アニメ「ソードアートオンライン」フェアリィ・ダンス編設定

このページでは、アニメ「ソードアートオンライン」フェアリィ・ダンス編についての設定についてまとめていきます。
多少のネタバレがあります。
加筆・修正・編集大歓迎。

用語は50音順に並んでいます。

*各用語は放送上、変更すべき点がでてくるため、設定内容を放送終了時点までに沿って、変更致します。


目次



ALfheim Online(アルヴヘイム・オンライン)

通称『ALO』。
SAO事件がまだ終わってない最中、その1年後に後継機「アミュスフィア」と同時に「レクト・プログレス」から発売されたVRMMORPG。
火妖精族(サラマンダー)、水妖精族(ウンディーネ)、風妖精族(シルフ)等9つの種族からアカウント、キャラクター作成時に1つ選ぶ(種族詳細はALO種族・組織を参照)。
ゲームの主な目的は各種族領外で別の種族と戦いつつ、他種族に先駆けて全ての中央にある「世界樹」の頂点とそこにあるといわれる伝説の<<空中都市>>を目指すこと。<<空中都市>>に最初に到達した種族は、そこに住まう高位種族である光妖精族<<アルフ>>と妖精王<<オベイロン>>により<<アルフ>>に生まれ変わる(種族転生)ことが出来き、滞空制限(後述)解除の恩恵を受ける。

このゲームの大きな人気の秘密は従来の「レベル制」を廃した「スキル制」であること。そして「空が飛べる」ということである。スキル制ならば初心者でも十分ゲームを楽しむことが出来、すぐに適応できる。さらにVR上で「空を飛ぶ」というのはこの上ない高揚感があり、全プレイヤーを魅了している。
ただし「滞空制限」が設けられており、数十分で背中の翅が使えなくなる。しかし<<アルフ>>に生まれ変われば「滞空制限解除」となり無限に空を飛ぶことが可能となる。
しかし飛ぶための翅は「現実の人間にないもの」であるため、大抵のプレイヤーは左手の「補助スティック」によって飛行する。翅を動かす訓練をして馴れればスティックなしの「随意飛行」も可能となる。

また他種族間であれば「PK推奨」仕様になっており、種族間抗争というのが前面に打ち出されている。
SAOになかった「魔法」が存在し、種族ごとに使える魔法の得手不得手がある。「魔法」を使用する際には「呪文(スペル)」を詠唱しなければならない。

戦闘においてはHPと魔力(マナ)があり、レベルがないので多少の伸び幅があるにしてもあまり延びない。そのため戦闘においては「累積ダメージ」によって他種族を倒せるかどうかが決まり、さらにそれは攻撃スピード、ヒット位置、スキル、によるもので先述したとおり初心者にも簡単に適応できる。特に攻撃使われる武器の威力、そしてその当たるスピードがダメージ量となる。
パーティ・レイド等、一般的なMMORPGと同様のシステムがあり、パーティの上限は7人、レイドの上限は7パーティ。このため、ボス戦などは最大で49人までとなる。

通貨単位は「ユルド」。

ALO内時間は、現実世界と同期しておらず、1日が16時間で推移している。これは特定の時間帯でしかプレイ出来ない層を考慮したもので、作中でも夕方にログインするとALOでは早朝だったり、ゲーム内で昼にログアウトすると夜中であったりすることがある。
さらに定期メンテナンスなどでも時間がズレるため、同じ時間にログインしても違った時間が楽しめるし、逆に現実とゲーム内で日の高さが同じこともある。
ゲーム内で時間を参照すると両方の時間が表示されるようになっている。

維持管理しているメインフレームサーバーはSAOサーバーのコピーである。(カーディナルシステムのバージョンもコピー時のもののため多少低い)

AmuSphere(アミュスフィア)

