東日本大会 8月23日~27日


東日本学生将棋大会。北海道、東北、北信越と関東合わせた東日本学生将棋勢が結集した戦いとでもいうんでしょうか。

その中で関東選抜チームに私が選ばれる。2年前にも小川(当時部長)さんが選ばれていました。
良い意味で歴史は繰り返したのである。私はそれ以上の歴史を作り上げますが(笑

今回、震災の影響で東北での会場確保は困難ということで東京都足立区勤労福祉会館にて行われる。

10人の関東強豪勢。集まったその場で2チームにわかれる。私は選抜Ⅱチームの五将(一番下)として戦いに臨む。

 1日目
初戦は東北学院。多分東北代表校。初陣は自陣に生角や桂打ちでチェスっぽい玄人の指し回しで存分に力を出して快勝。
しかし浮かれすぎたのが裏目に出て2戦目新潟大でノーマル四間相手にまさかの完敗。はやくも全勝は消えた(笑

3戦目。幹事チームで女流の人と対戦。中盤で相手に疑問手が出て大きくリードしたが終盤で震える。でもなんとか勝ちきる。
1日目はチームの人と10秒将棋をやりすぎて体力を消耗し過ぎてしまった。省エネで行こうと意識。


 2日目
4戦目は北信越選抜と対戦。選抜校だから多分強い。予想通りすごい早指しで急所をどんどん攻めてくるっ。
勢いそのまま押し切られそうになったが踏ん張って長考して反撃して逆転勝ち。

5戦目。北海道選抜。3人しかいないらしく五将なので不戦勝に。うちのチームも一人どこいったのか戻ってこなくて変な感じになっていた。
チームはなんとか勝ったらしいが。副将のT田氏が鬼強だった。

6戦目。関東代表校、時のチーム法政大学と対戦。なぜか主力のM氏が抜けて五将に当て馬が来る。実はこの直後に青学新聞部から取材が来ることになっていたので、
個人的には願ったりの展開でしたが(笑
 順当に勝って、対局後には勝者の弁を交えながら取材に応じて2日目終了。対局中はシャッター音等、ご迷惑おかけしました。

 3日目
7戦目、東北選抜。ここも鬼門。相穴熊の堅め合いになるも、こちらの銀が遊んで東北チームの隣の人曰く「酷い形」で終盤に。
ひたすら攻めて攻めてなんとかごまかして勝てた。内容的にはこっちが完敗してもおかしくなかった。

8戦目、北海学園。序盤からいきなり乱戦に。竜も馬も作られてだいぶ悪いと悲観してたが実際は難しい形勢だったようで、加えて相手のポカもあって勝利。

9戦目、関東選抜Ⅰ。ここまで、関東選抜チームⅡは目下8連勝中で、Ⅰは取りこぼして1敗していた。勢いそのまま勝利するかに思えたが1-4であっさり大敗(なぜだおい)。
早大のM上氏と当たり疲労困憊の中、二転三転の大熱戦だったが、最後に金捨ての絶妙手でこちらに勝ちがあったが逃して惜敗(局後、乙○氏が指摘)

ということで関東選抜Ⅱチームは準優勝でしたとさ、ちゃんちゃん。


……まだ終わってません。その翌日今度は東日本大会個人戦がある。こちらは負けたら即死のトーナメント。抽選で初戦は関東勢以外と当たる。
で、7戦目の相手とまた当たりました。その時から嫌な予感がしたんですが。予想的中、負けました…。

しかも関東勢が初戦で結構消えてました。関東代表の皆さんの威厳もあるのであまり細かく言わないことにしておきます。
私は午前中で帰ったので誰が優勝したのかは分かりません。

こうして東日本大会は幕を閉じました。


さて、秋は個人戦、団体戦でまた切り換えである。
昨日の友は明日の敵。首を洗って待っておれぃ。


(記:彦坂 東日本大会後、自宅で黙々と将棋をしている昨今)
最終更新:2011年09月05日 16:09