MVP / マイケル・ヴァン・パトリック(Michael Van Patrick)


初出:Avengers: The Initiative #1(2007年4月)
死亡:同上
種族:人間

概要

フィフティ・ステイト・イニシアティブ計画で発足した新人ヒーローの訓練機関、キャンプ・ハモンドの一期生。
キャプテン・アメリカの超人兵士血清を開発したアブラハム・アースキン博士のひ孫。
運動能力にたけ、スポーツ界で活躍していた大学生だったが、その出自から能力者ではないかと疑われる。繰り返し行われた検査では身体に異常は発見されなかったが、メダルを剥奪され、スポーツ界から追放された。
超人登録法制定により、イニシアティブ計画が実行に移されると、ジャスティスによりスカウトされてキャンプ・ハモンドへ。その身体能力から期待がかかる。
しかし能力テストでアーマリーの能力が暴走。クラウド9をかばい、アーマリーのビームで頭を吹き飛ばされて死亡した。
(Avengers: The Initiative #1)

その後の検査でも完璧なDNAを持った普通の人間であると確認される。

クローン

イニシアティブの科学者バロン・フォン・ブリッツシュラッグ博士によって多くのクローンが製造された。
最初のクローンは死んだMVPの代わりに故郷に帰り、父親と暮らすことになった。しばらくは本物のふりをしていたが、KIA事件の時にクローンだと明かした。

3人のクローンはそれぞれ、マイケル、ヴァン、パトリックと名乗り、スカーレット・スパイダーズとなった。これは、もともとトニー・スタークスパイダーマンのために開発したアイアン・スパイダーのスーツを3人に着用させたもの。
ただし、この3人の遺伝子にはブリッツシュラッグ博士の遺伝子も含まれており、純粋なクローンではない。

またクローンの一人は暴走し、KIA(killed in action,すなわち戦死)と名乗ってイニシアティブの仲間を襲撃。8人のS.H.I.E.L.D.エージェント、スカーレット・スパイダーズのヴァン、新人訓練生タコ・シャマラ、そしてトラウマ(後に復活)を殺害した。

オリジン

実は、キャプテン・アメリカを創ったアースキン博士は、超人兵士を創るための秘密の研究結果を家族に残していた。
それは、特殊な血清を使うのではなく、健康で強靭な肉体を作るための食糧の栽培法や、身体能力を向上させるためのトレーニング方法だった。
MVPは子供の頃からこれを実践し、常人としては最高峰の肉体を作り上げたのである。
(Avengers: The Initiative Annual #1)


能力

常人としては最高峰の身体能力


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年06月28日 13:58