ナーヴギアの後継機で、2つのリングが並んだ円環状の機械。まだSAO事件が収束しておらず事件発生1年後に「絶対安全」を売り文句に出されたハードである。
その内容はただのナーヴギアの「セキュリティ強化版」(VRダイブ中に異常があった場合の緊急ログアウト機能など)であり、脳へ及ぼす電磁パルスも微弱にされたものである。
当然感覚野の信号をとる出力も低下し、SAOと比べると描画エフェクトや戦闘時の動きの体感が損なわれており、SAO生還者にしてみれば物足りなく感じる(特にアバターの静謐さは格段に落ちている)
ナーヴギア後継機である為、後方互換性があり、SAO以外のナーヴギアで動かせたゲームも遊べる。

エンシェントウェポン

古代武具級の武器・防具のことを指す。殆どが「プレイヤーメイド」の最高級品である。
概ね、鍛冶・商人が作り出す武器、防具もNPCの店で売っているものより出来のよいものがある。鍛冶スキルが上であればあるほど最上級品が出来上がる。
特に工匠妖精族(レプラコーン)の「名匠」によって作り出されるものを古代武具級(エンシェントウェポン)と言う。これはレプラコーン種族のみしか製造出来ない。
ただし、製造するための素材、金などのコスとが非常に高く、レプラコーンに大部隊のエンシェントウェポンをそろえるとしたら多大な金額になってしまう。

食事

ゲーム「アルヴヘイム・オンライン」でもSAOのようにお腹は減るが、改善されたのかそれほど空腹は感じず、そもそもおなかが減ったらログアウトして現実で食事をすればいい。ALO内での食事は「妖精の国」を感じる為のただの「娯楽」である。
SAOとは違う、「~のような味」や「~みたいな感触」といった食べ物はなく、味覚エンジンもちゃんとしたもので全て現実世界と同様においしい。
ALO内で食事をすると仮想の満腹感が生じ、ログアウト後に現実世界でも満腹感を覚え、しばらくは消えない。(これは大脳辺縁系付近及び満腹中枢などにパルスが作用していると思われる)。
そのためALO内でたくさん食べて現実世界に返ると「おなかが空っぽなのに食欲が無い」という状態になり、ほどほどにしておく、というのが常識である。

実際このシステムを利用してダイエットを行ったプレイヤーが栄養失調に陥ったり、全てをALOに捧げたべヴィープレイヤーが「現実の食事を忘れて」衰弱死したという事例がすでに数多く報告されている。

元々はSAOに搭載されていた味覚エンジンはアーガスと提携していた某企業が開発したダイエットプログラムである為、それをレクトが吸収、コピー後にプレイヤー向けに改修されたと考えられる。

中立域

概ね、自身の領以外の場所、フィールド、ダンジョンなどを指す。中立域であれば異種族間の戦闘は可能である。
世界樹周辺の場所は殆どが中立域で同盟会場としても使われる。
また、中立域に存在する都市内では、例え異種族間でも互いに攻撃ができない。(PK禁止)

死亡罰則(デスペナルティ)

通称『デスペ・デスペナ』。
一般的なMMORPGで死亡すると、経験値5~10%程度のロストや、取得アイテム喪失、所有金額の半減などのペナルティを負うことである。このため、容易に死ねないということからゲームバランスを整える意味でも必要なシステムである。(そうでなければクエストで突進してレアアイテムを取って殺されてもアイテムは残っている、などということがまかり通ってしまう)
SAOはまさにそのペナルティが『デス』(死)というわけだった。

しかしALOでのデスペナルティは敵プレイヤーに倒されると非装備品が30%ランダムで奪われる、所持金の減少などである。
非装備品の奪われる場合だが、パーティを組んでいる時に限って保険枠というものがあり、自分が死んでも仲間のストレージ(アイテム欄)に転送することが出来る。

また、奪われる所持金の%は原作中に表記がない為、どの程度のものかは不明である。

原作者曰く、アニメ設定では<<BSP>>(ボーナス・スキル・ポイント)という設定があり、BSPは自然にたまるスキル値とは違い、任意にスキルに割り振ることが出来る。死亡するとこのBSPが減るペナルティが存在する。

