ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド (Negasonic Teenage Warhead)/エリー・フィミスター(Ellie Phimister)


属性:ミュータント、女性
初登場:New X-Men #115(2001年8月)

能力

未来予知、予知夢
エマ・フロストのテレパス・クラスで授業を受けていたことから、ある程度のテレパシーを有していたと思われる。

概要

カサンドラ・ノヴァセンチネルで1600万人のミュータントを虐殺したジェノーシャ襲撃事件の犠牲者の一人。
毎夜、予知のような悪夢に襲われていた。
エマ・フロストの授業中に未来予知の能力で「みんな死ぬの」と発言した瞬間に襲撃に遭い、死亡。生きて描かれたのは僅か2コマだけだった。
青白いゾンビのような外見に前進黒尽くめの不吉な姿をした少女だった。

2016年に、映画版デッドプールに「名前の語感がいい」というだけで、主要キャラの一人として登場。
それに合わせてコミックスでも"Deadpool & the mercs for Money" Vol.2にて久々の登場を果たした。外見も一新、丸刈りの健康的な美少女になった。

その他

命名はグラント・モリソンであり、アメリカのバンド"モンスター・マグネット”の曲「Negasonic Teenage Warhead」からとっている。
"Astonishing X-Men" Vol 3でこの名前を聞いたキティ・プライドは「マジでコードネームが尽きちゃったのね」と発言。
アメリカのファンサイトでは最悪のコードネームとしてラインナップされている。

映画版

2016年公開の映画版『デッドプール』ではデザインも能力も一新。
外観は、丸刈りの普通の女性になった。
同性愛者で、ユキオと付き合っている。
能力は、エネルギーを溜めて突撃し、核爆発を起こすこと。ただしパワーを使うと消耗する。
映画『デッドプール』はカタナや銃で戦うキャラクターが多いので「普通」のスーパーパワーを持つキャラクターを入れたいと考えていたが、予算の都合で、計画していたキャラクターを、CGを使わないキャラクターに変更する必要があり、名前の語感だけで選ばれた。
なお、当初はFoxのX-メンシリーズの中でも、「名前が悪い」として「捨てられていた」キャラクターだった。それを"Warhead"の部分を活かして新キャラとした。
しかし、その結果、名前以外は全く新しいキャラクターになってしまったため、Foxとマーベルが権利について再交渉を行い、エゴ・ザ・リヴィング・プラネットガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスに出す権利を獲得することで、マーベル側がOKを出した。

映画では、ブリアナ・ヒルデブランド(Brianna Hildebrand)が演じており好評を博す。2016年の"ティーン・チョイス・アワード"/映画部門ブレイクアウト・スター賞に、映画「デッドプール」での出演でノミネートされた。なお、ブリアナ本人も同性愛者を公言している。


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最終更新:2020年07月23日 09:03