信愛なるになし藩国民の皆様へ
藩国首脳部より声明を発表させていただきます。

先日藩国内にて被害のあった情報スパイの件をうけ、このたびになし藩国は情報の取り扱いマニュアルを以下のように策定いたします。


  • 情報セキュリティについて

藩国にて取り扱う情報のうち、厳重な取り扱いが必要な物について、機密情報指定を設ける。
藩国の軍事情報一般、及び聯合他国から供与された技術については、原則として特に高度な機密情報指定を与えるものとする。
機密情報を登録・閲覧できる端末は、その機密情報レベルに応じ、一部の端末に局限する。
機密情報のアップデートは、ネットワークを介した自動更新ではなく、手動更新にて行う。 また、その際のメディア運搬・取り扱いにおいても格段の注意を払う。
最高機密情報については、ネットワークに接続されないスタンドアローンな機器に限定する。
任命された責任者以外の利用に際しては書類申請を必ず必要とするものである。


  • 警備システムについて
他国の機密情報も扱う案件につき端末のみの設置された部屋を用意し、監視カメラでの常時警戒体制を取るものとする。
プロテクトについてはまず藩国警備の騎士たちに身体検査を受けたうえで、
入室の際に認証として随時更新されるぽち皇帝カルトクイズランダム10問(総数300問)に回答したうえでの
立ち会い担当者3名の入力によるパスコード制とする。尚お手付きありの時間制限付。
時間内でのパスの解除失敗、また挙動不審な人物が利用した際にはその時点でPC内のデータは破棄され、警報・警備システムが起動される形とする。
必要なデータおよびメモリ等の持ち込みは予め書類で申請されたもののみを受け付ける。
入室に関しては常に一名のみとする。

  • 責任者および取り扱い従事者について
取り扱い従事者については政庁に勤務するものより事前の身元確認などの上、藩王、または摂政より秘密裏に複数名任命する。
担当従事者については従事期間、および就業内容についての口外などを硬く禁じる。
また、勤務期間については一定期間従事ののちの交代制とする。
交代後、皇帝カルトクイズ及び各員パスコードの適宜更新を行う。

  • データ破損の事態などについて
端末の急な破損やデータ破損の際のバックアップ・メモリ等は最終的な責任者として摂政のみがもつものとする。

摂政 瑠璃
最終更新:2010年06月24日 01:28