ファルコン(Falcon)

(キャラクター、マーベル)

初代:サミュエル・ウィルソン(Samuel Wilson)

初登場:"Captain America #117"(1969 年9月)
種族:特殊な能力を付与された人間、アフリカ系アメリカ人、男性

能力

  • 鳥類とのテレパシー・リンク
レッドスカルコスミック・キューブを使って与えた力により、鳥類とテレパシーで意思疎通ができる。
リンクした鳥の目を通して見ることができる。
特にレッドウィングと名付けた隼とは強く結びついている。
  • 飛行
ブラックパンサーが開発した飛行ユニットを装備し、自在に空を飛ぶ。

概要

通称「サム(Sam)」。キャプテン・アメリカのサイドキックとして長く活動している黒人ヒーロー。

キャプテン・アメリカがレッドスカルと肉体を交換されていた時期に謎の島で出会い、キャプテン・アメリカを助けた。
キャップは島にいたヴィラン集団エグザイルズを倒すため、彼に戦闘術を教え込んだ。さらにコスチュームやコードネームで戦うことを教え、「ファルコン」という名前を与えた。このときは緑色のコスチュームだった。

その後ファルコンはレッドスカルの手先として能力を与えられ、キャプテン・アメリカを倒すために送り込まれたが、結局はキャプテン・アメリカの仲間となり、共にレッドスカルを倒した。その後アベンジャーズの一員ともなった。

キャプテン・アメリカとして

スティーブ・ロジャースがスーパーソルジャー血清の力を失って老化すると、後継にサム・ウィルソンを選び、盾とキャプテン・アメリカの名を受け継いだ。

実写作品

2014年公開の実写映画"キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー"に登場する。演じているのはアンソニー・マッキー。
コミックの紅白の派手なコスチュームから一新、黒を基調としたエージェントらしいコスチュームとなっている。
その後、2021年のドラマ"ファルコン&ウィンター・ソルジャー"内にて、キャプテン・アメリカを襲名。コミックにおけるサム版キャプテン・アメリカに近いトリコロールのコスチュームと盾を装備した。


二代目:ホアキン・トレス(Joaquín Torres)

初登場:(写真のみ) Captain America: Sam Wilson #1(2015年10月)
   :(全身) Captain America: Sam Wilson #3(2015年11月)
   :(ファルコンとして)Captain America: Sam Wilson #6(2016年2月)
種族:吸血鬼と隼と人間のハイブリッド、メキシコ系アメリカ人、男性

能力

  • テレパシー・リンク
サムと同じようにレッドウィングとテレパシーで意思疎通ができる。レッドウィングを通してサムともテレパシーで意思疎通可能。他の鳥については不明。
  • 飛行
腕から生えた翼で自在に空を飛ぶ。
  • ヒーリングファクター
吸血鬼の遺伝子由来の高い治癒能力を持つ。ただし、この能力のせいで元の人間の姿に戻れなくなってしまった。

概要

新たなキャプテン・アメリカ、サム・ウィルソンのサイドキックになった若者。

メキシコ生まれで幼少の頃にアメリカにやってきた。アメリカに移住するメキシコ人の支援などを行っていたが、国境付近で差別主義者集団サンズ・オブ・ザ・サーペントによって誘拐され、カール・マルス博士の人体実験に使われてしまう。
サムの相棒である隼レッドウィングの遺伝子によって強化され、様々な特殊能力を獲得。その後サムによって救出、保護された。
本来であればマルス博士による変異は可逆的なものであったが、実はレッドウィングは吸血鬼の特性を持っており、それによりホアキンは元に戻れなくなってしまっていた。
サムがサーペント・ソサエティに襲われた際に活躍し、彼の相棒になることを決意。新たな「ファルコン」となった。
近年はチャンピオンズと行動を共にしている。

熱心なプロレスファンでもあり、アメリカの各団体のみならず新日本プロレスなどにも詳しい模様。お気に入りはUCWFで、デモリションマンバトルスターのチャリティーマッチ観戦の際には同行していたサムが若干引くほど大興奮していた。

実写作品

2021年のドラマ"ファルコン&ウィンター・ソルジャー"内にて、サムに協力する友人ホアキン・トレス中尉として登場。演じているのはダニー・ラミレス。サムから故障したファルコンのスーツ、レッドウィングを預かった。

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最終更新:2021年07月20日 21:55