アマデウス・チョウ(Amadeus Cho)


初出: Amazing Fantasy vol. 2 #15 (2006年1月)
種族:人間→ガンマ線を浴びて変異した人間、男性、アメリカ人、韓国系

概要

アジア系(韓国系アメリカ人といわれる)の天才少年。
媒体によっては、「アマデウス・チョ」と書かれる。

リード・リチャーズによって「世界で7番目の天才」と称される。しかし、"Secret Invasion"を経て地球に帰還したハンク・ピムによって「世界で8番目」と言われ、さらにブルース・バナーには「世界で10番目」と言われた(ただし、後に8番目と言い直している)。
なお、本人はムーン・ガールがパズルを解くところを見て、「(ムーン・ガールは)世界一の天才」と言っている。

物事を瞬時に計算し、小さな行動で大爆発を引き起こすなど能力は幅広く応用される。

初登場のころはコヨーテの子どもを助けた有名な話があり、イラストもコヨーテの子どもを上着の下に入れて抱いているものが多かったが、今は下記の通りハルク化したイラストが多く使われている。

ハルク(ブルース・バナー)やハーキュリーズと筋肉男のサイドキック役が続いた。ここではゲイ疑惑を自ら否定。しかしバトルワールド編ではサカールと組んでいたところ、ジュビリーにサカールを「あんたのボーイフレンド*1」と呼ばれてしまうとか、メデューサにハーキュリーズのお稚児さん*2扱いされるとか、そっち方面でも災難を受けている。

バトルワールド終了時には、自らガンマ線を浴び、新世代のハルクとなる。後に名前を「ブローン/Brawn:腕力」と変える*3ハルクより痩せ型で、ハルク化しても理性を失わないのが特徴。

家族

双子のきょうだい、マダム・キュリー・"マディー"・チョウがおり、彼女も天才である。彼女は一時、ハルク・ミッションの司令をやっていた。

マイティ・アベンジャーズ

クロスオーバー"Dark Reign"では、再結成されたマイティ・アベンジャーズの一員となった。

チャンピオンズ(2016)

ミズ・マーベル/カマラ・カーンらの呼びかけに応じて初期メンバーになる。
ヴィヴが自分のセクシャリティーを探る中、アマデウス・チョウとキスしたが、あまりいい感じはしなかった様子。

マーベル・シネマティック・ユニバース

MCUではアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(実写映画)に登場した女性科学者がヘレン・チョ博士と呼ばれており、これは原作におけるアマデウスの母と同名。
またインクレディブル・ハルク(実写映画)に登場したピザを食べている科学者(役名なし)はノベライズ版ではアマデウス・チョウということになっている。
いずれにせよ本人との関連は今のところ不明。




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最終更新:2022年07月22日 10:43

*1 暗にホモセクシャルな関係を言っている

*2 ギリシャ時代には年上の青年が少年の面倒をみる習慣があり、その中には当然ホモセクシャルな関係が含まれた

*3 "Brawn & Brain":優れた肉体と高い知性を兼ね備えた人物の意味