バンドデシネ

(用語)

概要

バンドデシネ(フランス語:bande dessinée)は、ベルギー・フランスを中心とした地域の漫画のこと。アメリカン・コミックとは異なる。略称はB.D.(ベデ)。バンデシネとも呼ばれる。
「bande dessinée」の名前は、「描かれた帯」という意味のフランス語に基づく。意訳すれば「続き漫画」であり、英語では「comic strips(コミック・ストリップ)」に相当する語である。
例えば、「タンタンの冒険旅行」「スマーフ」などが有名。

フランス語圏で、漫画は「9番目の芸術」(le neuvième art、ル・ヌヴィエム・アール)として認識されており、批評や研究の対象となっている。

メビウスの代表作『謎の生命体アンカル』(1986年)などの邦訳もあるが、あまり日本での受けはよくない。

なお最近では、荒木飛呂彦の『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(2009年 - 2011年)(ルーヴル美術館とフュチュロポリス社が共同で実施してきたBDプロジェクトの第5弾)や、日本のマンガ風フランスオリジナルのBDが登場するなど、マンガ(韓国のマンファ、中国のマンホァなどアジア地域の漫画作品を含む)との融合も見られる。


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最終更新:2020年09月22日 09:12