シーアー帝国(Shi'ar)

(用語、マーベル)
正式な発音は【ʃiːˈɑr】すなわち”shee-ar”、日本語では「シーアー」と表記されるが、「シャイア」と表記されていた時期がある。

初登場:X-Men vol. 1 #97 (1976年2月)

概要

クリースクラルと並ぶ銀河三大帝国の1つ。
地球を遥かに超える科学力を持つ強大な戦闘集団。
しかし、スクラルクリーとは異なり、彼らの宗教的信条の一つである「異種族との<結婚>により発展する」ことに基づいて、占領によって他種族を押さえつけることより、(時に武力も使うが)一度支配すれば自分の帝国の下にある限り、種族をそのまま発展させるという特徴がある。

種族

中心となるのは、人間と鳥のハイブリッドのような種族であるシーアー人(シーアー人の頭の上にある、人間の髪の毛のようなものは羽毛である)。

シーアー人と(ミュータントを含む)人類のハイブリッドには、ザンドラ・ネラマリ、ライフガードスリップストリームアダム-Xなどがいるので、シーアー人と人類は交配することが可能のようだ。

政治形態

政治形態は、権力の象徴である錫杖を持ち玉座に座る皇帝の下に、各星が連邦を形成したもの。政治は「玉座に座っている者」の命令とそれへの忠誠で進められ、玉座に座る者の資質によって大きく変わる。
皇帝の玉座には、エムクラン・クリスタルという巨大な紅い宝石状の宝物が飾られているが、中にフェニックス・フォースが閉じ込められている。フェニックス・フォースは破壊と再生を司っており、エムクラン・クリスタルから放たれることは大変な脅威を起こすものとなる。
また、皇帝は側近インペリアル・ガードによって守られる。

インペリアル・ガードグラディエーター(ストロンティア人)が皇帝になれたところを見ると、皇帝は必ずしもシーアー人である必要はないと思われる。

現在は、プロフェッサーXと女帝ネラマニの間の娘、ザンドラ・ネラマリが玉座についている。

複雑な法体系を持っており、中に「名誉のため決闘を行う権利」がある(プロフェッサーXはこの権利を使って、X-MENインペリアル・ガードの決闘を要求した)。

地球との関係

ミュータントに縁が深く、X-MENと係わりが深い。
また、ダークホークのアンドロイドボディーは、シーアーの技術と魔法によってつくられている。

フェニックス・フォースはミュータント、テレパスなどに親和性が高く、特に地球人のテレパスであるジーン・グレイ、およびその血族とよく親和する。このため皇帝ディケンが殺戮部隊デス・コマンドを差し向けて、ジーン・グレイの血縁者を殺している。


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最終更新:2021年05月19日 01:09