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アイドレス「になし国国民」(職業)
L:になし国国民 = {
t:名称 = になし国国民(職業)
t:要点 = ぽちのプロマイド,赤毛,強そうな瞳
t:周辺環境 = になし藩国
[[はてない国人>http://www.emerald.rm.st/ninashi/Yggdrasill/index.html#Ygg1]]
[[騎士>http://www.emerald.rm.st/ninashi/Yggdrasill/job.html#knight]]
[[黒騎士>http://www33.atwiki.jp/areb/67.html]]
それぞれから要点継承しています。
はてない国人+犬妖精+騎士+黒騎士を置き換え、
はてない国人+になし国国民+騎士+黒騎士へ
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**になし藩国戦史より、序文
母親が自分の子を愛するようにその体を心配し、父親が自分の子を誇るようにその行いを語る。
になし藩国民とはそういう民である。
ほかの誰があの人を気にかけるより早く、思う気持ちは誰に関わらず決して負けない。
相手が皇帝だろうと、それが子供でも老人でも確実に口にして憚らない。
になし藩国民とはそういう民である。
何のことはない
ただ彼らはあのおてんばな人が好きなだけである。
あの人が国を駆け回ったその日を忘れることなく、ただ笑った思い出をしり、語るのであった。
になし藩国。ぽちによって立つ赤く燃える髪の国。
その根本はただ、好きだと言う原始的な思いであった。
#ref(ninasikokumin2.5.jpg)
になし藩国という国がある。ただぽちが好きだという国是によりなる国である。もっとも、そうなったのはごく最近の事ではあるが、今は置く。
かつてはただ領土があるのみの、なんら変哲のない国であった。
その運命が変わったのはすなわち、あのになし藩国炎上である。
運命示すイクドラシルが伸びて定めるのはやはり運命であったといえよう。
この時よりになし藩国はただのぽち姫ファンをやめた。
全ての民はその瞳に赤熱するが如き意志を宿し、その髪は燃え上がるような赤を宿すようになったと、当時の学者は記している。
(文 Areb)
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**~になし藩国・戦いの歴史より~
***になし藩国とコパイロット
になし藩国の戦いの歴史は、I=Dと騎士の戦いの歴史でもある。
歩兵が必要な時は騎士として、I=Dが必要な時はそれらのパイロットおよびコパイとして、
になし藩国民はその責務を全うしてきた。
その戦いの歴史の中で常に重要視されてきたのはコパイロットとしての騎士である。
パイロット+コパイ騎士×2の構成が戦力として有用である、というのは元より、国の気質が大いに影響されている。
要するに「自分が主役でどうこうよりも、脇役として誰かを支えたい」と思う者が多いのであった。
勿論その『誰か』に当て嵌まる人物がヒロイックなら言う事なし。
になしの民にとってヒロイックとは大概の場合ぽち姫そのものであり、故に全ての国民は王女の力になる事こそを一義とする。
例え、あのおてんば姫が「がるる」した相手が、オーマだろうが、なりそこないだろうが、それ以上のものであろうが。
例え、あの無謀な姫を、共和国が見放し、帝国が見捨て、全ての世界が見限ろうと。
それでも、になしの民はぽち姫の力になりたいのだ。
あの正義感の塊の彼女が許せないものを見つけ、先陣切って突き進むのならば、
になしの技術陣は総力を上げて王女のゴールデンを仕上げ、
になしの兵は姫に負けじとI=Dを駆り、
になしの多くの民は歓声をもってぽちの武運を祈る。
そして、になしの騎士は、
常に彼女の傍には彼女を慕う者が居る事を示すように、
遠い空の下、そこには居られない多くの者の代理として、
姫と共にゴールデンを駆るのだ。
故に、になし藩国民はコパイロットを尊ぶ。
誰かを支え、誰かを守るときに最大の力を発揮する。
そうありたいと願い、そう生きる民の国がになし藩国であった。
ここでは、比較的地味な役割であるコパイの戦歴の中から、
特に大きな役割を担った二つの戦いについて記そうと思う。
***22407002 後ほねっこ領奪還戦
この日、コールドスリープから目覚めたぽち王女と共に、
帝國共和国合同で編成された部隊が後ほねっこ領にいた。
白オーマのアラダ達によって占拠されたこの地を奪還する為である。
まず偵察部隊を出し、持ち帰った情報を元に本隊が動く手はずだった。
その報は突然訪れた。
偵察部隊として出した二部隊の内一部隊が全滅。
もう一部隊が救助を求めている、と。
偵察部隊救出の為、急遽編成された王家仕様トモエリバーのコ・パイロットに、下丁と玲瓏堂が選ばれた。
本隊にも偵察部隊にも編成されていなかった為であった。
「月空さん達の偵察部隊がピンチらしいです」
「そうみたいだな」
「こちらにある戦力はトモエリバー一機。敵は何でもアラダが1000居るとか」