ただ「自爆魔法」や周囲のプレイヤーを巻き込むような戦いで死ぬとペナルティが二倍になる。

飛行

ゲーム「アルヴヘイム・オンライン」に搭載されているシステムで飛行エンジンにてVRの中で「飛ぶ」ことが可能である。アルヴヘイム・オンラインが大人気となった理由がこれである。
各種族は「妖精」であるから、それぞれの種族の色をした4枚の虫に似た翅を動かすことによって飛行することが出来る。
しかし『滞空制限』が設けられており、せいぜい十分が限界とされる。しかし、世界樹の上にある空中都市に最初に到達して、<<妖精王オベイロン>>に謁見した種族は<<アルフ>>という高位種族に生まれ変わり、滞空制限はなりいつまでも自由に空を飛ぶことができるようになるという。
これは全プレイヤーが夢見るグランド・クエストでもある。

飛行可能な状態では翅に燐光があり、滞空制限になると光が消えてしまう。そのため翅を数分間休ませなければ再び飛行することは出来ない。
また、再び飛翔する為には飛翔回復に「日光」及び「月光」の灯りが必要となる為、比較的暗い場所や地下、洞窟などの場所では基本、飛ぶことが出来ない。

また、一般的に「翅」とは現実の人間にない器官であるため、イメージしずらく、大抵は左手による「補助スティック」にての飛行となる。
ゲーム内のメニュー画面を出すためには左手を使う必要があり、これは補助スティックを使用する飛行中はメニュー画面が開けないというデメリットとなる。

しかし優れた飛行技術を持つものは「補助スティック無しでの本当の生身での飛行、『随意飛行』が可能となり、空中戦闘などでも有利となり、ALO上で一流の剣士とされる。『随意飛行』は本来の「イメージ」のみで飛ぶのではなく、本来ヒトに無いはずの翅を動かす器官、肩甲骨上部に「仮想の骨、筋肉がある」と想定して飛ぶと『随意飛行』が可能となる。『随意飛行』は「補助スティック」飛行に比べ速度、旋回力、制止、などもすぐれている。
非常に早いスピードで飛行することが可能だが、「生身で飛んでいる」ことにはかわりなく、最高速度を出す前に『心理的圧迫感』(恐怖、空間失調等)で減速してしまうことがよくある。

着陸、いわゆる「ランディング」は非常に重要であり、現実世界でいう「飛ぶの簡単だが着陸が一番難しい」という言葉が当てはまる。主に加速する場合は4つの翅を羽ばたかせ、左右旋回は上部の翅だけ羽ばたき、下部の翅で制動を掛け旋回している。減速は、翅の羽ばたきの回数を減らせば良い。
ランディングは飛行機のように、まず翅の羽ばたきを少なくして徐々に速度を落とし、最終的に「エアブレーキ」のように4つの翅で低高度で制動を掛け、自身の足で地面に降りる、という物である。

また感覚野にダイレクトに「飛行している」ということが伝わり、「乗り物酔い」に似た飛行機から降りたときに似る「飛行酔い」をするプレイヤーが数多く居る。

また「飛行限界高度」もあり、大きな山や世界樹に近づこうとしても途中で減速してしまい、飛んで山越え、などは出来ない。
また「仮想の器官」である翅を長時間使っていると不思議なことに疲れを感じる。

魔法

ALOゲーム内で使用できるシステム。
魔法を使用する際は実際に口で<呪文>(スペル)を詠唱しなければならない。このスペルは決まっており、当然暗記しておく必要性が出てくる。ただし「魔法名」は決まっておらず、スペルだけ暗記しておけば良い。(最後に魔法名を叫びたい!という欲求は誰にでもあるだろうが…)
難解な大規模魔法となるとスペルも驚くほど長くなる。
システムが認識できるよう、一定以上の声量と明確な発音を必要とし、もし途中でスペルを間違えれば失敗(ファンブル)となりまた初めから詠唱しなければならない。また魔力(マナ)が足りなくてもファンブルする。

