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796 :家庭教師寸劇1:2008/04/27(日) 01:19:41 0
「はじめまして。今日から君の家庭教師をさせていただくことになりましたアレルヤ・ハプティズムです」
「はじめまして。ティエリア・アーデです」
「ティエリア君かー。いい名前だね。じゃあ早速ですが、得意不得意を…」
「早速ですが、俺が先生から教わることなんて何一つあるとは思えません」
「え」
「が、ロックオンがせっかく雇ってくれた家庭教師なので、お引取いただくわけにもいかない」
「えっと……」
「俺は寝ます。先生は一時間半適当にお茶でも飲んでて下さい」
「ちょ、ちょっと!」
「おやすみなさい。……起こしたら撃つから」
「撃つの!?」

797 :家庭教師寸劇2:2008/04/27(日) 01:20:10 0
「すーすー」
「本当に寝ちゃった…」
『今すぐ鼻フックだアレルヤ』
「だめだよハレルヤ、だってこの子銃刀法なんのそのだよ」
『…つーか、これ男?』
「女の子じゃない?」
『にしちゃ声が』
「だねぇ」
『確かめようか』
「よし、ちょっと『手っ取り早く』ロックオンさんに『制服を』聞いてみる『パージしてみる』」
「おい」
『こら』
「すーすー」

798 :家庭教師寸劇3:2008/04/27(日) 01:20:38 0
「どうですかうちの子、可愛いでしょ」
「はい、…とても。優秀ですしね」
「そうなんだよー」
「ところでロックオンさん。僕は彼に何の教科を教えたら…」
「……」
「?」
「情操教育を……」
「情操教育?」
「お願いします……」

「この人も苦労してるんだねハレルヤ」
『性教育じゃなくて残念だったなアレルヤ』

799 :家庭教師寸劇4:2008/04/27(日) 01:20:59 0
「ティエリア君、こんにちは」
「アレルヤ先生、おやすみなさい」
「だめー!今日は授業するんです!寝ないで下さい!」
「放っておいてください。三流大学生に教わるようなことはないと何度言ったら」
「いいですかティエリア君、『寝たら襲うぞ!』」
「え?」
「え? あ、しま」

『……悪かった』
「君が初めて謝ってくれて嬉しいけど僕は憂鬱どころの騒ぎじゃない」
『俺の血を分けてやる!生きろアレルヤ!』
「傷口を舐めるなよハレルヤ、鉄臭いから」

800 :家庭教師寸劇5:2008/04/27(日) 01:21:29 0
「君の情操教育をロックオンさんから頼まれたんです。だからちゃんと授業を受けてください」
「ロックオンが……分かった」
「よろしい。それではテキストを開いて」
「……先生、テキストが犬のきもちに見えるのですが」
『何言ってんのこいつ、情操教育といえば犬のきもちだろ』
「そうですティエリア君、ではマルチーズのページを開いて」
「……」
「違う!それはポメラニアンだよティエリア!マルチーズはもっとかわいーっ!んだ!」
『そうそれそいつ!そのわんこ!』
「『マルチーズかわいーっ!』」

「ティエリア、新しい先生はどうだ?」
「マルチーズだ」

801 :家庭教師寸劇6:2008/04/27(日) 01:22:09 0
「ティエリア君、情操教育の最終的な到達地点を設定しようと思うんだけど、どうだろう」
『いいですね。それはとても合理的だ』
「君は恋をしたことがあるかい?」
『ありません』
「……それを、俺が教えてやる」
『そんなもの、教わる必要なんてありません』
「どうして? だめだよちゃんと…」
『過去形の恋なんて俺は知らない。けど、現在進行形なら』
「え……それって」
『今、俺、先生に恋を……』

『ほら交代だ!次アレルヤがティエリアの役な!』
「えー」