「絶望的、と言う奴だな」
「何、我らの王女が見ておられるのです。絶望など無いも同じですよ」
「うむ、そうだな。それに、こちらにも白にして秩序殿がいる。やれるだけやるか」
「はい。行きましょう、下丁さん」
たった一機だけで、彼らは1万2千以上ものアラダ達がひしめく戦場へと向かった。
トモエリバーは帝国最大の駄作と言われてきた。
ただ、圧倒的に優れている所もあった。ARが18と高かったのだった。
これの意味する所は、敵が動く前に動く事が出来る、である。
結果として、偵察部隊が全滅する前に現れて敵を撃破。
全滅をなかった事にすると言う離れ業をやってのけた。
その後も彼らの乗るトモエリバーは持てる弾のすべてを撃ちつくすまで戦い、
作戦の中で大きな戦果を挙げた。
***10408002 プリンセスハートガードの初陣
禁断の技術に手をつけた者が暴走を始めた事が発端となり、その影響を受けて
各地に「なりそこない」と呼ばれる敵が出現。世界を崩壊させ始めていた。
レムーリアの空の下、発掘兵器「ファーヴニル」のコ・パイロットスペースに、イタと月空が乗っている。
この地には1万を数える「なりそこない」がいた。先発している暁の円卓別働隊を探しつつ、
本隊をなりそこない部隊の最深部へと送り届ける事になっていた。
「毎度の事ながらすごい戦力差ですね、イタさん」
「戦力の差など、大した問題ではありませんわ」
「…そうですね。私が助けられた時もそうでした」
「ええ。どれだけの数が来ようと、この子はそう簡単にやられはしません」
「ファヴさんすごいですね」
「そうですとも。わたくし達が手塩にかけた子ですから」
「パイロットよりコパイ両名へ、出撃準備よろし?」
「いつでも」
「勿論ですわ」
「了解。ファーヴニル、出撃します」
レムーリアでは銃火器などが使えないと言う制約があった。
世界によって文明発達の度合いが異なる為である。
だがファーヴニルはそんな制約をものともせずに空を駆けた。
敵陣を偵察し、ただ一機先行して白兵を行い、全部隊合流後も休む事無く敵陣へと切り込んだ。
やがて敵の布陣に穴が開き、本隊は無事なりそこない達の最深部へとたどり着いた。
この戦いでファーヴニルの果たした役割はとても大きな物だったと言えるだろう。
(文 月空)
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アイドレス「になし国国民」(職業)
L:になし国国民 = {
t:名称 = になし国国民(職業)
t:要点 = ぽちのプロマイド,赤毛,竜への憎しみに燃える瞳
t:周辺環境 = になし藩国
t:評価 = 体格3,筋力2,耐久力4,外見3,敏捷3,器用2,感覚2,知識0,幸運2
t:特殊 = {
*になし国国民の職業カテゴリ = 特別職業アイドレスとして扱う。
*になし国国民は、ぽちを守るとき、もしくは竜と戦う時に+3の修正を得る。
*になし国国民は同調判定を行う際に+8の修正を得る。
}
t:→次のアイドレス = 竜狩り?(職業),テロ組織”ぽちの怒り”?(強制イベント),商店街?(施設),巨大地下迷宮?(イベント)
}
[[はてない国人>http://www.emerald.rm.st/ninashi/Yggdrasill/index.html#Ygg1]]
[[騎士>http://www.emerald.rm.st/ninashi/Yggdrasill/job.html#knight]]
[[黒騎士>http://www33.atwiki.jp/areb/67.html]]
それぞれから要点継承しています。
はてない国人+犬妖精+騎士+黒騎士を置き換え、
はてない国人+になし国国民+騎士+黒騎士へ
----
**になし藩国戦史より、序文
母親が自分の子を愛するようにその体を心配し、父親が自分の子を誇るようにその行いを語る。
になし藩国民とはそういう民である。
ほかの誰があの人を気にかけるより早く、思う気持ちは誰に関わらず決して負けない。
相手が皇帝だろうと、それが子供でも老人でも確実に口にして憚らない。
になし藩国民とはそういう民である。
何のことはない
ただ彼らはあのおてんばな人が好きなだけである。
あの人が国を駆け回ったその日を忘れることなく、ただ笑った思い出をしり、語るのであった。
になし藩国。ぽちによって立つ赤く燃える髪の国。
その根本はただ、好きだと言う原始的な思いであった。
#ref(ninasikokumin2.5.jpg)
になし藩国という国がある。ただぽちが好きだという国是によりなる国である。もっとも、そうなったのはごく最近の事ではあるが、今は置く。
かつてはただ領土があるのみの、なんら変哲のない国であった。
その運命が変わったのはすなわち、あのになし藩国炎上である。
運命示すイクドラシルが伸びて定めるのはやはり運命であったといえよう。
この時よりになし藩国はただのぽち姫ファンをやめた。
全ての民はその瞳に赤熱するが如き意志を宿し、その髪は燃え上がるような赤を宿すようになったと、当時の学者は記している。
(文 Areb)
