バッキー・バーンズ (James Buchanan "Bucky" Barnes)

(キャラクター、マーベル)

初登場:Captain America Comics #1 (1941年3月)
種族:人間

概要

少年期にキャプテン・アメリカサイドキック(相棒)だった人物。
インベーダーズのメンバーとして第二次世界大戦を闘った。

キャップのサイドキックになったのは、キャップが一兵士として軍の宿営所にいて、キャップのスーツに戻ろうとしたとき、偶然、少年兵のバッキーが宿営所を覗き、キャップの正体を見てしまったため、口止めにヒーローにしてもらった。

キャプテン・アメリカと共に爆弾を積んだバロン・ジーモの飛行機を止めようとしたが、空中で爆発に巻き込まれ、死亡した(ということになっていた)。


復活とウィンター・ソルジャー

キャラクターが死んでもすぐに生き返るアメコミの世界にあって、長らくグウェン・ステイシーベンおじさんと「マーベルの三大生き返らないキャラクター」とされていた。またマーベルの世界では、皆(特にキャップ)が少年のサイドキックをとらない理由として「バッキーのように危険な目に遭わせたくない」ということが挙げられていた。
2005年に「明確に死んだところを描いていないキャラクターは、死んでいない」という理屈で、復活を果たす。

後づけ設定として、バッキーはソ連の潜水艦に救出されたことになった。
この設定では、WWII以降は冷凍保存され、任務*1のある時だけ解凍されて行動するソ連〜ロシアの暗殺者「ウィンター・ソルジャー」として活動していたとされた。そのためWWIIよりも大人にはなったが、まだ若々しい肉体を保っている。

キャプテン・アメリカ襲名

シビル・ウォーの直後、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャーズが死亡(と思われていた)すると、新たなアメリカンヒーローのシンボルとしてキャプテン・アメリカの名を受け継ぐ。
銃を使うのがスティーブとの大きな違い。

シージ

クロスオーバー"SIege"では復活したオリジナルのキャップとともに、二人のキャプテン・アメリカとしてノーマン・オズボーンの組織と闘った。

フィア・イット・セルフ、再びウィンター・ソルジャーへ

クロスオーバー"Fear Itself"では、レッドスカルの娘シンとの戦いで瀕死の重傷を追う。
アベンジャーズのメンバーはバッキーが死んだと思い込んでいたが、実はニック・フューリーによって治療され、一命をとりとめた。
バッキーはそのまま表向きには死んだことにしてキャプテン・アメリカの名を捨て、再び暗殺者ウィンター・ソルジャーとして生きることにした。

能力

訓練により獲得した格闘戦や銃火器の扱い、暗殺術。
ナイフの達人でもある。

左腕は飛行機爆発の時に破壊され、義手となっている。この義手は放電や怪力などの能力を持つ。
義手の肩にソ連のマークである赤い星が描かれており、顔を出さないときなど、義手の星を描いて誰か分かるようにしている。

その他のバッキー

オリジナルバッキーの「死」以後、何人かがバッキーを名乗った。

フレッド・デービス(Fred Davis)

第二次世界大戦後期〜大戦後のバッキー。

ジャック・モンロー(Jack Monroe)

1950年代のバッキー。
ノーマッドというヒーローとしても活動したが、ウィンターソルジャーとなったオリジナルバッキー に暗殺される。

リック・ジョーンズ(Rick Jones)

ハルクの親友だった少年。

レマー・ホスキンス(Lemar Hoskins)

後にバトルスターに改名。

リッキ・バーンズ(Rikki Barnes)

ヒーローズ・リボーンのときの異世界出身の少女。その世界のキャプテン・アメリカ関係者の孫で、キャプテン・アメリカサイドキックとなる。後にノーマッドを名乗り、スパイダーガール(アンニャ・コラゾン)の相棒として活躍した。





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最終更新:2022年04月09日 08:32

*1 任務にはレッド・ルームのために少女を連れてくるというものもあったようだ