アニメでの魔法詠唱の描写では、スペルが円環上に詠唱者の周囲を回り、正確に発音されたものだけが残り、最終的に文章となって術者の前面に表示され発動する。
発動後、回復魔法の場合はさらに遅延・保留する事が可能なようで、リーファ等が回復を唱えたあとその場に種族のマークが表示され必要な際に放っている。
対して攻撃魔法は前面や頭上、手をかざした場所にすぐエフェクトが展開し対象に投射される。そのせいか一斉投射のためにスペルをわざとタイミングを合わせて詠唱したりしている。

サラマンダーの攻撃火炎魔法やウンディーネの回復魔法、隠行魔法や看破魔法等の支援魔法など、多岐に渡る種別がある。
また種族によって得意分野が設定されているが、そうでない魔法でもある程度は習得可能なようで、リーファが一回でキリトを全回復する回復魔法を使用していたりする。

回復は宿屋やマナポーションを飲むことで回復することが可能。



リメインライト

死亡エフェクト後に1分間のみそのプレイヤーを示す炎が残り、その間に蘇生魔法やアイテムを使えばその場で復活できるが、しなければ自領地で蘇生される。
この一定期間残ってる炎を<リメインライト>という。
作中リーファが「まだそいつらの意識はそこいある」と言うとおり、炎になっても意識がとどまっており見聞きが出来る為、迂闊に情報性のある会話は出来ない。1分経過してようやく動けるようになる、ということである。
また死亡直前の死亡エフェクトを<エンドフレイム>といい、種族によってこのエフェクトは違う。同じくリメインライトの色も違う。

伝説級武器(レジェンダリーウェポン)

伝説武器の事を指す。ALO上に1つしかない、その名のとおり「伝説」の武器である。「伝説武器」との表記ブレがある。
フェアリィ・ダンス編現在で確認されているのは<サラマンダー>将軍ユージーンが装備している<魔剣グラム>と現在名前、形状のみが判明して、入手方法が一切不明の<聖剣エクスキャリバー>の2本のみである。
ほかに存在するかは詳細不明。その後の新生ALOで発見されたものについてはCAL設定CAL武器・防具・アイテムを参照。

Renegade(レネゲイド)

通称『脱領者』
自身が所属する種族の領地を捨てたプレイヤーを指す総称。
これは領地追放された者、また自発的に領地を捨てたもののことで、蔑称でもある。なぜならALOの最終目標は「自種族が世界樹に到達し高位種族<アルフ>になる」ということから、自種族に帰依し、所属しながら他種族よりも先に世界樹へ到達する、という「共同体」的考えが普通であり、理由は何であれ領地を捨て、異種族とパーティーを組み世界樹到達をしようとするのはそもそもの目的を間違っていると(少なくとも領地に帰属意識の高い者からは)考えられているため。

脱領者は、領地への帰属意識が薄いもの、自種族への帰属意識が低いもの(しがらみやルール、雰囲気、パーティの軋轢)、種族全体で戦う義務を嫌うもの、また犯罪を犯したり、自領地を他領地へ情報を流すなどをして売ったりしたものは追放される。前者は「純粋にALOを楽しみたい、翅を使ってどこまでも行きたい」などALO上のルールにとらわれたくないものがし、後者は犯罪者である。

領主から「追放」を受けた場合、中立域のどこかの中立都市へ自動転送され、追放された種族領地に近づくことが出来なくなる。

<<レネゲイド>>は変節者、裏切り者、背教者(主に特にキリスト教からイスラム教に改宗した者)の意味である。

ログアウト

ログアウトについては、ログアウト後、アバターが数分間残る仕様になっている。
ログアウト時は同種族領地内であれば「即ログアウト」が可能であるが、それ以外の場合にログアウトしてしまうとアバターだけ数分間残る上、他種族同士は「PK推奨」のため、他種族領地、中立域では攻撃・略奪され放題になる。そのため自領土以外では安全地帯などでキャンプ用具などの専用アイテムか、見張りを立てての「交代でログアウト」、宿屋内で錠をかけてのログアウトをするのが常識である。

