セバスチャン・ショウ(Sebastian Shaw)

(キャラクター名、マーベル)

初登場:X-Men #129(1980年1月)
種族:ミュータント、男性、地球人

能力

あらゆるエネルギーを吸収し、自らの腕力に換える
当初は、直接エネルギーを吸収(例えば、殴られるなど)する必要があったが、人為的なセカンド・ミューテーションで触れる必要がなくなった。

概要

元はアメリカ有数の実業家という表の顔と、ヘルファイア・クラブのブラックキングという裏の顔を持っていた人物。
「あらゆるエネルギーを吸収する」能力は、攻撃側がよほど戦略を練らない限り、ほぼ無敵に近い。
最近までユートピアの地下に秘密裏に監禁されていたが、Avengers vs X-Menでアベンジャーズ・アカデミーに避難した際、脱走した。

(Uncanny X-MEN #132 1980年)
初期のセバスチャン・ショウ。コロッサスに殴られてもびくともしない!

ヘルファイア・クラブ

自身の会社、ショウ・インダストリーを立ち上げ、40代で億万長者になる。
ハイソサエティに属する女性に恋をしたが、この結果ヘルファイア・クラブに入る権利を与えられる(ウォーレン・ワージントンJr.(アークエンジェルの父親)、ハワード・スターク(アイアンマンの父親)、ジョン・ブラドック(キャプテン・ブリテンサイロックなどの父親)と同期)。
セバスチャンは、ヘルファイア・クラブ内でブラック・キングとなり、テッサエマ・フロストを引き入れる。
このときのホワイト・キングがセンチネルを使った反ミュータント計画に加担していたことを知り、内乱を決行。エマ・フロストに、テレパシーでホワイト・キングにホワイト・クイーンを殺させ、自殺させた。この報償でエマ・フロストをホワイト・クイーンに昇格させる。

ネイモアとの因縁

次のホワイト・キングを誰にするか、ふさわしい人物を考えていると、最初トニー・スタークが思い浮かぶが、当人から拒絶される。次にネイモアに話を持ちかけたが、「そのようなつまらんことで世の時間をとろうなど、次に来たら殺してやる」と徹底的に拒否される。セバスチャンはこれを聞き激怒、エマ・フロストになんとしてもネイモアを落とすように指示した。エマ・フロストは二週間ネイモアとともに過ごしたが、エマから連絡がないため、セバスチャンは殺されたか捕らえられたかしたと考え、センチネルを差し向けた。センチネルはネイモアとエマ・フロスト、そしてアトランティスを攻撃したが、ネイモアはこれをアトランティスに対する戦争と宣言、攻撃基地を探り当て、反攻に移った。ネイモアとエマ・フロストはセバスチャン、ドナルド・ピアースセレーネと対し、セレーネエマ・フロストの記憶を消してヘルファイア・クラブ側に寝返られさせた。二人のテレパスの下、セバスチャンはネイモアに殺せるような距離に近づかないと約束し、ネイモアはいつか復讐することを誓い、去った。

家系

マーベルユニバースと深い関連を持つ家系。

1692年のセーラム魔女裁判時に、ソーサラー・シュープリームで先祖に当たるハイラム・ショウがおり、息子の愛人がアビゲイル・ハークネス(セーラムにおり魔女と見られたところから、アガサ・ハークネスの親類と考えられている)だった。

18世紀には、ジーン・グレイの先祖でヘルファイア・クラブの一員レディー・グレイが、ウォーレン・ワージントン三世の祖先であるワレン・ワージントンから秘密を奪おうとしたとき、ショウ家のエリザベスを利用したが、二人が恋に落ち失敗、子供が残される(このためワージントン家とショウ家は親戚に当たる)。

1915年、ヘルファイア・クラブに属したコーネリアス・ショウ(セバスチャンの祖父)が死亡、二人の息子のうちジェイコブ・ショウ(セバスチャンの父)がヘルファイア・クラブで父の地位を受け継ぐ。あるときミスターシニスターがジェイコブを訪れ、変身のパワーを与える。ミスターシニスターはもう一人の兄弟エサウをジェイコブが殺すように命じ、ジェイコブはエサウを殺す。

セバスチャンの婚外子にシノビ・ショウがおり、父親を殺し地位と財産を奪おうとした。しかし、セバスチャンにより殺害される。シノビ・ショウは、ネクローシャとクラコアで再生している。


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最終更新:2021年06月16日 18:28
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