エレクトラ(Elektra) / エレクトラ・ナチオス(Natchios)

(キャラクター、マーベル)

初登場:Daredevil #168 (1981年1月)
属性:ギリシア人、女性、鍛錬と秘術によってパワーを身につけた

(Elektra#1,2001年1月)

概要

デアデビルことマット・マードックの初恋の女性にして女暗殺者。

オリジン

ギリシア大使の娘。
テロリストから身を守るため幼い頃からマーシャルアーツを学んでいた。
父がアメリカに赴任したためにニューヨークに移り住み、マット・マードックの通うコロンビア大学に入学。そこでマットは一目惚れしてしまう。マットは親友のフォギーにすら内緒にしていたスーパーパワーのことを打ち明けてしまうほど熱の入れようで、二人は恋に落ちる。

ある日、エレクトラと父はテロリストの人質になり、この時マットは初めて超感覚を戦いのために使う。エレクトラの救出には成功するが、警官の誤射によって父は死亡。
エレクトラはこの事件によって絶望し、法によって守られた世界を信じられなくなってしまった。
エレクトラはいずこかへと去ってしまい、マットとも音信不通になってしまった。

エレクトラはその後スティック(デアデビルの師)が率いるチェイストハンドの元でマーシャルアーツを鍛え、賞金稼ぎ又は女暗殺者となる。

賞金稼ぎとして活動する中でデアデビルとなったマット・マードックに再会し、その正体を明かされ、共闘するようになる。

死と復活

エレクトラはブルズアイとの戦いで死亡。その後ハンドによって復活させられ、ハンドが信捧する悪魔によってテレパシーなどの力を得る。


能力

修行によって身につけた格闘術。釵(サイ)を愛用する。
敵の神経節を突いて麻痺させる。
痛覚を遮断したり、自らの感情を平静に保つ。
潜入や諜報の技術。
悪魔によって授けられた超能力。テレパシーやテレキネシスを扱う。
など

トリビア

  • ハンドとの付き合いが長いせいか、日本語が話せる。マーベルナイトの中では、漢字やひらがなで書き表していない、ローマ字書きの日本語がでている。
    • "WATASHI DA. ROCKAWAY BLVD. TO 91 CHOME NO YAKAN BYOINI NI KINASAI." "NANI ?" "HAI! IMA! BAG WO MOTTE KOI."*1(Marvel Knight 80 2Daredevil")
  • デアデビルの映画の派生作品としてエレクトラが映画化されたが、評判は良くなかった。
    • なお、1992年に、オリバー・ストーン監督がミニシリーズ「エレクトラ:アサシン」の映画化を企画したが、エレクトラの映画化権がデアデビルと一緒にFoxに売却されたため、映画化を断念した。
  • ウィル・アイズナーザ・スピリッツに登場する女スパイSand Sarefをベースに、(当時フランク・ミラーが興味を持ち始めていた)日本の格闘術を使うIndigoという仮称のキャラクターを制作したが、これがエレクトラのもとである。


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最終更新:2022年07月18日 12:02
添付ファイル

*1 「私だ。ロッカウェー・ブルーヴァードと91丁目の夜間病院に来なさい」「なに?」「はい!今!バッグを持ってこい」