またログアウトというのはよく「トイレ行きたい」や急な用事がはいったということでよくログアウトすることがある。しかし容易に認めてしまうと窃盗をしてからとか、強敵にあって逃げている途中、とかにログアウトも出来てしまうということになる。
そのためにALOも上記のように制限を設けている。

また、作中、キリトがやったような<寝落ちログアウト>というものがあり、VRゲームからログアウトするときもっとも理想的なものと推奨されている。
VRゲームは感覚野に直接接続されているので、VRで受けた5感と現実世界の5感との情報にギャップがありすぎると、ログアウト後不快な酩酊感に襲われる。

ベッドに寝ている状態が多いため、そこから立ってログアウトする「体位が変わる」程度はめまい程度で済むが、キリトがやった塔にぶつかった、高速飛行中、食事中ログアウトなどしてしまうとそのときの状態(ぶつかった衝撃感覚、高速飛行していまだに飛んでいるような浮遊感、何か食べておなかが動いているような感覚)などに見舞われてしばらく動けなくなってしまう。
そのためなるべく静止状態、特に寝ながらそのまま自動ログアウトが望ましい。

ザ・シード

キリトが《ALO》ゲーム内で茅場晶彦に託された、フルダイブ・システムによる全感覚VR環境を動かす為の一連のプログラム・パッケージのこと。開発者の茅場曰く名称は《世界の種子》。

SAOサーバで自立制御していた《カーディナル》システムを整理し、小規模なサーバーでも稼動できるようにダウンサイジングし、その上で走るゲームコンポーネントの開発支援環境をもパッケージングしたもの。

つまり、「VRワールドを創りたい!」という人はそこそこの環境(回線、サーバー等)を用意し、パーッケジングをダウンロードして、必要な3Dオブジェクトを設計、また既にあるものを配置しプログラムを走らせればそれだけで1つの仮想世界が誕生できるというもの。

キリトはこのようなことを頼めるのはエギルしかいないと《ザ・シード》を持ち込み、エギルのコネクションを使い2人で徹底的にプログラムに危険性がないことを確かめた。その後キリトはエギルに依頼し、世界各地のサーバーへ《ザ・シード》を拡散させ、個人、企業に関わらず誰でも落せるよう完全開放した。その結果爆発的に拡張空間は広がりを見せ様々なVRワールドを生み出し続けている。
《カーディナルシステム》の巨額なライセンス料が払えず消滅しそうになった《ALO》も新運営企業が完全権利フリーを謳う《ザ・シード》を利用し消滅を免れ《新生ALO》として新しく誕生した。

ザ・シードにはこのプログラム間を連結させる機能が多数あり他ゲームへ移るコンバート機能などが一定期間後に有効になるよう作られている。

新生ALfheim Online(アルヴヘイム・オンライン)

略称は変わらず「ALO」。通称「新生ALO」。継続プレイヤー間ではレクト運営時を「旧ALO」、その後の新運営企業(後述)によって運営されているALOを「新生ALO」と分けて呼ぶ。

《ALO事件》により、レクトのALO初め展開されていた全てのVRMMOも運営中止に追いこまそうになったが、ALOプレイヤーでもあった幾つかのベンチャー企業関係者が共同出資で新たな会社を立ち上げた。彼らがほぼ無料で買い上げ譲り受け運営されたVRMMORPG。
表向きは《ザ・シード》規格となっている(《カーディナルシステム》の巨額なライセンス料を免れるため等)ものの、中身は以前と同様、SAOサーバのコピーであり、カーディナルシステムもフルスペック版となっている。
キャラクターデータもそのままそっくり委譲され、さらに旧SAOサーバーの複製の上になっていたALOデータ中にはアーガス開発データからSAOの舞台であるアインクラッドのデータがそっくりそのまま保存されていたのを発見した。

