概要

X-MEN2は2003年に公開されたアメリカ映画。
マーベルコミックのX-MENの実写映画化第二弾である。
原題は"X2"。


【注意:以降の記述にはネタバレが含まれます】




あらすじ


ミュータントは人類の進化した姿なのか、それとも生存を主張する新たな種なのか。
そして、平和共存は可能なのか。

マグニートーがニューヨークで起こした事件から数日後。
ホワイトハウスを謎のミュータントを襲った。悪魔のような姿でテレポートを繰り返しながら戦うそのミュータントは、大統領を刺殺しようとするが、すんでの所でシークレットサービスに撃退された。
残されたナイフには「ミュータントに自由を」というメッセージがあった。

カナダ、アルカリ湖。
ウルヴァリンは失われた自らの記憶を求めて、打ち捨てられた基地を探索していた。
だがそこは既に廃墟と化していて、得られる情報は何もなかった。

とある博物館。
「恵まれし子らの学園」の生徒とその教師であるX-MENたちは校外学習を行っていた。
ローグ、パイロ、アイスマンの3人はそこで一般人といさかいを起こしてしまう。
プロフェッサーXがテレパシーで一般人の動きを止め、その場を納めるが、気になるニュースが耳に入った。
それは先のミュータントによる大統領襲撃事件であった。

一方、ホワイトハウスにはミュータント登録法の成立を推進するケリー上院議員と、ミュータント対策本部顧問のウィリアム・ストライカーが招集されていた。
大統領の命により、ストライカーは「恵まれし子らの学園」の調査と関係者の拘束のため動き始めた。

マグニートが収監されている刑務所は、彼の能力による脱走を防ぐため、全てがプラスティックで構成された牢獄だった。マグニートはストライカーが持つ謎の液体で精神を操られ、「恵まれし子らの学園」の秘密を明かしてしまうのだった。

ジーン・グレイとストームはボストンの廃墟となった教会を訪れる。そこで大統領襲撃の犯人、ナイトクロウラーことカート・ワグナーを発見した。彼はホワイトハウス襲撃は自分の意思ではなく、その前の記憶は無いことを明かすのだった。

プロフェッサーXとサイクロップスはマグニートの面会に訪れていた。そこでストライカーの腹心、レディ・デスストライクの襲撃を受ける。

その頃、二人が留守の学園へ、ついにストライカーの襲撃が開始された。ストライカーはウルヴァリンの過去を知っているとほのめかすが、ウルヴァリンはローグに乞われ、アイスマン、パイロたちと共に学園を逃亡するのだった。学園のミュータントたちの多くはストライカーによって捕えられてしまう。
それは、ストライカーによるミュータント抹殺計画の幕開けでもあった。

一方、刑務所ではマグニートーの腹心、ミスティークによる脱走計画が進行していた。

彼らは、何かに引き寄せられるようにウルヴァリンの記憶が眠る地、カナダ・アルカリ湖の基地を目指すのだった……




主要キャラクター

キャラ名 俳優 概要
プロフェッサーX / チャールズ・エグゼビア パトリック・スチュワート 「恵まれし子らの学園」の校長でX-MENを結成した。世界最強のテレパス
ウルヴァリン / ローガン ヒュー・ジャックマン 謎の金属アダマンチウムの骨格と爪、超回復能力「ヒーリングファクター」を持つ。記憶を失っている。
サイクロップス / スコット・サマーズ ジェームズ・マーズデン X-MENのリーダー。目から破壊光線「オプティックブラスト」を放つが、コントロールできないため、常にルビー・クォーツのサングラスかバイザーをつけている。
ジーン・グレイ ファムケ・ヤンセン X-MENのメンバー。テレパシーとサイコキネシスを操る。
ストーム / オロロ・マンロー ハル・ベリー X-MENのメンバー。天候を自在に操ることができる。
ローグ/ マリー・ダンキャント アンナ・パキン 人に触れると、生命力や能力を吸収してしまう。コントロールできず人を傷つけることに悩み、アメリカを放浪していた。
アイスマン/ ボビー・ドレイク ショーン・アシュモア 冷気を操るミュータント。ローグのボーイフレンドになった。
パイロ/ジョン・アラダイス アーロン・スタンフォード 炎を自在に操る。ただし自分で炎を造り出すことはできない。
マグニートー / エリック・レーンシャー イアン・マッケラン 磁力と金属を自在に操る「磁界の帝王」。チャールズの旧友でもあり、仇敵。現在はプラスティックの刑務所に収監されている。
ミスティーク / レイヴン・ダークホルム レベッカ・ローミン 姿を自在に変えて他人になりすますことができる。本来の姿は青い肌に赤い髪。
ウィリアム・ストライカー ブライアン・コックス 政府のミュータント対策本部顧問。ウルヴァリンの過去について知っているようである。
レディ・デスストライク / ユリコ ・オーヤマ ケリー・フー ストライカーの秘書兼ボディガード。ウルヴァリンと同等の回復能力とアダマンチウムの骨格、爪を持つ。
ジェイソン マイケル・リード・マッケイ ストライカーの息子。マインドコントロール能力を持つ。映画版オリジナルキャラクターだが、マスターマインドの能力をモデルにしているものと思われる。

カメオ出演

メインキャラクター意外に、よく知られたミュータントたちが登場する。

アーティ……頭に思い浮かべた映像を投影することができる少年。
コロッサス / ピーター・ラスプーチン……全身を無敵の生体金属に変えることができる。
シャドウキャット / キティ・プライド……壁や物体を通り抜けることができる。
ジュビリー / ジュビレーション・リー……指先から花火のような小さな火球を発する。一瞬だけ能力を使いかけるシーンが撮影されたが、編集段階でカットされた。
サイリーン ……超音波を発する。バンシーことショーン・キャシディの娘。
ビースト / ハンク・マッコイ……超人的な運動神経と天才的な頭脳の持ち主。劇中ではテレビ画面の中に登場する。

ストライカーのファイル

ミスティークがストライカーの基地に潜入するシーンで、パソコンのモニターに数人のミュータントたちが名前だけ登場する。
ファンサービスであるが、原作コミックとのつながりを見せるシーンであり、今後の出演を期待させるシーンでもあったのでファンの間で話題となった。
コードネームではなく、本名でのリストだった。


以上は画面がアップになるシーンで確認できるが、その前のモニターが広く映るシーンでも名前は確認できる。