ハスク(Husk) / ペイジ・ガスリー (Paige Guthrie)


初出
"Rom Annual #3" (1984年11月):ガスリー家の一人として
"X-Force vol. 1 #32" (1994年3月):ミュータントとして

種族:ミュータント、女性
兄:キャノンボール:サム・ガスリー

能力

皮膚を剥がし、脱皮することで肉体をあらゆる物質に変化することができる。
アダマンチウムや鋼鉄やダイヤモンドなど固形物はもちろん、炎や酸などに変化することも可能。

概要

多くのミュータントを輩出したガスリー家の出身でキャノンボールの妹。
能力については多くの場合全裸*1であり、当人も気にしている様子。
ジェネレーションXを経てX-MENなどに参加した。

経歴

能力開花前

ケンタッキー州の田舎の農家の生まれ。
兄のキャノンボールがミュータント能力を発現させて家を出て以来、次は自分の番だと期待して能力の開花を待ちわび超能力の練習を繰り返していた。
母からは「焦らなくても魚が川を昇るように、蛇が脱皮するように成長すればそうなるものよ」と言われていた。
待ちきれなくなったある夜、ペイジが天に向かって「私をミュータントにするなら早くしろ!でないと自分で自分の皮を引き裂いてやる!」と叫ぶと、本当に皮膚が裂け、能力が開花したという。
ペイジはミュータントになったことを大いに喜んだ。(Generation X#24,1994年1月)

ジェネレーションX

初代ジェネレーションXのファウンディング・メンバーの一人。
ミュータント能力を使うとき皮膚を剥がして落とす必要があるため、気持ち悪がられたり落ちた皮膚を片付けろと文句言われたり(主にジュビリーに)するのがお約束だった。
スキンに田舎者扱いされたり、チェンバーと恋仲になったりした。
チェンバーの自己破壊的な行動により、別れて、よりを戻してを繰り返したが、結局別れる。

ある事件で能力が不安定になってしまう。

ウルヴァリンのジーン・グレイ学園には教師として参加。
用務員のトードが勇敢に生徒を救う姿を見て恋仲になる。
しかし能力のコントロールは悪化し、精神的にも不安定になったために離脱した。
実は、精神的な不安定化はセカンド・ミューテーションによるものだった。

家族


トリビア

  • アルコールにめっぽう弱いらしく、ビール一本(おそらく直飲みの小ビン)で酔っぱらっていた。
    • この時介抱された(というよりクダを巻いた)のがきっかけで、一時期チェンバーと付き合うことになった。
  • X-MEN史上で悪名の高い、エンジェルとの空中セックスをやったことで有名。


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最終更新:2024年03月26日 19:58

*1 「衣服を着けていない」という意味で