突然のメールだった。
喜びと、苦悩と、それでも喜びがかなり大きい、そんなメールだった。
今年も、夏合宿は杉の宿さんにお世話になることが決定し、部員からなかなか返信がこないことにいらいらしつつも、いろいろやることがありそれを済ませていた。
大学の試験は7/30が最後で、杉の宿さんのほうに返信と送金も終え、あとは合宿参加保留組の参加是非を待つくらい。
要するに、部長としてはもう夏休みにすることはほとんどないという状態だった。
ところで、夏休みには東日本大会というものがある。東日本の代表校、あるいは春の大会の成績で選抜されたメンバーが出る大会である。
関東の選抜メンバーが発表され、当然自分は入っていなかった。自分の得点を計算してみると、0.5点足りない。
来年は、出場できるように頑張りたいな、などと思ってた。
で、冒頭に書いたメールが来た。
辞退者が出たので資格得ました、と。
- 出れるんだ。というか何人辞退したのだろう、5人くらいしてそうなのだが。
しかし、東日本の日程を見てみると、ちょっとだけだが合宿とかぶっている。
個人的にはすごくでてみたい大会である、来年出れる保証なんてどこにもないのだし。
部長として、しかし、合宿に全日程参加できないのは如何なものか。
しばらく迷って、自分で考えても答えは出ないので、主要メンバーと連絡をとる。
合宿途中参加になるけど東日本大会出ていいか?
みんな、賛成してくれた。出るなって言われたら諦めてたかはわからないけど、これで心置きなく出場できる。
とはいっても、関東選抜を見ても自分が一番弱いんじゃないかと思える。
団体戦で勝つのは他のメンバーにお任せして(ぇ)自分は強くなるために、何かを得られればいいかな、と思ってる。
(記・小川 2009/08/03)
最終更新:2009年08月09日 17:10