ヒューマン・トーチ - アメコミ@ wiki

ヒューマン・トーチ Human Torch

（キャラクター名、マーベル）

概要

「人間たいまつ」の名前通り、全身から炎を発し、飛行能力を持つヒーロー。
マーベルでは２人のヒューマン・トーチが存在する。名前と能力は似ているが、互いに関係はない。

ジム・ハモンド (Jim Hammond)

初出：Marvel Comics #1 (1939年10月)
種族：アンドロイド

概要

ゴールデン・エイジのコミックで活躍したアンドロイド。
フィネアス・ホートンという科学者が製造し、1940年に公開されたがその場で空気と反応して発火したため、「ヒューマン・トーチ（人間たいまつ）」の名前をマスコミにつけられた。しばらく発火しないように地中に埋められていたが、このときに人間社会のことを学習した。のちに警察官として活動。

第二次世界大戦では、同じように発火能力を持つトロというミュータントの少年をサイドキックにして、キャプテン・アメリカやネイモアと共にインベイダーズを結成し、枢軸国と闘った。

正式には、マーベルの前身、タイムリー・コミックスのキャラクターだった。

ジョニー・ストーム (Jonathan Lowell Spencer storm)

初出：Fantastic Four#1 （1961年11月）
種族：後天的に変異した人間、男性、地球人

概要

ファンタスティック・フォーの一員。他のメンバー同様、ロケットで宇宙探査を行おうとして宇宙線を浴び、能力を得た。
全身から炎を吹き出す状態に変身するときは「フレイム・オン」というかけ声を発する。
メンバーで一番若いせいか、いつまでも悪ガキでプレイボーイとして描かれる。

最近はファンタスティック・フォーの露出が減っているのであれだが、1970年代あたりはマーベルを背負って立った人気ヒーローの一人。

前歴

母親を交通事故で亡くし、父親がその影響で働かず酒に溺れるようになり、ついには借金取りと争って死んでしまう。孤児になったジョニーは、姉のスーザンのところに身を寄せる。スーザンはこのときすでにリード・リチャーズと婚約していた。こうしてリード・リチャーズ、スーザン・ストーム、ジョニー・ストーム、ベン・グリムが運命の宇宙行に乗り出すわけだが、このときジョニーは16歳。

能力

全身から発火。
飛行。
炎を噴射したり、球体にして投げつけるなどで攻撃。
炎を操る。

トリビア

• ジム・ハモンドとジョニー・ストームとの見分け方は、パンツを履いていないのがジムで、パンツを履いているのがジョニー。
• 昔は、歳が近く若かったジョニー・ストーム（ヒューマントーチ）、ピーター・パーカー（スパイダーマン）、ボビー・ドレイク（アイスマン）の三人で連んでおり、「三悪ガキ」扱いされていた。
  • この三悪ガキがカートゥーン"Spider-man and his amazing friends"の元だったが、一時期「ヒューマントーチ」の版権が他者に抑えられていたため、代わりにファイアスターをカートゥーン用に作成、後にEarth-616に入れられた。

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