Dead Girl/ムーンビーム Moonbeam (フルネームは不明)

能力:すでに死んでいるので不死。超回復力。霊と話すことができる。霊体で行動できる。
初出:X-Force #125 (2002)
種族:ミュータント、アメリカ人、女性
所属:X-Force 第二期→X-Statix

概要

デッドガールは第二期X-Force(後のX-Statix)に途中から加わった女性ミュータント。
「すでに死んでいる」という特異な能力を持つ。
セリフの吹き出しが震えているように描写されるという特徴がある。死や死体に関するジョークや引用句を好む。

能力

既に肉体が死んでいるデッドガールは、自在に体の一部を切り離すことができ、もう一度再生することができる。
どんなに激しい攻撃を受けようが、傷つけられたり破壊されたり、骨だけになったり、全身がミンチのようになっても回復する。もし一般人なら致命的な毒を受けても生き残ることができる。
霊体になって歩くことができ、死の世界に行くことも可能。
死者の霊とテレパシーで会話することができ、死んだばかりのゾンビや幽霊を復活させることもできる。そして死者の像を他の精神から呼出すことができる。
普通よりは力が強く、敏捷である。

オリジンと経歴

デッドガールは女優になるためにニューヨークに移り住んだミュータントだった。
一夜の情事の末に殺害されたが、ミュータントパワーのおかげで蘇り、逆に殺人犯を殺す。
その後、カルフォルニアに移り住みフリーの冒険家となると、すぐに公募をしていたミュータントチームX-Forceの一員となった。X-Forceは任務をテレビで生中継するミュータントチームである。
チームはユーゴーガールが殉職すると、その最後の願いを聞き入れ、名称をX-Statixに変更した。

やがてデッドガールはアフリカ、マレーシア、インドと転戦する中で、自らが勇猛な戦士であることを証明した。
また人気メンバーとなり、ファッションモデルとしても活動し始める。

そんな中、彼女に死者からの警告がテレパシーで届いた。ブラッド・ガットマンという葬儀屋の男が、作業にかこつけて死体を穢しているという。デッドガールはガットマンが実の娘ブリトニーの死体にいたずらをしようとするのを阻止するために心臓を抜き取った。そして、わずかな生命力を与え、これまで彼が辱めた死者の霊たちが仕返しをしている間生かし続けた。

デッドガールはX-Statixの最後の任務で死亡。この任務でチームは攻撃を受けて全滅するが、不死の能力を持つデッドガールは「謎の病気で死亡」という扱いになった。

X-Statix Presents: Dead Girl

2006年からは、デッドガールを主人公としたミニシリーズ"X-Statix Presents: Dead Girl"が始まった。
死後の世界ではピティフル・ワンという謎の存在が、死亡したヴィランや元ヒーローの霊を集め(アナーキストミステリオクレイヴン・ザ・ハンターミス・アメリカ)、ニューヨークを破壊するため動き始めた。デッドガールの霊と魔術師のドクター・ストレンジは協力し、すでに死亡したヒーロー、ファントムライダー、二代目アントマンことスコット・ラング、ミスターセンシティブたちの霊を仲間として集め、戦った。






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最終更新:2012年12月10日 18:32