天夜奇想譚

七夜 月

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キャラクター名:七夜 月

作者:扇

出展:蛇神と少女の幻想曲


1  名前
七夜 月

2  国籍 住所
日本 天夜市二丁目三番二十四号

3  種族
世界に偏在する蛇神伝説・信仰から発生した異形。
各地に散らばる蛇の属性を束ねている為、何かに特化していない代わりに多種多様な概念を扱うことができる。
しかし発生地点が南米であり、太陽神ケツァルクァコトルがベースである。
特筆する点として無数の人の恐れや敬いを核としてなり立っており、数少ない”神”属性を得た個体の一つ。
故に異形ではなく”神祖”。強力な個体である”真祖”を凌駕する、文字通りの天災的存在と言えよう。

4  容貌 容姿
本来  :八枚の光翼持つ大蛇
人間形態:20前後の優男で、顔に締まりがない三枚目。

5  社会的地位 職業 信仰する宗教
社会的地位:昔は違ったが、色々あって働かず趣味に生きるニート的存在。
信仰宗教 :己。だって神様だしと言う主張

6  性格 癖 ポリシー
常にフリーダムだが、ルールを守った上で好き放題しなければ駄目というポリシーの持ち主。
無制限の自由より、有る程度の制限がある方が面白いと考えている。
口癖は”だって余は神様だし”
かつて交わした約束を守り、緩い人間像を模倣している。

7  美点、悪点
美点 :どんな約束であれ、何が何でも守り抜く誠実さ
悪点 :蛇の属性から来る執念深さ

8  知性、知識 健康
知性 :高
知識 :広く深く様々に
健康 :発生より千年を超えて、未だ元気

9  趣味 特技 好物 嫌いなモノ
趣味 :日本文化
好物 :美食
嫌物 :無機物(味がないらしい) 

10 武器 武術 魔法 その他の能力 
固有能力:分子配列制御・太陽概念制御
汎用能力:概念創造
解説  :以前は分子制御能力を鳥が羽ばたくように無意識で使用していたが、暇にあかせて様々な分野を
     学んだ結果、意味を理解した上で制御可能になっている。
     また、必要に応じて能力を後付けできる概念創造能力を持ち、強力かつ汎用性のある能力をも併せ持つ。

11 口調 言語
言語:日本語、英語、他
口調:一人称『余』、二人称『ぬし』。

12 履歴 過去のトラウマ
世界を好き勝手に放浪した後、立ち寄った日本の自然を気に入って住み着く事に。
その後自分を崇める人間達が村を作った為、適当に相手をしながら過ごしていたのが1300年頃。
成すべき事、成さねばならぬ事を持たない月はペットと過ごす感覚で充実した生活を送っていたが、1500年に事件は起きた。起きてしまった。
旧知の異形に会う為に偶然村を離れていた月が戻ると、そこは生きる者の居ない炭化した世界。
仮にも情を移していた人間たちの死に逆上し、月は即座に復讐を決意した。
探査式で発見した退却中の武士の一団から、常より異端信仰とちょっかいを出してきた朝廷の仕業と判断。
すぐさま近隣の森ごと根こそぎ焼き払い、周囲の地形をけよとばかりに暴れたのだった。
その後は太陽光線を制御し、見過ごした人間も同罪と各地に大干ばつを起こしながら
人も魔も全てを滅ぼしつつ南下を続ける月だったが、暴虐の旅より一年を過ぎた頃、一人の娘に出会うことになる。
それは唯一人巫女と認めた退魔師の娘であり、対魔の修行の為運良く難を逃れた村の生き残り。
娘は言った。”もう十分です”と。
それは許しの言葉。神を名乗り、庇護すると決めた人々を守れなかった化け物への救いの言葉。
こうして蛇神は止まり、頭を冷やす意味と娘の願いにより自主的に天夜の山中に封印されたのだった。

13 家族構成
無から湧き出したため、同じ個体が存在しない完全なオリジナル。
現在は黒澄家に居候中であり、一応家の人間を眷属と認識しているようだ。

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