マジック(Magik) / イリアナ・ラスプティーナ(Illyana Nikolievna Rasputina)

(キャラクタ—、マーベル)

初登場
イリアナとして:Giant-Size X-Men #1 (1975年5月)
マジックとして:New Mutants #14 (1984年4月)
種族:ミュータント、女性、地球人、ロシア人

能力

テレポーテーション:ステッピング・ディスクと呼ぶ輝く円型の力場によりリンボー界を通過し、遠距離テレポートが可能。時間をも超える力がある
魔法:リンボー界で魔法の力を身につけた。
魔法によりソウルソードや鎧を召喚する。

ソウルソード

ソウルソードはマジックの主武器であり、リンボー界にいたとき自らの生命力から生成したもの。
リンボーの支配者の証でもあり、マジックの成長に応じて形状、性能も変化していった。
通常の剣として使うことも可能だが、最大の特徴は魔法の無効化、魔法によって作られた物およびそれに近い存在・精神や魂への高い破壊力。
また、本来であれば物質を透過できるキティ・プライドのような存在すら攻撃可能である。
使用者の魔法能力を高めたり、ステッピング・ディスクの制御能力もあるとされる。

概要

コロッサスの妹。
ミュータント能力に加え魔術も操るハイブリッド能力者。
ミュータント能力は上述の通りリンボー界を使って時空を自在に行き来することであるが、所属チームからは概してテレポート能力として扱われる。便利屋扱いをされると拗ねることがあり「私は大型バス?」などと皮肉を言うのはテレポーターたちのお約束。

その精神世界はステップフォード・カッコーズによると「ウルヴァリン並に暗くて恐ろしい、でももっと悪魔的」らしい。
("Uncanny X-MEN Vol. 3" #12,2013年9月)

経歴

7歳のときにリンボー界に連れ去られ、1年後に地球に戻ってきたときは15歳だった。
このときドクター・ストレンジに魔術師としての修行を申し入れるが辞退され、エグゼビアの元でミュータントとしての修行をするためニューミュータンツのメンバーとなる。
(Uncanny X-Men #191,1984)

しかし、ニューミュータンツのメンバーとビミョーな関係が続き、むしろニューミュータンツに入らなかったものの、年が近かったキティ・プライドと仲が良かった。
チーム内では「切り札」的存在。ニューミュータンツのみならずX-MEN全体においても重大な役目を果たしてきたが、同時に本人の独断専行しがちな性格やリンボーの悪魔たちとの関係性などからトラブルメーカー・暴走役になることもあった。

やや人間味に欠けている部分があり、ミュータント・マサカーモイラ・マクタガート博士を急遽テレポートで呼び寄せる必要に駆られたとき、シャワーを浴びていたモイラ・マクタガート博士を全裸のままテレポートさせた。

リンボー界では別世界のストームキティ・プライドから白魔術と戦闘術を学び、魔族の王ベラスコから黒魔術を学んだ。
その結果、白魔術と黒魔術、剣術や格闘術、ミュータント能力を併せ持つ万能型の女戦士となった。
(Magik #1〜4)

Avengers vs. X-MEN

クロスオーバー"Avengers vs. X-MEN"ではフェニックス・フォースの力を受け、フェニックス・ファイブの一員となる。

新エグゼビア学園

フェニックス・ファイブとしての戦いに敗れた後はサイクロップスの新エグゼビア学園の教師となるが、能力のコントロールが効かなくなり、学園のメンバーを引き連れてリンボー界へ。そこでドーマムゥと邂逅し、学園のメンバーが苦闘するのを見て魔術の学び直しの必要性を感じたため過去のドクター・ストレンジを訪ねて弟子入りした。("Avengers vs. X-MEN"により両チームの関係性が悪くなったため現在のストレンジには会えなかった)。
("Uncanny X-MEN Vol. 3" #11,2013年)
これによりおよそ30年前の(現実時間で)”Uncanny X-Men”Vol.1 #191でストレンジがマジックの弟子入りを辞退した理由が明らかになり、ストレンジからすると既に未来のマジックに魔術の全てを伝授した後か伝授している最中だったわけである。(もちろん後付け設定と思われる)
黒魔術を学び直したマジックはリンボの悪魔を自在に使役するなど魔術師として成長を遂げた。

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最終更新:2024年04月14日 16:07