ステップフォード・カッコーズ(Stepford Cuckoos)

(キャラクター、マーベル)

初登場:New X-Men #118 (2001年11月)
種族:ミュータント、クローン

能力

  • 強力なテレパス
メンバーは精神を共有している
  • ダイヤモンドフォーム
エマ・フロスト以上に完璧なものとされ、肉体の一部だけのダイヤモンド化が可能、
意識を失っても自発的に解除しない限りはそのまま維持される、などの違いがある。
が、彼女たちはあまりこの能力を使用しない。

メンバー

※姓は全員カッコー(Cuckoo)である。

セレステ(Celeste)
長女。一番おとなしく、優しい性格とされる。

イルマ ”ミンディー” (Irma "Mindee")
ミンディーは通称(後付け設定。理由は後述のトリビアにて)。個性的な性格とされる。趣味はピアノ演奏。

フィービー(Phoebe)
フォービーという表記もあり。
攻撃的な性格とされる。ソフィー死後はリーダー格に。

エスメ(Esme)
エスミーという表記もあり。
よく気が利き、狡猾な性格とされる。ソフィー死後、エマ・フロストを暗殺しようとし失敗、離脱。
その行動は、密かにつながり想いを寄せていたゾーンのためだった。
後に彼に拒絶され、彼の精神を破壊しようとするも、返り討ちにあい殺されてしまう。実はソフィーに取って代わろうとしていた。

ソフィー(Sophie)
五女。支配的で英雄願望があるとされる。当初はリーダー格だった。
キッド・オメガの暴動を止めるべく戦うが、能力を強化する薬物「キック」の過剰摂取が原因で死亡。
しかしその行動はエスメによって操られたものだったことが後に判明。

セレステとソフィー以外の生まれた順番は不明。

概要

ウェポン・プラス計画で創られたエマ・フロストのクローン。型番はウェポンXIVで、14番目の実験体。
当初は5人1組で行動しファイブ・イン・ワンと呼ばれていたが、二人死亡したためスリー・イン・ワンになった。それぞれが強力なテレパスであり、精神的にリンクしている。

当初はセリフも行動もほとんど全て同じだったが、世間での経験を積むことで徐々に個性が出て来た。
髪の色も元はブロンドだったが、フォービーは赤毛に、ミンディーは黒に染めて見分けがつくようにしている。

トリビア

  • 元々、彼女たちの名前の頭文字は並び替えると『SPICE』(スパイスガールズが由来らしい)になるはずだったのだが、五番目の少女の名前が明かされる前にライターが交代。前のライターの意図に気づかなかったために「ミンディー」と設定されてしまい、さらにその後また別のライターが訂正。イルマが本名、ミンディーは通称ということになった。
  • 恋愛運がない。
    • ソフィーはキッド・オメガを振ってしまい、後の彼の暴動の遠因に。
    • ミンディーは反ミュータント暴動で彼氏のジャーメインを失う。後にピアノ練習中に知り合い、関係が深まるかと思われたイカルスも死亡。
    • フォービー、セレステ、ミンディーは学校でのダンスにヘリオンと参加するも、結局彼はウィンド・ダンサーを選んでいる。またその際セレステはヘリオンに片思いしていたため、後々姉妹にからかわれることになった。
    • エスメのボーイフレンド、カトウは実はスポンジのような宇宙人であり、シーアーの先遣部隊員だった。
    • セレステはフェニックスに取り付かれていたとき、短期間、S.H.I.E.L.D.の元隊員であるジェイク・オーと付き合った(ジェイク・オーの暇つぶしだった)が、最後は周辺を大破壊に至らしめた。


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最終更新:2022年02月08日 18:32