M-Day



M-Dayはマーベルユニバースで起きた重要な事件の1つ。X-Men (vol. 2) #191で描かれた。世界に数百万人いたミュータントは数百人まで激減した。
現行シリーズも未だにその影響を強く受けている。
現在、インターネットなどでのキャラ解説ページでは、ほとんどの場合「M-Day以降は……」という記述が入るほど、マーベルのミュータントキャラクターにとっては重大なイベント。

【以下にストーリーに関する重要なネタバレがあります】


発端は2005年の大型クロスオーバー"House of M"。
このクロスオーバーにおいて、マグニートーの娘で現実改変能力を持つスカーレットウィッチは、世界を「ミュータントが一般人を支配する世界」に作り替えた。
これにより世界を支配するのは王家となったマグニートーの一家となった。
後に実はスカーレットウィッチをそそのかし、現実改変能力を使わせたのは彼女の双子の弟にしてマグニートーの息子、クイックシルバーであると判明する。
真実を知ったマグニートーの怒りの矛先はクイックシルバーへと向かい、彼を殺してしまった。
絶望のあまりスカーレットウィッチは言った。"We're freaks, Mutants... You chose this over us and you ruined us... Daddy!"(編集者訳:私たちは化け物なのよ、ミュータントは……父さんは私たちよりもこうすることを選んだ!そして私たちを滅茶苦茶にした!"
そして最後に叫んだ。"No More Mutant!"つまり、「もうミュータントなんて無くなってしまえばいい!」と。
彼女の現実改変能力により、世界に数百万人いたミュータントは数百人まで激減した。
この運命の日を「M-Day」と呼ぶ。

結果として大勢のミュータントが能力を失ってしまった。
能力を失った者のうち、ある者は死に、ある者は何らかの方法で能力を取り戻し、ある者は別の能力を得た。この能力を失った者たちの今後は続くシリーズ「Decimation」で描かれた。

この一連の動きは、マーベルの編集長、ジョー・ケサダによると、40年に渡るマーベルユニバースの歴史の中で、増え過ぎて手に負えなくなったミュータントキャラクターたちを減らすために企画されたものであった。

この状況は"Avengers vs. X-MEN"の終盤でフェニックス・フォースが地球上に拡散し、新たなミュータントが生まれるまで続いた。





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最終更新:2014年02月24日 20:23