新運営企業陣は旧SAOプレイヤーデータを消去せず、代わりにALOと統合するという大胆な方針を打ち出し、史上稀に見ない大規模なアップデートを行った。インパクトのあるアップデートで補填しようという戦略もあったが、運営団体の出資した起業陣の中には2D時代からのベテランMMOプレイヤーもおり、精緻にデザインされた浮遊城をただ消すのはどうしても出来なかった、等という経緯もある。
その後、ソードスキル実装等順次アップデートが行われている。
特に大きなアップデートでは、滞空制限の撤廃による飛行時間の無制限化がされた。

その後の詳細は章編へ→CAL設定

新生アインクラッド

正式名称は「浮遊城アインクラッド」。
2025年5月に、新生ALOが初めに行った大型アップデートによって、SAO時代に舞台となった浮遊城アインクラッドを「新マップ」として実装され1層から10層まで開放された。
新運営企業がレクト本社から買い取ったサーバーは、SAOの舞台であるデータが揃っている事を見つけそれを新マップとして実装したものである。

浮遊城アインクラッドは常にALOの上空を浮遊、周回している。
詳細はその後の章編へ→CAL設定

名前:
コメント:
  • むしろ全部アーガスの技術のつぎはぎじゃねえの -- 名無しさん (2018-03-22 21:35:26)
  • SAO事件の最中にALO開始したけど、事件中によくサービス開始に踏み切ったな。あと、そのタイミングで開始できたってことは、VR技術普通に持ってんじゃんって思った -- 名無しさん (2016-10-16 10:12:49)
  • 須藤とアスナはパンパンした笑 -- あ (2016-07-15 21:59:15)
  • ALOの説明、初っ端から日本語おかしいよ。→「SAO事件がまだ終わってない最中、その1年後」 -- 名無しさん (2016-05-04 13:56:18)
  • 一期BDボックス後半戦の初回付録にあった描き下ろし小説でベンチャー企業「ユーミル」と書かれてますね -- 名無しさん (2015-07-03 20:59:56)
  • 簡単じゃないよ、一年やってても飛べないのが普通、半年で空中戦で斬る時点でシリカは十分凄腕にカウントされる -- 名無しさん (2015-07-03 20:56:34)
  • 仮想の骨と筋肉があると想定するのはかなり難しいと思うな。 みんな簡単にできるのはびっくりだな -- 名無しさん (2015-02-15 20:38:49)
  • 新生ALfheim Onlineの新ALOの項の「《ザ・シード》によって運営されている」は、ALOがSAOのコピー(フルセット版)であるので、正しくないです。強いて言えば「ベンチャー企業によって」ですね。ところでベンチャー企業の名前が「ユーミル」なのはどこからの情報なんでしょうね? -- 名無しさん (2014-12-10 04:01:48)
  • ↓原作記述は明確ですし、待ち合わせ時間の朝焼けから襲撃後の夕焼けまで約10時間、日の出前から日没後であれば特に問題でもないのでとりあえず訂正。 -- 名無しさん (2014-12-05 20:01:17)
  • 原作3巻、170ページですよ。 -- swordart-online (2014-12-01 01:13:02)
  • ↓×2 できれば詳細を。アニメでは、キリト・リーファ待ち合わせ午後3時がALO朝(少なくとも明るい時間)、ユージーン襲撃時午前1時、その後撃退してから夕焼けですが、1日16時間として半日=8時間、少し昼が長いとして9時間としても少々計算が合いません・・・アニメ制作側の問題なのでしょうか? -- 名無しさん (2014-11-26 16:11:14)
  • 伝説級武器に光弓シェキナー、霊刀カグツチ、雷鎚ニョルニルを追加 -- ユージオ (2014-11-26 14:24:48)
  • ALO内時間は16時間で1日経過という描写があったかと。小説かもしれませんが。 -- 名無しさん (2014-11-25 20:00:50)
  • 「ザ・シード規格のVRMMO」とは厳密には「カーディナルシステム上で動作しているVRMMO」(SAOと旧ALOを含む)の後付けの呼称であって、「ザ・シードパッケージを使ったVRMMO」とは微妙に違いますので。 -- 名無しさん (2014-11-25 19:58:57)
  • 新生ALOがフルスペック版でなくなったような描写は存在しないと思いますが。確か「ベンチャー企業がタダ同然で権利を譲り受けた」ってことになってたかと。 -- 名無しさん (2014-11-25 19:49:59)