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**~になし藩国・戦いの歴史より~
***になし藩国とコパイロット
になし藩国の戦いの歴史は、I=Dと騎士の戦いの歴史でもある。
歩兵が必要な時は騎士として、I=Dが必要な時はそれらのパイロットおよびコパイとして、
になし藩国民はその責務を全うしてきた。
その戦いの歴史の中で常に重要視されてきたのはコパイロットとしての騎士である。
パイロット+コパイ騎士×2の構成が戦力として有用である、というのは元より、国の気質が大いに影響されている。
要するに「自分が主役でどうこうよりも、脇役として誰かを支えたい」と思う者が多いのであった。
勿論その『誰か』に当て嵌まる人物がヒロイックなら言う事なし。
になしの民にとってヒロイックとは大概の場合ぽち姫そのものであり、故に全ての国民は王女の力になる事こそを一義とする。
例え、あのおてんば姫が「がるる」した相手が、オーマだろうが、なりそこないだろうが、それ以上のものであろうが。
例え、あの無謀な姫を、共和国が見放し、帝国が見捨て、全ての世界が見限ろうと。
それでも、になしの民はぽち姫の力になりたいのだ。
あの正義感の塊の彼女が許せないものを見つけ、先陣切って突き進むのならば、
になしの技術陣は総力を上げて王女のゴールデンを仕上げ、
になしの兵は姫に負けじとI=Dを駆り、
になしの多くの民は歓声をもってぽちの武運を祈る。
そして、になしの騎士は、
常に彼女の傍には彼女を慕う者が居る事を示すように、
遠い空の下、そこには居られない多くの者の代理として、
姫と共にゴールデンを駆るのだ。
故に、になし藩国民はコパイロットを尊ぶ。
誰かを支え、誰かを守るときに最大の力を発揮する。
そうありたいと願い、そう生きる民の国がになし藩国であった。
ここでは、比較的地味な役割であるコパイの戦歴の中から、
特に大きな役割を担った二つの戦いについて記そうと思う。
***22407002 後ほねっこ領奪還戦
この日、コールドスリープから目覚めたぽち王女と共に、
帝國共和国合同で編成された部隊が後ほねっこ領にいた。
白オーマのアラダ達によって占拠されたこの地を奪還する為である。
まず偵察部隊を出し、持ち帰った情報を元に本隊が動く手はずだった。
その報は突然訪れた。
偵察部隊として出した二部隊の内一部隊が全滅。
もう一部隊が救助を求めている、と。
偵察部隊救出の為、急遽編成された王家仕様トモエリバーのコ・パイロットに、下丁と玲瓏堂が選ばれた。
本隊にも偵察部隊にも編成されていなかった為であった。
「月空さん達の偵察部隊がピンチらしいです」
「そうみたいだな」
「こちらにある戦力はトモエリバー一機。敵は何でもアラダが1000居るとか」
「絶望的、と言う奴だな」
「何、我らの王女が見ておられるのです。絶望など無いも同じですよ」
「うむ、そうだな。それに、こちらにも白にして秩序殿がいる。やれるだけやるか」
「はい。行きましょう、下丁さん」
たった一機だけで、彼らは1万2千以上ものアラダ達がひしめく戦場へと向かった。
トモエリバーは帝国最大の駄作と言われてきた。
ただ、圧倒的に優れている所もあった。ARが18と高かったのだった。
これの意味する所は、敵が動く前に動く事が出来る、である。
結果として、偵察部隊が全滅する前に現れて敵を撃破。
全滅をなかった事にすると言う離れ業をやってのけた。
その後も彼らの乗るトモエリバーは持てる弾のすべてを撃ちつくすまで戦い、
作戦の中で大きな戦果を挙げた。
***10408002 プリンセスハートガードの初陣
禁断の技術に手をつけた者が暴走を始めた事が発端となり、その影響を受けて
各地に「なりそこない」と呼ばれる敵が出現。世界を崩壊させ始めていた。
レムーリアの空の下、発掘兵器「ファーヴニル」のコ・パイロットスペースに、イタと月空が乗っている。
この地には1万を数える「なりそこない」がいた。先発している暁の円卓別働隊を探しつつ、
本隊をなりそこない部隊の最深部へと送り届ける事になっていた。
「毎度の事ながらすごい戦力差ですね、イタさん」
「戦力の差など、大した問題ではありませんわ」
「…そうですね。私が助けられた時もそうでした」
「ええ。どれだけの数が来ようと、この子はそう簡単にやられはしません」
「ファヴさんすごいですね」
「そうですとも。わたくし達が手塩にかけた子ですから」
「パイロットよりコパイ両名へ、出撃準備よろし?」
「いつでも」
「勿論ですわ」
「了解。ファーヴニル、出撃します」
レムーリアでは銃火器などが使えないと言う制約があった。
世界によって文明発達の度合いが異なる為である。
だがファーヴニルはそんな制約をものともせずに空を駆けた。
敵陣を偵察し、ただ一機先行して白兵を行い、全部隊合流後も休む事無く敵陣へと切り込んだ。
やがて敵の布陣に穴が開き、本隊は無事なりそこない達の最深部へとたどり着いた。
この戦いでファーヴニルの果たした役割はとても大きな物だったと言えるだろう。
(文 月空)
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