「……ティエリア、そうじろじろ見られると、その、すごく恥ずかしいんだけど…」
「黙れ。君はさっさと料理を作ればいいんだ」
「料理は作るけどさ、何で僕が裸エプロンなんかしてるの…?」
「黙れ。あの時の俺の気持ちを、君は理解するべきだからだ」
後日。ハプティズム夫妻宅のキッチンでは、大の男が裸エプロンで料理を作り、美しい妻がそれを後ろからニヤニヤと眺め続けているという異様な光景が繰り広げられていた。
(これって予想以上にすーすーするんだね…ティエリアもこんな感じだったのかな)
(…でも、ティエリアに見られてると思うと、なんだか)
(………あ、ヤバ、勃ってきた)
終わり。