  • えー。まぁなんといいますか。「GGOでイグドラルシティでてたのになんで載ってないの?」それはアニオリで原作にはちょっとしかでてないからだよっていうのは通じませんよねwikiでは。アニオリだろうがなんだろう描写は原作でもアニメでも放映、書かれていますので当然シティについても「書かなければならない」わけでして。ま、そのへんご理解いただけると助かります。 -- mothersrosary (2014-10-28 17:45:55)
  • ↓×2です。気になって1期最終話見返しましたが一応出てますね。シティの外観というか夜景というか。 -- 名無しさん (2014-10-28 12:49:57)
  • 新生ALOの呼び分けについて加。 -- mothersrosary (2014-10-28 07:25:41)
  • なるほど、そうするとイグドラシル・シティとかもCAL編になるわけですね。ありがとうございました。 -- 名無しさん (2014-10-23 11:11:21)
  • ↓の方へ。編集方針ですが、「ALO編」の最後にアニメ・原作ともに「その後ALOはどうなたのか」が説明されています。現在自分は手が回っていませんが25話の解説にてそれを詳しく記載するつもりですので、「ALOでどうなったのか」だけ、設定を追加しました。(そのためOSSやSSのことはさわりだけで記載していません)後のOSSなどは順次同じく設定に(追加)として「その物語登場したまでの情報にそって」というかアニメ放送に沿ってですね、記載するつもりです。(そうでなくてはあの~編はどうなったのという矛盾疑問が生じます。なのであとはリンクを張って誘導かなと。SSはCAL、OSSはMRみたいにとこちらでは方針は固まっています。 -- swordart-online (2014-10-19 17:56:17)
  • フェアリーダンス編の設定と新生ALOの設定を分けた方がいいかもですね。EEとかCALとかで共用の -- 名無しさん (2014-10-19 05:37:39)
  • ザ・シード追加 -- swordart-online (2014-10-08 06:38:50)
  • 新生ALfheim Online,新生アインクラッド追加 -- swordart-online (2014-10-05 00:12:56)
  • 加筆修正。 -- swordart-online (2014-10-03 06:00:06)
  • 加筆修正。 -- swordart-online (2014-10-02 18:13:27)
  • 妖精王オベイロンがオベロンになってる… -- ミスリル (2012-12-16 21:26:05)
  • ALfheim Online、Renegade加筆。 -- keeel (2012-11-26 01:47:01)
  • エイシェントウェポン、レジェンダリーウェポン 追加。 -- keeel (2012-11-19 16:34:08)
  • 死亡罰則、飛行、魔法を加筆修正。 -- keeel (2012-11-12 17:37:07)
  • 中立域追加。 -- keel (2012-11-12 12:10:10)
  • Renegade追加。 -- keeel (2012-11-05 17:32:26)
  • 食事、死亡罰則、飛行加筆。 -- keeel (2012-10-30 08:15:03)
  • 死亡罰則を加筆修正。 -- keeel (2012-10-29 21:56:10)
  • リメインライト追加。 -- keel (2012-10-28 21:47:00)
  • 食事、ログアウト追加。 -- keel (2012-10-28 21:14:04)
  • ALfheim Online、魔法加筆。死亡罰則追加。 -- keeel (2012-10-21 14:30:08)
  • Alfhelm Online加筆修正。レクトを種族・組織へ移行。 -- keeel (2012-10-19 17:14:41)
  • ALfheim Online修正、魔法追加。 -- keeel (2012-10-14 04:12:51)
  • AmuSphere、レクト追加。 -- keeel (2012-10-13 21:11:31)
  • ALfheim Online追加。 -- keeel (2012-10-13 17:08:56)
  • 雛形作成。 -- keeel (2012-10-07 01:05:07)


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2018年03月22日 21:35