ、又はわが国の領域の上空から退去させるため必要な措置を講じさせることができる。
この84条では、領侵機に対する攻撃については書かれていないため、航空機に限らず自衛官一般に定められている権限、自衛隊法95条の武器等の防護のための武器の使用しか適用できる権限がありません。
(武器等の防護のための武器の使用)
第九十五条 自衛官は、自衛隊の武器、弾薬、火薬、船舶、航空機、車両、有線電気通信設備、無線設備又は液体燃料を職務上警護するに当たり、人又は武器、弾薬、火薬、船舶、航空機、車両、有線電気通信設備、無線設備若しくは液体燃料を防護するため必要であると認める相当の理由がある場合には、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で武器を使用することができる。ただし、刑法第三十六条 又は第三十七条 に該当する場合のほか、人に危害を与えてはならない。
というわけで、反撃するためには刑法36条(正当防衛)または37条(緊急避難)に該当する場合のみということになります。
#right(){(初心者スレ478:412)}
**航空自衛隊でF-15の導入が検討された時期、F-14の売り込みもあったようですが日本にF-16の売込みがかけられたことはなかったのでしょうか?(479:724)
第三次F-Xの当初の候補機はF-14、F-15、F-16、YF-17、トーネードIDS、ミラージュF1、
J37ヴィゲンの7機種、欧州機三機種と米軍でも制式化されていなかったYF-17が先に
脱落し、F-14、F-15、F-16に絞られたが、F-16は当時はまだ中距離AAM(AIM-7
スパロー)の運用能力や夜間/全天候戦闘能力を持たない軽戦のため脱落した。
#right(){(479:726)}
**自衛隊機のスクランブルでは視認を前提にするため短距離ミサイルしかつんでないと聞きましたが本当ですか?(481:679)
>もし中距離ミサイルを積んで離陸したら殺人未遂になるのでしょうか?
>またアメリカやロシア、中国や朝鮮のスクランブル機の装備についても教えてください
1995年ごろからスパローも積んでいる
#right(){(481:681)}
あくまで平時の国境侵犯に対するスクランブルなので、
たまたま無線や計器が故障したりして応答・針路変更不可な民間機とかだったりすると不味いしね。
有事になってる場合の対応とは別なので。
ま、別に殺人未遂にはならないかもしれないが、基地指令か隊指令(積むとして、彼らが中距離
ミサイルを積むよう指示しない限り積まないはず)が服務規程違反か何かに問われることはありそう。
#right(){(481:685)}
米は一般に軽装備なことが多い
AIM-120を2発のみとかね
北朝鮮や中国はソ連式に赤外線誘導型とレーダーホーミング型各一発が一般的
でも実例では体当たり戦術が主流みたいだな
#right(){(481:687)}
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