※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。


防御


SS

□投稿者/ 若月宋一郎 -(2007/06/16(Sat) 11:24:15)
http://http 「黒オーマ、ここまでのものとは……あーくそう、だから筋肉バカは嫌いなんです!」
「はてない国人がそんなこと言っても説得力がありませんよ」

 圧されている。圧倒はされていない。だが、無数の剣は確実に、装甲の隙間を、いやともすれば、装甲もろともこちらを両断しようと襲ってくる。
 なんて連中だ。非常識だ。ソック○の仲間に違いない。
 風紀委員にとって最も忌むべき名を出すほどに、敵の攻撃は非常識だった。
 これが歩兵か、これが騎兵か。味方にあれば心強く、敵にあれば最強最悪。

「いや、しかこの機体でなかったら、と考えると恐ろしいですよ。この機体、本当に堅い」
 祐輝が、ダメージチェックを必死で行いながら、呟いた。
「ふふん、当たり前でしょう。伏見の皆さんがその粋とか技術とかその他諸々を込めて、作り上げた機体ですよ。この装甲がそうそう簡単に壊れるものですか」
「いやその通りですが……なんで若月さんが威張るのですか」
「自己暗示ですっ! なんでこんなに重いのー避けられないー」
 ゴールデンという大型機体を扱ったことがあるメンバーにとっても、この機体の取り回しは初めて経験するものである。
 何より、高速で相手を振り切る、という防御に慣れた(慣れざるを得なかったとも言う)帝國I=D乗りにとっては、装甲をメインに戦うのは、決して慣れたことではない。
「敵の攻撃には中心があります。それを受け流して、あとは適当に弾を……弾はダメですか? じゃあ左の腕で薙ぎ払ってくださいー」
 月空のサポートを受けて、何人かの攻撃をはじき飛ばす。だが堪えた様子もなく、敵は再突撃をしてくる。
「ごめん月空さんコントロール回すからやって! 凌ぐだけで手一杯なんですよー」
「じゃーダメージチェックとかやってくださいよう」
「無理だー!」

 心の空隙をついた、一瞬のホワイトアウト。
 脳が処理限界を超えて、意識が飛ぶ。
「若月さん、前ですー」
 月空の声に、若月は我に返った。本のコンマ1秒程度のトリップ。この戦闘の中では致命傷になりかねない。
 心に絶望が満ちる。目を瞑らなかったのは、無駄な経験のなせる業か。

 重い、打撃音。
 黒い鎧姿が数名、横から飛んできた「何か」に吹き飛ばされて、飛んでいった。
「ふぬけたか?」
 エイジャ兄。3人の命と機体を救ったのは彼の、戦車砲より重い一撃であった。ランスを浴びてもぴんぴんしている黒い騎士達が、あっさりと昏倒していた。
 小笠原で、見たその横顔は、それまで風紀として苦手としていた「脱ぐ男」ではなく、弱い者を守り、傷を治す強さをもった“漢”のもの。
 若月には、判らない、素晴らしき“バカ”の顔。
「すいません……我を忘れました」
 答えはなく、しかし軽く手を上げながら。エイジャは再び戦いの中に突っ込んでいった。

ロールプレイ(事前)

琴美:「ぽち姫をお守りする為に在る私達に、そんな攻撃がきくものか!」
琴美:「騎士の本分は守りにある。狙う相手が悪かったですね!」
若月宋一郎:「ここで退くのは騎士の名折れ、というものですよ!」
若月宋一郎:「私たちはあの日、誓ったのです。姫と藩王の力になると。だから……折れるわけにはいかないのですよ!」
若月宋一郎:「王女が盾となるがになし騎士の勤め、その守り、容易に貫けると思わないことですね」
若月宋一郎:「黒オーマの戦い方には、これでも少しは見慣れているもので」
になし:「ニューワールドで屈指の防御を誇る我々にとって、この程度の攻撃など。」
になし:「お姉さまの心を守る事にくらべたら、なんとも簡単だっ!」
月空:「私は耐える事と待つ事は得意なんです」
月空:「耐えるだけでいいならいくらだって耐えてみせますよ」

応援(事前)

九重 千景:「敵の方が多いですよー囲まれないように気をつけてー」
若月宋一郎:「全員藩王を守れー、騎士の国の誇りにかけて、負けるな!」
若月宋一郎:「歩兵白兵には気をつけるのです、寄せ付けないで下さい!」
芒:防御:「うちの騎士はエイジャ様のご教授を受けているんです!黒の技など恐れるに足りません!」
アイビス:防御:「ここはなにがなんでも、耐えるんです!」