エリック・オ・グレイディー(Eric O'Grady)
(キャラクター名、マーベル)
概要
三代目アントマンだが、人間性は最低の男。
せこく、臆病で、常に自己の保身しか考えていない。戦闘中でも縮小能力を使って平気で自分だけ助かろうとする。しかしその一方で善良な面も見せるにくめない男。
縮小能力を使い、知りあった女性のシャワー室に潜入したり、ヒーローとヴィランの戦いで破壊された建物から火事場泥棒を働く。
オリジン
エリックは元
S.H.I.E.L.D.のエージェント。監視室で閑職についていた。
ヘリキャリアー内でハンク・ピム(実はスクラル)の部屋を警護中、アクシデントからハンクを気絶させてしまう。その隙に一緒に任務についていた親友クリスが新型アントマンスーツを勝手に着用し、脱げなくなる。クリスは縮小状態から戻る方法がわからず、数日間ヘリキャリアー内を彷徨っていた。
ようやく元の大きさに戻ったところでヘリキャリアーがハイドラの襲撃を受け、クリスが死亡。その場に偶然居合わせたエリックは、死にたくない一心でクリスのスーツを脱がして着用。生きながらえることができた。
しかし、本来スーツを着るはずだったエージェントのミッチが盗まれたスーツの行方を追う任務を帯び、エリックは追われる身となってしまう。
エリックは瓦礫の下敷きになっていた少女を救出したのがきっかけで
ダメージ・コントロール社に入社。デレク・サリバン(Derek Sullivan)及びスレイング・マンティス(Slaying Mantis)を名乗る。
そして"
World War Hulk"で
ハルクと
アイアンマンの戦いに巻き込まれ、重傷を負い、ついにS.H.I.E.L.D.に保護される。
一方、ハンクとトニー・スタークはS.H.I.E.L.D.のエージェントの中からアントマンスーツにふさわしい人物を探していたが、使いこなせる人材がみつからなかった。結局はこれまでスーツを使いこなしていたエリックが適任ということになり、正式にアントマンと任命された。
エリックは
フィフティ・ステイト・イニシアティブ体制下のもと、
キャンプ・ハモンドに送られ訓練生になった。
Secret Invasionなどでは何やかんやで世界を救う重要な役割を果たす。
能力(アントスーツ)
縮小
縮小しても元の腕力を維持できる
アリとコンタクトをとる
ロボットアームによる飛行、火炎放射。
シークレットアベンジャーズ参加に際して、
ワスプと同種のブラスト、巨大化の機能も付与された。
特殊能力ではないが、平気でウソをつくことができる。
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最終更新:2014年10月01日 10:43